スキマ市場で開業直後から月商100万超、「金沢屋」のフランチャイズで生涯現役

最終更新日:2022年06月15日

ふすま・障子・網戸の修理・張替というニッチな市場を開拓。需要はあるのに大手企業の競合他社はゼロというブルーオーシャン戦略で年々パワーアップしているのが、株式会社HITOSUKEが運営する「金沢屋」だ。徹底した情報開示を行い、透明性の高いフランチャイズ運営をモットーとする同社に、低リスクで安定経営が見込める独自のビジネスモデルの秘訣を伺った。

株式会社HITOTSUKE(金沢屋)
取締役 中尾彰臣

金沢屋のフランチャイズ募集詳細を見る

圧倒的な業界No.1!だから日本家屋が減少しても顧客数や売上は年々アップ

—はじめに、金沢屋の事業概要について教えてください。
金沢屋は、ふすま・障子・網戸の修理ビジネスを行っています。フランチャイズ開始から9年で全国284店舗まで広がり、加盟店さま全体の平均月商も年々アップしています。生活スタイルや住環境の変化に伴い、日本家屋が減少しているのはみなさんご存知だと思いますので、「なぜ、ふすまや障子で儲かるの?」と思う方も多くいらっしゃるでしょう。その理由は、圧倒的な業界No.1だから。いわゆる競合他社の少ない“ブルーオーシャン”なんですよね。実際、「ご近所の建具屋は?」と言われてすぐに答えられる方は少ないのではないでしょうか。建具屋のほとんどが個人店で、高齢化とともに廃業が進んでいる現状もあります。一定のニーズが長期的安定的にあるうえ競合他社が少なく、全国チェーンのスケールメリットを生かした価格設定と広告宣伝が可能であること。これが、金沢屋が儲かる仕組みなのです。

—なるほどですね。合点がいきました! ただ、建具の修理には技術が必要だと思うのですが、誰でも身に付けられるものでしょうか?
独自に開発した新工法を採用していますので、実はそんなに難しくないんですよ(笑)。開業前の研修で、皆さんしっかり技術習得できます。研修は、全部で12日間、最初の9日間は研修センターや直営店で職人の技術をしっかり伝授。具体的な施工法だけではなくお客様対応や営業方法も学びます。その後の3日間は、ご自身が開業されるエリアにある「メンター店」で、地域の特性を踏まえた運営上の注意など、より具体的な指導を受けます。開業後は3日間本部のスーパーバイザーが帯同し、一連の仕事をサポートします。

インタビュー中の株式会社HITOTSUKE(金沢屋)取締役 中尾彰臣さん

手厚い開業研修に加え、近隣店のオーナーが“メンター”として経営をサポート

—サポート体制も充実していますね。メンター店というのはどういうものですか?
メンター=師匠という意味でして、新人オーナーさんのサポートをしてくれる近隣エリアの優良店で、開業から1年間はさまざまな悩み相談に乗ってくれる存在です。近隣エリアで開業するオーナーさま同士ですので、本部とはまた違うリアルな意見がもらえると好評です。

—近隣エリアで開業となると、ライバル関係になりそうですが、大丈夫なのでしょうか?
オーナーさま同士が食い合わないように、出店エリアは本部が調整し、1店舗の守備範囲が約5万世帯になるようにコントロールしています。ですから、ライバル関係ではなく、共に戦う仲間としていい関係を築けるんですよ。新人のオーナーさまが育って、いい仕事をすることで生まれる近隣エリアでの相乗効果は大きいですから。

—よく考えられているんですね! ちなみにいま現在、出店エリアに制限がある地域はありますか?
全国的にまだまだ空きがありますが、佐賀県と宮城県はかなりエリアが絞られてきています。また湾岸エリアや中央区など、ビジネスが成立しなさそうなエリアは初めから除外されています。ちなみに、8畳以上の作業スペースが確保できれば自宅で開業することもできます。

徹底した情報開示主義を取るのはフランチャイズ業界全体をよくするためでもある

売り上げは即公表。徹底した情報開示主義だから安心して契約できる

—経営のしやすさはどうでしょうか?
金沢屋では、店舗の売り上げを包み隠さずお伝えしているのですが、ここ数年の平均値として、開業から2ヶ月目のオーナーさまで月商104万円、5年目以上のオーナーさまでは月商152万円となっています。粗利は80%、営業利益率は60%、初期投資は300万弱でして、2年ほどで投資金を回収される方が多いです。

