【2025年冬】中古車販売・買取店舗数ランキング｜立場・状況別にFC選びのチェックリストも紹介

会社員としてキャリアを積んできたけど、毎日仕事に追われるだけの人生で本当にいいのだろうか。
中古車ビジネスに携わってきたけど、今のやり方では理想に届かない。
経営者としてこのまま同じ事業領域に留まっていていいのか。

など、様々な状況や立場で自動車・中古車ビジネスへの参入という展開を視野に入れていらっしゃるかと思います。

この記事では、中古車店舗数のランキングを紹介しながらも、立場や状況に応じた中古車FC選びのチェックリスト【3タイプ】を紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

1 中古車市場の現状。国内外で成長傾向が続く

中古車流通市場に関する調査 によれば、2023年の日本の中古車小売台数は約260.1万台と推計。

中古車市場の中でも特に伸びているのが、海外輸出向けの需要です。日本中古車輸出業協同組合のデータによれば、2025年度上期の輸出台数は前年同期比で約15％増となり、主にアフリカや中東など新興国向けの動きが活発です。

一方で【中古⾞市場統計レポート（2025年10⽉）】では、国内販売は一様に伸びているわけではなく、二極化が進んでいると述べています。

同じ統計レポートでは、中古車販売店に対するアンケート調査の結果、利益状況について「良い・非常に良い」とした店舗が約36％であったのに対し、「少し悪い・大変悪い」とした店舗も約35％に達し、店舗ごとの状況に大きな差があることが明らかになっています。

このように、中古車市場全体は国内外で存在感を示しつつも、国内販売では店舗や事業者ごとの戦略・経営力によって成果に差が出ているという現実も見えてきています。

2 中古車販売・買取 店舗数ランキング

2-1 ミスマッチを防ぐ！同じ中古車FCでも「向いている人」は異なる

店舗数の多さを軸にTOP50を一覧で確認しました。

しかし、店舗数が多いからといって「自分に合う加盟先かどうか」はわかりません。

同じ中古車FCであっても、この記事を読んでいる方の立場や状況によって、
「加盟先が自分に向いているか」という判断が異なります。

そこで、この記事を読んでいる方の状況を想像し、以下3つのタイプに分けさせていただきました。ご自身の立場・状況にあうタイプを選んで読み進めてください。

A：脱サラ・家族時間優先タイプ（低リスク×裁量×時間を取りに行く）
B：同業・他事業FC乗り換え検討者タイプ（看板と仕組みを求める）
C：経営者・新規事業参入タイプ（次の柱事業として参入）

3 立場・状況別｜中古車FC選びチェックリスト【3タイプ】

A：脱サラ・家族時間優先タイプ

会社員としてそれなりに稼いで出世してきたけど、これからは組織の歯車ではなく裁量を持って働きたい。

会社員としての安定した働き方よりも、時間の融通がきく働き方に変えて家族に時間を割きたい。

という脱サラからの中古車事業への参入を検討していらっしゃる方は、「A：脱サラ・家族時間優先タイプ」とさせていただきました。

このタイプの方に持っていただきたい判断基準は、以下の3つです。

①「初期投資・固定費のリスク」を最小化できるか
②「専門知識がなくても査定・買取ができる」サポート体制があるか
③「家族との時間を守りながら」事業を続けられるか

【Aタイプ：チェックリスト】
☐ 店舗・駐車場なしで開業できるか（自宅やサテライトオフィスでスタート可能か）
☐ オークション相場連動システムや本部査定サポートがあるか（自分で相場を読む必要がないか）
☐ 出張買取のみで完結するか（整備工場や展示スペースが不要か）
☐ 事故車・修復歴の見落としや買取後のクレーム対応を本部がフォローしてくれるか
☐ 買取台数に応じた歩合制だが、リピート・紹介で効率化できる仕組みがあるか
☐ 顧客都合での土日・夜間出張の頻度と対応範囲が事前に説明されているか

B：同業・他事業FC乗り換え検討者タイプ

他の中古車事業のフランチャイズに加盟をしていたが、直営店が営業店の近くに出店することになったため解約を検討している。

他事業のフランチャイズに加盟をしていたが、経営が上手くいかなかった。

という状況の方もいらっしゃるかと思います。
このような方は、「B：同業・他事業FC乗り換え検討者タイプ」とさせていただきました。

このタイプの方に持っていただきたい判断基準は、以下の3つです。

①「契約条件の透明性」が確保されているか
②「商圏保護のルール」が明文化されているか
③「本部の誠実性」が資料や説明会で確認できるか

【Bタイプ：チェックリスト】
☐ ロイヤリティは「月額固定◯万円」か「買取1台あたり◯円（売上歩合方式）」か明示されているか
☐ 自分の商圏内に本部直営店が出店しないルールが契約書に明記されているか
☐ オークション出品は加盟店が行うのか、本部代行なのか役割が明確か
☐ 集客は本部紹介か自力開拓か、オークション会場は指定か自由選択かが説明されているか
☐ FC解約時に「屋号使用停止」「顧客リスト返却」「在庫車両の扱い」が契約書に明記されているか
☐ 説明会で「加盟店の平均買取台数・粗利」などの実績数値を開示してくれるか

