301~400万円で独立・開業できるフランチャイズとは?

最終更新日:2021年02月10日

301~400万円程度の低予算の場合、選択できるフランチャイズ本部も少ないのではと心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は幅広い業種から選ぶことができます。

そこで今回は、301~400万円で始められるフランチャイズの割合や業種一覧、業種別の特徴など、独立・開業前に知っておきたい情報をまとめました。おすすめのフランチャイズ情報もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

301~400万円で始められるおすすめのフランチャイズ3選

301~400万円のフランチャイズとは

301~400万円で始められる業種一覧

予算別フランチャイズ一覧

301~400万円で始められるおすすめのフランチャイズ3選

カースタレンタカー

カースタレンタカー

『カースタレンタカー』は、全国に400店舗展開するレンタカーフランチャイズです。
加盟金や研修費、車両費などを合わせて、約380万円で開業できます。

送客機能・支援機能・分析機能・ネットワーク機能などレンタカーの収益向上のカギとなる機能と車両売買ノウハウによる独自のビジネスモデルによって、高い利益率を実現しています。

Webシステムやコールセンターが整備されており、効率的に予約の受付・集約が可能。開業から経営アドバイスまで本部がしっかりサポートしてくれるので、業界未経験者でも安心です。

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トータルリペア

トータルリペア

『トータルリペア』は、車や住宅、家具などの修理(リペア)を行うフランチャイズ本部です。加盟金など合わせて約330万円で開業できます。

新車ディーラーや中古車販売店、リサイクルショップなど、法人の顧客が中心となっておりリピート率が高いので、安定した収入が期待できるビジネスです。

開業前には、世界50ヵ国で認められたリペア技術を身につけることが可能。未経験者で始められるだけでなく、手に職をつけて定年を気にすることなく働くことができます。

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日乃屋カレー

日乃屋カレー

『日乃屋カレー』は、全国に60店舗以上展開するカレーフランチャイズです。約300万円の資金で開業できます。

老舗・名店52店が争う「神田カレーグランプリ」での優勝実績を持っており、都内のカレー激戦区でも勝ち続ける強さのあるカレー専門店です。

小~中規模の店舗に対応しており、中型店舗でも2~5人で対応できるシンプルなオペレーションを採用。人件費を抑えた低コスト運営が実現できます。

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301~400万円のフランチャイズとは

301~400万円で始められるフランチャイズとは何なのか、フランチャイズ比較ネットで取り扱いのある案件全体の中での割合や、業種の特徴などを紹介します。

案件全体の中の割合

案件全体の中の割合

301~400万円のフランチャイズは、全体の約7.3%を占めています。
0~2,999万円の案件のなかで5番目に割合が高い価格帯です。

301~400万円で始められる業種の特徴

301~400万円で始められる業種の売上規模は、1ヵ月あたり175~250万円程度の本部が多いです。業種によってさまざまで、なかには月の営業利益が1,000万円以上の本部もあります。

在庫の有無も業種によってさまざまですが、無在庫で経営できるビジネスが目立ちます。また、無店舗でオーナー1人からでも開業できるフランチャイズ本部もあるなど、店舗や人材にかける費用を抑えやすいビジネスも多めです。

初期費用は加盟金や保証金、研修費、販促費、システム導入費などで構成されており、なかには加盟金が不要の本部もあります。

また、ほぼ全ての本部において開業前後のサポートが充実しており、研修をはじめ、業務代行や採用・集客支援、本部からの仕事紹介などを受けることができます。

301~400万円で始められる業種一覧

301~400万円で始められる業種の例を紹介します。

カテゴリー 業種名
小売 中古車・自動車・自転車
サービス 学習塾・個別指導塾・家庭教師
幼児教育・保育園
介護・デイサービス・訪問看護
修理(リペア)・クリーニング
理美容・整体・リラクゼーション
不動産
飲食 カレー

特にサービス関連の業種が多く、上記以外にも地域情報サイトの運営などを行うフランチャイズ本部があります。

中古車・自動車・自転車

中古車・自動車・自転車フランチャイズのなかで最も多い営業形態が、買取・販売ビジネスです。
特に中古車を対象にしたフランチャイズ本部が多く、無店舗・無在庫で開業できるケースもあり、比較的開業資金を抑えられる傾向にあります。

メリット・デメリット

中古車・自動車・自転車フランチャイズのメリットは、本部の知名度を利用した集客ができることや本部サポートが受けられるほかに、個人で始めるより利益を残しやすいことが挙げられます。買取・仕入れ価格と販売価格のバランスをとることが難しいビジネスではありますが、本部の運営ノウハウを提供してもらうことで、適正な価格設定が可能になります。

