雑貨屋開業の魅力とは?成功のポイントと、開業の準備・方法を解説

公開日:2015年09月30日

最終更新日:2018年05月02日

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自分らしい、大好きなものに囲まれた空間を作れる雑貨屋。雑貨屋開業を夢にしている方や、いつかお金を貯めて雑貨屋を開業することを目標にしている方も多いのではないでしょうか?

ですが、雑貨屋という業種でしっかりと経営を続けていくにはきちんと利益が出るように工夫をしたり、知識を付ける必要があります。雑貨屋を開業するにあたって知っておかなくてはならない基本的な知識をご紹介します。

雑貨屋開業|目次

1 雑貨屋を開業することの魅力とは?

 1-1 雑貨屋開業の魅力

2 雑貨屋開業を成功させるために

 2-1 雑貨屋のメインターゲットをきめる

 2-2 雑貨屋のコンセプトをきめる

 2-3 雑貨屋の商品をどう仕入れるか

3 雑貨屋開業の準備

 3-1 雑貨屋開業に向けての開業資金をつくる

 3-2 雑貨屋を開業する店舗・販売場所を決める

 3-3 雑貨屋開業後の宣伝・集客の準備をする

4 雑貨屋を開業するための方法

 4-1 自分でお店を持ち、雑貨屋を開業する

 4-2 フランチャイズに加盟して雑貨屋を開業する

 4-3 ネットショップで雑貨屋を開業する

5 まとめ

1 雑貨屋を開業することの魅力とは?

まずは、改めて雑貨屋を開業する魅力について考えてみましょう。自分の知らなかった雑貨屋の魅力に気がつけるかもしれません。

1-1 雑貨屋開業の魅力

自分の好きな空間をつくることができる、好きなものに囲まれた場所で働くことが出来るというのが、雑貨屋最大のメリット。普通の会社員ではなく、好きなことをしながらお金を稼ぎたい、雑貨が大好き、という方にとっては、非常に「やりがい」を感じる仕事です。

雑貨は生活にゆとりや喜びを与えるアイテム。雑貨屋を開きたいと考えている方は、実際に雑貨によって生活を豊かにしてきた経験があるでしょう。その喜びをより多くの人に提供し、共有できる。そんな素敵な仕事だからこそ、魅力的なのです。

自分のお店を持つということは時間の融通も利くということなので、子育てや家事との両立も可能です。現在主婦の方はもちろん、将来的に結婚や出産を予定している女性にはオススメの職業となります。

金銭的な面での魅力としては、開業に掛かる費用が、他の業種と比べると少ないという点があります。

調理器具など高額な備品が必要となる飲食業とは違い、商品を陳列する棚やレジなど最低限の備品と商品があれば成り立つのが雑貨屋。開業コストが低いので低資金でもお店を作れます。

雑貨にもトレンドがあり、流行のアイテムであれば売上もアップします。そういった時代の流れに目を配りつつ経営をしていけば、高収入を目指すこともできるでしょう。

2 雑貨屋開業を成功させるために

雑貨屋を開業する前にまず考えておかなくてはならないことを3つにまとめました。「雑貨屋を開業したい!」と考えるならまずはこの3つの項目を明確にし、より理想に合ったの雑貨屋開業を目指しましょう。

2-1 雑貨屋のメインターゲットをきめる

まずは、メインターゲットを決めましょう。「女性に来てほしい」「幅広い年齢層の人に来てほしい」といったアバウトな設定では、お店の方向性が定まらず、かえって顧客が遠のいてしまうこともあります。

ターゲットを沢山設定しておくのも良いかもしれませんが、ある程度は絞った方がお店に独自性も出すことが出来ます。主婦・OL・学生などメインターゲットの属性を絞り、年代を決めます。

ターゲットの経済面も考えましょう。平均的な収入の人のターゲットにするなら、商品の価格は普通かそれ以下になりますし、生活にゆとりがある比較的高収入な人をターゲットにするなら、少し高めの商品を仕入れてもいいでしょう。

このようにターゲットを絞ることによって、お店に並ぶ雑貨をどのようなものにするかが見えてきます。お店の独自性・個性が出れば、メインターゲット以外の層の顧客も魅力を感じてくれるでしょう。

