【フランチャイズ用語辞典】加盟前必見!

公開日:2015年03月24日

20150331225507

あ行

アルバイト

定職または就学しながら副業として収入を得ている人達。パートタイマーと同じく明確な違いはないが、主婦の場合をパートタイマー、学生の場合はアルバイトと区分して呼ぶケースもある。

居抜き店舗

営業時の設備や什器を設置したままの店舗のこと。以前の店舗からこれらを譲り受けることで出店・独立に必要な費用を安価に抑えることができる。フランチャイズチェーンにおいて近年活用されている。

売上総利益

売上高から売上原価を引いたもので、一般的には粗利と呼ばれる。飲食フランチャイズの場合、実際に売上げた金額から、その売上分にかかった材料費を差し引いて計算する。

FLコスト

FOOD(食材費)、LABOR(人件費)を示す、飲食フランチャイズでは重要な経営指標。一般的には55~65%といわれるが、業種やチェーンによって異なり、フランチャイズごとに最適な指標を設定していることが多い。

エリアマネージャー

フランチャイズ企業などで、地域ごとにグループ化された店舗網に対して営業上のアドバイスや数値管理を行う担当者のこと。店舗業務を経験した後のステップとして就くことも多い。スーパーバイザーなどと兼任される場合もある。

オーナー会議

独立した加盟店のオーナーを集めて開催するフランチャイズ本部主催の会議で、本部が加盟店を指導・援助する重要な手段の一つである。そのフランチャイズで独立したオーナー同士が交流するなど、フランチャイズ本部ごとのカラーが出やすい。

か行

開業資金

フランチャイズに限らず、独立し事業を開業する際に必要な資金をいう。フランチャイズ加盟金に始まり、不動産取得費用、什器や設置機械の購入など独立に必要な費用が含まれる。独立のためには多額の費用が必要になる場合も多いため、金融機関や自治体ではローンとして取り扱われることもある。

カニバリゼーション

語源は共食いの意味。同じ商圏内や隣接立地に同一ブランド・フランチャイズの店舗が出店し売上を2分したり、同一企業が経営する類似の業態店舗が相互に顧客を奪い合うような場合に、カニバリゼーションが起こるという。

加盟金

フランチャイズ(FC)加盟希望者が本部に加盟し独立するために契約時に支払う金銭。厳密な定義はないため、物件調査費の一部として若しくは、独立・加盟の意思確認のためと称して徴収する本部もある。その他独立・開業に必要な什器費用など、開業時に総額でいくらかかるのか、独立する前に必ず確認しておきたい。

加盟申込証拠金

フランチャイズ・チェーンへの加盟申し込み時に支払う費用の一種。契約・独立に先立ち本部に店舗物件を見つけてもらうための物件調査費に使用される場合もある。その実態はさまざまなので、対価は何なのか注意を要する。

キーテナント

ショッピングセンター、駅ビル、アウトレットモール、大型商業施設等で顧客を吸引し施設の核となる入店店舗のことで、百貨店、量販店、ディスカウント・ストアー、ドラッグストアー、ホームセンター、スーパーマーケット等の大型店やカテゴリキラーと呼ばれる大型専門店がこれに該当する。フランチャイズのようなブランドを持つ店舗が出店することが多い。

機会ロス

商品が品切れになって売り損ねたり、適切な売り場に配置していなかったりしたため売り上げる機会を逸することをいう。飲食店においては満席でお客が帰ってしまうことを示す場合などに使われる。

客単価

全売上を買い上げ客数で割った数値。顧客一人当たりの売上を意味する。近年では、商品群あたりを買い上げ客数で割ったPI値などの指標も併用されている。フランチャイズごとに独立した指標を設けることも多く、ノウハウの一つとなっている。

競業避止義務

退職した社員などに、競合会社に就職させないことを目的とした規則。フランチャイズチェーンにおいては、加盟契約終了後に競業企業に加盟し独立開業をしないよう盛り込まれる場合がある。法的な拘束力はない特約だが、契約時には十分な注意が必要である。

原状回復

店舗などの不動産賃貸において、営業中に変更した内装や変更を、それを行う前の状態に戻すこと。一般的に不動産賃貸契約に条件として盛り込まれることが多い。フランチャイズ本部によっては、原状回復しない状態で安価に借り上げる手法を取ることもあるため、このあたりも独立・開業を検討する前に確認が必要である。

