宅配のフランチャイズを始めるのに必要な準備

最終更新日:2020年05月27日

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高齢化の進行や共働き世帯の増加などを背景に、年々ニーズの高まりを見せている宅配ビジネス。そのジャンルはお弁当やピザ、水、野菜など多岐にわたり、店舗運営のノウハウ提供やサポートを受けて安定した経営を目指せるフランチャイズで開業する方も増えてきています。

そこで今回は、宅配フランチャイズの費用や特徴、準備、本部選びのポイントなど、宅配フランチャイズを始める前に知っておきたい情報をまとめました。おすすめのフランチャイズ情報もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

宅配フランチャイズの費用

宅配フランチャイズの特徴

宅配フランチャイズを始めるときの準備

宅配フランチャイズ本部選びのポイント

おすすめのフランチャイズ

宅配フランチャイズの費用

ここでは、宅配のフランチャイズでかかる開業資金(初期費用)と運営資金について解説していきます。
フランチャイズ本部や宅配サービスのジャンルなどによって費用は異なります。

開業資金(初期費用)

宅配フランチャイズを始めるために必要な開業資金(初期費用)は、約430万円です。

主な費用は、加盟金、物件取得費や内装工事費などの店舗関連費、車両費、保証金、資格取得費、研修費が挙げられます。

加盟金や保証金は本部によって異なりますが、180万円程度必要です。なかには、加盟金0円の本部もあります。

本部に支払う費用以外で大きな割合を占めるのは、商品を配達するために必要なバイクや自動車などの車両費です。バイクと自動車どちらにするのか、新車と中古車どちらを購入するかなどによっても異なりますが、30~100万円くらいで準備することができます。

運営資金

宅配フランチャイズの運営資金は、1ヵ月で約620万円です。

運営資金のなかで最も割合が大きいのは原材料で、1ヵ月あたり売上の30~40%程度かかります。取り扱う商品によっても変動するので、収支シミュレーションを徹底して行うことが大事です。

また、配達のために車両を利用する必要があるので、ガソリン代や駐車場代も毎月かかります。1ヵ月あたり、売上の3~4%で見積もっておくと良いでしょう。

一般的にフランチャイズで開業する場合はロイヤリティがかかりますが、宅配フランチャイズの場合は0円で設定している本部が多いです。ただし、会費やエリア負担金など、ロイヤリティとは異なる名目で毎月支払いが発生する本部もあるので、十分な確認が必要です。

こちらの記事でも宅配フランチャイズの開業資金(初期費用)や運営資金について詳しく解説しています。

宅配フランチャイズの開業・運営に必要な資金について詳しく見る

宅配フランチャイズの特徴

ここでは宅配フランチャイズの特徴として、サービス内容やメリット・デメリットについて解説していきます。

サービス内容

宅配ビジネスの主なサービス内容は、注文を受けた商品・サービスを自宅まで届けることです。

宅配サービスのジャンルにもよりますが、飲食系の場合は

  • 調理
  • 盛り付け
  • 売上管理
  • 商品開発

などの業務が発生します。

以下で、代表的な宅配フランチャイズの種類を紹介します。

食べ物(お弁当、ピザ、野菜など)

宅配フランチャイズのなかでも最も多いのが、食べ物系のビジネス。

お弁当やピザなど調理が必要なもの以外に、野菜や果物・卵・お肉など、調理前の食材を配達するサービスもあります。

調理が必要な食べ物であっても、調理済みの食材を盛り付けするだけ、調理方法が簡単というフランチャイズ本部がほとんどなので、業界未経験者の開業も安心です。

飲み物(水、牛乳など)

水や牛乳などの飲み物を配達する宅配フランチャイズもあります。

本部から仕入れた商品を配達するフランチャイズ契約もあり、在庫を持たない低リスクな開業が可能です。

開業前に研修が受けられる本部がほとんどなので、営業や配達が初めてという方でも安心して始められます。

その他(クリーニングなど)

飲食系以外の宅配フランチャイズには、クリーニングサービスなども挙げられます。
利用者からの電話で自宅まで衣類や靴などを引き取りに行き、クリーニング後に自宅へ配達するビジネスです。

本部の工場でクリーニングを行うケースもあり、大きな設備投資が不要なので低資金で開業できるというメリットがあります。

知識や接客などは開業前の研修で学ぶことができ、現場研修を実施しているフランチャイズ本部もあります。開業後のサポートも万全な本部に加盟することで、安心して経営に専念できます。

