ネットショップの開業準備に!基礎知識やおすすめの開業方法もご紹介
最終更新日:2023年03月23日

現在インターネットでショップを開いている人は多いです。簡単にできて、開業資金もほとんどかからないという手軽さが人気の理由でしょう。ネットショップは店舗を持つことがなく、運営資金の負担も少なく済みます。それでいて、自分のオリジナルのショップを経営することができるのです。
でも、実際にネットショップを開業したいと思っても、何から始めれば良いのか分からないという方が多いと思います。また、手軽にできて資金もそれほど必要ないとはいっても、失敗しないとは限りません。
今回は、ネットショップの開業に必要な準備から成功率を上げる方法まで詳しくご紹介しますので、ネットショップのオーナーとして、成功するには何が必要なのかも確認していきましょう。
目次
ネットショップ開業に必要な準備8ステップ
ネットショップはあまり準備がいらないと言われていますが、それはネット環境が整っていればの話です。そうでない場合や開業するにあたって必要な準備について説明しましょう。
1.商品・コンセプト・ショップ名の決定
ネットショップを開業する前には、まず商品やコンセプト、ショップ名などお店の土台となるものを決める必要があります。
はじめに決めておきたいのが、「売りたい商品」。
商品のジャンルや自分のオリジナル製品なのか、既製品なのかによって、仕入れや販売方法なども変わってくるので非常に大切なステップだと言えます。
ネットショップの「コンセプト」は、お店の方向性を決める大事な要素です。
リアル店舗より無数の商品に溢れているネットショップ業界では、ライバル店に負けないためにも、より重要視する必要があります。
「誰に」「何を」「どのように」おすすめ・販売したいのかを明確にしておきましょう。
商品やコンセプトが決まったら、ショップ名を考えます。
オリジナリティのある名前であることも大事ですが、短くシンプルなショップ名や読みやすい・呼びやすいショップ名にすると覚えてもらいやすくなるでしょう。
さらにネットショップではネット検索を意識したショップ名を考えることも大事です。
2.ネットショップでの法的な販売可否の確認
ネットショップでは販売が禁止されている商品があるので、売りたい商品が決まったら商品販売の可否を確認しましょう。
主に下記のような商品がネットショップでは販売禁止となっています。
- 法律で販売・所持が規制されているもの(薬物、盗品、銃、刀剣類など)
- 公序良俗・モラルに反するもの(アダルト商品、児童ポルノに関するものなど)
- 悪用される危険性があるもの(免許証、健康保険証、パスポートなど)
- 譲渡・転売が禁じられているもの(銀行口座、クレジットカードなど)
- 第三者の権利・利益を侵害する可能性があるもの(特許権、模倣品、偽ブランド品など)
- 射幸心を煽るものや攻略法、情報商材に関するもの(賭博、富くじなど)
- 金融商品に関連する情報商材(株式投資やFXに関する情報など)
ネットショップ構築サービスの場合は利用規約に販売可否の情報が記載されているので、利用する場合は事前にしっかり確認しておきましょう。
3.必要な機材・環境を整える
ネットショップを開業するにあたって必要な機材や環境には次のようなものがあり、主に自身で準備するものと業者との契約が必要なものに分けられます。
準備の方法 | 必要な機材・環境 |
---|---|
自身で準備するもの | ・パソコン/スマートフォン ・プリンター ・各種ソフト(画像編集/セキュリティなど) ・梱包資材 ・デジタルカメラ |
業者との契約が必要なもの | ・固定電話/FAX ・インターネット接続 ・サーバー ・ドメイン ・各種システム(ネットショップ構築/決済/受注管理/商品・在庫管理など) |
機材のなかでも、パソコンやスマートフォンは必須となります。スマートフォンだけでなく、固定電話もあると信頼を得やすいでしょう。FAXやデジタルカメラは必要に応じて準備すると良いですね。商品画像を作成するためのソフトやお客様の個人情報を守るためのセキュリティソフト、商品を梱包する資材や段ボール、宅配便の封筒なども準備が必要です。
また、ネットショップに欠かせないのがインターネット接続やドメイン・サーバーの取得です。インターネット接続がまだの場合は、プロバイダーと呼ばれる業者と契約する必要があります。
サーバーはインターネットの土地にあたるようなもので、1から自分でネットショップを作る場合はレンタルしたサーバー上にネットショップを開設する方法が一般的です。
ドメインはインターネット上の住所のようなもので、ホームページアドレスやメールアドレスに使われる重要なもの。ドメインは信頼性を高めるとともに、SEO対策にもなるので、登録して利用できるようにしておきましょう。
ただし、ネットショップを構築したり出店したりできるサービスを利用する場合にはレンタルサーバーやドメインの取得が不要なケースが多いです。
4.仕入れ先・方法の決定
