【徹底紹介】移動販売のフランチャイズを始めるのに必要な準備とは?

最終更新日:2019年10月25日

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近年人気を集めている移動販売は店舗を持たないので低コストで開業ができ、気軽に始められると話題を集めています。
もっとも、実際には何のジャンルで始めるかの検討にはじまり、キッチンカーなどの準備や車両改装、移動販売のための許可など面倒な手続きも少なくありません。

スマートに開業をしたいなら個人で開業する方法ではなく、フランチャイズに加盟する方法もあります。
フランチャイズの特徴や必要な準備や資金についてご紹介します。

目次

移動販売のフランチャイズの特長

移動販売の将来性

移動販売フランチャイズの様々な業態

移動販売をフランチャイズで始めるのに必要な準備は?

 移動販売の開業資金はどれくらい?

 移動販売で開業するのに必要な資格は?

移動販売のフランチャイズに加盟する際の注意点は?

まとめ

移動販売のフランチャイズの特長

フランチャイズというと、コンビニやファミレスなど店舗型のスタイルが少なくありません。
これに対して移動販売は車が一台あれば、基本的には事足ります。
テナントを借りるための補償金や毎月の家賃、光熱費の基本料金や使用料、店舗を維持するための費用などがかからないので、低コストで開業できるのがメリットです。

たとえば、コーヒーショップを開きたい、カレー屋さんを開業したいといった場合、店舗を持つよりも少ない開業資金で開業できるので、資金が少ない方や今すぐにでも事業を始めたいといった方には便利です。

一方、デメリットとしては販売エリアの選定により、集客に大きな差が出ることが挙げられます。
店舗を開業する際にもマーケティングリサーチに基づく立地選定は重要ですが、車で自由に移動できるとはいえ、地域によってはニーズがない、移動販売車の営業が許可されないなどの壁にぶつかることがあります。
現在住んでいる地域では場所を確保できない場合やニーズが期待できないとなると、ほかの場所に拠点を移すなどしなくてはなりません。

ただ、移動販売車であれば場所を移動することができるので、あらかじめ候補地をいくつか挙げておいてリサーチをするのがよいでしょう。
また、店舗に比べて厨房スペースが狭く、食材などのストックできる量も限界があるため、せっかく需要が高い場所でも売り切れになり、収益機会を逃すデメリットもあります。
雨の日は利用者が少ないなど、天候に左右されることもあります。

移動販売の将来性

移動販売は都心のオフィス街などを中心に人気を集めています。
オフィスビルの中や近くに飲食店が少ないケースや混雑していて利用しにくいといった不満があるためです。
毎日コンビニ弁当でも飽きてしまう、出遅れると何も残っていない、サンドイッチやサラダなど冷たいものばかりになってしまうと不満がある方にも、移動販売車による出来立て熱々の弁当や温かいスープなどは喜ばれています。

お店で食べるより断然低コストで済むので、おこづかいが限られ、節約志向のビジネスパーソンには人気です。
軽減税率の導入でイートインよりテイクアウトがお得という意識が広まっている中、今後ますますの伸びが期待できる業態です。

地方ではイベント出展などが主になりますが、地域のニーズをうまくリサーチすれば、意外な場所で顧客をつけることができます。
お昼時や天気のよい日に高齢者や小さなお子様連れのママたちが集まる広場などを見つけることができれば、軽減税率の追い風もあり、お得に買えると需要が得られるのではないでしょうか。

高齢者や主婦の中には、自分の分だけ食事を作るのは面倒という方が少なくありません。
わざわざスーパーやコンビニまでお惣菜を買いに行かなくても、近くに来てくれるなら助かるとリピーターがつくことも期待できます。

ITデバイスやネットをうまく活用していくことで、SNSで出店場所や出店時間を告知し、フランチャイズ本部からの情報提供サービスにより、その日によって集客が期待できる場所に移動するなどすれば、収益も高まります。
天候の悪い日は、屋根付きの公共スペースを教えてもらえるなどのメリットもあります。
ITシステムの普及も移動販売の将来性をサポートしてくれます。

移動販売フランチャイズの様々な業態

・ランチカー(お弁当など)

オフィス街などのランチ需要を中心にお弁当などを販売するスタイルです。
出来立てのお弁当や野菜たっぷりのヘルシーランチ、こだわりのカレーやアジアン料理、サンドイッチなど様々なジャンルがあります。

平日のランチタイムを中心にオフィス街エリアのパブリックスペースに出店したり、休日にはイベントなどに出店して販売したりできます。

・スイーツ、カフェ系

ソフトクリームやクレープ、ホットケーキなどをはじめ、焼き立てパンやこだわりのコーヒーやラテ、話題のタピオカドリンクなどを販売するスタイルです。
ランチタイムをはじめ、イベント出店、午後の時間帯や夕方以降の時間でも需要があります。

オフィス街だけでなく、ショッピングモールや人が多く集まる施設などに出店しても需要が見込めるジャンルです。
コーヒーやスムージーなど朝に人気のアイテムなら、朝のオフィス街で販売しても一定のニーズが期待できます。
一度利用して満足できれば、継続的に利用してくれるケースも多いです。

