中古・リユース・リサイクルフランチャイズの開業・運営に必要な資金とは

公開日:2020年06月26日

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中古・リユース・リサイクルフランチャイズの費用は、加盟する本部以外に、営業形態や店舗の規模、ジャンルなどさまざまな条件によって大きく変わるので、事前の十分な確認が必要です。

そこで今回は、中古・リユース・リサイクルのフランチャイズを始めるために必要な加盟金や店舗関連費、保証金、研修費などの開業資金(初期費用)、人件費や賃貸料、水道光熱費、買取資金などの運営資金を詳しくご紹介。
中古・リユース・リサイクルフランチャイズでの独立・開業を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

中古・リユース・リサイクルフランチャイズ開業と運営に必要な資金の目安

中古・リユース・リサイクルフランチャイズ開業に必要な資金(初期費用)

中古・リユース・リサイクルフランチャイズに必要な運営資金

中古・リユース・リサイクルフランチャイズのキャッシュフローシミュレーション

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中古・リユース・リサイクルフランチャイズ開業と運営に必要な資金の目安

中古・リユース・リサイクルフランチャイズの開業に必要な資金の目安は、約2,800万円です。
この費用は、開業資金(初期費用)と運営資金3ヵ月分を合算した金額で、あくまで目安の一つです。
加盟金や保証金、研修費、広告宣伝費、ロイヤリティは加盟するフランチャイズ本部によって異なり、店舗に関する費用や買取資金などは営業形態や店舗の規模、取り扱う商品のジャンルなどの条件によって変動します。

<開業資金(初期費用)の目安>

項目 金額
加盟金 250万円
店舗関連費
(物件取得費・内装工事費・設備費など)
300万円
保証金 50万円
古物商の営業許可取得費 2万円
研修費 30万円
合計 632万円

<運営資金の目安 ※3ヵ月分用意した場合>

項目 金額
人件費 168万円
賃貸料 120万円
水道光熱費 48万円
買取資金 1,440万円
広告宣伝費 240万円
ロイヤリティ 120万円
合計 2,136万円

※売上が月間800万円ほどの中古・リユース・リサイクル品買取専門店と仮定し、各項目を計算しています。

以下で一つずつ項目を解説していきます。

中古・リユース・リサイクルフランチャイズ開業に必要な資金(初期費用)

中古・リユース・リサイクルフランチャイズの開業に必要な主な資金(初期費用)には、加盟金や物件取得費・内装工事費・設備費などの店舗関連費、保証金、古物商の営業許可取得費、研修費が挙げられます。
特に大きく変動するのは店舗関連費で、買取専門なのか、もしくは販売まで行うのかといった営業形態や内装工事・設備導入の程度などの条件によって変わります。

加盟金

中古・リユース・リサイクルフランチャイズの開業に必要な加盟金は、250万円程度です。

加盟する本部によって異なり、加盟金0円の本部もあります。

加盟金のなかに、研修費やサポート費が含まれているケースもあるので、金額だけで決めるのではなく、内容までしっかり確認するよう心がけましょう。

店舗関連費(物件取得費・内装工事費・設備費など)

中古・リユース・リサイクルフランチャイズの店舗関連費は、特に店舗の広さに大きく左右されます。

2、3坪程度の小スペースで開業する場合には少ない費用で済みますが、在庫の保管や販売スペースの確保が必要な場合には、その分費用も高くなります。

100万円くらいの費用で済むケースもありますが、広い物件や内装工事、設備導入の程度によっては1,000万円近くかかることもあります。

既存店を引き継ぐことで店舗関連費を抑えられるフランチャイズ本部もあるので、費用の負担が心配な方は活用してみると良いでしょう、

保証金

中古・リユース・リサイクルフランチャイズの保証金は、約50万円です。

加盟金と同様、本部によってさまざまで、0円のところもあれば200万円くらいかかるところもあります。

安く設定されている方が魅力に感じるかもしれませんが、その代わりにほかの費用が高いというケースもあるので注意が必要です。

古物商の営業許可取得費

中古・リユース・リサイクル品を取り扱うビジネスの場合、「古物商の営業許可」という公的な許可証が必要です。

店舗を管轄する警察署に申請することで取得できます。
申請手数料1.9万円がかかりますが、住民票や身分証明書などの提出も必要なので、2万円ほど準備しておくと安心です。

