フランチャイズでも手焼きの本格派煎餅の『雷神堂』

公開日:2015年05月26日
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「高くてもよいものをつくりたい」と自ら製造販売

煎餅は江戸時代の初め頃、日持ちのよい非常食として生まれたそうです。風土に根ざして生まれた食文化の一つでいえるでしょう。ところが約30年前頃、煎餅の卸商「藤一」が扱っていたのは、安価だけれど質や味を顧みない煎餅でした。そうした現状に疑問を感じて、自ら製造販売する道に入って築いたのが『雷神堂』というわけです。煎餅は、原料である米や醤油で品質が決まりますが、それらの材料を見直し、製法も昔ながらの手づくり・手焼きにこだわって「高くてもよいものをつくりたい」という思いを具現化したのです。

米も醤油も最高級のものを 手焼きで香り高く味わいも極まる

煎餅は日本の風土と切っても切れない関係があります。『雷神堂』の煎餅の生地の材料となる米は、米づくりに最適な環境をもつ山形でつくられ、生地づくりの工程までそこで行います。また、タレに用いる醤油は、明治の初めに創業した群馬の正田醤油の再仕込み醤油(「甘露醤油」と呼ばれる色、香りとも濃厚なもの)の超特選を使います。そして、醤油に漬け込みながら手焼きで焼くことにより、煎餅本来の香ばしい香りと深い味わいが極まります。

職人技も指導で伝授 店頭で焼くことが強力なアピールに

「手焼き」は職人技として習得が難しく感じますが、この焼き方の指導とともに『雷神堂』が進めているのがフランチャイズ化です。得難い職人技ながら、『雷神堂』の工夫によって、比較的簡単に手焼きの技術を習得できるようにしたといいます。店舗は5〜10坪の広さで始められ、人件費も在庫管理も少なく抑えることが可能です。流行り廃りの少ない煎餅は店頭で焼いていれば、その香り自体が強力なアピール効果をもっています。最高の原料を使い、日々、作りたてで香り高い煎餅は、大量生産のものとは比較にならない魅力ある商品です。高齢者や女性も、すでに開業しているといいます。