・焼き鳥、唐揚げ等のお惣菜系

お惣菜系はランチタイム需要のほか、イベントでのニーズも高いです。
また、スーパーやショッピングモールなどの敷地に出店ができれば、買い物客がその日の夕食や晩酌のお伴として購入してくれます。
地域のスーパーを、曜日を決めて巡回することで、その日を待ってくれるリピーターもつくものです。

近年は買い物に行くのが大変になってきた高齢者や共働きで夕食を作るのが面倒といった方も多いので、住宅街やオフィス帰りの方を狙ってオフィス近くや駅近の場所を狙う方法もあります。

・粉もの(たこ焼き、タイ焼きなど)

たこ焼きやお好み焼き、タイ焼きや大判焼きといった粉もの系は、イベントの露店としても人気のジャンルです。
各地でのイベント出店のほか、ショッピングモールの駐車場などに常設することや休日のスーパーの敷地などに出店できれば、一定の需要が見込めます。

タイ焼きや大判焼きは昔ながらの餡のほか、今時のニーズを満たすためにチーズやカスタードクリーム、チョコなど多彩なテイストを用意するのが一般的です。

移動販売をフランチャイズで始めるのに必要な準備は?

移動販売を個人開業ではなく、フランチャイズに加盟して始めるにはどのような準備が必要なのでしょうか。
気になる開業資金や必要な条件、注意点などをまとめてみました。

移動販売の開業資金はどれくらい?

フランチャイズによっても様々ですが、移動販売では加盟料やロイヤリティがないケース、極めて低コストのケースが少なくありません。
では何でフランチャイズ本部が収益を得るのかというと、最初の研修費用と車両費用がメインとしているケースが多いのです。

自分で開業する場合には車両の購入費用のほか、オリジナルに改装する費用などがかかります。
フランチャイズの場合、加盟店で同じ設備や同じカラーの車両、フランチャイズ店のロゴなどが描かれた車両を購入する必要があります。
すなわち、移動販売のフランチャイズの主な開業資金は車両価格ということです。
ジャンルや装備される設備の内容、車両のサイズにもよりますが、相場は150万円から500万円ほどです。

パッケージプラン化されているところと、車両のサイズや車種が選べる場合や搭載する設備などが選べるケースもあります。
同じ加盟店でも、改装費用が異なり、開業資金に差が出ることもあります。
また、調理や販売のノウハウを研修費用は30万円程度が相場です。

移動販売で開業するのに必要な資格は?

飲食の販売のためには開業エリアを管轄の保健所で営業の許可を取得しなくてはなりません。
地域によって許可内容が異なっており、実際に調理して販売する調理営業と完成した食品を販売するだけの販売業、さらに作って販売するときには両方の許可が必要なケースもあります。

移動先が複数の自治体にまたがる場合には、それぞれの保健所に許可申請が必要なため、無許可営業とならないよう、移動エリアとの関係に注意しなくてはなりません。
次にどこで営業するかによって承認や届け出、許可などが必要です。
イベントへの出店の場合は募集案内が出るのが一般的で、基本的に事前エントリーをしなくてはなりません。

また、ショッピングモールやスーパーの駐車場などの場合は、店長や施設の担当者との交渉と承認が求められます。
公園などの場合は管轄する地方公共団体や国立公園などの場合は国土交通省に承認申請する必要があります。
路上営業の場合には、道路交通法に基づき、管轄する警察署長から道路使用許可を受けなくてはなりません。
フランチャイズの場合、許可申請の代行や場所の確保、場所の紹介などもしてもらえるのが便利です。

移動販売のフランチャイズに加盟する際の注意点は?

加盟金や車両の改装費用やサポート体制なども気になるところですが、一番注意したいのはニーズがあるジャンルを選ぶことや地域での競合がないかを確認することです。

販売したいエリアによって、売れ筋の飲食アイテムが異なります。
都心のオフィス街であればランチ系やコーヒーなどのドリンクのニーズが高く、地方ならスーパーやショッピングモールで売れ筋となる焼き鳥や粉もの系などがおすすめです。

ニーズのあるアイテムを見誤ってしまうと、開業したところで思うように売上が伸びません。
また、販売予定エリアで既に同じフランチャイズの加盟車両が展開していないか、同じジャンルの飲食を販売する車両が多数競合していないかも調べておきたいところです。
あまりに競合が多いとお互いに需要を奪い合うことになる場合や既にリピーターがついており、新規の販売車両には寄ってきてもらえない可能性もあります。
費用面やサポート体制だけでなく、ジャンルや競合に注意して選びましょう。

まとめ

移動販売のフランチャイズは店舗を持つのに比べて低コストで始めやすいのが人気です。
フランチャイズにつきものの加盟料やロイヤリティも不要なケースも多く、ノウハウを学ぶための研修費と車両の購入代や改装費がメインの開業に必要な資金になります。

オフィス街におけるランチ難民の増加や軽減税率の導入によるテイクアウト需要の増大、食事を作ったり買ったりするのが面倒な高齢者や共働き世帯などの増加に伴い、将来性も期待できます。
もっとも、様々なジャンルがあり、展開するエリアによってニーズも異なるので、業態選びには注意が必要です。

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公開日:2019年10月25日