移動販売・キッチンカーのフランチャイズを始めるのに必要な準備

最終更新日:2020年05月12日

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移動販売・キッチンカーは低コストで開業ができることから、気軽に始められると近年人気が高まっています。
開業するには、何のジャンルで始めるかの検討にはじまり、キッチンカーなどの車両の購入や改装、移動販売のための許可取得などのさまざまな準備が必要です。

そこで今回は、移動販売・キッチンカーのフランチャイズを始めるために知っておきたい費用や特徴、メリット・デメリット、必要な準備、本部選びのポイントなどをご紹介します。
移動販売・キッチンカーフランチャイズでの独立・開業を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

移動販売・キッチンカーフランチャイズの費用

移動販売・キッチンカーフランチャイズの特徴

移動販売・キッチンカーのフランチャイズを始めるときの準備

移動販売・キッチンカーフランチャイズ本部選びのポイント

おすすめのフランチャイズ

移動販売・キッチンカーフランチャイズの費用

ここでは、移動販売・キッチンカーのフランチャイズでかかる開業資金(初期費用)と運営資金について解説していきます。
取り扱う商品は多種多様にわたり、出店場所から費用までフランチャイズ本部によって違いがあります。

開業資金(初期費用)

移動販売・キッチンカーフランチャイズを始めるために必要な開業資金(初期費用)は、200~400万円です。

加盟金や車両関連費、資格取得費、研修費が主な開業資金になります。フランチャイズ本部によってもさまざまですが、加盟金が不要の場合がほとんどです。

開業資金で大きく占めるのは、車両関連費用。
ジャンルや設備、車両のサイズなどにもよりますが、新規で購入する場合はまとまった資金が必要になります。
一方、リースサービスを提供している本部もあるので、利用することで初期費用を抑えることが可能です。

運営資金

移動販売・キッチンカーフランチャイズの運営資金は、1ヵ月分で算出すると約60万円です。(売上が月間約80万円の店舗の場合)

移動販売・キッチンカーのフランチャイズの場合はロイヤリティが0円のところが多く、1人でも営業可能なので人件費も抑えられます。

ただし、仕込み場所を別に用意する必要がある場合には、賃貸料として1ヵ月10万円程度が必要です。
また、販売する商品によっても異なりますが、原材料費として売上の30~40%程度が必要になります。

そのほかにも商品の受け渡し時の梱包資材費なども必要ですが、店舗型のフランチャイズビジネスよりは運営資金が抑えられるケースが多いです。

こちらの記事でも移動販売・キッチンカーフランチャイズの開業資金(初期費用)や運営資金について詳しく解説しています。

移動販売・キッチンカーフランチャイズの開業・運営に必要な資金について詳しく見る

移動販売・キッチンカーフランチャイズの特徴

ここでは移動販売・キッチンカーフランチャイズの特徴として、サービス内容やメリット・デメリットについて解説していきます。

サービス内容

移動販売・キッチンカービジネスの主なサービス内容は、専用の車両を使って商品を販売することです。

そのほか、

  • 調理
  • 盛り付け
  • 接客
  • 売上管理
  • 商品開発

などの業務もありますが、業態によって異なります。

以下で、代表的な移動販売・キッチンカーフランチャイズの業態を紹介します。

ランチカー(お弁当など)

オフィス街などのランチ需要を中心にお弁当などを販売するスタイルです。
できたてのお弁当や野菜たっぷりのヘルシーランチ、こだわりのカレーやアジアン料理、サンドイッチなどさまざまなジャンルがあります。

調理済みの食材を盛り付けるだけ、簡単な調理でOKという本部が多いので、調理経験が少ない・ないという方でも安心して始めることが可能です。

スイーツ、カフェ系

ソフトクリームやクレープ、ホットケーキなどをはじめ、焼き立てパンやこだわりのコーヒーやラテ、話題のタピオカドリンクなどを販売するスタイルです。
ランチタイムをはじめ、イベント出店、午後の時間帯や夕方以降の時間でも需要があります。

