副業とは?基礎知識や注意点、副業選びのポイントなどを徹底解説!

最終更新日:2021年01月15日

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働き方改革の影響で、最近では副業に興味をもつ方が多く見られるようになりました。ただし、副業を成功させるには、メリットやデメリット、選び方のポイントなどをきちんと理解しておく必要があります。

そこで今回は、副業の概要や注意点、おすすめの副業などを徹底的にまとめたので、副業に興味のある方はぜひ最後までチェックしてみてください。

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目次

そもそも副業とは?

副業の目的

副業のメリット・デメリット

副業を始める前に確認したいポイント

副業における注意点

副業選びのポイント

おすすめの副業

どのような副業にも計画は必須

そもそも副業とは?

副業には似た言葉がいくつか存在しており、なかには別の言葉と混同して覚えている方も見られます。そこでまずは、副業の定義や代表的なものなど、最初に押さえておきたい副業の基礎知識をまとめました。

副業の定義

一般的に副業とは「本業以外のビジネス」を指しますが、実は副業に法律的な定義はありません。つまり、副業の範囲はケースによって変わるため、勤務先で禁止されている副業は企業ごとに異なります。

ただし、地方公務員や国家公務員に関しては、法律上で副業に関するルールが定められています。本業に支障が出る副業はもちろん、公務員は営利目的や情報漏えいにつながる副業が禁止されているため、該当する方は注意しておきましょう。

複業、兼業との違い

次は、副業と混同しやすい言葉の意味をチェックしていきましょう。

  • 副業…本業以外のビジネスのこと
  • 複業…本業にあたるビジネスを複数抱えること
  • 兼業…2つ以上の仕事に取り組むこと

上記のうち複業は、「パラレルワーク」とも呼ばれる働き方です。働き方が多様化した影響で、最近では副業を始める人だけではなく、「パラレルワーカー(複業に取り組む人)」も徐々に増えてきました。

ちなみに、複業と兼業にも明確な定義はなく、シーンによっては副業とほぼ同じ意味で使われることもあります。ただし、厳密には異なる言葉なので、上記の違いは正しく理解しておきましょう。

代表的な副業

では、実際にはどのようなビジネスが副業にあたるのか、代表的なものを簡単に紹介していきます。

  • 飲食店でのアルバイトや経営
  • 古着屋や雑貨屋などの小売
  • ハウスクリーニングなどの訪問型サービス
  • 学習塾やヨガ教室など、各種スクールの運営
  • アフィリエイトサイトやブログの運営
  • クラウドソーシングでの受注

広義ではオークションや投資なども副業に含まれますが、これらのビジネスは実態を細かく把握することが難しいため、狭義では副業に含まれないケースもあります。
また、上記はいずれも副業として始められるものですが、必要な起業資金や設備、稼働時間は大きく変わってくるので、事業計画はきちんと考えておきましょう。

副業の目的

以下のデータを見ると分かるように、副業に興味をもつ人は年々増えており、その影響で副業の目的も多様化してきています。

■副業を希望する雇用者の数

時期 2002年 2007年 2012年 2017年
副業希望者数(単位:千人) 2,772 2,993 3,237 3,850

■副業をした理由(複数回答あり)

副業をした理由 割合
副収入が必要だから 68%
空いた時間の活用 31%
貯金をしたいから 28%
いろいろな仕事を経験したいから 25%
気分転換 20%
やってみたい仕事があったから 16%
スキルアップ・ステップアップをしたいから 13%
いろいろな人と出会いたいから 11%
友人・知人に誘われたから 7%
その他 3%

副業と聞くと副収入をイメージするかもしれませんが、最近ではステップアップや起業のために副業を始める方も増えています。フランチャイズの台頭や働き方改革の影響で、副業を始めるハードルは下がりつつあるので、今後も副業に興味をもつ方は増加する可能性が高いでしょう。

出典:厚生労働省労働基準局「副業・兼業の現状①」
   エン・ジャパン「「副業」実態調査ー『エン派遣』ユーザーアンケートー」

副業のメリット・デメリット

副業を始める前には、メリット・デメリットを正しく理解しておくことが大切です。以下で解説する内容を参考にしながら、「自分にとってメリットが大きいか?」や「致命的なデメリットはないか?」などを冷静に判断していきましょう。

