フランチャイズオーナーの年収一覧!5業界別の平均年収を徹底調査

最終更新日:2024年06月19日

フランチャイズで独立開業したいと考えている方のなかには、「フランチャイズではどれくらいの年収が稼げるのか」「勤務時間・時給換算はどれくらいなのか」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会・フランチャイズ代理店応募情報サイトなどの情報をもとに、人気の業界の年収を徹底調査しました。

この記事を読めば、これまで具体的な年収を知らなかった方でも、独立後のイメージが持てるはずです。
フランチャイズオーナーに興味がある方は、ぜひチェックしてください。

自分に合ったフランチャイズを探してみる

目次

5業種別フランチャイズオーナーの平均年収ランキング

フランチャイズオーナーの稼働時間はどれくらい?

フランチャイズで年収を上げるコツ3選

フランチャイズの年収についてまとめ

5業種別フランチャイズオーナーの平均年収ランキング

5業種別フランチャイズオーナーの平均年収

今回は、フランチャイズのなかでも人気のある、下記5つの業界の年収をそれぞれ紹介していきます。

  • コンビニオーナー
  • 塾オーナー
  • 飲食オーナー
  • ハウスクリーニング
  • 買取サービス

ロイヤリティ・開業資金総額も合わせて紹介していくので、ご自身の予算などと比較しながら確認してみてください。

フランチャイズコンビニオーナーの平均年収

どのコンビニフランチャイズで加盟するかによって年収も変わってきますが、平均で約700万円だと言われています。

ただし、コンビニオーナーの年収はオーナー個人の年収というより1店舗あたりの年収として管理するため、たとえば夫婦経営の場合は夫婦合わせた年収が約700万円と考えるところがポイントです。

日本フランチャイズチェーン協会の「コンビニエンスストア統計調査年間集計」によると、2023年のコンビニ全店の年間売上高は11兆6,593億円。同年12月末時点の店舗数は55,713ということから、単純計算で1店舗あたりの年間売上高は約2.1億円だということが分かります。
平均年収700万円と比較すると大きな差がありますが、経済・社会活動の正常化やインバウンド回復などを背景にコンビニ業界全体で売上高は年々増加傾向にあるので、加盟するフランチャイズ本部や立地、店舗数など、オーナー次第で狙える年収額だと言えるでしょう。

また、コンビニのフランチャイズは毎月定額または売上金額の一定割合のロイヤリティを支払う必要があります。
特に後者は売上金額が上がれば上がるほどロイヤリティで支払う金額も高くなるので、想定より手元に残る金額が少なくなるケースもあるので注意が必要です。
コンビニフランチャイズの場合、ロイヤリティの呼び方から計算方法まで異なる部分が多いので、加盟を検討している本部のロイヤリティ制度をしっかり確認するようにしましょう。

参照:コンビニエンスストア統計調査年間集計(2023年1月から12月) | 一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会

コンビニをフランチャイズで開業したいと思ったら、まずは本部の詳細や年収の目安などが分かる資料を請求してみましょう。
下記から無料の資料請求が可能ですので、ぜひご活用ください。

人気のコンビニフランチャイズ一覧はこちら

フランチャイズのコンビニオーナーが儲かる仕組み

フランチャイズのコンビニオーナーは、本部から下記の提供を受けることで儲かる仕組みとなっています。

  • 本部のブランド力による安定した集客
  • スケールメリットによる仕入れコスト・リスクの削減
  • コンビニ経営に関するノウハウ・マニュアルの享受
  • 本部による経営サポート

フランチャイズに加盟する最大のメリットとも言えるのが、本部のブランド力による集客です。
有名なコンビニの看板を掲げることで消費者の信頼を得やすいので、開業直後でも安定した集客が見込めます。

次に、コンビニのフランチャイズでは仕入れに関するスケールメリットも得やすいです。
特に全国展開している大手のコンビニフランチャイズは、大量仕入れによって安価で商品を仕入れることができます。さらに、物流網も整備されているので、商品の欠品や過剰在庫のリスクも減らすことが可能です。

また、本部からは長年の経営経験から蓄積されたノウハウやマニュアルが提供されます。
店舗レイアウトや商品陳列、接客方法、仕入れ、在庫管理、売上管理などコンビニ経営に関する知識やスキルを身につけられるので、未経験者でも効率的に店舗運営を行い、収益を高めることが可能です。

そのほか、研修や経営指導、広告・プロモーション活動の支援など加盟店に対する本部の経営サポートも、儲かる仕組みの一つ。売上につながる効果的な経営が可能になるので、個人でゼロから始めるよりはるかに儲かる可能性が高いです。