人気店のレシピやノウハウを学ぶことができるだけでなく、多くの本部において研修やサポートが充実しているので、未経験者でも問題なく開業できます。

焼き鳥、唐揚げ等のお惣菜系

お惣菜系はランチタイムのほか、イベントでのニーズも高いです。
また、主婦や高齢者、共働き世帯など幅広い層からのニーズがあるので、スーパーやショッピングモール、オフィス近く、駅近など、さまざまな場所に出店できます。

移動販売車の中で焼いたり、揚げたりする必要がありますが、仕込み済みの食材を使用するので負担はかかりません。お店の味を完全に再現できるよう研修を実施している本部がほとんどなので、調理技術もしっかり身につけたうえで開業できます。

たこ焼き、たい焼きなど

たこ焼きやお好み焼き、タイ焼きや大判焼きといった粉もの系は、イベントの露店としても人気のジャンルです。
各地でのイベント出店のほか、ショッピングモールの駐車場などでの常設や休日のスーパーの敷地などへの出店ができれば、一定の需要が見込めます。

競合が多いジャンルですが、本部の集客力とノウハウを利用できるので、初めて独立する方でも安心です。原価率が低く、利益を残しやすいという点も大きな魅力でしょう。

メリット

移動販売・キッチンカーフランチャイズで開業する際のメリットを3つご紹介します。

■ 低コストで開業できる

移動販売は、車が一台あれば基本的には事足ります。

テナントを借りるための補償金や毎月の家賃、光熱費の基本料金や使用料、店舗を維持するための費用などがかからないので、低コストで開業できるのが大きなメリットです。

■ 人件費が抑えられる

キッチンカーや厨房といった小スペースでビジネスを行う移動販売は、大勢の従業員を雇う必要がありません。

オーナー1人でも開業できるので、フランチャイズ業界のなかでも人件費を大幅に抑えることができるビジネスです。

■ 業態変更がしやすい

移動販売には、業態変更がしやすいというメリットもあります。

特に時代に左右されやすい飲食業界ですが、需要が減ったからといって簡単に違うビジネスを始めるのは困難です。

一方、移動販売の場合は車両と設備さえあれば、翌日にでも業態を変更するということも不可能ではありません。季節ごとに扱う商品を変化させることも、店舗型より簡単です。

デメリット

次に、移動販売・キッチンカーフランチャイズのデメリットを2つご紹介します。

■ 移動販売のエリアによって集客に差が出る

移動販売・キッチンカーフランチャイズのデメリットとしては、販売エリアの選定によって集客に大きな差が出ることが挙げられます。

店舗を開業する際にもマーケティングリサーチに基づく立地選定は重要ですが、車で自由に移動できるとはいえ、地域によってはニーズがない、移動販売車の営業が許可されないなどの壁にぶつかることがあります。

現在住んでいる地域では場所を確保できない場合やニーズが期待できないとなると、ほかの場所に拠点を移すなどしなくてはなりません。

ただ、移動販売車であれば場所を移動することができるので、あらかじめ候補地をいくつか挙げておいてリサーチするのがよいでしょう。

■ 収益機会を逃がす可能性も

移動販売は店舗に比べて厨房スペースが狭く、食材などのストックできる量も限界があるため、せっかく需要が高い場所でも売り切れになり、収益機会を逃してしまうというデメリットもあります。

また、雨の日は利用者が少ないなど、天候に左右されることもある点にも注意が必要です。

成功・失敗のポイント

移動販売・キッチンカーフランチャイズの成功・失敗のポイントを4つご紹介します。

■フランチャイズに加盟する目的は明確か

移動販売・キッチンカーフランチャイズを始める前には、加盟する目的を明確にしておく必要があります。

車両や設備が準備できれば始められる移動販売は、個人でも開業しやすいので、なぜフランチャイズに加盟する必要があるのかをしっかり考えましょう。
また、サポートを行っているフランチャイズ本部も多いですが、実際に受けてみると1人でもできそうな内容だったというケースもあるので注意が必要です。

