繁盛するフランチャイズ店舗運営の秘訣(4)実行力

公開日:2015年03月24日
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今回はFC(フランチャイズ)事業で繁盛店を作るための「実行力」ということについてお話を致します。

まずは、次の項目についてチェックしてみてください。

記事提供:フランチャイズタイムズジャパン

チェック項目

* (1) 最低でも月2回、店長とオーナー(またはマネージャー)との間で進捗を確認するための会議がある。

* (2) 会議は、目標と現状を確認し、ギャップを把握することからはじまっている。

* (3) 会議の中身が数値の達成、未達成の確認でなく、行動計画の達成・未達成を議題の中心としている。

* (4) 日々、オーナー(またはマネージャー)に売上報告、行動計画についての進捗報告がある。

* (5) FC(フランチャイズ)店舗で働く、一人一人の今月の役割が明確であり、1人1人が今日何をすればいいのか具体的に言える。

* (6) 行動計画表が店舗に貼り出せれている。

* (7) 行動計画表は実施の有無が記入できるようになっており、日々それに進捗を記入している。

いかがでしょうか。この7つの項目全てをチェックすることができましたか。

FC(フランチャイズ)で独立・起業・開業される際に想いをもって「目標」を立て、「行動計画」まで立てても、なかなか「実行」できない。ということがよくあります。大切なことは、行動計画を立てることではなく、実行することです。

実行するときに色々な活動と整合性をもち、より相乗効果を高めたいからこそ、「行動計画」を立て、全体の効果を事前に予測するわけです。でもなかなか、行動に移さない、なかなか行動に移してもらうことが出来ない、それが現状なのではないでしょうか。その原因は、実はとてもシンプルです。それは、せっかく「行動計画」を立てたとしても、会議をやるときや日々の報告が、行動の結果指標というべき売上数値でしか行われていないケースが極めて多いのです。

私もWILLCANという会社の経営をしておりますが、売上数値を管理することはできません。売上数値をマネジメントすることは実際不可能なのです。では何をマネジメントしているのか。それは、私自身もしかり、一緒に働いてくれている仲間の行動のマネジメントしているに他なりません。

ちまたでは、数値をマネジメントするという表現が良く使われます。ノウハウ的に物事を伝えるときや、シンプルだし、簡単にあなたも出来るよ・・・というような意識になってもらうためには、そのような表現もいいかもしれません。しかし、形のない数値をマネジメントすることが実際出来ないということは、おそらく読者の皆様が一番よくご理解されていることだと思います。

フランチャイズで独立・起業・開業される際に大切なことは、「目標」を立て「行動計画」を決め、『実行』することです。そして、「行動計画」が『実行』されているかどうかを『マネジメント』することです。そこにはじめて『マネジメント』というものが発生する訳です。するとそこに教育が発生し、そこに社員の方々の成長があります。そしてその結果、目標達成できるわけです。

シンプルなことですが、読者の皆様方の会社が何をマネジメントしているのか、今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。『実行力』が劇的に変わるヒントを得られるかもしれません。

土谷 淳(つちや・じゅん)

株式会社WILLCAN代表取締役

飲食業の人財育成支援や飲食店業績改善支援及び店長代行業務を行なう。フランチャイズ本部のスーパーバイザー育成支援及び代行業務も手がけ「企業に眠る人財を活性化させたい」という想いをもつ。