201~300万円で起業できるフランチャイズ3選!おすすめ独立・開業方法を解説

最終更新日:2022年09月15日

マイナビ独立の調査によると、フランチャイズで独立・開業する際、300万円未満で自己資金を用意する割合が高いことから、201~300万円くらいの予算で検討されている方もたくさんいらっしゃると思われます。

そこで今回は、201~300万円で始められるフランチャイズの割合や業種一覧、業種別の特徴など、独立・開業前に知っておきたい情報をまとめました。おすすめのフランチャイズ情報もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

201~300万円で起業できるおすすめのフランチャイズ3選

201~300万円で起業できるフランチャイズとは

201~300万円の資金で始められる業種一覧

予算別フランチャイズ一覧

201〜300万円で起業できるフランチャイズまとめ

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201~300万円で起業できるおすすめのフランチャイズ3選

それでは早速201~300万円で始められるおすすめのフランチャイズを紹介していきます。

①個別指導塾s-Live

個別指導塾s-Live

『個別指導塾s-Live』は、オンライン個別指導を取り入れた学習塾のフランチャイズ本部です。
加盟金や研修費、保証金などを合わせて、約226万円で開業できます。

東大生などの本部のオンライン講師が指導にあたるため、人件費を大幅に削減することが可能。

開校と同時に20名程度の入塾者を集める集客サポート制度もあるので安心です。

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②おそうじ本舗

おそうじ本舗

『おそうじ本舗』は、全国に1,400店舗以上展開するハウスクリーニングのフランチャイズ本部です。
加盟金・保証金・研修費・機材費・システム導入費・諸経費を合わせて、約270万円で開業できます。

技術を提供するビジネスのためほとんど経費がかからず、70%以上の営業利益を実現することが可能。年収1,000万円も目指せる、高利益ビジネスです。

開業前に研修で技術や営業スキルを習得できるだけでなく、開業後最初の3ヵ月は本部のスーパーバイザーが同行してオーナーをサポートします。販促活動や経営のサポートも充実しているので、業界未経験者でも安心です。

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③ほっともっと

ほっともっと

『ほっともっと』は、持ち帰り弁当を販売するフランチャイズ本部です。
開業に必要な物件や厨房器具を全て本部がオーナーに貸し出す「ユニット制度」を採用し、通常の飲食店FCの10分の1以下の費用、約290万円での開業を実現しています。

既存店を従業員、売上実績ごと引き継ぐことができるので、低資金での開業と経営の早期安定化が可能です。

開業前には座学や専任店長によるマンツーマン指導を受けることができるので、未経験者でも安心して始められます。

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201~300万円で起業できるフランチャイズとは

201~300万円で始められるフランチャイズとは何なのか、フランチャイズ比較ネットで取り扱いのある案件全体の中での割合や、業種の特徴などを紹介します。

案件全体の中の割合

案件全体の中の割合

201~300万円のフランチャイズは、全体の約9.8%を占めています。
0~2,999万円の案件のなかでは4番目に割合が高い価格帯です。

201~300万円で始められる業種の特徴

201~300万円で始められる業種の売上規模は、業種によって差があり、1ヵ月あたり約80~3,600万円です。

在庫の有無も業種によってさまざまですが、比較的在庫リスクの低いビジネスが多い傾向にあります。店舗を構える必要がなく、オーナー1人からでも始められるフランチャイズ本部もあり、店舗関連費や人件費を抑えられるケースも多いです。

初期費用は加盟金や保証金、研修費、機材・備品などで構成されており、なかには加盟金や研修費がかからない本部もあります。

また、ほとんどの本部において研修や営業代行、スーパーバイザー同行、集客支援など、開業前後のサポート体制が整っています。

201~300万円の資金で始められる業種一覧

それでは開業資金が大体201~300万円で始められる業種の例を紹介します。

カテゴリー 業種名
小売 買取・リサイクルショップ・古着屋
サービス ハウスクリーニング
学習塾・個別指導塾・家庭教師
修理(リペア)・クリーニング
フィットネス・ジム・スポーツ
IT・通信・情報・携帯電話
飲食 お弁当
居酒屋・バー

特に、サービス関連の業種、そのなかでもハウスクリーニングサービスを提供するフランチャイズ本部が多めです。

買取・リサイクルショップ・古着屋

買取・リサイクルショップ・古着屋ビジネスは、消費者の節約志向や環境問題への意識の高まりなどによって年々需要が拡大しており、フランチャイズでも人気があります。
金・貴金属・ブランド品や家具・家電、衣料・服飾品などジャンルもさまざまですが、専門的な資格を持っていなくても始めることができるビジネスです。

メリット・デメリット

買取・リサイクルショップ・古着屋フランチャイズは、本部の知名度を活用できるだけでなく、小売業の多くが悩みを抱える在庫リスクを抑えられることがメリットとして挙げられます。売れない商品を本部が買い取ったり、インターネットを活用して在庫の回転率を上げたりなどの対策をとっている本部も多いので、在庫リスクの低い経営が可能です。

