優良物件を手にするためには?4つの必須チェック項目

最終更新日:2020年12月11日

どこに出店するかは、その後の経営を左右する最も重要な要素のひとつ。だからこそ、優良物件との出会いは決して逃したくないものです。では、実際に、良い物件をどう押さえるべきか。加盟までの流れをご紹介します。

目次

不動産会社との契約

ここだけは必ず抑えるべき!契約までに確認するべき必要最低限の4項目

不動産会社との契約

まずは、フランチャイズ事業で使用する出店申込書を仲介不動産会社に提示することです。申込書を出す前に、例えば商圏調査など、確認しておきたいことは山ほどありますが、それはいったん後回し。他社から申し込みが入る前にいち早く出店申込書を出すことが重要です。

仮に、何かしらの理由からキャンセルすることになったとしても、手付金などの金銭を預け入れる前であれば、キャンセル料などの費用は原則発生しません。

ここだけは必ず抑えるべき!契約までに確認するべき必要最低限の4項目

出店申込から貸主承諾が下り、契約(金銭を支払う前)までに以下の4項目は必ず確認をおこないましょう。

1:設備容量の確認

なかでも、

・ 専門工事会社の方より電気、ガス、水道、排水が業種に対応可能か

・ 増設する場合の費用

・ 貸主又は借主いずれの費用負担か

この3つは必ず確認を取りましょう。

2:外観の看板掲載範囲の確認

店舗はいわばビルの「顔」。そのため、看板範囲を制限されることが一般的です。なので、事前にイメージパーツを提示しましょう。難しい場合は、外観写真のコピーに色鉛筆でここまで使用したい旨の提示でも構いません。

3:建物登記簿謄本の確認

万が一、借りたビルが破産した場合、折角の設備投資が無駄となるばかりか、退去せざるを得ない状況も想定されます。開業前には必ず、ビルの担保状況を把握しましょう。

4:賃貸借契約内容の確認

これは契約当日に説明されるものではありません。事前に契約内容を確認し、不明点は仲介不動産会社又は関係者へ確認を取り、万全を持って契約をおこないましょう。

これらの要点を抜け盛れなく確認し、満足のいく独立をおこないましょう。"

公開日:2020年12月11日