フランチャイズオーナーの年収ってどれぐらい?業界別に徹底調査

最終更新日:2019年10月10日

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フランチャイズで独立開業としたいと考えている方の中には、「どれくらいの年収が稼げるのか」「勤務時間はどれくらいなのか」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会・フランチャイズ代理店応募情報サイトなどの情報をもとに、人気の業界の年収を徹底調査しました。

この記事を読めば、これまで具体的な年収を知らなかった方でも、独立後のイメージが持てるはずです。
フランチャイズオーナーに興味がある方は、ぜひチェックしてください。

目次

業種別に見る、フランチャイズオーナーの平均年収

 コンビニオーナーの平均年収は?

 塾オーナーの平均年収は?

 飲食オーナーの平均年収は?

 ハウスクリーニングオーナーの平均年収は?

 買取サービスオーナーの平均年収は?

フランチャイズオーナーってどれぐらいの時間働いているの?

年収をあげていくためにできること

まとめ

業種別に見る、フランチャイズオーナーの平均年収

今回は、フランチャイズの中でも人気ある、下記5つの業界の年収をそれぞれ紹介していきます。

・コンビニオーナー
・塾オーナー
・飲食オーナー
・ハウスクリーニング
・買取サービス

ロイヤリティ・開業資金総額も合わせて紹介していくので、ご自身の予算などと比較しながら確認してみてください。

コンビニオーナーの平均年収は?

どのコンビニフランチャイズで加盟するかによって年収も変わってきますが、だいたい平均で約700万円程だと言われています。

ただし、コンビニオーナーの年収はオーナー個人の年収というより、1店舗あたりの年収として管理するため、例えば夫婦経営の場合は夫婦合わせた年収が約700万円と考えるところがポイントになります。

日本フランチャイズチェーン協会によるコンビニエンスストア統計調査月報によると、2017年の1店舗あたりの平均年間売上金額は1億9440万円、2018年の1店舗あたりの平均年間売上金額は1億9800万円です。

コンビニの場合は、売上金額によってロイヤリティのパーセンテージが大きく変わるものです。
一概には言えませんが、収入が売上金額の10%以下になる可能性があることも認識しておくとよいでしょう。

塾オーナーの平均年収は?

塾オーナーの平均年収は約800万円程です。
塾オーナーの年収は、フランチャイズ比較netに掲載されている下記利益モデルのように、生徒数に比例して上がる傾向にあることが分かります。

・月間平均生徒数70人想定場合の年間利益は1,300~1,400万程度
・月間平均生徒数100人想定の場合の年間利益は1,800~2,000万程度

塾ロイヤリティは歩合制を採用している本部が多く、月間売上の約10%が差し引かれます。
案件によっては、売上以外にもシステム料として数万円差し引かれる場合もあるので、注意して確認するようにしましょう。

なお、塾オーナーの開業資金総額は500~700万円と比較的高額なため、手元にある程度の資金がある方におすすめです。

飲食オーナーの平均年収は?

古くからフランチャイズを活用しており、コンビニ同様人気を集めているのが飲食店の経営です。
「フランチャイズ=飲食店」というイメージの方も少なくないでしょう。

飲食店オーナーの平均年収は約1060万円程です。
そんな飲食店のフランチャイズですが、ロイヤリティが3~6%と比較的低いのも特徴です。
開業資金総額は最低でも約22万、最高金額で3670万円とかなり差が大きいため、説明会などに参加して、しっかりと条件等を見極めることが重要です。

ハウスクリーニングオーナーの平均年収は?

高齢化・共働き家庭の増加により、今後も市場の拡大が想定されているのがハウスクリーニングです。

そんなハウスクリーニングの平均年収ですが、一般的に約960万円と比較的高額です。
ロイヤリティは定額6万円程から売上の約20%で、地域によってパーセンテージが異なる場合もあります。

ハウスクリーニング経営の特徴は、開業資金の少なさです。
0~300万円程度の金額で開業できるため、手持ち資金が少ない方でも比較的はじめやすいと言えるでしょう。
開業前の研修も短期間なので、とにかくすぐに経営をはじめたい方にもおすすめです。

掃除好きな方にはおすすめのハウスクリーニングのフランチャイズですが、コンビニ・飲食店などと比較すると勤務地が限られている案件が多いため、ご自身の生活拠点を考えながら選ぶようにしましょう。

買取サービスオーナーの平均年収は?

