繁盛するフランチャイズ店舗運営の秘訣(3)計画立案力

公開日:2015年03月24日
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FC(フランチャイズ)で独立・起業・開業される際のその熱い想いを、どのように行動に移していくのか、ということについてお話を致します。

まずは、次の項目についてチェックしてみてください。

記事提供:フランチャイズタイムズジャパン

チェック項目

(1) FC(フランチャイズ)店舗の今月の売上目標を社員・アルバイト全員が言えるか。

(2) 予想売上と売上目標とのギャップが明確になっているか。

(3) 売上面以外での今抱えているFC(フランチャイズ)店舗の問題点・課題を明確に社員が言えるか。

(4) 売上目標達成のための行動が「何を」「いつまでに」「誰が」「どれくらい」の視点で明確になっているか。

(5) 売上面以外での問題点・課題の解決策が、上司との間で上記4つの視点に沿って明確になっているか。

(6) 最低でも向こう半年間の売上目標が店長と上司との間に明確になっているか。

(7) 向こう半年間の売上目標達成のための行動計画が上司との間で明確になっているか。

いかがでしょうか。この7つの項目全てをチェックすることができましたか。

FC(フランチャイズ)で独立・起業・開業される際、どんなに熱い想いを持っていても、そしてどんなに熱い想いを全員が共有していても、その熱い想いを目標として明確にすること。そしてその目標をどうやって達成していくのか。それをオーナー様や店長が明確に示してあげること。これが出来なければ、結局は絵に描いた餅になってしまいます。つまり繁盛店を作ることは到底不可能です。

想いを伝え共有することは、フランチャイズ事業を行う上で、そして繁盛店を作る上で最も大切なことです。しかし、仕事は、「想い」を「目標」に置き換え、「目標に到達するまでの計画」を明確にすることから始まります。

例えば、下記をご覧下さい。

  • 昨年売上 800万円 今年の売上目標 1,000万円

この例で考えれば、目標と現実とのギャップは、単純に200万円です。(成長率等は分かり易くするために考えていません。)この200万円をどうやって埋めていくのか。それを考えるのがオーナー様や店長様の仕事になるわけです。

単純に売上は、

  • 「売上」=「客数」x「客単価」

で決まります。

フランチャイズで独立・起業・開業される場合、客数を増やすのか、客単価を上げるのか。オーナー様や店長様は、この二つの指標に変化をもたらす方法を考えていくわけです。雑誌に広告を出したり、お客様の満足度を上げて、再来店率を上げる戦略をとる方もいるでしょう。でもこのように考えることが出来るのも目標と現実をしっかりと見つめ、ギャップを把握しているから出来る訳です。

独立・起業・開業を検討されている皆様は、行動計画をしっかりと立てていらっしゃいますでしょうか。繁盛店は、目標を明確に掲げ、現実をしっかりと見て、ギャップを把握し行動計画を立てています。そんなことないと言われる方もいるかもしれません。そのような方は是非一度、繁盛店のオーナー様や店長と一週間、生活を共にしてみて下さい。感覚的であるかも知れませんが、必ずギャップを把握し、そこに対する計画を立て、行動を起こしています。当たり前のことを当たり前に繰り返す。その大切さを忘れないで頂ければと思います。

  • 土谷 淳(つちや・じゅん) 株式会社WILLCAN代表取締役

飲食業の人財育成支援や飲食店業績改善支援及び店長代行業務を行なう。フランチャイズ本部のスーパーバイザー育成支援及び代行業務も手がけ「企業に眠る人財を活性化させたい」という想いをもつ。