メリット

宅配をフランチャイズで開業するメリットを3つご紹介します。

■低資金で開業できる

宅配フランチャイズのメリットは、低資金で開業できることです。

注文を受けた商品やサービスを自宅に配達する仕事がメインなので、飲食店のような広いスペースや大きな設備投資が不要です。

また、加盟金や保証金が0円のフランチャイズ本部に加盟することで、さらに開業資金を抑えることができるでしょう。

■未経験者でも開業できる

宅配フランチャイズは、調理済みの食材を盛り付けるだけ、本部の工場でクリーニングを行うなど、専門的な知識や経験がなくても始められるビジネスがほとんどです。

フランチャイズに加盟することで店舗運営ノウハウの提供や本部サポートを受けることも、未経験者にとって大きなメリットとなります。

■事業拡大につなげられる

宅配フランチャイズには、事業拡大につなげられるというメリットもあります。

特に低リスクなのが、同業種での事業拡大。
例えば、飲食事業を展開している方の場合、既存店舗のスペースや設備を活用することで大きな投資をすることなく宅配ビジネスに参入することが可能です。

これまでの成功事例やノウハウなどを提供してもらえるフランチャイズであれば、開業後の経営も安定させやすいと言えるでしょう。

デメリット

次に、宅配フランチャイズのデメリットを2つご紹介します。

■自由度が低め

宅配フランチャイズのデメリットとしては、自由度が低めであることが挙げられます。

お弁当一つにしても、内容や作り方、味まで細かく決められていることがほとんどなので、オーナーの意思で変えることはできません。

なかにはお店の屋号や営業時間、休日などを自由に決められるフランチャイズ本部もあるので、「新メニューを提案したい」「もっと自由に働きたい」という方は自由度の高さを強みにしている本部を検討してみると良いでしょう。

■車両関連費が負担になることも

宅配フランチャイズには、配達のためのバイクや自動車などの車両が必要不可欠です。

ガソリン価格の高騰や車両の燃費などが影響し、車両関連費がかさんでしまうケースも少なくありません。
車両をリースで調達した場合はリース代も毎月発生するので、さらに負担が増えてしまう可能性も。

そのため、このような細かな点にも注意して収支シミュレーションを行うことが重要だと言えます。

成功・失敗のポイント

宅配フランチャイズの成功・失敗のポイントを3つご紹介します。

■ニーズのあるジャンルか

宅配フランチャイズで成功できるかは、ニーズのあるジャンルを選べるかどうかが重要なポイントになります。

お弁当やピザ、水、クリーニングなどさまざまなジャンルがありますが、地域によってニーズが異なるので注意が必要です。

世の中的にはニーズが多いジャンルであっても、開業エリアでは少ないというケースもあるので、これを見誤ってしまうと開業しても思うように売上が伸びないという状況にも陥りかねません。

そのため、開業前には市場調査を行い、ニーズをしっかり見極めることが重要です。

■収支シミュレーションを徹底できているか

特に飲食系の宅配フランチャイズには、仕入れ価格の変動がおきやすいという特徴があります。

原材料が運営資金のなかでも大きな割合を占めていることから、仕入れ価格が高騰することで経営を圧迫し、継続が難しくなる可能性も少なくありません。

このような点も考慮したうえで、開業前の収支シミュレーションを徹底して行っておく必要があります。

■トラブル対策が万全か

宅配フランチャイズの場合、配達漏れや誤配達、食中毒、ドライバーの事故などのトラブルが発生する可能性があります。

特に利用者からのクレームに関しては、迅速かつ誠意な対応ができなければ大きなクレームへと発展し、しまいには店舗の信頼性を落としてしまうことにもつながりかねません。

クレーム対応マニュアルを作成する、保険に加入するなどのトラブル対策をとっていることで、経営に大きなダメージを与えることなくスムーズに対処できるでしょう。

宅配フランチャイズを始めるときの準備

宅配フランチャイズを始めるときの主な準備を、店舗、採用・教育、資格・免許の3つのポイントに絞ってご紹介します。

店舗

宅配フランチャイズを始めるには、拠点となる店舗を準備する必要があります。

店内で食事をする飲食店のように広いスペースや設備の導入は不要なので、物件取得費や設備費など店舗関連費を抑えて開業することが可能です。また、既存店舗の空いたスペースや時間を活用できる宅配ビジネスもあります。

