401~500万円で独立・開業できるフランチャイズとは?
最終更新日:2023年04月03日
マイナビ独立の調査によると、フランチャイズで独立・開業する際、7割以上が500万円未満で自己資金をしていることから、401~500万円くらいの予算で検討されている方も多くいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、401~500万円で始められるフランチャイズの割合や業種一覧、業種別の特徴など、独立・開業前に知っておきたい情報をまとめました。おすすめのフランチャイズ情報もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
401~500万円で始められるおすすめのフランチャイズ3選
完全個別指導塾『松陰塾』
完全個別指導塾『松陰塾』は、通塾やオンラインでの学習指導を行っているフランチャイズ本部です。
加盟金や学習システム導入費などを合わせて、約475万円で開業できます。
パソコンやタブレットを使ったオリジナルの学習システムを採用。大勢の生徒の指導を少数の講師で行えるので、人件費を大幅に抑えることができ、利益率80%の経営が実現可能です。
また、立地調査やテナントの選定、融資資料の作成など、開業時からしっかりサポートしてくれるので、独立が初めての方でも安心です。
個別指導Axis(アクシス)
『個別指導Axis(アクシス)』は、教室開校数が全国でNo.1の学習塾フランチャイズです。
加盟金や学習システム導入費などを合わせて、約405万円で開業できます。
加盟金0円や黒字校舎引継ぎプランなど、オーナーの状況に合わせて加盟プランを選ぶことも可能です。
47都道府県に「県本部」を設置しており、地域特性に対応したサポートを行うことで成功率95%を実現。オーナー研修や講師の採用・研修制度も充実しているため、未経験者でも安心してチャレンジできます。
nagomi-NATULURE
『nagomi-NATULURE』は、オリジナルハーブティーを提供するカフェフランチャイズです。加盟金や店舗設備費、販促費などを合わせて、約500万円で開業できます。
「カフェ」「物販」「一般社団法人日本ティーコンシェルジュ協会の講座運営(スクール)」の3つのコンテンツが融合された、他社にはないビジネスモデルが強みです。
本部サポートも手厚いため、飲食業が初めての方でも安心してチャレンジできます。
401~500万円のフランチャイズとは
401~500万円で始められるフランチャイズとは何なのか、フランチャイズ比較ネットで取り扱いのある案件全体の中での割合や、業種の特徴などを紹介します。
案件全体の中の割合
401~500万円のフランチャイズは、全体の約5.7%を占めています。
0~2,999万円の案件のなかで、比較的割合が低い価格帯であることが分かりました。
401~500万円で始められる業種の特徴
401~500万円で始められる業種の売上規模は、1ヵ月あたり約200~4,200万円です。
業種にもよりますが、初期費用には加盟金をはじめ、研修費や物件取得費、工事費、システム導入費、備品費などが挙げられます。小スペースや無店舗、在庫や従業員の雇用が不要で初期費用を抑えることができるビジネスもあります。
また、ほとんどの本部において研修や業務代行、集客・採用支援、システムの提供など、開業前後のサポート体制が整っています。
401~500万円で始められる業種一覧
401~500万円で始められる業種の例を紹介します。
カテゴリー | 業種名 |
---|---|
サービス | ハウスクリーニング |
学習塾・個別指導塾・家庭教師 | |
飲食 | カフェ・喫茶店・レストラン |
サービス関連の業種が中心で、そのなかでも学習塾・個別指導塾・家庭教師のフランチャイズ本部が多めです。
ハウスクリーニング
共働き世帯や単身高齢者の増加などによって需要が増加し、フランチャイズでも人気が高いハウスクリーニング。
利用者の自宅に出張し、浴室やキッチン、トイレ、洗面台などの掃除を行うため、無店舗かつオーナー1人でも開業できるビジネスです。
メリット・デメリット
共働き世帯や単身高齢者からの需要が高いハウスクリーニングは、将来性のあるビジネスだと言えます。
フランチャイズに加盟することによって本部のノウハウや知名度を活かした経営が可能になるほか、研修を受けてから開業することができるので、未経験者でも参入しやすいです。
ハウスクリーニングフランチャイズのデメリットには、加盟金やロイヤリティの支払いが発生することや、さまざまな掃除の技術を身につける必要があり、負担に感じてしまう可能性があることが挙げられます。
401~500万円の費用の内訳
401~500万円で始められるハウスクリーニングフランチャイズ『ダイキチカバーオール』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・研修費・スターターキット費・顧客開発費となっています。
学習塾・個別指導塾・家庭教師
少子化の進行に伴い子ども一人ひとりに対する教育費は年々増加しており、学習塾・個別指導塾・家庭教師ビジネスもプラス成長で推移しています。
近年では、主要教科を指導する学習塾・個別指導塾・家庭教師のほかに、プログラミングや科学などのさまざまなジャンルのフランチャイズ本部が増えてきています。
メリット・デメリット
信頼が何よりも大事な学習塾・個別指導塾・家庭教師ビジネスには、フランチャイズ本部の知名度の恩恵が受けやすいというメリットがあります。
フランチャイズに加盟することで信頼が築けている状態で開業することができるので、講師の知名度や実績がない、または少ないことが原因でなかなか生徒を集められないという自体を避けることが可能です。
学習塾・個別指導塾・家庭教師フランチャイズのデメリットとして挙げられるのは、他業種と比べてロイヤリティが高めであること。また、本部のルールに従って教室経営をする必要があるので、自由度が低く窮屈に感じてしまうケースもあります。
401~500万円の費用の内訳
401~500万円で始められる学習塾・個別指導塾・家庭教師フランチャイズ個別指導塾『トライプラス』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金やパソコン・タブレット費、システム・教材費となっています。
別途、物件取得費や工事費が必要なフランチャイズ本部もあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
学習塾・個別指導塾・家庭教師で独立・開業できるフランチャイズはこちら
カフェ・喫茶店・レストラン
飲食店のなかでも多くの人が一度は憧れるカフェ・喫茶店・レストランの経営。
カフェ市場は1兆円以上の市場規模を持っており、レストラン市場も成長傾向にあるため、フランチャイズでも人気があるビジネスです。
メリット・デメリット
カフェ・喫茶店・レストランフランチャイズのメリットは、本部の知名度を活かした集客ができること。全国展開している本部を選ぶことによって、開業直後でも安定した集客が見込めます。
また、店舗の準備や仕入れ先の選定、メニュー、スタッフの採用などを本部のサポートを受けながら進めていけるので、個人で始めるより短い期間で開業できるというメリットもあります。
デメリットとしては、本部や加盟店で万が一問題が発生した場合、自分の店舗にも影響がでてしまうことや、本部が定めたルールに沿う必要があり、オーナーの思い通りに店舗づくりやメニュー開発ができないケースもあることが挙げられます。
500~599万円の費用の内訳
500~599万円で始められるカフェ・喫茶店・レストランフランチャイズ『nagomi-NATULURE』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・販促費・店舗設備費などとなっています。
カフェ・喫茶店・レストランで独立・開業できるフランチャイズはこちら
予算別フランチャイズ一覧
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公開日:2020年07月20日