【2025年冬】エステサロン店舗数ランキング|自分に合うFCが見つかる4つの判断項目も紹介

最終更新日:2025年12月20日

「エステを通じて、顧客が綺麗になり、自信を持って前向きに変わっていく」
その瞬間に立ち会えることに、やりがいを感じている方も多いのではないでしょうか。

一方で、
「エステ事業に興味はあるけれど、未経験で本当に参入できるのか」
「経営経験はあっても、美容業界はまったくの別世界に感じる」
といった不安を抱えている方も少なくないはずです。

実際、エステサロン事業に参入を検討している方の立場はさまざまです。
・エステティシャンとして現場経験を積んできた方
・別業種で経営やマネジメントを経験してきた未経験の方、など。

この記事では、
・エステサロン店舗数ランキング
・エステサロンFCを選ぶ際の判断項目
・エステサロン業界の市場規模と現状

をお伝えしていきます。
エステ業界未経験の方も、現場経験を活かして次のステップを考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。

エステサロン店舗数ランキングTOP50

NO ブランド名 国内店舗数 FC募集 創業年 運営法人 公式HP
1 Beauty Face 235店舗 〇FC募集 2002年 株式会社リビアス https://www.ribias.net/
2 TBC 173店舗 △FC募集確認できず 1976年 TBCグループ株式会社 https://www.tbc.co.jp/
3 MAQUIA 170店舗 〇FC募集 2012年 株式会社MAQUIA https://e-maquia.jp/
4 湘南美容外科 166店舗 △FC募集確認できず 2000年 SBCメディカルグループ https://www.s-b-c.net/
5 メディカルホワイトニングHAKU 140店舗 〇FC募集 2022年 ハロウ株式会社 https://whitening-haku.com/
6 エミナルクリニック 125店舗 △FC募集確認できず 2007年 医療法人社団エミナル https://eminal-clinic.jp/
7 BLANC 112店舗 〇FC募集 2009年 株式会社Blanc https://www.blanc-group.co.jp/
8 ミス・パリ 111店舗 △FC募集確認できず 1982年 株式会社ミス・パリ https://www.miss-paris-group.co.jp/
9 TCB東京中央美容外科 109店舗 △FC募集確認できず 2014年 医療法人社団メディカルフロンティア他 https://aoki-tsuyoshi.com/
10 ソシエ 104店舗 △FC募集確認できず 1960年 株式会社ソシエ・ワールド https://www.socie-world.co.jp/
11 セレブリティハウス 100店舗 △FC募集確認できず 2001年 株式会社T2B https://celebrity-house.jp/
12 MT SALON 100店舗 〇FC募集 2017年 株式会社MTJapan https://www.mtsalon.jp/
13 MEN'S クリア 100店舗 △FC募集確認できず 2013年 株式会社クリア https://mensclear.com/
14 ジェイエステ 100店舗 △FC募集確認できず 1979年 株式会社ザ・フォウルビ https://www.j-esthe.com/
15 Dione 100店舗 〇FC募集 2009年 株式会社トリニティ・ワールド https://datsumousalon-dione.jp/
16 銀座グラティア 90店舗 △FC募集確認できず 2019年 株式会社LadyBird https://ginza-gratia.jp/
17 RINX 87店舗 △FC募集確認できず 2008年 株式会社リンクスホールディングス https://mens-rinx.jp/
18 LACOCO 84店舗 △FC募集確認できず 2019年 株式会社Lady Bird https://la-coco.com/
19 Pearl+ 84店舗 〇FC募集 2014年 株式会社MEコーポレーション https://pearl-plus.jp/
20 GRASA 73店舗 △FC募集確認できず 1994年 株式会社エストロワ https://grasa.jp/
21 ONESELF 70店舗 〇FC募集 2021年 株式会社ONESELF https://salon-oneself.com/
22 たかの友梨 70店舗 △FC募集確認できず 1978年 株式会社不二ビューティ https://www.takanoyuri.com/
23 セルフ脱毛サロン ハイジ 70店舗 〇FC募集 2019年 株式会社ハイジ https://self-datsumou.com/
24 メンズエミナル 64店舗 △FC募集確認できず 2007年 医療法人社団エミナル https://mens-eminal.jp/
25 ストラッシュ 62店舗 △FC募集確認できず 2013年 株式会社クリア https://stlassh.com/
26 スリムビューティハウス 62店舗 △FC募集確認できず 1980年 株式会社スリムビューティハウス https://slim.co.jp/
27 WhiteningCafe 60店舗 〇FC募集 2015年 株式会社アユザック https://whiteningcafe.jp/
28 GINZA BLV 60店舗 △FC募集確認できず 2003年 FAVORIX BEAUTY株式会社 https://www.ginza-blv.jp/
29 WHITE AQUA 60店舗 △FC募集確認できず 2020年 株式会社WHITE AQUA https://white-aqua.net/
30 ALGO 43店舗 △FC募集確認できず 2014年 プラスアルファ株式会社 https://algo.jpn.com/
31 ROLAND Beauty Lounge 40店舗 △FC募集確認できず 2018年 株式会社CGH https://roland-bl.jp/
32 BODY ARCHI 40店舗 〇FC募集 2018年 株式会社ボディアーキ・ジャパン https://bodyarchi.com/
33 品川スキンクリニック 39店舗 △FC募集確認できず 1988年 医療法人社団翔友会 https://shinagawa-skin.com/
34 品川美容外科 39店舗 △FC募集確認できず 1988年 医療法人社団翔友会 https://www.shinagawa.com/
35 VAN-VEAL 38店舗 〇FC募集 1983年 株式会社ビ・メーク https://www.van-veal.com/
36 ブランクリニック 36店舗 △FC募集確認できず 1993年 株式会社ブラン/医療法人社団白凛会 https://bccl.jp/
37 Belle lumiere 35店舗 △FC募集確認できず 2004年 株式会社グッドスタイルカンパニー https://www.belle-lumiere.jp/
38 EYELA 30店舗 〇FC募集 2007年 AOE株式会社 https://eyela.jp/
39 ルラ美容クリニック 30店舗 △FC募集確認できず 2019年 医療法人社団輝葉会 https://www.lula-beauty.jp/
40 AND美容外科 30店舗 △FC募集確認できず 2020年 一般社団法人AND medical group https://and-bg.com/
41 GRACE FIORE 30店舗 〇FC募集 2014年 株式会社フィオーレ https://g-fiore.com/
42 ピュアマインド 30店舗 〇FC募集 1972年 株式会社ボン https://www.pmind.jp/
43 AOBA CLINIC 29店舗 △FC募集確認できず 1993年 医療法人社団あおばクリニック https://www.aoba-cg.com/
44 PMK 29店舗 △FC募集確認できず 1991年 株式会社PMKメディカルラボ https://www.pmk-j.com/
45 メンズリゼ 26店舗 △FC募集確認できず 2010年 医療法人社団風林会 https://www.mens-rize.com/
46 リゼクリニック 26店舗 △FC募集確認できず 2010年 医療法人社団風林会 https://www.rizeclinic.com/
47 共立美容外科 26店舗 △FC募集確認できず 1989年 医療法人社団美人会 https://www.kyoritsu-biyo.com/
48 城本クリニック 25店舗 △FC募集確認できず 1988年 医療法人健真会 https://www.shiromoto.to/
49 BALI 24店舗 △FC募集確認できず 1987年 株式会社イービーエム https://www.ebm-co.jp/
50 Motto 24店舗 〇FC募集 不明 株式会社MOTTO https://motto.inc/