儲かるコンビニフランチャイズを探すならこちら

コンビニ大手3社のフランチャイズ開業資金・年収ランキング

では実際にコンビニオーナーはどのくらい稼げるのか、大手3社のフランチャイズ開業資金と年収をランキングでご紹介します。

<<コンビニフランチャイズの開業資金が安い本部ランキング>>

順位 コンビニ名 開業資金の金額
1位 ファミリーマート 約200万円
2位 ローソン 210~310万円
3位 セブンイレブン 315~410万円

※別途、工事費や賃料、研修費などがかかる場合があります。

<<コンビニフランチャイズの年収が高い本部ランキング>>

順位 コンビニ名 年収の金額
1位 セブンイレブン 約804万円
2位 ファミリーマート 約640.8万円
3位 ローソン 約626.4万円

※1店舗あたりの平均日販から算出しています。

開業資金に関しては、コンビニフランチャイズの大手3社のなかではファミリーマートが1位、一方で年収に関してはセブンイレブンがほかの2社と差をつけて1位となっており、コンビニ業界トップの圧倒的な強さを感じる結果となりました。

各社で開業資金の一部を本部が負担するなど資金面でのサポートを実施していますが、特にセブンイレブンは水道光熱費の80%、不良品原価相当額の15%を本部が負担するなど、開業後の資金面サポートが手厚いことも、年収の高さに影響していると言えるでしょう。

年収の高いコンビニフランチャイズで開業したいならこちら

フランチャイズコンビニオーナーは「ブラック」「やばい」ってほんと?

フランチャイズコンビニオーナーは「ブラック」「やばい」という話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

現に、コンビニ経営に苦労されているオーナーは少なくなく、下記のような理由で「ブラック」「やばい」という印象がついている可能性があります。

  • 長時間労働
  • 経営不振
  • 本部との関係性

コンビニは基本的に24時間営業なので、オーナーは店舗の営業時間に合わせて長時間働くことが多いです。シフト管理や急な欠勤対応などで休みが取りにくい場合もあります。

また、本部へのロイヤリティ支払いや商品仕入れ費用、廃棄ロスなどで、思うように利益が上がらないケースもあり、オーナーの経営スキルや立地などによっては経営不振に陥る可能性も。

ほかにも、本部と良好な関係を築けず十分な経営サポートを受けられなかったり、トラブルに発展してしまったりしてコンビニ経営を継続していくことが難しくなるケースもあります。

コンビニオーナーの労働環境や本部とのトラブルがニュースなどで取り上げられることも珍しくなく、改善に向けた取り組みも行われていますが、コンビニフランチャイズのこのようなマイナスな一面もしっかり理解した上で自身が納得して働ける本部を選ぶ必要があるでしょう。

自分に合ったコンビニフランチャイズを探すならこちら

塾オーナーの平均年収

塾オーナーの平均年収は約800万円程です。
塾オーナーの年収は、フランチャイズ比較netに掲載されている下記利益モデルのように、生徒数に比例して上がる傾向にあることが分かります。

  • 月間平均生徒数70人想定場合の年間利益は1,300~1,400万程度
  • 月間平均生徒数100人想定の場合の年間利益は1,800~2,000万程度

塾ロイヤリティは歩合制を採用している本部が多く、月間売上の約10%が差し引かれます。
案件によっては、売上以外にもシステム料として数万円差し引かれる場合もあるので、注意して確認するようにしましょう。

なお、塾オーナーの開業資金総額は500~700万円と比較的高額なため、手元にある程度の資金がある方におすすめです。

塾の開業に必要な費用が知りたい方は下記記事も参考にしてください。
塾の開業に必要な準備や費用とは?おすすめの開業方法も紹介

飲食店オーナーの平均年収

古くからフランチャイズを活用しており、コンビニ同様人気を集めているのが飲食店の経営です。
「フランチャイズ=飲食店」というイメージの方も少なくないでしょう。

実は飲食店オーナーの平均年収は約1,060万円程です。
そんな飲食店のフランチャイズですが、ロイヤリティが3~6%と比較的低いのも特徴です。
開業資金総額は最低でも約22万、最高金額で3,670万円とかなり差が大きいため、説明会などに参加して、しっかりと条件等を見極めることが重要です。

飲食店をフランチャイズで開業したいと思った方は下記から無料資料請求をしてみてください。
飲食店フランチャイズ一覧

ハウスクリーニングオーナーの平均年収

高齢化・共働き家庭の増加により、今後も市場の拡大が想定されているのがハウスクリーニングです。

そんなハウスクリーニングの平均年収ですが、約960万円と比較的高額です。
ロイヤリティは定額6万円程から売上の約20%で、地域によってパーセンテージが異なる場合もあります。

ハウスクリーニング経営の特徴は、なんと言っても開業資金の少なさです。
他業種より安価で、0~300万円程度の金額で開業できるため、手持ち資金が少ない方でも比較的はじめやすい業種と言えるでしょう。
開業前の研修も短期間なので、とにかくすぐに経営をはじめたい方にもおすすめです。

掃除好きな方にはおすすめのハウスクリーニングのフランチャイズですが、コンビニ・飲食店などと比較すると勤務地が限られている案件が多いため、ご自身の生活拠点を考えながら選ぶようにしましょう。

買取サービスオーナーの平均年収

業界動向サーチによると2020から2021年の業界規模が6,000億円を突破しており、今後の伸びが期待されているのが、買取サービス業界です。

そんな買取サービスのオーナー平均年収は約1,420万円と今回紹介する業界のなかで最も高額です。

敷地が狭くても店舗を持つことができるだけでなく、運動量が多くないことから、比較的体力のない方にもおすすめのフランチャイズと言えるでしょう。
ただし、開業資金総額は最低で500万円程度かかるため、費用を抑えて開業したい方には向きません。
平均年収が高い分、初期投資にはそれなりにお金がかかる業種です。

また、買取サービスはAIによる鑑定システムを取り入れていたり、本部からのフォローはLINEなどのSNSを使用する場合もあったりするので、基本的なITツールの知識は身につけておくとよいでしょう。

フランチャイズオーナーの稼働時間はどれくらい?