商品などが決まり、ネットショップを開業できる環境が整ったら、仕入れ先・方法を決めましょう。
- インターネットで問屋や卸売業者、メーカーから仕入れる
- 展示会に参加して仕入れる
- 海外から仕入れる
などさまざまな方法があります。
そのほか、商品が卸売業者やメーカーから直接お客様に発送される「ドロップシッピング」という販売方法もあります。在庫を持ったり、梱包・発送などの業務も不要なので、低リスクでのネットショップ開業を希望する方におすすめです。
5.必要な許可・届出の確認
商品によっては販売できないものや、許可が必要なものがあります。国内の商材においては、食品を扱う場合は「食品衛生責任者の免許」や「食品衛生法に基づく営業許可」、お酒類は「一般酒類小売業の免許」、さらに中古品などを取り扱う場合には「古物商許可証」などが必要になります。また、ペットの場合、哺乳類、鳥類、は虫類の販売は保健所に届け出が必要となります。
ただし、実家で生産した農作物や缶詰、スナック菓子、お茶やコーヒーなどは許可や申請は不要です。
さらに商品を輸入して販売する場合はさらに許可が必要になるので、注意しましょう。
6.開業方法の決定
ネットショップの開業方法は、主に以下の種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
オープンソース型ネットショップ | 誰でも利用できるように公開されているプログラムでネットショップを構築して開業する |
パッケージ型ネットショップ | 必要な機能が備えられたソフトでネットショップを構築して開業する |
フルスクラッチ型ネットショップ | 0からネットショップを構築して開業する |
ASP型ネットショップ | Web上で利用できるネットショップ構築システムを使って開業する |
モール型ネットショップ | 多くのネットショップが集まったショッピングモールで開業する |
フランチャイズ型ネットショップ | フランチャイズ本部が手掛けるネットショップを開業する |
後ほど、おすすめの開業方法もご紹介するので、そちらも参考にしながら自分に合った開業方法を見つけてください。
7.ネットショップの制作・構築
開業方法まで決まったら、いよいよネットショップの制作・構築です。
最初に決めた商品やコンセプト、ショップ名など、開業するネットショップの方向性に合ったデザインで制作するようにしましょう。また、利用しやすさを意識した構築も重要です。
デザインやシステム構築に自信がない場合は、必要な機能が揃っているネットショップ構築サービスや既にネットショップ開業におけるノウハウが確立されているフランチャイズを利用すると、スムーズに準備が進められるでしょう。

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8.開業届・確定申告(青色申告)の提出
ネットショップが完成し、開業できたら「開業届」や「確定申告(青色申告)」を提出しましょう。
開業届の提出は義務ではありませんが、届出をしていることで社旗的な信頼を得やすい、確定申告の際に控除が受けられるなどメリットも。開業から1ヵ月以内に最寄りの税務署に直接または郵送で提出する必要があります。
また、専業は48万円以上、副業の場合は20万円以上の年間所得がある場合、確定申告を行う必要があるので忘れないように注意しましょう。
ネットショップ開業の基礎知識
インターネット上で紹介されている商品やサービスを選択し、決済方法や送付先などを記入して送信するだけで欲しいものが手に入るネットショップ。
ネットショップはインターネットができる環境と商品やサービスさえあれば、すぐにでも開業できるものです。お店を開けるわけではないので、時間の制限もありません。
そんなネットショップを開業する前に知っておきたいメリットやデメリット、開業資金などをご紹介します。
ネットショップと実店舗の違い
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、改めてネットショップと実店舗の違いについて確認してみましょう。
項目 | ネットショップ | 実店舗 |
---|---|---|
販売方法 | オンライン | オフライン |
営業時間 | 24時間365日営業(注文受付) | 営業時間や定休日に合わせて営業 |
商圏 | 全世界 | 店舗の近隣 |
集客方法 | ・SEO ・ネット広告 ・SNSやブログなどでの情報発信 |
・チラシ ・DM ・SNSやブログなどでの情報発信 |
販売方法 | 商品ページ | 店舗に陳列 |
接客方法 | ・メール ・電話 |
店舗で接客 |
商品を届ける方法 | 配達 | 手渡し |
直接顔を見て接客・販売する実店舗のほうが安心感を得られやすいですが、やはりオフラインであるがゆえに営業時間や場所が限られ、人件費も多くかかるなどネットショップよりコストが高くなりがちです。
ネットショップ業界の将来性は?