美容サロンを探す

エステサロン業界の市場規模と現状

HPB Academyの【エステサロン編】美容センサス2025年上期 調査によれば、フェイシャル・痩身・脱毛などを含むエステサロン市場は約3360億円規模と推定されています。

同調査では、2024年と比較して市場規模は推計ベースで減少傾向(前年比約14.9%減)していることがわかっています。

特に下落幅が大きいのが、脱毛分野です。

美容センサスの推移データを見ると、脱毛市場は2021〜2025年の4年間で約672億円分も縮小しており、他分野に比べても利用者の減少が顕著に表れています。

一方、フェイシャル分野も前年比で約8.6%の減少が見られますが、「定期的な肌管理」「年齢に応じた悩み対応」といった需要は依然として存在しており、単価の高い専門型サービスへとニーズがシフトしている傾向も読み取れます。

このように、エステ業界全体では縮小傾向にある一方で、カテゴリや提供価値によって明暗が分かれ始めているフェーズに入っていると考えられます。

エステサロンFCを選ぶ際の判断項目

ここからは、エステサロンを選ぶ際の判断項目についてお伝えしていきます。

項目は以下の4つです。

①オーナー専念型 or オーナー兼プレイヤー型、どちらを目指す?
②サービス提供の型|付加価値をどこに置く?
③固定型と変動型、ロイヤリティはどちらを選ぶ?
④開業資金|どこにお金がかかるのかを把握する

1つずつ確認していきましょう。

①オーナー専念型 or オーナー兼プレイヤー型、どちらを目指す?

