ネットショップ開業の仕入れ方法7選!おすすめサイトや仕入れる手順を解説

最終更新日:2022年11月22日

ネットショップを開業する際は商品の仕入れが必要ですが、商品の仕入れ方が分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ネットショップ開業と実店舗の違い、仕入れ方法7選、活用できる仕入れサイト、具体的な手順、おすすめフランチャイズの情報を解説していきます。

ネットで独立・開業できるフランチャイズを探してみる

目次

ネットショップ開業と実店舗開業の違い

ネットショップを開業する際の仕入れ方法7選

ネットショップ開業に活用できる主な仕入れサイト

ネットショップ開業で仕入れをする手順

仕入れ先探しが要らないおすすめフランチャイズ2選

ネットショップ開業の仕入れについてまとめ

ネットショップ開業と実店舗開業の違い

ネットショップと実店舗の主な違いとして、販売場所・販売エリア・営業時間・コスト・顧客対応が挙げられます。実店舗の販売場所や販売エリア、営業時間は限られていますが、ネットショップは販売場所がオンラインなので、24時間365日、全国対応で販売できます。

実店舗はテナント料や設備費用がかかりますが、ネットショップは初期費用やランニングコストを抑えられます。また、実店舗は直接顧客対応を行うのに対し、ネットショップはオンライン上での販売です。

なお、ネットショップと実店舗の仕入れ方法に関して特に違いはありません。

ネットショップを開業する際の仕入れ方法7選

ネットショップを開業する際の仕入れ方法7選

ネットショップを開業したら商品の仕入れが必要です。ここでは、主な仕入れ方法の種類や特徴についてそれぞれ解説します。

1.ネットの仕入れサービスやサイトを利用する

仕入れ特化型の専門サービスやサイトから商品を仕入れる方法です。大規模なサービスやサイトは業種別にカテゴリ分けされているので効率良く仕入れられるでしょう。

その一方で、取り扱いたい商品が必ず存在しているとは限らない、という点には注意が必要です。どのようなサイトにどんな商品が存在しているのかを確認しておきましょう。

2.フリマアプリやオークションサイトを活用する

フリマアプリやオークションサイトを仕入れに活用することも可能です。掘り出しものを安く落札できればコストを抑えられます。

ただし、仕入れ金額が不安定であったり、同じ種類で複数の商品を仕入れにくい点には注意が必要です。1〜2個程度の少量の商品を揃えたいときに活用すると良いでしょう。

3.メーカーや個人から仕入れる

メーカーや個人の作家と直接交渉して仕入れる方法です。「この商品を扱いたい」と具体的に決まっている場合に最適です。

製造メーカーや個人に電話やメールで交渉する場合は、ネットショップの名称やURL、コンセプトなどの情報をまとめて伝えることが大切です。

メーカーや個人と直接契約できれば、安定的なルートの確保や社会的な信用度のアップが期待できます。

ただしメーカーによっては、法人のみと取引きを行っているケースもあるため個人の場合、取り引きに応じてもらえるとは限りません。

4.卸問屋で仕入れる

卸問屋は一般消費者への販売ではなく、小売業者への販売を行う業者です。卸問屋から仕入れることで仕入れにかかるコストを抑えることが可能です。

ただし、証明書類の準備が必要といった問屋ごとの独自ルールが決まっていることもあるため確認しておく必要があります。

名刺を作成して氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ネットショップのURL、開店時期を記した名刺を用意しておくと仕入れ交渉をスムーズに進められるでしょう。

5.見本市や展示会に参加し仕入れる

見本市や展示会とは、主にメーカーが集まるショーイベントです。
パーソナルギフト(個人による贈り物行為)や生活雑貨の見本市、ファッションに特化したイベントなどがあり、仕入れ先が見つかる可能性があります。

実際に並んでいる商品を手に取って確認できるため、画像や動画では分からない手触りを確かめることが可能です。

6.ドロップシッピングをする

ドロップシッピングは無在庫転売とも呼ばれており、商品の在庫を持たない運営方法です。
ただし仕入れが完全に不要なわけではなく、対象の商品が売れると同時に仕入れが行われるシステムになっています。

購入者への発送は、ドロップシッピングサイトの仲介により、提携メーカーや卸業者が行うことがあります。過剰在庫のリスクを避けたい場合に便利な方法です。

7.OEMを利用する

OEMとは、商品の企画、製造、販売をメーカーなどに委託する方法です。自分で商品を開発、製造する必要がなく、ノウハウがある専門会社に委託してオリジナル商品を製造し販売することができます。

ネットショップ開業に活用できる主な仕入れサイト

ネットショップ開業についての仕入れ方法を解説しましたが、まずは仕入れサイトを把握しておくことが基本です。ネットショップ開業に便利な仕入れサイトを紹介します。

TopSeller(トップセラー)

TopSeller(トップセラー)は在庫リスクなし、商品約30万点、受発注が簡単という特徴がある仕入れサイトです。商品登録はTopSellerからダウンロードしたCSVデータのアップロード、発注はダウンロードした受注データのアップロードで完了します。あとは商品発送の連絡を待つだけという仕組みです。

コースは掲載商品数に上限があるストア向けのセレクトコース、2万点以上掲載可能なストア向けの全商品コースの2つがあります。

NETSEA(ネッシー)

NETSEA(ネッシー)はサプライヤー(メーカー、問屋、卸会社)とバイヤー(小売業者、各事業者)を結びつけるBtoBマーケットプレイスの役割を担うサイトです。バイヤーは商品情報や卸売り価格を参考に商品を仕入れられます。

