貴金属フランチャイズの開業・運営に必要な資金とは

公開日:2020年06月29日

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貴金属フランチャイズの費用は、加盟する本部や店舗の規模などさまざまな条件によって変動します。

そこで今回は、貴金属のフランチャイズを始めるために必要な加盟金や店舗関連費、研修費などの開業資金(初期費用)、買取・仕入れ資金や人件費、賃貸料などの運営資金を詳しくご紹介。
貴金属フランチャイズでの独立・開業を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

貴金属フランチャイズ開業と運営に必要な資金の目安

貴金属フランチャイズ開業に必要な資金(初期費用)

貴金属フランチャイズに必要な運営資金

貴金属フランチャイズのキャッシュフローシミュレーション

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貴金属フランチャイズ開業と運営に必要な資金の目安

貴金属フランチャイズの開業に必要な資金の目安は、約2,200万円です。
この費用は、開業資金(初期費用)と運営資金3ヵ月分を合算した金額で、あくまで目安の一つです。
貴金属の買取・販売を行うフランチャイズビジネスの場合、開業資金では加盟金、運営資金では買取・仕入れ資金が大きな割合を占めるのが特徴です。

<開業資金(初期費用)の目安>

項目 金額
加盟金 240万円
店舗関連費
(物件取得費・内装工事費・設備費など)
150万円
古物商の営業許可取得費 2万円
研修費 100万円
合計 492万円

<運営資金の目安 ※3ヵ月分用意した場合>

項目 金額
買取・仕入れ資金 1,200万円
人件費 63万円
賃貸料 60万円
水道光熱費 6万円
ロイヤリティ 75万円
広告費 280万円
合計 1,684万円

※月の売上を700万円と仮定し、各項目を計算しています。

以下で一つずつ項目を解説していきます。

貴金属フランチャイズ開業に必要な資金(初期費用)

貴金属フランチャイズの開業に必要な資金(初期費用)には、加盟金や店舗関連費、研修費などが挙げられます。
加盟する本部や店舗の規模などによって異なります。

加盟金

貴金属フランチャイズの開業に必要な加盟金は、240万円程度です。

フランチャイズ本部によって金額はさまざまで、なかには無料や50万円程度の加盟プランを用意している本部もあります。

加盟金の中に研修費や補償金が含まれている場合もあるので、その点にも注意して確認しておきましょう。

店舗関連費(物件取得費・内装工事費・設備費など)

貴金属フランチャイズでは、店舗関連費が150万円程度必要になります。

小スペースで開業できるので、一般的な小売業より安く済むケースが多いです。また、出張型のサービスを提供する場合には店舗が不要なので、大幅に費用を抑えることができます。

古物商の営業許可取得費

中古品を取り扱う貴金属フランチャイズでは、「古物商の営業許可」を取得する必要があります。

開業エリアを管轄している警察署で許可申請書と添付書類を提出して取得します。

手数料として1.9万円必要ですが、公的書類の発行にかかる費用も考えると2万円程度準備しておくと安心です。

研修費

貴金属フランチャイズの開業には、研修費が100万円程度必要です。

加盟する本部によって異なりますが、研修の参加人数が制限されていることもあるので、特に従業員の雇用を検討している場合には十分に確認しましょう。

貴金属フランチャイズに必要な運営資金

貴金属フランチャイズに必要な運営資金は、主に以下の6つです。

  • 買取・仕入れ資金
  • 人件費
  • 賃貸料
  • 水道光熱費
  • ロイヤリティ
  • 広告費

運営資金のなかで最も大きな割合を占めるのは仕入れ資金で、その次に広告費という順番になっています。

買取・仕入れ資金

貴金属フランチャイズは運営資金として買取・仕入れ資金が必要です。

貴金属のみ、もしくは貴金属以外の買取・仕入れが必要などの条件にもよりますが、1ヵ月あたり売上の50~70%かかります。

また、本部や専門業者への売却など素早く換金できるフランチャイズ本部もあるので、資金繰りも安定化させやすいです。

人件費

貴金属フランチャイズではオーナー1人でも開業可能なので、人件費がかからない場合もあります。

従業員の雇用が必要になった場合でも少人数で運営できるので、1ヵ月あたり売上の3~7%程度の人件費で済みます。

賃貸料

貴金属フランチャイズでは小スペースでの開業が可能なので、賃貸料も比較的抑えやすいです。

立地や広さにもよりますが、1ヵ月あたり売上の2~4%程度で見積もっておくと良いでしょう。

水道光熱費

店舗を構える貴金属フランチャイズの場合は賃貸料のほかに、水道光熱費が運営資金として必要になります。

店舗の規模にもよりますが、広さを必要としないケースも多く、1ヵ月あたり売上の1%以下に抑えることが可能です。

ロイヤリティ

貴金属フランチャイズに必要なロイヤリティは、1ヵ月あたり10~40万程度です。

月額固定のところが多く、オーナーの努力次第でより大きな収益を得ることができます。

広告費

貴金属フランチャイズでは、1ヵ月あたり10%前後の広告費が必要です。

テレビCMやチラシなど、本部が実施している広告の内容や頻度などによっても変動します。継続的な集客には欠かせない運営資金となるので、忘れずに準備しておきましょう。

貴金属フランチャイズのキャッシュフローシミュレーション

貴金属の買取サービスを提供する「WAKABA」の場合、キャッシュフローシミュレーションは以下の通りです。
(必ずしも当てはまるわけではないので、参考程度にしておいてください。)

今回は、1ヵ月あたりの売上高が約733.5万円の店舗をモデルに算出しています。

  • 総粗利益高
    342.5万円
    =733.5万円(売上高)ー391万円(買取・仕入れ費)

  • 店利益
    138.2万円
    =342.5万円ー204.3万円(人件費や賃貸料、水道光熱費など)

店舗関連費や人件費を抑えた開業・経営ができる貴金属フランチャイズは、利益が残しやすい魅力的なビジネスです。
ですが、貴金属フランチャイズを成功させることができるかどうかは、本部選びも重要なポイントになるので、知名度や本部の強み、サポート体制をしっかり確認したうえで慎重に決めることをおすすめします。自分に合ったフランチャイズ本部を選べるように、複数の本部を比較・検討するよう心がけましょう。

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