メリット

副業のメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。

  • 副収入を得られる
  • 新たなスキルや知識を身につけられる
  • 将来的に独立する場合、起業のリスクを抑えられる

では、それぞれのメリットについて、詳しく解説をしていきます。

副収入を得られる

副業を始める最大のメリットは、やはり副収入を得られる点でしょう。副業によって収入源が増えれば、生活が豊かになるだけではなく、本業の収入が減るリスクにも備えられます。

ただし、収入が増えると所得税などの税負担も増大するため、税金の仕組みはきちんと理解しておくことが必要です。また、副業による所得が一定金額を超えた場合は、サラリーマンであっても確定申告の義務が課せられるので、副収入の金額はしっかりと把握しておきましょう。

新たなスキルや知識を身につけられる

本業では習得できないスキルや知識を身につけられる点も、副業の魅力的なメリットです。特に勤務先で副業が禁止されていない場合は、習得したいスキルや知識に合わせて副業の種類を選べるでしょう。

また、副業の種類によっては、基本的な経営スキルやノウハウを実践で学べます。

将来的に独立する場合に、起業のリスクを抑えられる

副業を始めると、必要なスキルやノウハウを身につけられる上に、実践を通して自分の適性を判断できるため、将来的な起業のリスクをぐっと抑えられます。また、副業は自分の新たな才能を見つけることにもつながるので、人によっては将来のビジネスチャンスにつなげられるでしょう。

さまざまなリスクが潜んでいる経営において、起業前に実務を経験できる点は心強いポイントです。想定外のトラブルにも対処しやすくなるため、将来的に独立を考えている方は、ぜひ副業を積極的に検討してみましょう。

デメリット

次は、副業のデメリットを紹介していきます。人によっては致命的なリスクにつながるので、以下のデメリットにもしっかりと目を通しておきましょう。

オーバーワークになると本業に支障が出る

副業を始めるとプライベートの時間を削ることになるため、心身への負担はどうしても増大します。仮にオーバーワークの状態が続くと、いくら仕事が好きな方でも本業に支障が出てしまうでしょう。

本業にも副業にも全力で取り組めない状況に陥れば、収入を増やすどころではなくなります。生活が成り立たなくなる恐れもあるので、稼働時間や心身への負担はうまくコントロールしましょう。

周囲の人間関係が悪化することも

無計画の状態で副業を始めると、周囲の人間関係が悪化する恐れがあります。

例えば、勤務先で副業が禁止されていなかったとしても、オーバーワークによって本業のパフォーマンスが落ちれば、上司や同僚からの評価は下がります。また、副業に集中しすぎてプライベートを疎かにすると、家族の不満が溜まってしまう可能性もあるでしょう。

したがって、副業を始める前には必要に応じて周囲に相談を行い、万全に取り組める環境を整えておくことが大切です。

副業を始める前に確認したいポイント

副業を始める前には、周りへの相談以外にも準備しておくべきことがあります。そこで次からは、確実に押さえておきたい5つのポイントをまとめました。

失敗のリスクを少しでも抑えるために、一つずつしっかりと確認していきましょう。

勤務先の就業規則

副業の禁止に法的な拘束力はありませんが、勤務先でトラブルを起こすと社内での評価が下がってしまいます。そのため、副業を始める前には「就業規則」を必ず確認し、必要があればきちんと申請をするようにしましょう。

ちなみに、勤務先のルールを破って副業をしたとしても、すぐに解雇されることは基本的にありません。まずは注意勧告という形になりますが、この勧告にも応じなかった場合は懲戒解雇となる恐れがあるので、勤務先のルールや命令は確実に押さえておくことが重要です。

副業のスタイル

副業のスタイルは、「個人事業主」と「法人の設立」の2つに大きく分けられます。

個人事業主は低コストかつ簡単な手続きで事業を始められますが、法人に比べると社会的な信用性が低いため、資金調達や人材採用の面で悩まされる可能性があります。経費として認められるコストが少なかったり、損失を繰り越せる期間が短かったりなど、節税手段が限られる点もデメリットになるでしょう。