この記事を読んでいる方には、
会社員や他事業から参入する未経験の方エステティシャンとして経験を積んでいる業界経験がある方がいらっしゃると思います。

エステサロンのフランチャイズに加盟をする場合は、
・経営者(オーナー)として仕組みを回したいのか
・客様に寄り添う施術者(エステティシャン)兼オーナーとして現場に立ちたいのか

考え方によって目指せる立ち位置が異なります。

▼オーナー型(現場に立たない)
・組織づくり・仕組み化・採用・マーケティングなどで価値を作りたい
・仕組みで回るサロン展開(まずは1社、ゆくゆく複数店展開)を目指したい

FC事例:小顔専門店BUPURA【ブプラ】
→手離れが良く、事業に投資が可能。

▼オーナー兼プレイヤー型(現場にも立つ)
・顧客対応・施術にも入りつつ、経営も担う
・まずは1店舗を自分の手で立ち上げ、徐々に任せていく

FC事例:Dione(ハイパースキン脱毛専用サロンDine)
→脱毛サロンでオーナー兼プレイヤーとして働く

②サービス提供の型|付加価値をどこに置く?

ご自身の立ち位置が明確になった後は、「サービス提供の付加価値をどこに置くか」を考えていきましょう。

ここでは3パターンのサービス提供を見ていきましょう。

・技術第一型
・カウンセリング・物販型
・機器・仕組み型

「施術の巧さ・手技そのものに価値を置き顧客に喜んでもらいたい」
「顧客の体や肌の良い変化を自分の技術で作りたい」

といった思いをお持ちの方は、技術第一型です。

具体的には、
・フェイシャルの微妙な肌の反応を読み取るハンドマッサージ
・脂肪の硬さに合わせた痩身マッサージ
・リンパドレナージュのタッチバランス

など。

施術者の手技や判断力そのものに価値が出るモデルで、機械やパッケージ化されにくく、エステティシャンの経験と勘が売上に直結する性質があります。

つまり、手技の差が顧客満足とリピートに直結するモデルです。

※技術第一型といっても完全に機械を使わないわけではなく、エステ機器と手技を組み合わせることで「施術者の上手さ」が差になるケースも多くあります。

事例:創 BODY DESIGN
→整体の技術を取り入れたリンパドレナージュ施術が特徴。

2つ目のパターン、カウンセリング・物販型を見ていきましょう。

「施術そのものより、顧客の悩みを引き出して適切な提案をしたい」
「施術と合わせて美容商品を提案することで収益を伸ばしたい」

という志向は、顧客価値を施術+商品=トータルサポートで作るモデルです。

例えば、
・施術後の化粧品・美容液・サプリメントの提案
・顧客の肌質データに合わせたパーソナルケア商品の販売
・次回来店までのホームケア設計

など。

こうした物販は、サービス提供後のLTV(顧客生涯価値)を大きく押し上げます。

カウンセリングで顧客の悩みを深掘りし、施術・カウンセリング+商品の提案設計で継続利用につなげます。

FC事例:インナービューティサロンEsthe Pro Labo
→管理栄養士などの専門資格者が常駐。 カウンセリングを通して酵素ドリンク・サプリも提供。

最後となる3つ目は、機器・仕組み型です。

「人の技術に依存せず、仕組みとして同じ体験を再現したい」
「スタッフの熟練度で体験が左右されにくいモデルにしたい」

といった、エステサロンを仕組みとして安定運営させ、事業として再現性を重視するモデルとなります。

ここでは2パターン紹介します。

▼セルフエステ型
・顧客自身が機器を使って施術を行う形式
・スタッフ不要で運営できるため人件費を抑えられる
・会員制などでサブスクリプションモデルにしやすい

セルフエステは近年増えており、人件費が低くく・安定収益化が狙えるモデルとして注目されています。

FC事例:じぶんdeエステ
→機材をレンタルする方式。どこでも開業が可能。

▼美容機器標準化型
・機器と施術手順が統一されている
・施術者の技術に左右されない一定品質の体験が提供できる

FC事例:韓国肌管理Belle
→韓国式のエステ版ダーマペンやハーブピーリング、自社痩身マシンなど。

③固定型と変動型、ロイヤリティはどちらを選ぶ?

フランチャイズ加盟に際して、本部側にロイヤリティを支払う必要があります。(一部、ロイヤリティ0円としている本部もあります。)

ロイヤリティの形式は本部によって異なり、主に固定型変動型(売上連動型)
の2つに分かれます。

固定型と変動型、どちらが良い悪いではなく、仕組みとしてどちらが自分に合うかを確認して判断するようにしてください。

▼固定型
・毎月一定額を本部に支払う方式
・売上の大小にかかわらず、支払額は変わらない

FC事例:小顔専門店BUPURA【ブプラ】
→ロイヤリティ 11万円(固定)

