市場規模拡大中!ハウスクリーニングのフランチャイズとは?

公開日:2016年03月31日

「毎日忙しくて掃除まで手が回らない!誰か代わりに掃除してくれたらなぁ」、「油汚れのこびりついたキッチン、何年も見て見ぬふりだったけどそろそろ掃除しないと…」等、掃除に困っている人は多く存在します。

そんなニーズに応えるのがハウスクリーニング業です。

週に1度・月に1度などの定期的な清掃から年末の大掃除、はたまた素人では難しい頑固な汚れまで、ハウスクリーニングの需要は多いです。
ハウスクリーニングは今フランチャイズの中でも急上昇の注目分野。フランチャイズで独立開業したいと考えている人はぜひチェックしていただきたい業種です。

1. 現在チェーン展開しているハウスクリーニングフランチャイズの例

 1-1. ダスキン

 1-2. おそうじ本舗

 1-3. e-MACS

2. ハウスクリーニングでの独立開業とは?

 2-1. ハウスクリーニングのポイント

 2-2. フランチャイズの場合

3. ハウスクリーニングフランチャイズの今後

 3-1. ハウスクリーニングの市場規模

 3-2. ハウスクリーニングフランチャイズの今後

4. まとめ

目次

1. 現在チェーン展開しているハウスクリーニングフランチャイズの例

2. ハウスクリーニングでの独立開業とは?

3. ハウスクリーニングフランチャイズの今後

4. まとめ

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1. 現在チェーン展開しているハウスクリーニングフランチャイズの例

誰かに掃除をお願いするとしたら、お手伝いさんを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

以前は、お手伝いさんを雇うことは一部のお金持ちだけということが一般的でした。

しかし、現在は「ハウスクリーニング店」に気軽に依頼することができます。そんなハウスクリーニングで、代表的なフランチャイズをご紹介します。

1-1. ダスキン

日本のフランチャイズシステムのパイオニアと言われています。

歴史は深く、1963年にフランチャイズというシステムをアメリカから持ち帰り、日本に広めたのがダスキンです。ダスキンは「水を使わずにホコリをとる」という掃除方法を生み出した企業で、レンタルモップが有名です。

現在、全国に約6,800店の加盟店があり、同じグループには「ミスタードーナッツ」やとんかつの「かつアンドかつ」などがあります。フランチャイズに加盟した場合、タレントを起用したテレビCMやチラシ、キャンペーンなど、他社に比べて圧倒的な量の販売促進支援を受けられます。

本部機能の一部を、本社から全国9地域本部に移管したことで、より地域のニーズに応えられるようになりました。充実した研修制度もこの会社の特徴です。

1-2. おそうじ本舗

全国47都道府県で展開する業界最大級のフランチャイズチェーンです。

タレントの柴田理恵さんを起用したCMで、知名度が一気にアップしました。年間数億円の宣伝費をかけて広告活動を行っている点や、インターネットでの露出も充実しており、ブランド認知に力を入れています。

母体は「マイスターコーティング(コーティングサービス)」、「KEiROW(訪問介護マッサージ)」、「靴専科(革靴製品のリペア)」などの複数ブランドを展開している長谷川興産株式会社。多くのフランチャイズブランドを立ち上げ、実績を残しています。フランチャイズ運営ノウハウの蓄積に大きな期待ができます。

フランチャイズ開業の前には、12日間の研修を行います。また、開業後は担当のスーパーバイザー(SV)が訪問に同行するなど、営業活動をバックアップしていきます。

加盟金は20万円です。
他には保証金20万円、研修費26万円、機材費145万円、開業支援チケット5万円、システム使用料15万円となっていて、合計で231万円の初期費用が必要になります。

1-3. e-MACS

ハウスクリーニングだけでなく、住宅メンテナンス、フロアコーティングなども一括して受注できるフランチャイズです。既に5,000件以上の施工実績があり、液剤メーカーならではの開発力・技術力が強みです。

通常であれば、サービスごとに材料費が初期費用として必要になります。しかしe-MACSでは、複数の材料が扱えるため、初期費用が低資金となっています。依頼するお客さんも、複数のサービスを一か所に依頼できるので、費用が安く抑えられ、なおかつ手間も省けるので、受注がしやすくなっています。

研修期間は6日間となっていて、各商品の机上・実技研修を通じて、技術を身につけることができます。

初期費用は低資金の95万円です。内訳は、加盟金30万円、研修費40万円、初期資機材10万円、保証金15万円となっています。

2. ハウスクリーニングでの独立開業とは?

ハウスクリーニング業で開業する場合、一般的な届け出以外、特別な許認可や届出は不要です。開業へのハードルが低い分、比較的独立開業しやすい業種だと言えます。

ハウスクリーニング業で事業を継続するためにはどういった点に注意すれば良いのでしょうか。

2-1. ハウスクリーニングのポイント

ハウスクリーニングで注意すべき点は集客です。

いくら技術が優れていても、お客さんが来てくれなくては、商売が成り立ちません。

地域住民へのチラシ配りなど、地道な営業活動を行い、信用を獲得していくことが必要です。

また、一度利用していただいたお客さんに、再度選んでいただけるように、接客・サービスの質向上を常に意識する必要があります。

2-2. フランチャイズの場合

一般家庭は、自宅に他人を招き入れるのは抵抗があるものです。信頼できない事業者には、依頼をしたいとは思わないですよね。

知名度の高いフランチャイズのハウスクリーニング店であれば、信頼度が高く、選ばれる可能性は高くなります。

また、フランチャイズに加盟して独立する場合、未経験でも始められる仕組みがあるため、実務経験が無くても始められます。

開業後も、会計ノウハウをはじめ、事業を継続させるためのサポートをうけられます。

3. ハウスクリーニングフランチャイズの今後

ハウスクリーニングは、飲食店のように店舗を構える必要がなく、特別な届け出も不要で、在庫を持たないビジネス。

個人でも始めやすく、需要も伸びているフランチャイズです。市場規模や今後の動向を見てみましょう。

3-1. ハウスクリーニングの市場規模

ハウスクリーニングの市場規模は、約900億円。多くの専門機関が、今後も拡大を続ける予想を出しています。

この市場拡大の理由の一つに、働く女性の増加があげられます。

専業主婦や、時短労働が減り、男性と同様に働く女性が増え、家事に回せる時間を持つ人が、少なくなっています。その分、仕事で得たお金を使って、「時間をお金で買う」という行動が増えてきているのです。

3-2. 今後のハウスクリーニングフランチャイズの展望

ハウスクリーニングの仕事は、高齢者からの依頼も多いと言われています。体力的な問題から、掃除を依頼する形です。

現在は、まだ日本の一般家庭には浸透しきっていないとも言えます。欧米では日本の5倍から10倍ほどの市場規模があり、今後日本市場もそれに近づいていくと考えられています。

また、女性専門のサービスや、高級家具家電専用サービスなど、ターゲットを絞ったハウスクリーニングも、これからますます増えてくると予測されます。

4. まとめ

今の時代、ハウスクリーニングを頼むのはお金持ちだけではありません。

ハウスクリーニングの老舗フランチャイズだけでなく、ニーズが増えるにつれ新たなフランチャイズブランドも多く生まれてくるでしょう。

お客様から直接「ありがとう」の言葉をもらえる、「やりがい」を感じやすいフランチャイズ、それが、ハウスクリーニングです。

ハウスクリーニングのフランチャイズ一覧はこちら

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