気になる業界、まるごと理解! 業界別 特化セミナー(学習塾) 【4/5】
公開日:2020年03月31日
【セミナー内容】
法人・個人を問わず、フランチャイズで起業・独立を考えられている方の間では長らく「3つの業種」が高い人気を誇ってきました。「介護」・「美容/健康」、そして今回ご紹介させていただく「学習塾」業種です。特に「学習塾」はこの日本で今、最も注目されているフランチャイズの業種と言っても過言ではありません。今回はその魅力を【全5回】に渡ってお送りさせていたただきます。
【バックナンバー】
目次
4. 加盟者から見た個別指導塾の魅力
個別指導塾という業態が、いかに「利用者」側のニーズとマッチしているかをお話させていただきました、次に個別指導塾をみなさん、「加盟者」側の視点からフランチャイズとして、ビジネスとしていかに優れているかお話させていただきます。
その前に「優れたフランチャイズモデルの共通事項」をお話します。これは「個別指導塾」だけに留まらず、「介護・デイサービス」、「美容・健康」といった、今人気のフランチャイズにも当てはまる内容となっております。
4-1. 収益性について
ここでは「どれくらい儲かるか?」も大切ですが、それ以上に「どれくらい毎月安定して儲かるか?」といった見方が大切です。いくら儲かると言っても、良い時期と悪い時期の差があり過ぎたり、またそれが事前に予想できないとなると、トータルで儲かったとしてキャッシュフローの面から厳しいですよね。もちろん、既存ビジネスをお持ちの方や開業資金が潤沢な方は別ですが、初めて起業する際には避けた方が無難だと思います。
その点、個別指導塾は経営努力で売上が積み上がる“ざぶとん式”ビジネスですので、毎月安定した収益が見込めます。また、基本的に月謝が前金制なので、資金繰りの面でも楽です。これが非常に魅力的です。
4-2.固定費について
一つ目の話とも関係してくるのですが、やはり起業直後はキャッシュフローが心許ないことが多いですので、開業の際にも毎月の支払の際にも、なるべく出て行くお金を少なくしたいです。特に教室やお店の家賃といった、毎月必ず発生する固定費。
これを個別指導塾に当てはめると「省スペース」や「一等立地でなくて構わない」といった点が挙げられます。集団塾のような大規模な教室を用意する必要はありませんし、教室の場所にしても一等立地である必要もありません。一等立地というのは分かりやすい例ですと、駅前徒歩1分にあるビルの1階などが挙げられます。
4-3. 社会性、働く意義について
収益性や低資本等はもちろん重要です。しかし、いくら儲かると言っても、その仕事自体に「働く意義」や「遣り甲斐」を見いだせないとなると、毎日の仕事が非常に苦痛です。
サラリーマンならそれでも出社時間などがありますので、強制的に働きに出るような仕組みがあります。しかし、みなさんが起業されるとなると創業者になりますので、良くも悪くもある程度コントロールが出来るようになるんですね。ここが落とし穴なのです。人間と言うのは非常に弱い生き物なので、油断するとついつい楽な方に流されます。特に嫌な仕事、やりたくない仕事となるとどうしても腰が重くなるものです。
その点、個別指導塾は「明日の日本を担う子供たちを育てる」という強い社会性があるビジネスですので、比較的に「働く意義」や「遣り甲斐」が感じやすいです。また、事前に生徒の学習計画を立てますので、教える側としてもそれを実行せざるおえないという強制力が働くといった側面もあります。