商品価格は会員限定で公開されているので、まずは無料会員登録が必要です。

Alibaba(アリババ)

Alibaba(アリババ)は家電製品、機械、アパレルなど多数の商品を卸売価格で扱っている中国のプラットフォームです。数百万のバイヤーとサプライヤーにサービスを提供しているという特徴があります。

直訳ではありますが、日本語に対応して商品が掲載されています。

SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)

SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)は事業者専用の仕入れ・問屋・卸の専門サイトです。事業者であれば販売商品をメーカーや問屋から直接仕入れられるという特徴があります。

ファッション、家具・インテリア、生活雑貨、電化製品、食品など多数の商品情報が掲載されており、サイト内で特集記事が公開されていることもあります。

卸の達人

卸の達人は登録料と月会費無料、ポイント対応、便利な直送サービス、ばら売り注文可という特徴があるサイトです。売れ筋のダイエット、美容、健康商品を簡単に仕入れられます。

サイト内に新着商品、注目商品、イチオシ商品、売れ筋ランキングなどが掲載されていることもあります。

ネットショップ開業で仕入れをする手順

ネットショップ開業で仕入れをする手順

ネットショップ開業で仕入れをする手順は以下です。

1.仕入れる商品を選ぶ
2.選んだ商品をリサーチする
3.商品を仕入れる
4.仕入れた商品を分析する

それぞれ解説していきます。

1.仕入れる商品を選ぶ

まずは取り扱うジャンルを選びます。大切なのは興味があるかどうかです。もともと関心があるジャンルは知識を活かせますし、顧客の気持ちも予測できるでしょう。

次に商品を選びます。先述した仕入れ先を調べながら、自分のネットショップで販売したい商品を探すプロセスです。たとえばTシャツの知識があり、ネットショップでの販売を考えている場合、気になるTシャツをピックアップします。それとともに、ボトムス・靴下・靴を仕入れることにより、顧客にクロスセル(ついで買い)を訴求できます。

Tシャツというメイン商品の強みを伸ばすために、ボトムス、靴下、靴によって、商品数の少なさという弱みをカバーする戦略です。

2.選んだ商品をリサーチする

商品を選んだ後に検索エンジンで商品名を入力してリサーチを行います。その際のポイントは以下です。

  • サジェストキーワードと関連キーワード
  • 競合ネットショップの価格

サジェストキーワードとは、検索エンジンに入力した際に自動的に表示される検索候補です。また、関連キーワードは主にページ最下部に表示されるキーワードです。

サジェストキーワードと関連キーワードが多数表示されれば、「一定の検索数がある」と考えられるため、比較的需要が高いと予測できます。

次に検索結果に表示されるネットショップの価格を調べます。競合よりも高値をつけて販売したい場合は、ポイント、クーポン、セット販売などで勝負できるかどうかを考えましょう。

3.商品を仕入れる

リサーチをクリアした商品を実際に仕入れます。最初から大量に仕入れると在庫リスクが高くなるため、少量ずつ仕入れることがポイントです。

4.仕入れた商品を分析する

仕入れて販売に至った商品を分析します。分析項目の具体例は以下です。

  • どの程度の期間で何個販売できたのか
  • 販促費はどの程度かかったか
  • レビューの評価やコメント内容はどうか
  • 仕入れた商品に対するアクセス数はどうか

項目内容を分析し、問題がないと判断できれば次回の仕入れ計画を立てます。

仕入れ先探しが要らないおすすめフランチャイズ2選

仕入れ先探しが要らないフランチャイズを利用すれば、初心者でもネットショップをはじめやすくなります。そこで、おすすめのフランチャイズを紹介します。

1.売らない物販 自動販促システム

「売らない物販 自動販促システム」は、自動システムを使用した在庫リスクがないネットショップ開業ビジネスです。物販作業の多くをシステムが代行するため、すき間時間を活用し、売上を得られる可能性があります。

副業からスタートして将来的に独立を考えている人や、在宅で取り組めるビジネスを探している人、定年後のセカンドキャリアを築きたい人におすすめです。

2.Shop Gate

「Shop Gate」は海外ネットワークが強みのネットショップ開業ビジネスです。売れてから買うので在庫リスクがなく、安価で買い付ける仕組みも構築されています。販売後の配送業務に関しても本部に任せることが可能です。

すでに事業をしている人や1人起業・脱サラを考えている人、副業を探している人や低資金で開業したい人におすすめです。

Shop Gateの資料をもらう

ネットショップ開業の仕入れについてまとめ

ネットショップを開業する際の商品の仕入れは、仕入れサイト、フリマアプリやオークションサイト、メーカーや個人、卸問屋などを活用して仕入れる方法があります。また、ドロップシッピングやOEMの利用も可能です。

仕入れのステップは商品選定・リサーチ・実際の仕入れ・売れた商品の分析といった流れで進みます。分析後、さらに売れると判断した場合は仕入れ数を増やすと良いでしょう。

初めてのネットショップ開業が不安な方は、記事で紹介した仕入れ先探しが不要のフランチャイズを利用するのもおすすめです。

公開日:2022年11月25日

よくある質問

Q ネットショップで成功するには仕入れ先が重要ですか? 回答を見る
Q ネットショップ開業で最初に仕入れるときの在庫は多い方が良いですか? 回答を見る