配達専門であれば特に気にする必要がありませんが、あまりにも目立たない、分かりにくい場所で開業してしまうと存在を知ってもらえない可能性もあるので注意しましょう。

採用・教育

宅配フランチャイズを始める際の準備には、採用・教育も挙げられます。

既存店舗の従業員を活用して開業できるフランチャイズ本部もありますが、従業員・オーナーともに、本部のサービスや店舗運営のノウハウを学ぶための研修は受ける必要があるでしょう。

資格・免許

宅配フランチャイズで必要な資格・免許は、主に以下の3つです。

  • 運転免許
  • 食品衛生責任者の資格
  • 営業許可

バイクや自動車などの車両を使って配達を行う場合、当たり前ではありますが運転免許が必要です。
これから取得するという方は、教習所・自動車学校に通って試験に合格した後、免許センター・試験場で試験を受けましょう。

また、すでに調理師・栄養士などの資格を持っていれば不要ですが、食品衛生責任者の資格も必要です。保健所が実施している講習会を受ける必要があります。

そして、開業する地域の保健所で営業許可を取得することも必要で、1.6~1.9万円の手数料がかかります。
営業許可は食品衛生責任者の資格がないと申請できないので、準備する順番にも気をつけましょう。

宅配フランチャイズ本部選びのポイント

宅配フランチャイズの本部選びで重要なポイントは、大きく以下の3つが挙げられます。

  • 商品・サービスの品質管理が徹底されているか
  • 利益が出せるビジネスモデルか
  • 必要なサポートが受けられるか

宅配フランチャイズは、本部の工場で製造や調理、クリーニングを行い加盟店が簡単な仕上げをして配達するという仕組みが多いのが特徴です。どのような環境で作られているのか、どのような状態で加盟店に運ばれるのかなど、商品やサービスの品質管理が徹底されている本部であるかを見極めることが必要でしょう。

また、利益が出せるビジネスモデルであるかもポイントの一つ。
特に飲食系の宅配フランチャイズは仕入れ価格が変動しやすいので、その点も考慮したうえでしっかり利益が出せるビジネスモデルが確立されているかをしっかり見極めましょう。

そして、宅配フランチャイズにおいても欠かせないのが、必要なサポートが受けられるかどうか。
専門的な知識や技術が必要ないビジネスとは言え、安定した経営を実現するには本部の店舗運営ノウハウの提供や日々の業務サポートなどが必要不可欠です。
開業前だけでなく、開業後もサポート体制が充実している本部を選ぶとより安心でしょう。

おすすめのフランチャイズ

高齢者配食サービス 「ライフデリ」

宅配フランチャイズ高齢者配食サービス 「ライフデリ」

ライフデリは、高齢者向けの配食サービスを行っているフランチャイズ本部です。

原価が業界最安値であることが大きな特徴で、他の配食フランチャイズと比較して原価率の差が約6%あります。

また、加盟金や保証金、ロイヤリティは全て0円。
完全調理済みの食材を盛り付けて配達するだけなので、未経験者でも始めやすいです。

高齢者配食サービス 「ライフデリ」について詳しく見る

高齢者配食サービス 「ライフデリ」の資料をもらう

なないろ弁当

宅配フランチャイズなないろ弁当

なないろ弁当は、管理栄養士監修のメニューを一つ500円以下で提供し、女性やサラリーマンからも好評を得ているフランチャイズ本部です。

加盟金・保証金は0円で、5万円の低資金で開業することができます。
ロイヤリティも不要で既存の厨房施設を利用できるビジネスモデルのため、オーナーの頑張り次第でさらなる収益が見込めます。

屋号の設定も自由なので、自社の看板を利用して「なないろ弁当」の販売をすることも可能です。

なないろ弁当について詳しく見る

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健康管理食宅配サービス【けんたくん】

健康管理食宅配サービス【けんたくん】は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患う高齢者向けにバランスの良い食事を届けているフランチャイズ本部です。

冷凍の御膳を配達し、温めて食べてもらう宅配サービスのため、調理や器具は一切不要。さらに、ロイヤリティ0円と、徹底的に加盟店の負担を減らしたビジネスモデルを確立しています。

商品知識から営業まで幅広い研修・サポートを受けることができるので、未経験者でも安心して開業することができます。

健康管理食宅配サービス【けんたくん】について詳しく見る

公開日:2020年05月25日