デメリットとしては、加盟金やロイヤリティが発生することで費用面の負担が増えることと、本部が定めたルールに沿って経営する必要があるので、好きな車や自転車を取り扱いたいという方にとっては自由度が低く感じる可能性があることです。

301~400万円の費用の内訳

301~400万円の費用の内訳_中古車・自動車・自転車

301~400万円で始められる中古車・自動車・自転車フランチャイズ『カースタレンタカー』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・研修費・システム設定費・ツールや看板の設置費・車両費となっています。

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学習塾・個別指導塾・家庭教師

少子化の進行に伴い子ども一人ひとりに対する教育費は年々増加しており、学習塾・個別指導塾・家庭教師ビジネスもプラス成長で推移しています。
近年では、主要教科を指導する学習塾・個別指導塾・家庭教師のほかに、プログラミングや科学などのさまざまなジャンルのフランチャイズ本部が増えてきています。

メリット・デメリット

信頼が何よりも大事な学習塾・個別指導塾・家庭教師ビジネスには、フランチャイズ本部の知名度の恩恵が受けやすいというメリットがあります。
フランチャイズに加盟することで信頼が築けている状態で開業することができるので、講師の知名度や実績がない、または少ないことが原因でなかなか生徒を集められないという自体を避けることが可能です。

学習塾・個別指導塾・家庭教師フランチャイズのデメリットとして挙げられるのは、他業種と比べてロイヤリティが高めであること。また、本部のルールに従って教室経営をする必要があるので、自由度が低く窮屈に感じてしまうケースもあります。

301~400万円の費用の内訳

301~400万円の費用の内訳_学習塾・個別指導塾・家庭教師

301~400万円で始められる学習塾・個別指導塾・家庭教師フランチャイズ『自立型個別学習 G-PAPILS』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・広告費・開講準備費となっています。

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幼児教育・保育園

早期教育ニーズの高まりや待機児童問題、共働き世帯の増加などにより、少子化が進むなかでもさらなる市場拡大が見込まれる幼児教育・保育園ビジネス。
特にフランチャイズでの開業は、幼児教育・保育に関する専門的な知識や運営ノウハウを提供してもらえるので、開業ハードルが低く、経営を安定させやすいことが特徴として挙げられます。

メリット・デメリット

幼児教育・保育園フランチャイズのメリットは、幅広いサポートを受けられることです。立地場所の調査から運営ノウハウや教材の提供、人材の採用・育成、集客支援など、さまざまな本部サポートを受けられます。未経験者でも始めやすほかに、個人で行うより開業時の手間を大きく減らすことも可能です。

また、デメリットとしては加盟金やロイヤリティの支払いが負担になってしまう可能性があること、経営の自由度が低めであることが挙げられます。

301~400万円の費用の内訳

301~400万円の費用の内訳_幼児教育・保育園

301~400万円で始められる幼児教育・保育園フランチャイズ『チャイルド・アイズ』を例に挙げると、主な費用の内訳は加盟金・販促費・開校準備申込費・設計関連費となっています。

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介護・デイサービス・訪問看護

高齢化社会の日本になくてはならない、介護・デイサービス・訪問看護ビジネス。
医療に関する専門知識を必要とするため、ノウハウやサポートの提供が受けられるフランチャイズで開業を検討する方も多いです。

メリット・デメリット

介護・デイサービス・訪問看護フランチャイズの最大のメリットは、開業のハードルが個人で始めるより低いということです。専門的な知識やノウハウやサポートを受けながら独立を目指すことができるので、未経験者でもチャレンジしやすいです。
また、介護保険や医療保険の対象となるサービスの場合、保険団体から報酬が入金されるので、未回収が起きにくいというメリットもあります。

一方、医療従事者の人手不足が深刻化しているため人材確保が難しいことや、有資格者の雇用により人件費が高くなる傾向にあることが、介護・デイサービス・訪問看護フランチャイズのデメリットとして挙げられます。

301~400万円の費用の内訳

301~400万円の費用の内訳_介護・デイサービス・訪問看護

301~400万円で始められる介護・デイサービス・訪問看護フランチャイズ『訪問医療マッサージKEiROW~ケイロウ』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・保証金・研修費・システム導入費となっており、研修費のなかに開業前サポートも含まれています。
加盟金が0円の本部もありますが、その他の費用が高めに設定されており、合計の費用にはさほど差がありません。

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修理(リペア)・クリーニング

「使い捨て」から「一つの物を大事に使う」という消費者の意識の変化によって需要が増えている、修理(リペア)・クリーニングビジネス。
車や住宅、家具、携帯電話、洋服などジャンルも幅広く、広いスペースの確保や大きな設備投資をすることなく開業できるケースが多いです。