さ行

サブリース

又貸し、転貸のことで、主に不動産賃貸において用いられる。サブリース業者が不動産オーナーから一括で借り上げ、小さな単位で転貸する。入居が途切れるリスクを抑え、専門業者が管理することで効率的に運営ができる。フランチャイズチェーンによってはこの手法を採用している場合もある。

資産回転率

店舗が、保有する資産(店舗不動産や什器類など)を用いてどれだけ効率的に回収できているかを示す指標。数字が高いほど、少ない資産で効率的に売上回収できている、と判断される。装置型のフランチャイズ経営の場合、特に重要な指標である。

スーパーバイザー

主にコンビニなどの小売店で、商品動向から売れ筋商品を把握し、売上を最大化できるように商品仕入を支援する役割を担う。売上データをもとに店舗の運営改善をアドバイスするなど、フランチャイズ本部と独立した加盟店舗の橋渡し役ともいえる。

た行

テナント

商業ビル、ショッピングセンター、駅ビルなどの大規模商業施設に入店する賃借店舗のこと。一般的には複数の店舗が入る商業施設へ出店する店舗のことをいう。フランチャイズチェーン店が、独立の足掛かりとしてテナント出店する例は多い。

デベロッパー

大規模なショッピング施設や不動産再開発事業の主体となる企業のこと。フランチャイズ加盟店にとっては大きな集客が見込めるため熱心な誘致・出店活動が行われる。

店長

店舗の責任者で管理監督する立場にある人。ストアマネージャーと呼ぶ場合もある。自ら業務にあたりながら、パートタイマーやアルバイトの採用、トレーニング、作業割り当て、シフト管理、安全衛生管理、店舗資産管理、金銭管理業務等を行う。

な行

日本フランチャイズチェーン協会

フランチャイズ・システムの健全な発展を図ることを目的に設立された公益法人で、フランチャイズ・システムに関する教育研修、調査研究、規定作成などを行っている。

のれん分け

スタッフなどに対して、同じ店名・ブランド名で出店することを許可すること。フランチャイズで独立するという仕組み自体が、のれん分けをシステム化したものともいえる。近年では、嘱託社員として働きながら独立準備ができるフランチャイズも出てきている。

は行

パートタイム労働法

平成5年12月1日施行の「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」の通称。短時間労働者がその能力を有効に発揮できるようにし、短時間労働者の福祉の増進を図ることを目的としている。

廃棄ロス

販売期限を迎えるなど、何らかの理由により廃棄する商品のことをいう。一般的に金額で示され、特にコンビニ等のフランチャイズにおいては重要な指標である。規模や商材の種類にもよるが、一つの目安として月販の3%程度を設定されることがある。

フランチャイザー

フランチャイズで独立した加盟店に対して、営業ノウハウやブランド・商標の使用権、サービス・商品を提供する側。通常は、フランチャイズ本部企業のことを指す。

フランチャイジー

フランチャイズシステムにおいて、フランチャイズ本部からブランドやトレードマーク店舗ノウハウの利用を認められた事業者のこと。一般的には独立加盟店、独立加盟者、加盟企業などに該当する。

フランチャイズ・パッケージ

フランチャイズ契約によってフランチャイズ本部から独立・加盟店(フランチャイジー)に提供されるノウハウ、システム一式のことをいう。ブランド・商標などの使用権や、サービス・商品を提供する権利、営業上のノウハウの提供を受ける。

ま行

ミステリーショッパー

身分を隠して店舗で買い物をしたり、サービスを受け、その評価を行うことを目的としている者のこと。覆面調査員とも呼ばれる。サービス向上のため、フランチャイズで独立したチェーンのみならず、さまざまなサービスで行われている。

メガ・フランチャイジー

厳密な定義はないが、店舗数30店以上か、フランチャイズでの売上20億円以上の法人フランチャイジーを指す。株式を公開している場合もあり、大企業の少ない地方においては地元の有力企業である場合もある。

や行

優越的地位の乱用

フランチャイズ本部(フランチャイザー)が、優越的な立場を利用して、通常の商習慣や常識の範囲を超えて独立加盟者(フランチャイジー)に無理な取引を強いたり、圧力をかけたりすること。公正取引委員会が策定したフランチャイズ・ガイドラインにて、具体的なケースが示されている。