注意しておきたいのは、10代のみをターゲットにしないこと。流行に敏感すぎる10代をターゲットにすると商品の入れ替わりを頻繁にしなければ売れず、結果的に売れない在庫を大量に抱えることになる可能性もあります。

2-2 雑貨屋のコンセプトをきめる

お店に並ぶ雑貨を選ぶ前に必要なのが、コンセプトの決定です。

もちろん、自分が好きな系統のものを並べてもいいのですが、成功するためには市場調査や地域性も考えてコンセプトを決める必要があります。

開業したいと考えている街を歩いてみることから始めましょう。その街の雰囲気や、住んでいる人に合ったものを取り扱えば高収入に繋がります。他に雑貨屋がないか、ある場合はどんな雰囲気の雑貨屋なのかをチェックしておくことも重要。すでにある競合店と被らないコンセプト設定をしましょう。

コンセプトは、「みんなが幸せになれる雑貨」「生活をゆたかにする雑貨」といった抽象的なものは良くありません。「大人のためのキッチン雑貨&アクセサリー」「北欧の雰囲気を感じられる生活雑貨」「レトロモダンな女性のための雑貨」といったようにある程度具体的であると、お店の方向性が明確になって良いでしょう。

2-3 雑貨屋の商品をどう仕入れるか

商品の仕入れは、経営を成功させるために非常に重要なポイントとなります。他の雑貨屋はどのように仕入れをしているのか調査したり、雑貨屋開業に関する書籍を調べてみましょう。

主な仕入れ方法としては、

  • ・雑貨問屋から仕入れる
  • ・海外で直接買い付けする個人輸入
  • ・アマゾンなどネットで仕入れる
  • ・ネットを利用した海外からの個人輸入
  • ・メーカーに直接問い合わせ、仕入れる

といったものがあります。

雑貨の種類によって、どの仕入れ方法が最も良いのかは、違ってきます。費用を抑えられる仕入れ方法はどれなのか、実際に自分で調べながら決定していきましょう。

3 雑貨屋開業の準備

コンセプトやメインターゲット・仕入れ方法などが決まれば、いよいよ開業準備です。開業するためにはまずは何を準備すべきかチェックしておきましょう。事前にチェックすることで、開業までの流れがスムーズに進みます。

3-1 雑貨屋開業に向けての開業資金をつくる

開業資金はどこにどうお金をかけるかで変わってきます。店舗の広さや立地場所によっても大きく変わりますし、店内に設置する備品・人を雇うかどうかなど、目指すお店の規模によって大きく違いが出ます。

重要なのは、その資金をどう調達するのかということです。十分な貯金があり、資金集めに問題がないなら良いですが、親に貸してもらう、金融機関に融資してもらうといった方法を取るなら、返済計画をきっちり考えておかなくてはなりません。

無理な返済計画を立てれば、お店は潰れてしまいます。ゆとりをもって返済できる額をきちんと計算して、返済計画を立てましょう。

開業する際には、補助金が国から支払われることもあります。創業補助金や、自治体ごとの補助金をチェックしておきましょう。申請が通れば補助金を受け取れ、開業資金に充てることができます。

3-2 雑貨屋を開業する店舗・販売場所を決める

開業する場所を決めましょう。場所を決める際には、調査をする必要があります。店舗に呼び込める人が居る範囲である「商圏」や競合他店についてなどお店を開きたい場所の分析をします。

自分でネットの人口分布情報や、交通情報などを駆使して調査するのも良いですが、専門の業者に委託して分析する方法もあります。

分析が完璧にできていても、実際にその場所に足を運ぶことは大切です。分析と自分の目で見た情報を合わせて考えていきましょう。

物件の情報は地域の不動産屋で入手します。まずはネットで検索して空き店舗がないか探してみるのもいいでしょう。実際に足を運んで空き店舗を探すのもOK。空き店舗にはそれを管理する不動産屋の連絡先が書かれた看板がついているので、それを頼りに尋ねてみましょう。

