コンビニのスーパーバイザーになるには?仕事内容から必要な資格、なり方まで徹底
最終更新日:2024年09月20日

コンビニのスーパーバイザーは、売り上げの管理からスタッフ指導まで幅広い業務を担当する仕事です。
さまざまなスキルが求められるため苦労は多いですが、やりがいも大きく充実感を得られる仕事だと言えるでしょう。
こちらでは、コンビニのスーパーバイザーの仕事内容や必要なスキル、なり方などを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
スーパーバイザーとは
スーパーバイザーとは職場を管理・監督する職種のことで、コンビニや飲食店、アパレルショップ、コールセンターなどさまざまな業界で活躍しています。
仕事内容は業種によって異なりますが、各職場の売り上げ目標を管理したり、店長やスタッフに対して指導を行ったりするのがスーパーバイザーの基本業務です。
また、スーパーバイザーはいくつかの職場を1人で管理・監督することが多く、現場で起きている問題や不満を吸い上げて本部へ伝える必要があります。
そのため、職場と本部をつなぐ橋渡しのような存在だとも言えるでしょう。
コンビニのスーパーバイザーの仕事内容
コンビニのスーパーバイザーの仕事内容は、下記の通りです。
- 売上状況の確認
- 店舗への改善策提案
- 店長・スタッフへの指導
- 発注や在庫管理のアドバイス
- 店舗の抱える問題の吸い上げ
スーパーバイザーは月に数回それぞれの店舗を巡回し営業状況を確認しながら、売り上げが低迷している店舗に対しては改善策を伝えます。
商品の陳列や接客態度に問題があったときは、店長やスタッフへ指導するのもスーパーバイザーの仕事の1つです。
また、スーパーバイザーは店長が抱える困り事やトラブルの相談に乗り、場合によっては本部へ伝える仲介の役割も果たします。
コンビニのスーパーバイザーのやりがい・苦労
コンビニのスーパーバイザーは大きな達成感を得られる一方、店舗の責任を背負うプレッシャーが大きい仕事でもあります。
コンビニのスーパーバイザーの仕事に興味がある方は、こちらで紹介する仕事上のやりがい・苦労をぜひご覧ください。
コンビニのスーパーバイザーのやりがい
コンビニのスーパーバイザーのやりがいは、主に下記の2点です。
結果が目に見えやすい
コンビニのスーパーバイザーは、結果が数字として見えやすい仕事です。
自身のアドバイスによって店舗の売り上げが伸びたり、来店客数が増えたりしたときは達成感を得られるでしょう。
また複数店舗の管理・監督を任されることが多く、売り上げが良い店舗だけでなく悪い店舗を担当することも少なくありません。
そのため経営状況が悪い店舗を回復させることができれば、自身の実力や成長を実感でき大きなやりがいを感じられます。
多くの人と連携しながら仕事ができる
コンビニのスーパーバイザーとして働いていると、店長やスタッフの悩み相談に答えたり、売り上げを伸ばすために打ち合わせを重ねたりする必要があります。
そのため他人の話を聞くこと、大勢を巻き込んで仕事することが好きな方は前向きに仕事に取り組めるでしょう。
特に店長やスタッフからは頼られる立場にあるため、人を引っ張ることが得意な方はやりがいを感じられるはずです。
コンビニのスーパーバイザーの苦労
一方で、コンビニのスーパーバイザーはプレッシャーや人間関係で苦労しやすいです。
例えば売り上げや収益が伸びないときは、早く結果を出さなければと焦りを感じてしまうことがあります。
また、本社と店舗の方向性が異なっているときは、両者の板挟み状態に陥りやすい点もスーパーバイザーならではの苦労です。
コンビニのスーパーバイザーはやりがいのある仕事ですが、一方で苦労を感じる場面が存在することも頭に入れておきましょう。
コンビニのスーパーバイザーに向いている人
こちらでは、コンビニのスーパーバイザーに向いている3つのタイプを紹介します。
下記は絶対に必要な資質というわけではありませんが、自身のどういった強みを活かせるのか知る上でもぜひ参考にしてみてください。
コミュニケーションが好きな人
コンビニのスーパーバイザーは、多くの人と会話する仕事です。
そのためコミュニケーションが好きな方は、スーパーバイザーの仕事を楽しく感じられるでしょう。
特にコンビニは老若男女幅広い年代のスタッフが働いているので、誰とでも気兼ねく話せるタイプであれば尚良いです。
ただし、人見知りだからといってコンビニのスーパーバイザーが務まらないわけではありません。
口数が少なくても、責任感や誠実さがあれば店長やスタッフはついてきてくれるはずです。
チームプレイが得意な人
コンビニのスーパーバイザーは、チームプレイが得意な方にも向いています。
店舗の売り上げを伸ばすためには、店長やスタッフ、本社など多くの人の力を借りなければいけません。
そのため店長やスタッフに対して適切な指示を出したり、本社を上手く説得したりする能力が求められます。
コンビニのスーパーバイザーは1人で黙々と作業してできる仕事ではないので、個人よりもチームで協力し合えるタイプのほうが成果を上げやすいでしょう。
数字を分析することに抵抗感がない人
コンビニのスーパーバイザーは、数字を分析することも仕事の1つです。
売り上げの低迷や客数減少の原因などを、データを見ながら分析する必要があります。
こういった分析力は経験とともに身につくことが多いですが、それでも「数字を扱うことに抵抗感がある」というタイプであれば、日々の仕事にストレスを感じてしまう可能性が高いでしょう。
コンビニのスーパーバイザーに必要なスキル・資格
コンビニのスーパーバイザーには、コミュニケーション能力やチームビルディング力、マーケティング力、分析力など幅広いスキルが必要です。
これらのスキルは実務を通して身につくことが多いため、スーパーバイザーになる前にまずは店長として経験を積む方が少なくありません。
また、日本フランチャイズチェーン協会認定の『スーパーバイザー士』の資格を取得する方もいます。
絶対に取得しなければいけない資格ではありませんが、これからスーパーバイザーを目指す方は自身の知識や能力を磨くために取得を目指してみるのも良いでしょう。
コンビニのスーパーバイザーになる方法
コンビニのスーパーバイザーとして働く方法はいろいろありますが、まずコンビニの店長として働いて経験と実績を積む方が多いです。
スーパーバイザーは業界の経験や知識が求められる仕事のため、未経験者を雇っているケースは少ないと考えて良いでしょう。
ただし、たとえコンビニ業界で働いた経験がなくても、ほかの業界で店長やオーナーをしていた場合はコンビニのスーパーバイザーとして雇ってもらえる確率が高いです。
コンビニのスーパーバイザーの採用基準は本社によって異なるため、まずはそれぞれの会社の応募条件をよく確認してみてください。
コンビニのスーパーバイザーになるためのスキルと経験を身につけよう
コンビニのスーパーバイザーは資格が不要な仕事ですが、業界での経験やスキルを求められることが多いです。
そのためまずはスーパーバイザーになるためのスキルと経験を理解し、キャリアを積んでいくようにしましょう。
またスーパーバイザーの応募条件は会社によって異なるため、条件に合致する会社を見逃さないようこまめに求人情報をチェックすることが大切です。
公開日:2020年12月18日