フランチャイジーとは?フランチャイズビジネスの専門用語

公開日:2015年11月02日

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フランチャイズというビジネス方法がありますが、その仕組を活用し、ビジネスを行う個人または法人のことを、フランチャイジーと呼びます。起業・独立をして経営をするためには、フランチャイズの仕組みやメリット、デメリット、フランチャイズとして成功するポイントなどについて知っておきましょう。

目次|フランチャイジーとは?フランチャイズビジネスの専門用語

1 個人事業主としての開業と、法人設立、どちらにするか?

  1-1 フランチャイズとは?

  1-2 フランチャイジーとは?

  1-3 フランチャイザーとは?

2 フランチャイジーとフランチャイザーの関係性

  2-1 フランチャイジーとフランチャイザーは対等な関係である

  2-2 成功するフランチャイズの鉄則

3 フランチャイズ経営を行うメリット・デメリット

  3-1 フランチャイジーのメリット・デメリット

  3-2 フランチャイザーのメリット・デメリット

4 まとめ

1 個人事業主としての開業と、法人設立、どちらにするか?

同一のマークやイメージ、商品、サービス、運営方法といった形式で営業するフランチャイズは、レストランや掃除用具のレンタル、コンビニエンスストアなど全国においても非常に多いです。

フランチャイズはフランチャイジーとフランチャイザーで成り立っています。それぞれの役割について解説しましょう。

 1-1 フランチャイズとは?

フランチャイズとは、事業者であるフランチャイザーが条件のもと、ほかの事業者であるフランチャイジーに営業の権利を与え、その対価としてフランチャイザーはロイヤリティを受け取るという仕組みで成り立っています。

与えられる権利というのは、フランチャイザーの商標、サービスマーク、名称、フランチャイザーが開発した商品、サービス、経営ノウハウ、情報、さらにフランチャイザーによるアドバイスやサポートを受ける権利です。

フランチャイジーはそれらの権利を得て営業をする代わりに、ロイヤリティを支払います。

 1-2 フランチャイジーとは?

フランチャイジーとはフランチャイズの形態のなかにおける加盟店のことです。フランチャイジーは、フランチャイザーにロイヤリティを支払うことで、フランチャイザーの持つサービスや商品のほか、運営ノウハウなどを利用して営業ができます。

フランチャイジーは資金を投資し、フランチャイズに加盟してそのノウハウを利用することで、時間をかけずに収益を得ることができるのです。

 1-3 フランチャイザーとは?

フランチャイザーは加盟店を募集する企業で、本部機能を持ちます。フランチャイザーは加盟店に対し、営業のノウハウや商標、経営指導などを提供します。加盟店にそういった権利を提供することで、加盟店からロイヤリティを得ます。

2 フランチャイジーとフランチャイザーの関係性

フランチャイジーとフランチャイザーは、雇用される側と雇用する側といった関係性とは異なります。力関係が弱い、強いといった関係もなく、対等の関係性を保ちます。

 2-1 フランチャイジーとフランチャイザーは対等な関係である

本部と加盟店の関係であるフランチャイザーとフランチャイジーは、雇用する企業と雇用される職員、といった関係性ではありません。ふたつの関係性は対等で、加盟店のオーナーも事業主であることに変わりはありません。

フランチャイズに加盟することで、本部が給与を支払うわけではありません。あくまでも事業者同士の契約となり、自立した関係と言えます。加盟するフランチャイジーも、本部であるフランチャイザーも、お互いの機能によって利益を出すものです。

 2-2 成功するフランチャイズの鉄則

フランチャイズが成功する鉄則としては、フランチャイザーとフランチャイジーが良好な関係を保っていることです。

フランチャイザーは研修が充実し、優秀な人材を育成するとともに、加盟店のオーナー・スタッフに共通の価値観を提供するという役割を担っています。フランチャイジーは本部の理念や方針を理解し、事業目的や方法について理解することで、互いの利益を上げることにつながります。

3 フランチャイズ経営を行うメリット・デメリット

経営の経験のない人がフランチャイズのオーナーになれば、経営ノウハウを学ぶことができ、商品やサービスもそろっているので、すぐにでも営業を始めることができます。フランチャイザーにしてみれば、加盟店が利益をあげればその分利益が増えるという仕組みです。お互いにメリットがありますが、デメリットもあることを理解しておきましょう。

 3-1 フランチャイジーのメリット・デメリット

フランチャイジーのメリットは創業資金が少なくても開業できること、フランチャイズの本部が持つノウハウを利用して事業を行うので、個人で独立・開業するよりも成功する確率が高いのもメリットです。

また、本部による経営指導や新商品の開発、仕入れの確保、販売促進などをサポートしてもらえるので、営業に専念できるのも利点です。

デメリットとしては、チェーンの統一性が優先されるため、個人のアイデアなどによって自由に経営できない点でしょう。指定以外の商品の販売や金額に関する変更なども自由に行うことはできません。

全国には成功している多くのフランチャイズ店があります。そのひとつに、メガエフシーシステムがあります。牛丼の吉野家の加盟第一号店としても知られていて、7分野・26店舗を経営しています。外食店舗に関する運営ノウハウが充実していることが強みで、効率的な事業展開が可能です。現在では飲食にとどまらず、介護などのサービスフランチャイザーとしても展開をしています。

 3-2 フランチャイザーのメリット・デメリット

フランチャイザーのメリットは、日本全国の消費者に均一の商品やサービスを提供できるとともに、短期間に規模を拡大することができる点です。店舗や事務所を抱えるよりもコストがかからず、加盟店が増えることで知名度を上げることができるのもメリットです。

デメリットとしては人材の育成と教育訓練に時間がかかることや、加盟店をコントロールすることは簡単ではありません。加盟店がトラブルを起こすと、ブランド全体のイメージに影響を与えてしまうというデメリットもあります。

4 まとめ

フランチャイズは、フランチャイジーがフランチャイザーから商標や経営ノウハウの提供を受け、その対価としてロイヤリティを支払うというビジネス形態であることをご説明しました。

このようにフランチャイジーとフランチャイザーとは切っても切れない関係にありますが、同じ事業者同士としてあくまで対等に付き合いつつ、良好な関係を保つことが重要です。

そして、フランチャイジーとフランチャイザーのそれぞれの立場からのメリット・デメリットについてお話ししました。フランチャイジーとしてはブランドや経営ノウハウを活かすことができますし、フランチャイザーとしては短期間に規模を拡大することができるので、お互いのメリットが活かせるようwin-winの関係を作りたいものですね。