一方で、フランチャイズでも人気の高いビジネスのため競合が多く、近くに同じような店舗ができてしまうケースも珍しくありません。

201~300万円の費用の内訳

201~300万円の費用の内訳_買取・リサイクルショップ・古着屋

201~300万円で始められる買取・リサイクルショップ・古着屋フランチャイズ『ブランドリバリュー』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金(研修費を含む)・開業セット費となっています。

買取・リサイクルショップ・古着屋で独立・開業できるフランチャイズはこちら

ハウスクリーニング

共働き世帯や単身高齢者の増加などによって需要が増加し、フランチャイズでも人気が高いハウスクリーニング。
利用者の自宅に出張し、浴室やキッチン、トイレ、洗面台などの掃除を行うため、無店舗かつオーナー1人でも開業できるビジネスです。

メリット・デメリット

共働き世帯や単身高齢者からの需要が高いハウスクリーニングは、将来性のあるビジネスだと言えます。
フランチャイズに加盟することによって本部のノウハウや知名度を活かした経営が可能になるほか、研修を受けてから開業することができるので、未経験者でも参入しやすいです。

ハウスクリーニングフランチャイズのデメリットには、加盟金やロイヤリティの支払いが発生することや、さまざまな掃除の技術を身につける必要があり、負担に感じてしまう可能性があることが挙げられます。

201~300万円の費用の内訳

201~300万円の費用の内訳_ハウスクリーニング

201~300万円で始められるハウスクリーニングフランチャイズ『おそうじ本舗』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・保証金・研修費・機材費・システム導入費・諸経費となっています。
ハウスクリーニングに必要な資機材や販促物、消耗品などを「開業パック」としてまとめ、低価格で提供している本部もあります。

ハウスクリーニングで独立・開業できるフランチャイズはこちら

学習塾・個別指導塾・家庭教師

少子化の進行に伴い子ども一人ひとりに対する教育費は年々増加しており、学習塾・個別指導塾・家庭教師ビジネスもプラス成長で推移しています。
近年では、主要教科を指導する学習塾・個別指導塾・家庭教師のほかに、プログラミングや科学などのさまざまなジャンルのフランチャイズ本部が増えてきています。

メリット・デメリット

信頼が何よりも大事な学習塾・個別指導塾・家庭教師ビジネスには、フランチャイズ本部の知名度の恩恵が受けやすいというメリットがあります。
フランチャイズに加盟することで信頼が築けている状態で開業することができるので、講師の知名度や実績がない、または少ないことが原因でなかなか生徒を集められないという自体を避けることが可能です。

学習塾・個別指導塾・家庭教師フランチャイズのデメリットとして挙げられるのは、他業種と比べてロイヤリティが高めであること。また、本部のルールに従って教室経営をする必要があるので、自由度が低く窮屈に感じてしまうケースもあります。

201~300万円の費用の内訳

201~300万円の費用の内訳_学習塾・個別指導塾・家庭教師

201~300万円で始められる学習塾・個別指導塾・家庭教師フランチャイズ『個別指導塾s-Live』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・保証金・研修費・什器費となっています。

学習塾・個別指導塾・家庭教師で独立・開業できるフランチャイズはこちら

修理(リペア)・クリーニング

「使い捨て」から「一つの物を大事に使う」という消費者の意識の変化によって需要が増えている、修理(リペア)・クリーニングビジネス。
車や住宅、家具、携帯電話、洋服などジャンルも幅広く、広いスペースの確保や大きな設備投資をすることなく開業できるケースが多いです。

メリット・デメリット

修理(リペア)・クリーニングフランチャイズのメリットは、低資金で開業できることです。修理(リペア)の場合、出張先や小スペースで作業できるビジネスが多く、移動のための車両があればすぐにでも始められます。また、洗濯機や乾燥機など大型機械が必要なクリーニングビジネスの場合も、クリーニングは本部の工場で行われることがほとんどなので、機械の購入費がかかりません。

一方で、専門的な知識や技術が必要なビジネスでもあるので、研修で習得できるとはいえ、取り扱うジャンルによっては難易度が高いと感じてしまう方もいます。また、ロイヤリティの支払いが負担になってしまう可能性があることも、覚えておきましょう。

201~300万円の費用の内訳

201~300万円で始められる修理(リペア)・クリーニングフランチャイズでは、費用の内訳が公表されていません。詳細は、フランチャイズ本部の資料を請求するまたは、直接問い合わせるなどして確認しましょう。

修理(リペア)・クリーニングで独立・開業できるフランチャイズはこちら

フィットネス・ジム・スポーツ

近年の健康ブームを背景に、著しい成長を遂げているフィットネス・ジム・スポーツビジネス。
女性専用のフィットネスジムやスポーツジム、パーソナルトレーニングジムなど営業形態も多様化しており、ノウハウやサポートを提供してもらいながら安定経営を目指せるフランチャイズを検討される方も多いです。

