【徹底紹介】理容院・美容院のフランチャイズを始めるのに必要な準備とは?

最終更新日:2019年10月21日

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美容師や理容師の資格を取得する方は、いつかは自分のお店を持ちたいと考えて美容学校や理容学校に進まれる方が少なくありません。
資格取得後にまずは店舗スタッフとして修業を積み、自信がつき、開業に向けた資金も貯まってきた段階で独立のタイミングを探るのではないでしょうか。
もっとも、個人で開業するには多額の資金も経営ノウハウも必要です。
よりスムーズに開業するためにフランチャイズも視野に入れている方に、それぞれの違いやフランチャイズの特徴をご紹介します。

目次

理容院・美容院を開業!メリット・デメリットは?

 個人で開業する場合のメリット・デメリット

 フランチャイズで開業する場合のメリット・デメリット

理容院・美容院のフランチャイズはどれぐらいの開業資金が必要?

理容院・美容院をフランチャイズで開業するために必要な資格、申請は?

理容院・美容院をフランチャイズで開業する際の注意点

まとめ

理容院・美容院を開業!メリット・デメリットは?

理容院や美容院を開業するにあたり、個人開業の場合とフランチャイズで開業する場合のメリット、デメリットを比較しながらご紹介します。

個人で開業する場合のメリット・デメリット

【メリット】

個人で開業する場合、自分がずっと理想に描いてきたこだわりのお店を持つことが可能です。

完全予約制のプライベートサロンにしたい、多くの若手スタッフを雇って大きなサロンを作りたいなどお店の規模やスタイルも自分の希望を反映できます。
店舗の外観や内装、インテリアなどのお店の雰囲気やコンセプト、導入する機器の選定も、これまでの経験などを活かしながら理想のお店づくりができるのがメリットです。

メニューや施術内容、料金設定も自分で検討ができ、髪に優しいオーガニックカラーを導入する、トリートメントやヘッドスパにこだわる、育毛サポートを行うなど、自分のスキルやノウハウ、こだわりが活かせます。
ネイルやフェイシャルエステなどオリジナルメニューを設けることも可能です。

【デメリット】

自分が思い描くお店づくりをしやすいのがメリットですが、その分、あらゆる事柄を決める、業者との交渉などすべて自分で行わなくてはなりません。
すべてのこだわりを店舗設計に反映させようとすると、予算オーバーになることもあります。
希望の機器のグレードを下げざるを得ないといったこともあるでしょう。

また、スタッフを雇うにも求人募集から採用まですべて行わなくてはならず、人材が集まるかも不安要素です。
若手のスタッフやインターンを雇った場合、一人前に育てていくのもオーナー店長の責務といえ、責任を持って後進の育成にも努めなくてはなりません。

知名度が低い時期には顧客獲得も大変で、チラシやクーポンの配布などで集客やリピーターの獲得に労力もかけなくてはなりません。

フランチャイズで開業する場合のメリット・デメリット

フランチャイズの場合、店舗のデザインから内装、設備、使用する資材や溶剤、メニューや料金設定、経営ノウハウに至るまで1つのパッケージとして提供してもらえます。
場所の選定も本部でマーケティングリサーチなどをしてくれ、最適な場所を探してもらえる場合やテナント物件の紹介などもしてもらえるのがメリットです。

美容院や理容院ではシャンプーやリンス、トリートメントをはじめ、カラー剤やパーマ液などの大量の溶剤が必要になる場合やタオルなどの消耗品や備品も不可欠です。
溶剤や消耗品などは本部で一括して仕入れることができ、それを必要に応じて発注できるので、低コストで手に入るのも大きなメリットです。
美容院や理容院はこうした溶剤系を大量に使うので、この部分の費用を抑えることが収益アップにつながるからです。

また、スタッフを採用したい場合も、本部のホームページや求人広告などを通じて募集してもらえる場合や採用に向けたサポートをしてもらえるケースも少なくありません。
集客においても、知名度があるフランチャイズであれば、オープンと同時にお客さんが並ぶこともあります。

一方、お店づくりやメニューなどが決められており、自由なお店づくりや自分のこだわりを活かした運営がしにくいのがデメリットです。

フランチャイズの中にはカット専門店、カラー専門店など一定のメニューに特化したスタイルもあります。
カットだけに集中したい、カットに何よりこだわりがあるならいよいですが、パーマなどのスキルが劣化すること、着付けやヘアメイクなどせっかく習得したスキルが活かせない場合もあります。

また、原則として年中無休営業を求められる場合や営業時間が決められているフランチャイズも少なくありません。
定休日なし、夜間も営業といったケースもあるので、ご自身やご家族のライフスタイルが激変するケースもあることに留意しましょう。
収益の一部や毎月の固定費用としてロイヤリティやシステム使用料などの支払いも発生します。

もっとも、これはデメリットというよりは、経営ノウハウや設備なども含めて設定してもらった対価にあたるので、損失なわけではありません。
ただし、ロイヤリティの割合などは本部ごとに異なるため、ロイヤリティに対応したフォローが得られるのか、コスパのよさもよく検討してから加盟することが大切です。

理容院・美容院のフランチャイズはどれぐらいの開業資金が必要?