ここまで業界別の年収を紹介していきましたが、労働時間や休日日数など、オーナーの働き方が気になる方も多いのではないでしょうか。

コンビニオーナーの働き方については、経済産業省が実施した調査結果から知ることもできます。

平成30年度12月~平成31年度3月に実施した「コンビニエンスストア加盟店の取組事例調査」によると、従業員(パート・アルバイト含む)の現在の状況について、なんと61%のオーナーが「従業員が不足している」と回答しているという結果が出ています。

コンビニオーナーになったからと言って店舗を離れられるわけでなく、自身が店頭に立たなければいけない状況であることが分かるのではないでしょうか。

コンビニのオーナーだと、大体1日6時間は店舗で現場を管理してることが多いそうですが、反対に塾オーナーや飲食店オーナーは始めこそ稼働時間が多いものの、だんだん現場に来る頻度が少なくなってくるオーナーも多いです。
フランチャイズオーナーはさらに店長を雇うことができるので、利益を少し減らしてでもお休みを増やしたい方は雇われ店長を採用するのもおすすめです。

また、フランチャイズのなかには、オーナーが勤務時間を自由に決められる場合もありますが、勤務時間外に仕事を忘れて休むことができるかと言えば、そうとも言い切れません。

その理由は、本部の指示に従っているだけで収入が入るわけではないからです。
加盟店になることで本部からノウハウは提供されるものの、オーナーがノウハウを活かしきれない場合、想定していたよりも売上が下回ることは多いにあり得ます。

これまで店舗経営をしたことのある方であれば、過去の経験を活かして問題なく経営を実施できる可能性もありますが、経営初心者の方であれば店頭に立たない日こそ、今後の戦略を考えたり勉強をしたりする必要があるのです。

特に初期の段階ではオーナーになったからといって労働時間が極端に短くなったり、高額な年収が手に入ったりするわけではないことを認識しておきましょう。

フランチャイズで年収を上げるコツ3選

業界・経営方法により年収に大きな差が出るフランチャイズですが、年収をあげるためには一体どのような工夫ができるのでしょうか。
具体的には、大きくわけて3つの方法があげられます。

フランチャイズで年収を上げるコツ 1.集客・受注増加を図る

フランチャイズではロイヤリティとして営業利益から一部本部に吸収されますが、歩合制・定額制どちらにしても、売上金額がアップすれば比例して年収も増加します。
ブランディング・広告の打ち出しは本部で実施しているフランチャイズも多いものの、利益向上のためには経営している店舗で独自にPRをすることが重要です。

フランチャイズで年収を上げるコツ 2.店舗の規模を大きくする

特に飲食店の経営については、店舗を広くすることで一度に受け入れる顧客数が増加し、売上向上に繋がります。
ただし、そのぶん新たに従業員を雇う必要があったり、環境を整える資金が必要になったりと、別途経費がかかることは認識しておきましょう。

フランチャイズで年収を上げるコツ 3.多店舗経営をする

1つの店舗で売り上げが少ない場合でも、複数の店舗を経営することで自動的に年収はアップします。
ただし、多店舗経営に関しては、1つ目の店舗で十分に利益を出せている状態であることが重要です。
もともと経営している店舗の売上が十分でなければ、単に仕事量が増えるだけで、労働時間の対価に見合った売上はあまり期待できないでしょう。

経営をはじめたばかりの状況や、売上が十分でない・安定していない段階では、まず集客・受注増加を目指すのがおすすめです。

フランチャイズの年収についてまとめ

今回は、フランチャイズオーナーになることで稼げる年収を業界別に紹介していきました。

本部のブランドやノウハウを利用できるフランチャイズとはいえ、オーナーになれば必ず稼ぐことができるわけではありません。
年収は、業界の種類はもちろん、開業する地域・経営方法によっても大きく異なります。
納得のいく年収を稼ぐためにも、必ずご自身で商売・マーケティングなどを学び、利益向上のための努力を欠かさないようにすることが重要なのです。

ぜひ今回の記事を参考に、どの業界のフランチャイズを実施するか判断してみてはいかがでしょうか。

公開日:2022年03月25日

よくある質問

Q 年収が高いフランチャイズの特徴を教えてください。 回答を見る
Q コンビニオーナーの年収は低いと言われていますが本当ですか? 回答を見る