3-3 雑貨屋開業後の宣伝・集客の準備をする

お店の開業が決まったら、宣伝をしていきます。最初はお店周辺の住宅にチラシのポスティングをするといったことから始めるといいでしょう。お店付近でチラシ配りをするのも、直接人と触れ合いつつ宣伝できるのでオススメです。

また、近年ではネットが大きな宣伝ツールとして注目されています。お店のHPはもちろん、ブログを作っておくといいでしょう。

TwitterやFacebookなどもお店ようにアカウントを取得すれば、より多くの人にお店の情報を拡散することが出来、高い宣伝効果が期待できます。

4 雑貨屋を開業するための方法

雑貨屋には、実店舗を自分で開く場合・フランチャイズに加盟する場合・ネットショップで開く場合と大きく分けて3つの業態があります。
それぞれのメリットデメリットを考え、自分はどの形態で雑貨屋を開業するかを決めましょう。

4-1 自分でお店を持ち、雑貨屋を開業する

自分で1から雑貨屋を作る場合は、資金調達から備品購入・物件決定・契約・仕入れ・内装工事など様々なことを自分が決めなければなりません。

その分自由度が高く、より自分の理想のお店づくりが可能ですが、多くの事を勉強しておく必要があります。経営に関するノウハウが一切ないなら、まずは自営業の経営について1から学ばなくてはなりません。

自分で開いた場合は前例がないので収入のシミュレーションが難しくなります。どのくらいの金額が手元に入るのか最初の内は不明なので、当面の生活費も残したうえでの資金計画をしておきましょう。

開業資金に関しては、削る部分を削れば抑えることが出来ますが500万円~1000万は用意しておくべきでしょう。

4-2 フランチャイズに加盟して雑貨屋を開業する

雑貨屋のフランチャイズに加盟して開業するという方法もあります。

フランチャイズなら経営ノウハウがなくても本部に教えてもらうことが出来ますし、仕入れも確立したルートがあるので楽。開業までの時間がスムーズで短期間で開業できます。

フランチャイズ加盟する場合は既に加盟し、経営しているお店の実績について調べておきましょう。ネットで簡単に調べられますし、フランチャイズ本部のサイトに具体的な収入例が書かれている場合がほとんどです。より明確な経営計画を立てることが出来ます。

自由度が高くなく、その本部の指定する雰囲気のお店にはなってしまうフランチャイズ。しかし、開業資金は自分でお店を開く場合より低額の場合が多いですし、より売れるノウハウを身に付けることも可能。自分にマッチするコンセプト・世界観の会社があれば、雑貨屋としては成功しやすい業態と言えます。

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4-3 ネットショップで雑貨屋を開業する

実店舗を持たず、インターネットでお店を開く方法は近年増えています。

備品や物件にかかる費用が不要となるので、開業資金が大幅に抑えられます。有料のモールに参加するなら出店費用、サイトを作るためのソフト代、郵送するために必要な梱包材などいくつか必要なものがあります。

ですが、どれも実店舗を持つことに比べると低額で50万前後での開業も可能です。モールには参加せず、個人でネットショップを持つ場合は5万円以下から始められる場合もあります。

ネットショップ経営をしていくうちに、実店舗を持ちたいと考え始める人もおいので、ネット経営を選ぶ場合もコンセプトやターゲット決定は実店舗展開を意識して考えておいた方がよいでしょう。

5 まとめ

雑貨屋は、自分の好きなものに囲まれた空間で働くことが出来る魅力に溢れた仕事です。では、いざ雑貨屋を開業しようと思ったらどのようにすれば良いのでしょうか。

雑貨屋開業で成功するには、「メインターゲット」、「コンセプト」、「商品の仕入れ方法」を考えることがポイントになります。「雑貨屋を開業したい!」と考えるなら、まずはこの3つの項目を明確にしましょう。

3つの項目を明確にしたら、次は開業の準備を始めましょう。開業資金をつくり、店舗・販売場所を決め、宣伝・集客の準備をしていきます。

準備の中で、どのような業態で雑貨屋を開業するかも考える必要があります。自分で店を持つのか、フランチャイズに加盟するのか、ネットショップでスタートするのか、自分の理想と現実を考え、決めましょう。