メリット・デメリット

フィットネス・ジム・スポーツフランチャイズの大きなメリットは、やはり本部の知名度やブランド力を利用できること。知名度やブランド力が高い本部に加盟することで、開業直後でも安定した集客が見込めるだけでなく、銀行からの融資も受けやすくなるという費用面でのメリットもあります。
また、多くのフィットネス・ジム・スポーツが会員制のため、安定した収入が期待できます。

知名度やブランド力を利用できる一方で、本部や加盟店で問題が発生した場合、不利益が生じやすいというデメリットもあります。

201~300万円の費用の内訳

201~300万円で始められるフィットネス・ジム・スポーツフランチャイズ『アルペンクイックフィットネス』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金のみとなっています。

フィットネス・ジム・スポーツフランチャイズで独立・開業できるフランチャイズはこちら

IT・通信・情報・携帯電話

インターネットがより身近かつ欠かせない存在になっている今、IT・通信・情報・携帯電話ビジネスは今後も成長が見込めます。
ネットショップの経営や携帯電話の修理などさまざまな業態がありますが、無店舗または小スペースで開業できるケースが多く、費用面でのリスクが低いことが特徴です。

メリット・デメリット

IT・通信・情報・携帯電話フランチャイズのメリットは、本部のサポートを受けながら開業・経営ができることです。特別な知識や経験がなくても、本部のノウハウ提供や研修を受けることで、未経験者でも知識・技術をしっかり習得したうえで開業できます。また、本部のホームページを利用した集客や開業後の経営アドバイスなども受けられる点も安心です。

加盟するフランチャイズ本部にもよりますが、毎月のロイヤリティの支払いが負担になる可能性がある点がデメリットとして挙げられます。

201~300万円の費用の内訳

201~300万円の費用の内訳_IT・通信・情報・携帯電話

201~300万円で始められるIT・通信・情報・携帯電話フランチャイズ『スマホ修理工房』を例に挙げると、主な費用の内訳は加盟金・保証金・研修費・ホームページ作成費(販促費)・修理業者登録費となっています。

IT・通信・情報・携帯電話 で独立・開業できるフランチャイズはこちら

お弁当ビジネス

駅前やオフィス街、住宅街などさまざまな立地で需要のあるお弁当ビジネス。
店舗型や宅配型の2種類の業態があり、特に宅配型は小スペースかつ大きな設備投資なしで始められるので、開業資金を抑えやすいです。

メリット・デメリット

お弁当フランチャイズのメリットは、本部の知名度を利用できる以外に、メニュー開発や仕入れなど、弁当屋の経営に必要なさまざまな業務のサポートを受けられることが挙げられます。開業前に研修を受けることができるので、未経験者でも始めやすいです。

一方、フランチャイズに加盟することによって、本部の悪いブランドイメージに影響を受けてしまうというデメリットもあります。

201~300万円の費用の内訳

201~300万円の費用の内訳_お弁当

201~300万円で始められるお弁当フランチャイズ『ほっともっと』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・保証金・研修費・仕入れ費となっています。

お弁当で独立・開業できるフランチャイズはこちら

居酒屋・バー

居酒屋・バービジネスは、若年層の酒離れや高齢化などにより衰退傾向にあるというイメージもありますが、ちょい飲みや立ち飲みができるお店や日本酒やワインに特化したお店など、経営が順調な居酒屋・バーもたくさんあります。
仕入れや調理など店舗運営に必要なノウハウを一から教えてもらうことができ、開業に必要な手続きなどのサポートも受けられるので、個人で始めるより短期間で自分のお店を持つことが可能です。

メリット・デメリット

居酒屋・バーフランチャイズのメリットは、本部のネームバリューを利用した集客ができることです。特に、全国展開している本部を選ぶことで、より大きな恩恵を受けることができます。
また、仕入れやメニュー開発のサポートを提供している本部もあるため、オーナーの業務負担を減らすことが可能です。

デメリットとしては、加盟金やロイヤリティの支払いが発生すること以外に、経営の自由度が低めであるという点が挙げられます。

201~300万円の費用の内訳

201~300万円で始められる居酒屋・バーフランチャイズ『浜焼太郎』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金のみとなっています。

居酒屋・バーで独立・開業できるフランチャイズはこちら

予算別フランチャイズ一覧

予算別フランチャイズ一覧

201万円〜300万円以外の資金で起業できるフランチャイズを探したい方はこちらも参考にしてください。

201〜300万円で起業できるフランチャイズまとめ

今回は201〜300万円の資金で起業できるフランチャイズについてまとめましたがいかがでしょうか。
開業資金についてはさまざまなフランチャイズがありますが、201〜300万円あれば開業できる業種もかなり広くなってきます。
ぜひ201〜300万円の開業資金が用意できそうな方はこちらの開業方法を検討してみてください。

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公開日:2022年09月15日

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