一方で、法人は社会的な信用性が高いものの、設立の手続きにやや手間がかかります。また、仮に赤字であっても最低7万円の法人住民税が課せられるため、売り上げが少ない場合は個人事業主よりも税負担が増大してしまいます。

このように、個人事業主と法人とではメリット・デメリットが変わってくるため、副業を始める前には各ケースに適したスタイルを選びましょう。ちなみに、副業を始める場合は個人・法人を問わず、「フランチャイズへの加盟」も一つの選択肢になります。必要なスキルを研修で身につけられたり低資金で開業できたりなど、フランチャイズ開業にもさまざまなメリットがあるので、副業に興味のある方はフランチャイズに関する情報も収集しておきましょう。

開業届

個人・法人を問わず、継続的に副業に取り組むことが明らかである場合には、「開業届の提出」も必要になります。開業届を提出すると、屋号がもてるようになることで社会的な信用性がアップするため、特に資金調達や人材採用に力を入れたい方は忘れずに提出しておきましょう。

また、事前に開業届を提出しておけば、確定申告を「青色申告」で済ませることも認められます。青色申告によって申告手続きを済ませると、最大で65万円分の所得控除が適用されるので、税金を抑えたい方も開業届をきちんと提出しておくことが大切です。

社会保険

社会保険の仕組みも、副業を始める前にチェックしておくべきポイントです。法人を設立する場合は、従業員数に関係なく社会保険に加入しなければなりません。

また、個人事業主についても、所定の条件(労働時間や雇用期間など)を満たすと社会保険への加入が義務づけられます。加入条件は保険の種類によって異なるため、各社会保険の詳細はしっかりとチェックしておきましょう。

税金の種類や申告

個人事業主と法人とでは、発生する税金の種類も変わってきます。では、それぞれどのような税金が課せられるのか、以下で簡単に紹介していきましょう。

副業のスタイル 税金の種類
個人事業主 所得税、住民税、個人事業税、消費税など
法人 法人税、法人住民税、法人事業税、法人特別税、固定資産税、消費税など

当然ですが、税金の種類が異なると税率や計算方法も変わってくるので、できるだけ節税をしたいのであれば税金に関する基礎知識を身につけておく必要があります。ちなみに、法人の場合は原則として申告義務が課せられますが、個人事業主の場合は年間の所得が20万円を超えない限り、確定申告をする必要はありません。

副業における注意点

副業にはさまざまなメリットがあるものの、場合によっては思わぬ失敗を招くこともあります。そこで次からは、副業における主な注意点をまとめました。

競合他社での副業は必ず避ける

競合他社での副業は、ほとんどの企業で禁止されています。また、顧客情報やノウハウの流出など、勤務先の不利益につながる行為を働くと、場合によっては不正競争防止法違反による刑事罰が科せられる恐れも。

競合他社が関係するとトラブルにつながりやすいため、できるだけ本業との関係性が薄い副業を選ぶようにしましょう。

基本的に社会保険料や税金の負担は増える

副業をすると収入が増えるため、基本的には毎月の社会保険料や税金の負担が増大します。この点を軽視して稼いだお金を使いこむと、かえって生活が困窮してしまう恐れがあるので注意しなくてはなりません。

社会保険料や税金の仕組みはやや複雑ですが、副業を始める前には労働時間や収入を予測し、毎月の支払金額を大まかに把握しておくと確実です。

勤務先に知られたくない場合は、働き方を工夫する

副業は、本業の勤務先に理解してもらった上で始めることが理想です。しかし、なかには「勤務先に知られずに副業をしたい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は、勤務先に知られないように働き方を工夫する必要があります。具体的には、以下の2つの対策に取り組んでおくと、勤務先に知られるリスクを抑えられます。

  • 住民税を特別徴収ではなく、「普通徴収」で支払う
  • 社会保険に加入しない形で副業を行う

住民税を特別徴収で支払っていたり、副業にあたる職場で社会保険に加入したりすると、本業の勤務先に通知が届いてしまいます。そのため、上司や同僚に知られたくない方は、これらの対策にしっかりと取り組みましょう。