▼変動型
・売上に応じて一定割合を本部に支払う方式
・売上が増えれば支払額も増え、減れば支払額も減る

FC事例:韓国肌管理Belle
→ロイヤリティ 店舗売上の15%

とはいっても、変動型の場合、ロイヤリティの具体的な支払い額のイメージがつかなくて選べない...という方もいらっしゃるかと思います。

ロイヤリティは、契約書だけを見ても分かりにくい項目です。
だからこそ「自分の場合はどうなるのか」を前提に話を聞くことが大切です。

FC比較ネットでは、本部が開催する説明会(無料)の案内を随時更新しています。

本部側に自分の思い描いている運営スタイル・資金計画・成長イメージなど、直接相談をすることが可能ですので、お気軽に申し込んでみてくださいね。

エステのFC説明会に申し込む

④開業資金|どこにお金がかかるのかを把握する

エステサロンのフランチャイズ開業で、多くの方が最初に不安を感じるのが開業資金です。

一般的に、エステサロンの開業資金は300万円〜1,500万円前後が一つの目安とされています。

開業資金帯の幅が広いですが、実際には、②で整理した「サービス提供の型」によって、お金のかかり方が異なるのがエステ業界の特徴です。

エステサロンでは、主に以下の要素が資金額に影響します。
・美容機器の導入有無・台数(痩身機/脱毛機/フェイシャル機器など)
・物件の広さ(個室数・ベッド数)
・内装工事(給排水・電気容量・遮音)
・初期商材(化粧品・ジェル・消耗品)
・広告・集客費(オープン初期)

これを踏まえて、価格帯別に見ていきましょう。

▼低価格帯(〜500万円前後)

FC事例:《定額制セルフエステ》MYTHEL
特徴:セルフエステ型で、脱毛・痩身・フェイシャル・ホワイトング・ネイルといったトータルケアができる新しいサービスです。
開業資金:440万円(内訳:加盟金 3,000,000円、研修費 500,000円、デザイン費 500,000円、開店準備金 300,000円、保証金 100,000円)
※ マシン13台 30坪の場合

FC事例:Tiana
特徴:セルフエステ型で、24時間完全無人化形態。セルフ脱毛・医療提携したセルフホワイトニングが可能です。
開業資金:450万円~(参照:フランチャイズの窓口)

▼中価格帯(500万円〜1,000万円前後)

FC事例:韓国肌管理Belle
特徴:マンション1室などの狭いスペースで開業可能。韓国式ハーブピーリングなど、韓国の最先端美容を日本でいち早く導入しています。
開業資金:500 万円〜(内訳:加盟金330万円、マシン代330万円、物件取得・内装費100万円、備品代36.3万円 ※開業資金500万円(マシン代分割支払いの場合。オープンまでの初期費用概算。))

FC事例:小顔専門店BUPURA【ブプラ】
特徴:業界No.1の小顔専門店。医療従事者監修の痛みのないBUPURA式小顔術3TS法が強みです。
開業資金:600万円(内訳:加盟金:220万円、開業研修費:80万円、店舗取得・設備費:300万円)

なお、開業資金が1,000万円を超える高価格帯の場合は、痩身機や複合美容機器が高額(数百万円単位)で、個室も数多く揃え、内装・設備投資にも力を入れています。
集客のために開業時から広告費を厚めに投下するケースも多いです。

エステサロンのおすすめFC本部紹介

小顔専門店BUPURA【ブプラ】

BUPURAは、小顔施術に特化した専門型エステサロンです。

医療従事者監修の独自技術である「3TS法」を軸に、施術内容・オペレーション・研修が整っており、エステ業界未経験者でも再現しやすいモデル設計が特徴です。

現場に立たずに、仕組みでサロン運営を行いたいオーナー専念型にもおすすめのフランチャイズ本部です。

BUPURAの資料をもらう

韓国肌管理Belle

韓国式ハーブピーリングや肌管理メニューを中心に、近年注目を集めている専門型エステサロンです。

全国200店舗以上を運営する株式会社Limが展開するブランドで、赤字撤退0%のエステサロンです。

マンション1室などの小規模スペースで開業可能なため、オーナー兼プレイヤー型として現場にも立ちたい方にも始めやすいフランチャイズ本部です。

Belleの資料をもらう

まとめ

この記事では、以下4つの判断項目を紹介しました。

・オーナー専念型か、オーナー兼プレイヤー型か
・サービスの付加価値をどこに置くか
・ロイヤリティの仕組み
・開業資金の考え方

市場全体は縮小傾向にあるものの、専門性・提供価値が明確なモデルは、今後も選ばれ続けていくと考えられます。

まずは「自分はどんな形でエステ事業に関わりたいのか」を整理したうえで、気になるフランチャイズ本部の資料請求と説明会に参加をしてみてください。

公開日:2025年12月20日

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