そのような事態を避けるためにも、フランチャイズ本部のノウハウやレシピを知りたい、技術を身につけたい、経営を学びたいなど、目的を明確にしたうえで条件を満たしてくれる本部を選ぶことをおすすめします。

■ニーズのあるジャンルかどうか

移動販売・キッチンカーフランチャイズで成功できるかは、ニーズのあるジャンルが選べるかどうかがポイントになります。

販売したいエリアによって、売れ筋の飲食アイテムが異なります。
都心のオフィス街であればランチ系やコーヒーなどのドリンクのニーズが高く、地方ならスーパーやショッピングモールで売れ筋となる焼き鳥や粉もの系などがおすすめです。

ニーズのあるアイテムを見誤ってしまうと、開業したところで思うように売上が伸びないので、事前のリサーチが欠かせません。

■集客できそうな地域か

移動販売を行う地域で集客が見込めるかどうかも、成功のための大事なポイントです。

営業する場所ごとで申請や許可が必要なので、始めてみて集客できないからといって違う地域に変えることは容易ではありません。

また、販売予定エリアで既に同じフランチャイズの加盟車両が展開していないか、同じジャンルの飲食を販売する車両が多数競合していないかも調べておきたいところです。

あまりに競合が多いとお互いに需要を奪い合うことになる場合や、すでにリピーターがついており、新規の販売車両には寄ってきてもらえない可能性もあります。

市場調査をしっかり行い、集客できそうな地域であるかをしっかり見極めましょう。

■収支シミュレーションを徹底できているか

移動販売は客単価が低く、大量に販売しなければ利益が出ないということも多いです。
そのため、思うように集客ができないと、経営を続けられないという状況に陥る可能性もあります。

また、土日や不定期に開催されるイベント中心に出店を考えている場合、収入を安定させるのは難しいです。

このような点も考慮したうえで収支シミュレーションを行い、しっかり見極めていく必要があります。

移動販売・キッチンカーフランチャイズを始めるときの準備

移動販売・キッチンカーフランチャイズの場合、必ず必要になるのが車両です。
しかし、車両という固定されない場所でのビジネスゆえに必要になる準備もあります。

車両

移動販売・キッチンカービジネスにおいて車両は欠かせないものです。

移動販売用の車両を新たに入手する方法としては、購入またはリースのどちらかになります。
できるだけ開業資金を抑えたいという場合には、リースのほうがおすすめです。

また、車両の準備と同時に保険への加入も必要です。選ぶところから準備をするのは手間がかかりますが、保険加入の手配や支払いまで負担してくれる本部もあります。

採用・教育

限られたスペースで簡単な作業を行う移動販売・キッチンカービジネスは、従業員の採用や教育は必須ではありません。

開業前の研修をしっかり受けることで、オーナー1人でも問題なく経営できます。

もし従業員の採用や教育を行う場合でも、販売する商品は比較的限られているため、教育がしやすいというケースが多いです。

資格・免許

移動販売・キッチンカーフランチャイズで必要な資格・免許は主に以下の3つです。

・運転免許
・営業許可
・食品衛生責任者の資格

移動販売は車両を使ったサービスなので、当たり前ではありますが運転免許が必要です。
まだ持っていないという方は、教習所・自動車学校に通って試験に合格したのちに、免許センター・試験場にて試験を受けることになります。

移動販売を行う地域の保健所で営業許可も必要です。
営業許可を得るには移動販売に使用する車両の登録も発生し、実際に調理して販売する場合とと加工済みのものを販売する場合では申請が異なります。地域によっても必要な条件や必要書類が異なるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

また、食品衛生責任者の資格も営業許可を取得するために必要になります。
すでに調理師や栄養士などの資格を持っている方は不要ですが、持っていない場合は保健所が実施している講習会を受けて取得します。