研修費

中古・リユース・リサイクルフランチャイズの研修費の目安は、30万円程度です。

研修費が0円だったり、加盟金に含まれていたりなどもあり、なかには100万円程度必要な本部もあります。

金額も大事ですが、必要な研修が受けられるかどうかを最優先に考えて検討することをおすすめします。

中古・リユース・リサイクルフランチャイズに必要な運営資金

中古・リユース・リサイクルフランチャイズに必要な運営資金は、主に以下の6つです。

  • 人件費
  • 賃貸料
  • 水道光熱費
  • 買取資金
  • 広告宣伝費
  • ロイヤリティ

人件費や賃貸料、水道光熱費は営業形態や店舗の規模などによって変動し、買取資金は取り扱う商品のジャンル、ロイヤリティは加盟するフランチャイズ本部によって異なります。

人件費

中古・リユース・リサイクルフランチャイズに必要な人件費は、1ヵ月あたり売上の0~7%程度です。

在庫を抱えず小スペースで運営できる店舗の場合はオーナー1人で始められるので、従業員にかかる人件費は0円で済みます。

ある程度の広さがある店舗で接客や在庫管理など人手が必要な場合には毎月人件費が発生しますが、10%以下で抑えられるケースが多いので大きな負担になることはないでしょう。

賃貸料

中古・リユース・リサイクルフランチャイズの賃貸料は、1ヵ月あたり売上の約5%です。

小規模の店舗であれば比較的抑えられる費用ですが、家具、家電や車など、大型の商品を取り扱う場合には広い店舗を借りることになるので、その分賃貸料も高額になります。

水道光熱費

中古・リユース・リサイクルフランチャイズでは、1ヵ月あたり1~2%程度の水道光熱費がかかります。

人件費や賃貸料と同じく、店舗の広さなどによって大きく変動する運営資金の一つです。

インターネットを利用した買取販売や集客を行う場合は通信費も必要になるので、その点も考慮して見積もっておくと良いでしょう。

買取資金

中古・リユース・リサイクルフランチャイズでは、商品の買取資金が1ヵ月あたり売上の60~70%程度必要です。

運営資金のなかで最も大きな割合を占めており、取り扱う商品のジャンルによって変動します。

金や貴金属、ブランド品、車などは割合が高めですが、衣服を取り扱うフランチャイズでは20~40%程度のところもあります。

広告宣伝費

中古・リユース・リサイクルフランチャイズでは、1ヵ月あたり売上の5~10%くらいの広告宣伝費が発生する本部が多いです。

広告宣伝費は、本部が対応している媒体や頻度によって変動します。売上に大きく影響する要素でもあるので、幅広い集客施策が実施できる本部を選ぶと安心です。

ロイヤリティ

中古・リユース・リサイクルフランチャイズのロイヤリティは、1ヵ月あたり売上の5%前後です。

フランチャイズ本部によっても異なりますが、変動制より定額制を採用しているところが多い傾向にあります。

なかにはロイヤリティ0円の本部もあるので、月々の支払いが不安な方は検討してみると良いでしょう。

中古・リユース・リサイクルフランチャイズのキャッシュフローシミュレーション

金・貴金属・切手・ブランド品の買取専門店「大吉」の場合、キャッシュフローシミュレーションは以下の通りです。
(必ずしも当てはまるわけではないので、参考程度にしておいてください。)

今回は、1ヵ月あたりの売上高が約675円の店舗をモデルに算出しています。

  • 総粗利益高
    265万円
    =675万円(売上高)ー410万円(買取費)

  • 店利益
    108.3万円
    =265万円ー156.7万円(人件費や賃貸料、水道光熱費など)

中古・リユース・リサイクルフランチャイズは、金・貴金属・ブランド品・ゲーム・本・パソコン・スマホ・車・衣類・家具・家電などジャンルが多岐にわたっており、必要な開業・運営資金だけでなく、利益の残しやすさにも大きく影響します。
好き・興味のあるジャンルというだけで選ぶのはリスクが高いので、利益率まで考慮したジャンル選びを心がけましょう。

また、加盟する本部も中古・リユース・リサイクルフランチャイズを成功させるために重要なポイントです。費用面をはじめ、サポート面も十分に確認したうえで、最適なフランチャイズ本部を選んでください。

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