業界動向サーチによると2017-2018年の業界規模が4,000億円を突破しており、今後の伸びが期待されているのが、買取サービス業界です。

そんな買取サービスのオーナー平均年収は約1420万円と今回紹介する業界の中で最も高額です。

敷地が狭くても店舗を持つことができるだけでなく、運動量が多くないことから、比較的体力のない方にもおすすめのフランチャイズと言えるでしょう。
ただし、開業資金総額は最低で500万円程度かかるため、費用を抑えて開業したい方には向きません。

AIによる鑑定システムを取り入れていたり、本部からのフォローはLINEなどのSNSを使用する場合もあったりすることから、基本的なITツールの知識は身につけておくとよいでしょう。

フランチャイズオーナーってどれぐらいの時間働いているの?

ここまで業界別の年収を紹介していきましたが、労働時間や休日日数など、オーナーの働き方が気になる方も多いのではないでしょうか。

コンビニオーナーの働き方については、経済産業省が実施した調査結果から知ることもできます。

平成30年度12月~平成31年度3月に実施した「コンビニエンスストア加盟店の取組事例調査」によると、従業員(パート・アルバイト含む)の現在の状況について、なんと61%のオーナーが「従業員が不足している」と回答しているという結果が出ています。

オーナーになったからと言って店舗を離れられるわけでなく、自身が店頭に立たなければいけない状況であることが分かるのではないでしょうか。

また、フランチャイズのなかには、オーナーが勤務時間を自由に決められる場合もありますが、勤務時間外に仕事を忘れて休むことができるかと言えば、そうとも言い切れません。

その理由は、本部の指示に従っていれば、収入が入るわけではないからです。
加盟店になることでノウハウ等は提供されるものの、オーナーがノウハウを活かしきれない場合、想定していたよりも売上が下回ることは多いにあり得ます。

これまで店舗経営をしたことのある方であれば、過去の経験を活かして問題なく経営を実施できる可能性もあります。
ただし、経営初心者の方であれば店頭に立たない日こそ、今後の戦略を考えたり勉強をしたりする必要があるのです。

特に初期の段階ではオーナーになったからといって労働時間が極端に短くなったり、高額な年収が手に入ったりするわけではないことを認識しておきましょう。

年収をあげていくためにできること

業界・経営方法により年収に大きな差が出るフランチャイズですが、年収をあげるためには一体どのような工夫ができるのでしょうか。
具体的には、大きくわけて3つの方法があげられます。

集客・受注増加を図る
フランチャイズではロイヤリティとして営業利益から一部本部に吸収されますが、歩合制・定額制どちらにしても、売上金額がアップすれば比例して年収も増加します。
ブランディング・広告の打ち出しは本部で実施しているフランチャイズも多いものの、利益向上のためには経営している店舗で独自にPRをすることが重要です。

店舗の規模を大きくする
特に飲食店の経営については、店舗を広くすることで一度に受け入れる顧客数が増加し、売上向上に繋がります。
ただし、そのぶん新たに従業員を雇う必要があったり、環境を整える資金が必要になったりと、別途経費がかかることは認識しておきましょう。

多店舗経営をする
1つの店舗で売り上げが少ない場合でも、複数の店舗を経営することで自動的に年収はアップします。
ただし、多店舗経営に関しては、1つ目の店舗で十分に利益を出せている状態であることが重要です。
もともと経営している店舗の売上が十分でなければ、単に仕事量が増えるだけで、労働時間の対価に見合った売上はあまり期待できないでしょう。

経営をはじめたばかりの状況や、売上が十分でない・安定していない段階では、まず集客・受注増加を目指すのがおすすめです。

まとめ

今回は、フランチャイズオーナーになることで稼げる年収を業界別に紹介していきました。

本部のブランドやノウハウを利用できるフランチャイズとはいえ、オーナーになれば必ず稼ぐことができるわけではありません。
年収は、業界の種類はもちろん、開業する地域・経営方法によっても大きく異なります。
納得のいく年収を稼ぐためにも、必ずご自身で商売・マーケティングなどを学び、利益向上のための努力を欠かさないようにすることが重要なのです。

ぜひ今回の記事を参考に、どの業界のフランチャイズを実施するか判断してみてはいかがでしょうか。

公開日:2019年10月10日