メリット・デメリット

修理(リペア)・クリーニングフランチャイズのメリットは、低資金で開業できることです。修理(リペア)の場合、出張先や小スペースで作業できるビジネスが多く、移動のための車両があればすぐにでも始められます。また、洗濯機や乾燥機など大型機械が必要なクリーニングビジネスの場合も、クリーニングは本部の工場で行われることがほとんどなので、機械の購入費がかかりません。

一方で、専門的な知識や技術が必要なビジネスでもあるので、研修で習得できるとはいえ、取り扱うジャンルによっては難易度が高いと感じてしまう方もいます。また、ロイヤリティの支払いが負担になってしまう可能性があることも、覚えておきましょう。

301~400万円の費用の内訳

301~400万円の費用の内訳_修理(リペア)・クリーニング

301~400万円で始められる修理(リペア)・クリーニングフランチャイズ『カメレオン』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・研修費・材料工具費となっています。
詳しい費用の内訳が公表されていない本部もありますので、フランチャイズ本部の資料を請求するまたは、直接問い合わせるなどして確認しましょう。

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理美容・整体・リラクゼーション

髪や身体のメンテナンスを行う理美容・整体・リラクゼーションビジネスは業態が幅広く、選択肢が豊富にあります。
専門的な資格が必要な場合もありますが、フランチャイズの場合は有資格者を別途採用することで、オーナー自身が資格を保有していなくても開業することが可能です。

メリット・デメリット

理美容・整体・リラクゼーションフランチャイズのメリットは、本部による集客サポートを受けられることです。また、広告や本部のホームページなどを活用した求人を行うことも可能で、本部が実施する研修によって従業員の育成もしやすい環境にあります。

デメリットとして挙げられるのは、毎月ロイヤリティの支払いが発生すること。営業時間や価格設定に縛りがあるケースが多い点も覚えておきましょう。

301~400万円の費用の内訳

301~400万円の費用の内訳_理美容・整体・リラクゼーション

301~400万円で始められる理美容・整体・リラクゼーションフランチャイズ『Can I Dressy』を例に挙げると、主な費用の内訳は加盟金・看板費・月会費となっています。
なかには、加盟金や保証金が0円のプランを提供している本部もあり、さらに費用を抑えたい方におすすめです。

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不動産

個人・法人向けや賃貸・売買・管理など、さまざまな業態があり、選択肢も多い不動産ビジネス。
店舗運営のノウハウやサポートを提供してもらいながら安定経営を目指せることから、フランチャイズでの開業を検討する方も多いです。

メリット・デメリット

不動産フランチャイズの最大のメリットは、本部の知名度を活かした集客ができることです。特に、全国展開しているフランチャイズ本部であれば、その恩恵を大きく受けることができます。
また、店舗運営のノウハウだけでなく、システムによる業務サポートなども提供してもらえることも不動産をフランチャイズで開業するメリットです。

フランチャイズ本部にもよりますが、なかには出店地域が制限されるというデメリットもあります。希望のエリアで開業できるかどうかも確認しておくと安心です。

301~400万円の費用の内訳

301~400万円の費用の内訳_不動産

301~400万円で始められる不動産フランチャイズ『ハウスドゥ!』を例に挙げると、主な費用の内訳は加盟金・保証金・システム導入費となっています。

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カレー

日本の国民食でもあるカレーはさまざまな飲食店やスーパー、コンビニなどでも提供されており、900億円以上の市場規模を誇っています。
ランチやディナーなど幅広い時間帯でニーズがあることや身近で手軽に食べられることから、今後も成長が見込めるビジネスです。

メリット・デメリット

カレーフランチャイズのメリットは、未経験者でも始めやすく、人件費を抑えた店舗運営が可能なことです。本部の工場で作られたカレーを店舗で盛り付けるだけという簡単なオペレーションが採用されているケースが多く、調理経験のない方でも簡単にカレーを提供できます。また、提供までの時間短縮にもつながるので、その分人件費も抑えることが可能です。

デメリットとしては、オーナーの意思だけで店舗づくりができないということ。基本的にお店のコンセプトやレイアウト、サービス内容などは本部によって決められており、それに沿って運営していかなければならないので、自分の裁量で決められず不満を感じてしまう可能性もあります。

301~400万円の費用の内訳

301~400万円で始められるカレーフランチャイズでは、費用の内訳が公表されていません。詳細は、フランチャイズ本部の資料を請求するまたは、直接問い合わせるなどして確認しましょう。

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予算別フランチャイズ一覧

公開日:2020年07月17日