気になる業界、まるごと理解! 業界別 特化セミナー(美容・健康) 【2/2】

公開日:2020年04月01日

【セミナー内容】

法人・個人を問わず、フランチャイズで起業・独立を考えられている方の間では長らく「3つの業種」が高い人気を誇ってきました。「学習塾」・「介護」、そして今回ご紹介させていただく「美容・健康」業種です。何故、こんなにも長期間に渡って人気業種であり続けるのか? 今回はその魅力を【全2回】に渡ってお送りさせていたただきます。

【バックナンバー】

▶ 1. 健康・美容業界、その市場規模

目次

2. 加盟者から見た健康・美容業界の魅力

2. 加盟者から見た健康・美容業界の魅力

みなさんが検討されている「フランチャイズ」という視点で見ると「美容・健康」とはほぼ「マッサージサロン」。その中でも「整体・カイロプラクティック」を指すということ。そして、その理由についてお話させていただきました。

次に「整体・カイロプラクティック」を「加盟者」側の視点から、ビジネスとしていかに優れているかお話させていただきます。

その前に「優れたフランチャイズモデルの共通事項」をお話します。これは「整体・カイロプラクティック」だけに留まらず、「個別指導塾」、「介護・デイサービス」といった、今人気のフランチャイズにも当てはまる内容となっております。

2-1. いくら儲かるか?よりも大切な、収益の安定性

一つ目は収益性。ここでは「どれくらい儲かるか?」も大切ですが、それ以上に「どれくらい毎月安定して儲かるか?」といった見方が大切です。いくら儲かると言っても、良い時期と悪い時期の差があり過ぎたり、またそれが事前に予想できないとなると、トータルで儲かったとしてキャッシュフローの面から厳しいですよね。もちろん、既存ビジネスをお持ちの方や開業資金が潤沢な方は別ですが、初めて起業する際は避けた方が無難だと思います。

その点、マッサージサロン全般に言えることですが「チケット制」・「次回予約を施術にすぐその場で入れる」等の方法で、利用者をストック。リピートさせることが可能です。また、基本的にその場で現金のやり取りをしますので、資金繰りの面でも楽です。

2-2. 開業資金が低く抑えられる

二つ目は低資本です。一つ目の話とも関係してくるのですが、やはり起業直後はキャッシュフローが心許ないことが多いですので、開業の際にも毎月の支払の際にも、なるべく出て行くお金を少なくしたいです。特にお店の家賃といった、毎月必ず発生する固定費。

これは個別指導塾が人気なのと同じ理由ですが、やはり「省スペース」や「一等立地でなくて構わない」といった点が挙げられます。一等立地というのは分かりやすい例ですと、駅前徒歩1分にあるビルの1階などが挙げられます。みなさんもイメージされると分かると思うのですが、マッサージサロンというと建物の2階以上にあったり、場合によってはマンションの一室なんてこともあります。つまり、客足が立地に大きく左右されないのです。

また、省スペースというのもイメージしやすいと思います。ケース・バイ・ケースですが、施術用の「イス」や「マット」を幾つか設置するだけで開業可能といった店舗もあるくらいですので。

2-3. 「働く意義」「やりがい」を感じられる

三つ目は社会性、働く意義です。収益性や低資本等はもちろん重要です。しかし、いくら儲かると言っても、その仕事自体に「働く意義」や「やりがい」を見いだせないとなると、毎日の仕事が非常に苦痛です。

サラリーマンならそれでも出社時間などがありますので、強制的に働きに出るような仕組みがあります。しかし、みなさんが起業されるとなると創業者になりますので、良くも悪くもある程度コントロールが出来るようになるんですね。ここが落とし穴なのです。人間と言うのは非常に弱い生き物なので、油断するとついつい楽な方に流されます。特に嫌な仕事、やりたくない仕事となるとどうしても腰が重くなるものです。

その点、マッサージサロン全般として「疲れている方を癒す、健康にする」という社会性があります。そして特に大きな点なのですが、オーナー=施術者というケースがほとんどのため、すぐその場でダイレクトに「感謝」が返ってくるということもあり、「働く意義」や「やりがい」が感じやすいという側面があります。

このように、「収益性」・「低資本」・「社会性」の3つを満たしてるこのビジネスモデルは、フランチャイズとして非常に優れていると言えるのです。

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