C：経営者・新規事業参入タイプ

自社の看板で中古車事業を経営していたが、集客や販路開拓に苦労した..
元々、別事業で会社を経営しているが、異業種で何か新しいことを始めたい。

という経営者の方は、「C：経営者・新規事業参入タイプ」とさせていただきました。

このタイプの方に持っていただきたい判断基準は、以下の3つです。
①「オーナー不在でも運営できる仕組み」があるか
②「多店舗展開の実績」と「既存事業との連携」が確認できるか
③「投資回収の目安」が数値で示されているか

【Cタイプ：チェックリスト】
☐ 査定研修を受けたスタッフだけで店舗運営できる体制か（オーナー不在でも回るか）
☐ 査定アプリや本部連動システムで、経験の浅いスタッフでも適正価格を出せるか
☐ SVの店舗巡回頻度や本部サポートが「担当者の裁量」でなく「制度化」されているか
☐ 既存加盟店で「3店舗→5店舗」など多店舗展開した事例が公開されているか
☐ 既存事業（整備工場・板金工場など）の顧客基盤を買取集客に活用できるか
☐ 初期投資回収目安が「開業◯ヶ月で損益分岐」など数値で説明されているか

※上記のチェックリストは、筆者が業界実態、FC加盟者の体験談・口コミをもとに作成した判断材料です。あくまで判断材料の一例として参考にしてください。
実際のFC加盟判断は、各本部への資料請求や説明会参加を通じて、契約内容をご自身で確認の上、慎重にご検討ください。

4 おすすめの自動車フランチャイズ本部を紹介

上記のチェックリストで自分に合うタイプが分かったら、次は実際のFC本部を確認してみましょう。

ここでは、A・B・Cそれぞれのタイプに適した特徴を持つ比較ネットに掲載中の自動車FC本部を紹介します。

Carbey自動売買システム｜スキマ時間で月100万円も狙える

◾️向いているタイプ／Aタイプ・Cタイプ

「独自のビックデータによる価格分析×自動売買システム」により、専門知識や経験がなくても、無店舗・無在庫で中古車販売ビジネスへの参入が可能です。
　
販売業務など全ての業務を本部が代行するため、スキマ時間だけで月収100万円以上を狙えるモデル。

副業からスタートしたい方や、既存事業との兼業を考える経営者に最適です。

4-2 車買取専門店 ユーポス｜買取資金不要 × 関西トップクラスの知名度！

◾️向いているタイプ／Bタイプ・Cタイプ

関西でトップクラスの知名度を持つ買取専門店のユーポス。

加盟店に代わりユーポス本部が買取代金を立て替える「Aシステム」により、加盟店の運転資金の負担が0となることが最大の特徴です。

在庫リスクもなく、買い取った車はすぐに現金化が可能。

研修制度やSVの定期訪問など、未経験者でも安心のサポート体制が整っています。

4-3 カウルス｜会費、ロイヤリティ0円プランあり

◾️向いているタイプ／Aタイプ

スマホやPCがあればどこでも開業できる、副業にも最適な無店舗型FC。

集客面では顧客開拓が不要で、一括査定サイトを通じて見込み客へ効率的にアプローチできる仕組みが整っています。

中古車業界20年の実績の中で積み重なったノウハウをロールプレイング形式で実践型研修として学ぶことができます。（オークション会場での事故車の見極め方、査定・出店システムの操作方法など）

継続的なバックアップ体制が整っているため、未経験者でも安心してスタートできます。

4-4 two hands｜最短3日で現金化！営業時間・働き方の自由度が高い

◾️向いているタイプ／Aタイプ

出張査定メインの無店舗型で、営業時間や曜日を自分の都合に合わせて設定できる自由度の高いFCです。

また、査定に自信がなくても安心。相場検索が簡単にできる専用のアプリが利用できます。

そして、適正価格での買い取りを実現するために、査定価格の算出や商談を本部がオンタイムでフォローしてくれます。

4-5 マイカー自社ローン専門　ローンの砦

◾️向いているタイプ／Bタイプ・Cタイプ

信販会社の審査が不要な、マイカー自社ローンの専門店です。

過去の信用情報ではなく、現在の収入を基準に審査するため、他社で断られた顧客層を取り込める新しいビジネスモデル。

返済実績により顧客の信用情報改善にも貢献でき、リピート・紹介にも繋がりやすい仕組みです。

5 まとめ

この記事では、中古車販売・買取 店舗数ランキングをはじめ、立場や状況別の中古車FC選びチェックリスト、おすすめの自動車フランチャイズ本部を紹介してきました。

あくまで店舗数は入口です。

大事なのは「自分に合うフランチャイズモデルか」という点です。

この記事を読んでくださった方が、ご自身の立場や状況にあう自動車フランチャイズの候補を見つけることができれば幸いです。

ぜひ、紹介をしたチェックリストをもとに、気になる本部の資料請求と説明会参加をしてみてください。