そのほか、公園などの場合は管轄する地方公共団体、国立公園などの場合は国土交通省への承認申請、路上営業の場合には、管轄する警察署長から道路使用許可を受けるなど、移動販売の場所によっても必要な許可が変わります。
フランチャイズの場合、許可申請の代行や場所の確保、場所の紹介などもしてもらえるので安心です。

移動販売・キッチンカーフランチャイズ本部選びのポイント

移動販売・キッチンカーフランチャイズの本部選びで重要なポイントは、大きく以下の3つが挙げられます。

・自由度が高いかどうか
・ロイヤリティや移動販売車のリース料が高額でないか
・必要な本部サポートが受けられるか

ハードルが低く参入しやすい移動販売・キッチンカービジネスは競合も多いので、いかに他店舗と差別化を図れるかが重要になります。
お店の屋号やオリジナルメニューの販売などが可能であれば差別化を図りやすいので、できるだけ自由度の高い本部を選ぶことが得策です。

また、ロイヤリティや移動販売車のリース料が高額でないかどうかも確認しておくべきポイント。
ロイヤリティに関しては、無料や低額で設定されていることもありますが、定額制や歩合制など本部によって異なります。また、移動販売車をリースするとなった場合には、毎月一定の支払いが発生するので、これらの料金が高額だと経営を圧迫しかねません。
開業後の資金繰りが不安な方は、できるだけ経済的な負担が少ない本部を選ぶと良いでしょう。

そして、移動販売・キッチンカーフランチャイズの本部選びでも忘れてはいけないのが、必要な本部サポートが受けられるかどうかということ。ほとんどの本部においてサポートは受けられますが、自分にとって必要なサポートをどの程度受けられるかはしっかり確認しておくべきでしょう。

おすすめのフランチャイズ

高齢者配食サービス「ライフデリ」

ライフデリ移動販売・キッチンカーフランチャイズ

ライフデリは、高齢者向けの配食サービスを行っているフランチャイズ本部です。加盟店継続率96.5%(3年平均)と、業界No.1の実績を誇っています。

最大の特徴は原価が業界最安値であること。商品は高品質を保ちながら他の配食フランチャイズと比較して原価率が約6%と大きな差があります。競合他社に負けない商品力があるので、自信を持って販売することができます。

加盟金、保証金、ロイヤリティは全て0円。
また、実際に行うのは完全調理済みの食材の盛り付けとなっており、未経験でも始めやすい低リスクのフランチャイズです。

高齢者配食サービス「ライフデリ」について詳しく見る

高齢者配食サービス「ライフデリ」の資料をもらう

なないろ弁当

なないろ弁当移動販売・キッチンカーフランチャイズ

なないろ弁当は、開業資金わずか5万円で開業できるフランチャイズ本部です。
加盟金、保証金が0円で、厨房を持っている場合は厨房機器費や工事費も一切かかりません。

ロイヤリティも0円で、既存の厨房施設を利用するビジネスモデルなので、収益化がしやすいと言えるでしょう。

肝心のメニューは、一つ500円以下と安くてヘルシーが特徴。管理栄養士が監修しているといった徹底ぶりで、女性やサラリーマンにも好評です。また、屋号の設定も自由に行えるため自社の看板を利用して「なないろ弁当」の販売をすることもできます。

なないろ弁当について詳しく見る

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BBQ MASTERS

BBQ MASTERS移動販売・キッチンカーフランチャイズ

BBQ MASTERSは、バーベキューに特化した移動販売を福岡を中心に行っているフランチャイズ本部です。

食材の提供はもちろん、道具や用品の配達・火起こし・セッティング・後片付け・ごみ回収まで対応しています。
道具を持っていない人や準備・片付けが億劫な人でも気軽にバーベキューが楽しめることから、企業や学校からの人気も高いです。

顧客満足度を高める独自の施策によって、リピート率70%を誇っています。
開業前の研修ではオーナーだけではなくスタッフも参加可能。さらに、開業後においても電話対応や営業活動のフォローから経営相談まで対応してくれます。

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公開日:2019年10月25日