開業に必要な資金はどのようなスタイルのフランチャイズを選ぶかにもよります。
フランチャイズに加盟するための加盟金のほか、内装工事費や設備の購入やリース費用、溶剤など消耗品の購入費用なども必要です。
フランチャイズによっては加盟金の中に工事費も込みで、同じコンセプトのお店の内装から設備まで設置してくれるケースもあります。

具体的な事例をいえば、カラー専門店なら加盟金25万円とリーズナブルなところもあります。
一方、カット専門店では工事費込みで加盟金300万円のところ、ネイルやエクステサロンを併設する形で700万円といったケースもあります。
お店のスタイルや規模、本部の方針にもよりますが、カットサロンで加盟金の相場は100万円から300万円、工事費の相場が200万円~500万円ほどを見込んでおきましょう。

理容院・美容院をフランチャイズで開業するために必要な資格、申請は?

自分で施術を対応する方は理容院なら理容師の資格、美容院であれば美容師資格が必要です。
一方、ご自身が美容師や理容師の資格を持っていなくても、オーナーとしてフランチャイズ経営ができます。

自らはオーナーに徹して、資格を持っている人を雇い、お店の運営を任せることで、複数店舗経営をして儲けることも可能です。
美容に興味があるという方はもちろん、ニーズがあるのに地域にカット専門店やカラー専門店がないのでビジネスチャンスだと思ったという方に選ばれています。
高齢化に備え、訪問美容のフランチャイズを選択する方もいますが、業務は雇ったスタッフに任せ、自分は無資格でオーナーに徹することも可能です。

理容院や美容院を開業するには、店舗を管轄する保健所に開設届を提出する必要があります。
開設届出及び構造設備検査請求書を提出し、構造設備が開設に求められる条件を満たしているか、検査を受けることが必要です。

フランチャイズ店の場合、本部がノウハウを持っているため、本部の提案するデザイン設計や設備を丸ごと導入すれば、通常は条件を満たします。
なお、申請にあたっては理容師・美容師免許証及び管理理容師・管理美容師講習会修了証の写しの提出が求められます。
この資格証明もオーナーの者である必要はなく、雇い入れる店長やスタッフが免許を有し、管理理容師・管理美容師講習を修了していれば問題ありません。

理容院・美容院をフランチャイズで開業する際の注意点

フランチャイズを選ぶ際には加盟金やロイヤリティなど資金面だけでなく、お店のスタイルやメニュー、サービス体制などもよく吟味しましょう。

コンビニの場合、取り扱っている商品やサービスも類似していますが、理容院や美容院のフランチャイズは、非常にさまざまなタイプがあります。
カラー専門店といっても自社で準備する高品質なカラー剤を使うところ、顧客が持ち込んだカラー剤を使うところもあります。

成人式やブライダルのヘアメイクや着付けも対応したいのに、気軽に始められるからとカット専門店を選んでしまうと、自分のやりたいことに制約が生じるので、自分がやりたいこと、将来性、費用など総合的に勘案してスタイルを決めましょう。
カラー専門店やカット専門店は1つのスキルに特化できる分、1つの技術を磨ける、スタッフを育成しやすいメリットがあります。

一方で、低価格で回転率のよさが収益の条件になるため、多くの客をさばけるだけのスタッフ数も確保しなくてはなりません。
地域などによっては人材確保に苦労することもあるので、注意が必要です。
店舗の立地を決める際には顧客が獲得できるかだけでなく、美容師や理容師の人材確保がしやすいかにも留意しましょう。
本部がホームページや求人サイトなどを使って採用を支援してくれる場合もあるので、希望地域での人材不足に不安がある際には、採用のフォロー体制があるか、あらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

理容院・美容院で開業したい場合、自分の技術やこだわりをとことん活かしたいなら個人店の開業、お店のスタイルやメニュー、料金設定や営業時間をはじめ、経営ノウハウなども丸ごとパッケージで運営したいならフランチャイズがおすすめです。

経営が初めてでもノウハウを得られるので成功確率が高く、資材や消耗品も低コストで仕入れられます。
知名度を活かしてオープン当初から顧客獲得やリピーター獲得がしやすく、必要なスタッフも集めやすいメリットもあります。

一方、お店のスタイルなどによって加盟金や必要な開業資金に差があるほか、カット専門など回転率重視のスタイルの場合、地域によっては有資格の人材確保で苦労する場合もあるので、本部のサポート体制などもよく確認しましょう。

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公開日:2019年10月21日