フランチャイズのロイヤリティとは何か? 適切なパーセンテージとは?

公開日:2016年02月20日

最終更新日:2018年04月23日

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フランチャイズ経営の特徴の一つが、本部に支払うロイヤリティです。「ロイヤリティとは何か?」「適切なロイヤリティとは何か?」について代表的な計算方法、業種別の率や相場を基に紹介していきます。

目次

1. フランチャイズのロイヤリティとは?

2. フランチャイズのロイヤリティの種類

 2-1. 売上歩合方式

 2-2. 定額方式

 2-3. 粗利分配方式

3. フランチャイズのロイヤリティの見方

 3-1. フランチャイズのロイヤリティの相場

 3-2. 適切なロイヤリティとは?

4. まとめ

1. フランチャイズのロイヤリティとは?

ロイヤリティとは、本部(フランチャイザー)の知名度、ブランドイメージ、ノウハウを利用する代わりに、加盟店(フランチャイジー)が本部に対して支払うお金のことを指します。

有名ブランドの看板をつけたお店と、何もないお店とでは、当然売り上げも変わってきますよね。看板をつけたことによる良い変化を、「売り上げの数パーセントを支払う」ということによって、フランチャイズ本部に還元する仕組みが、ロイヤリティとも言えます。

2. フランチャイズのロイヤリティの種類

一口に「ロイヤリティ」と言っても、その算出方法はさまざまです。代表的なロイヤリティのルールを見ていきましょう。

2-1. 売上歩合方式

最も一般的に使われているのが、売上歩合方式です。加盟店売上の数パーセントを、ロイヤリティとしてフランチャイズ本部に支払う方式です。売上高が大きくなるにつれて、ロイヤリティのパーセンテージが低くなる形式の本部も多くあります。

パーセンテージは業種によって異なり、数パーセント〜50パーセント程度までさまざまです。

2-2. 定額方式

最もシンプルで分かりやすい方式なのが、定額方式です。どんなに売上があっても、毎月納めるロイヤリティが一定金額である方式です。この方式だと売上が上がれば上がるほど、自分の手元に残る金額がそのまま増えるので、営業努力や企業努力などの取り組みがストレートに反映されます。

フランチャイズ本部によって違いがありますが、1ヵ月数万円〜十万円程度の本部が多くあります。

2-3. 粗利分配方式

多くのコンビニチェーンで取り入れられている方法です。売上総利益(総売上高-売上原価)に対して、ロイヤリティの計算が行われます。ロイヤリティ率は、約30〜70%で、売上高に応じた変動も細く設定されています。

営業よって残った利益を、フランチャイズ本部と加盟店で分け合うようなシステムです。コンビニは、最もフランチャイズパッケージが洗練されている業態です。ロイヤリティとして本部にわたった資金は、商品開発・広告宣伝・フランチャイズシステムの改善などに使われ、各加盟店への集客・客単価の向上・運営効率の向上に寄与しています。

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3. フランチャイズのロイヤリティの見方

ロイヤリティはすぐこの金額の大小に目が向いてしまいますが、業種・業態に応じて相場があります。その中でも、自分の納得するロイヤリティの設定をしている本部を見つけることが大切です。

3-1. フランチャイズのロイヤリティの相場

ロイヤリティの相場の例をご紹介します。

■飲食業
飲食業のロイヤリティの相場は、3%〜10%程度です。人件費・材料費などのコストがかかり、原価率の高いビジネスのため、ロイヤリティは低く抑えられています。

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■学習塾
10%~30%程度と、飲食業よりも高く設定されています。材料費がなく、原価が余りかからないビジネスのため、飲食業に比べ高いロイヤリティとなっています。

学習塾ビジネスはこちらよりご覧いただけます

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それぞれの相場はあるものの、「そのロイヤリティの率に納得して払い続けていけるか?」という点を自分で判断することが、後悔しないフランチャイズ選びには重要です。

3-2. 適切なロイヤリティとは?

どのくらいの率、金額が適切なのかは、一概には言えません。「このブランドの集客力なら、このロイヤリティを払っても良い」と思えるかどうかが重要です。

また、ロイヤリティ以外のお金の流れにも注目してみましょう。フランチャイズ本部は、「フランチャイズパッケージを改良し続けながら、店舗数を拡大していく」ために、最適な経営状態となるよう、加盟金・ロイヤリティ・仕入れ価格などを設定しています。

「仕入れ価格が高いが、ロイヤリティが低い」「加盟金は高いが、その後の本部への支払いは少なくて済む」など、様々なケースがあります。フランチャイズ本部と加盟店の間で起こるお金の流れ全体を見て、すべてのお金の流れに納得感を持つことが、失敗しないフランチャイズ選びを実現し、本部との関係性を良いものにするために大切なことです。

自分の納得の行くロイヤリティの率なのかどうか、担当者に直接聞いてみるのもおすすめです。

4. まとめ

加盟するフランチャイズの業種、各本部によって、ロイヤリティの金額や算出方法が変わってきます。ブランド力とノウハウを活用させてもらう対価として、「そのロイヤリティを受け入れられるのか?」という点を軸に、情報収集・比較検討を行いましょう。

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