副業選びのポイント

副業で成功を収めるには、「副業の選び方」にもこだわる必要があります。副業選びは今後の生活にも大きく影響するステップなので、以下で紹介する副業選びのポイントは強く意識しておきましょう。

最初は拘束時間が短いものを選ぶ

副業を始めると、心身を休めるプライベートの時間が減ることになるので、特に最初の副業は拘束時間が短いものから選ぶことをおすすめします。例えば、休日の時間を全て費やす必要があったり、毎日稼働する副業を選んだりすると、環境の変化に適応できなくなるリスクが高まります。

そのため、できれば適度に休める副業や、自由に働けるタイプの副業から選ぶようにしましょう。

身につけたい知識やスキルを意識する

副業を選ぶ際には、身につけたい知識やスキルを意識することも大切です。将来的に独立を目指す場合は、経営スキルやノウハウを習得できるような副業を選ぶと、キャリアアップやステップアップにうまくつなげられるでしょう。

また、キャリアアップを目指している方には、本業との相乗効果が期待できる副業もおすすめ。将来に役立つ知識やスキルを身につけるとキャリアの幅がぐっと広がるので、「習得できる知識・スキル」にも目を向けながら副業を選びましょう。

資金不足やスキル不足をカバーできる方法を考える

資金不足やスキル不足をカバーできる方法がないと、副業を成功させることはできません。最初はうまく進んだとしても、これらの課題は常に悩みの種になるので、資金不足・スキル不足を補えない副業はできるだけ避けましょう。

これらの課題を解決する方法としては、フランチャイズへの加盟がおすすめです。フランチャイズのなかには、開業資金を大きく抑えられるプランや、研修制度が充実したプランも数多く存在するため、フランチャイズ起業を選ぶだけで資金不足・スキル不足が一気に解決することもあります。

おすすめの副業

最後に、ここまで紹介した内容を踏まえて、おすすめの副業を3つ紹介します。副業の選び方で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

プログラミング教室などのスクールビジネス

スキマ時間をうまく活用したい方には、プログラミング教室などのスクールビジネスがおすすめです。スクールビジネスは毎日取り組む必要がありませんし、1時間程度の空きがあればレッスンを開けるので、心身への負担を抑えやすいビジネスと言えます。

また、最近ではIT化が進んだ影響で、オンラインスクールを開講する方も見られるようになりました。オンライン形式のレッスンであれば、スペースのレンタル料や行き来する時間を大幅に削減できるため、低コスト・低リスクで始められるでしょう。

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結婚相談所の運営

低コストで副業を始めたい方には、結婚相談所の運営もおすすめです。フランチャイズを利用すれば100万円程度の資金で起業できますし、特別なスキルや資格を必要としないビジネスなので、未経験からでも問題なくチャレンジできます。

また、晩婚化が進んでいる現代において、結婚相談所の運営は安定したニーズを見込めるビジネスでもあります。飲食店やコンビニに比べると、競合が少ない点も魅力的なポイントになるでしょう。

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プログラマーやWeb制作などのITビジネス

パソコンやソフトウェアの知識・スキルを習得したい方は、プログラマーやWeb制作などのITビジネスを検討してみましょう。ITの知識・スキルは幅広い業種で役立ちますし、ITビジネスも全体的に安定したニーズを見込める分野です。

また、アプリ開発やデザイン制作、ネット販売ビジネスなど、選べる副業の幅が広い点もITビジネスの大きな魅力。基本的な知識・スキルを身につければ、途中で副業の種類を転換することも可能なので、ITビジネスはキャリアアップやスキルアップを目指している方におすすめです。

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どのような副業にも計画は必須

副業は手軽に始められるものですが、無計画で始めると本業にさまざまな弊害が生じます。特に勤務先とのトラブルやオーバーワークの状態になると、身内にも迷惑がかかってしまう恐れがあるので、行動の前には必ず計画を立てなくてはなりません。

副業に興味を持っている方は、まずは勤務先のルールをしっかりと確認した上で、慎重に計画を立てていきましょう。

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公開日:2021年01月15日