—開業当初の売上が見えると安心しますね!
ありがとうございます。金沢屋では、フランチャイズ業界全体の問題点を改善するため、的確な情報開示を心がけているんです。フランチャイズってアメリカで生まれたビジネスモデルで、非常にいい仕組みなんですが、フランチャイズで成功する人がいる反面、失敗して不幸になる人もいますよね。そのような人たちが出てきてしまう理由の1つに、必要な情報を知らないまま開業して後で「こんなはずではなかった」というパターンがあると思うんです。例えば、開業当初の売り上げなどは、あまり開示されることがないのではないでしょうか?
でも、開業直後にどのくらいの売り上げが立つものなのかを知ることは安全に経営するうえで欠かせません。恣意的に隠しているとしたら、そこには落とし穴があるかもしれません。金沢屋では、事業についてしっかり理解したうえでオーナーになっていただきたいので、開業当初の売上も作業の内容も契約前に包み隠さずお伝えします。その甲斐あって加盟契約後1年未満の解約は全体の2〜3%。やむを得ない特殊な理由の方ばかりです。

—それはとても安心できますね! 中尾さんがYouTubeの御社チャンネル(「ひとすけチャンネル」)で、熱心に情報開示されているのも、そんな理由があったんですね! 
そうなんですよ。

金沢屋のフランチャイズビジネスについて分かりやすく中尾さんが解説している「ひとすけチャンネル」

チラシのみで集客が可能。マイペースに働きたい40〜50代男性の脱サラ組が活躍!

—オーナーの特徴はありますか?
個人が9割(法人1割)で、そのうち脱サラで始められる方が8割といったところでしょうか。年代は40〜50代が8割以上で最も多く、女性もいますが圧倒的に男性が多い傾向があります。また、オーナーさまのほとんど(ほぼ100%)が未経験者です。

—オーナーに必要なスキルはありますか?
最低限のコミュニケーション能力と運転免許くらいです。ただ、スキルとは異なりますが契約前に必ずお願いしていることが3つあるんです。
1つ目は「覚悟を持つこと」。たとえ小さな規模でも覚悟がないと事業は上手くいきません。
2つ目は「家族の同意を得ること」。家族の理解なしではスムースに事業を進められませんから。
3つ目は「開業後当面の新聞の折り込みチラシ代を用意しておくこと」。これは、お客様にお店を認知してもらうため新聞の折り込みチラシを配布しているのですが、売上が入る前に必要になる投資ですので、資金を用意してもらう必要があります。開業する時に必要なチラシ代は、先ほどご説明した初期投資のなかに含まれていますが、以降、定期的にチラシを配布するために必要になります。

—売上を伸ばしているオーナーに共通して入るスキルはありますか?
あまりないんですよ。というのも、金沢屋の売上額は、配布した折り込みチラシの枚数とほぼ比例するんです。なので、たくさん稼ぎたい方は大量のチラシを配布し、大量受注をスタッフを抱えるなどしてさばいていますし、マイペースに働きたい方はほどよい枚数のチラシを配布して個人でコツコツと作業されています。原則的には、1ヶ月3万枚配布するようにお願いしていて、そのチラシで月30件ほど問い合わせがあり、月120〜130万ほどの売り上げが立つ見込みです。

従業員なしで年商1億の強者オーナーも。提携FC店とのコラボで夢広がる

—印象に残っているオーナーはいますか?
お一人でやられているオーナーさんで年商1億円を売り上げる方がいらっしゃいました。ふすまや障子のリペアでお客様に信頼され、家のリフォームも受注していった結果です。オーナーさまはリフォーム作業はできないのですが、地元のリフォーム屋さんと提携して作業を外注する仕組みで、もちろん外注費は発生しますが、手を動かさずに利益を生むことができます。このオーナーさまは、高齢者の方が自分の死後、親族が相続した家を活用できるよう生前にリフォームされるというニーズを見つけていらっしゃって、そのお世話をしたいとおっしゃっていました。

—最後に金沢屋に興味を持っている未来のオーナーにメッセージをください。
2012年から9年間、フランチャイズとしての金沢屋をやってきて、とてもいいところだなと思っているのがオーナーさま同士の仲がいいところです。オーナーさま独自に情報共有を行っていて、200人が登録するLINEグループもあるようです。オーナーさま同士が励ましあってチェーン全体を盛り上げていく和気藹々とした雰囲気は、他のフランチャイズにはない金沢屋だけの魅力だと思います。強い味方がたくさんできると思いますので、興味のある方はぜひ説明会にお越しください。

金沢屋の説明会を探す

ふすま・障子・網戸の金沢屋のフランチャイズ募集詳細

ふすま・障子・網戸の金沢屋のフランチャイズ募集
競合他社がいないスキマビジネス! ふすまや障子、網戸のリフォーム専門店です。独自開発の新工法で、短期研修での技術習得が可能。未経験でも始められます。高齢化社会で需要も増加し、今後期待の業界です。

金沢屋のフランチャイズ募集詳細を見る

公開日:2021年09月27日