経済産業省の調査によると、2021年のネットショップ市場規模はBtoC(※1)が20兆6,950億円、前年比7.35%増加であったことが分かっています。BtoB(※2)においても372兆7,073億円、前年比11.3%増加という結果でした。
また、BtoCにおけるスマートフォン経由の売買が6兆9,421億円(前年比11.5%増)、物販分野の52.2%を占めており、市場拡大の大きな要因だと考えられています。
スマホアプリの普及をはじめ、SNS利用のさらなる広がりなどの背景から、市場は今後も継続して拡大し続けることが予測されている、将来性バツグンの業界なのです。
(※1)…企業と一般消費者の取り引き
(※2)…企業と企業の取り引き
ネットショップ開業のメリット
ネットショップの魅力は、開業資金がほとんどかからないため、少ない負担で開業できるという点です。インターネット環境があり、商品やサービスを仕入れする必要がなければ、ほぼ費用がかからないといってもいいでしょう。そのため、ネットショップに出す商品やサービスがあればすぐにでも始められるのが、ネットショップの魅力です。
ただし、インターネットの知識がない、サイト構築の知識がない、という場合は勉強しなければならない、または外注することになるので、資金が必要になります。
それでもどこにいても開業でき、時間に縛られず自由に経営できるという点もメリットになるでしょう。
ネットショップ開業のデメリット
開業がしやすいというメリットがあるネットショップは、多くの人が出店しています。そのため競合が多く、価格競争も起こりやすいというデメリットがあります。
簡単に開業できるからといって、何の計画も立てないまま始めてしまうととても危険です。商品やサービスなど自分のお店の強みをしっかり明確にして、他店に負けない店舗づくりを心がけましょう。
ネットショップ開業に必要な資金
ネットショップは、現在のネット環境やどんな方法で開業するか、仕入れの有無などによっては、0円~で開業することもできます。
ただし、1からネットショップの開業準備をする場合は、主に以下の資金が必要で、どのような方法でネットショップを構築するかによっても大きく変わります。
- ネット回線
- ドメイン・サーバーの取得
- パソコンやプリンタ、カメラなどの機材
- ネットショップ構築費用
- 梱包資材
- 仕入れ金
- 運営資金
ネットショップの構築サービスを利用する場合は5万円程度、自分でソフトを準備してネットショップを構築する場合は0~50万円程度の初期費用が必要です。ただし、機能が充実していたり、カスタマイズ性の高いソフトを利用する場合は数百万円かかるケースもあるので、予算に合わせたネットショップ構築方法を選ぶ必要があるでしょう。
また、開業資金だけでなく開業後3ヵ月程度の運営資金を準備しておくと安心です。
ネットショップのおすすめ開業方法
先ほどご紹介したように、ネットショップを開業する方法はいくつかありますが、そのなかでも時間やコスト面での負担が少ない、おすすめの開業方法は下記になります。
1.ASP型ネットショップ(無料・有料)で開業する
2.モール型ネットショップで開業する
3.フランチャイズで高集客を見込んで開業する
それぞれの特徴やおすすめのサービスをご紹介しますので、開業方法を決める際の参考にしてみてください。
ASP型ネットショップ(無料・有料)で開業する
ASPとはApplication Service Provider(アプリケーションサービスプロバイダ)の略で、ネットショップの構築に必要な機能や場所を借りて開業する方法です。無料と有料のサービスがあります。
無料のネットショップ構築サービスはどんどん進化しているので、簡単にネットショップを開業したいならとてもおすすめの方法です。
簡単でかつコストもかからないので、安価ですぐにネットショップを開くことができます。
ただ、SEO対策ができなかったりデザインを自由に選べなかったり、集客は1から自分でやらなくてはならないと言うデメリットがあるので注意してください。
有料のネットショップ構築サービスは、その構築サービスによって初期費用・月額費用がさまざまです。
有料でも比較的安価で始められる構築サービスから、月に数万円かけて契約する構築サービスもあります。
無料との差別化としては、有料のほうがモール形式で出品することができたり、SEO対策ができたり、デザインの変更がしやすい構築サービスが多いです。
ただそのネットショップ構築サービスによって内容が違うので、事前によく確認し気に入ったネットショップ構築サービスを探してみてください。
おすすめのASP型ネットショップサービス6選
無料と有料のおすすめASP型ネットショップサービスを3つずつ紹介します。
【無料】のASP型ネットショップサービス
サービス名 | 特徴 |
---|---|
BASE | ・開設料と月額料が無料 ・シンプルな操作性 ・充実した機能 ・TVCMや有名人の起用などで知名度が高い |
STORES | ・初心者でも簡単におしゃれなネットショップが作れる ・充実した機能 ・毎月のコストが抑えやすい |
メルカリShops | ・メルカリ内で作成できる ・ショップの開設は最短3分 ・運営をサポートするコンテンツが充実 |
【有料】のASP型ネットショップサービス
サービス名 | 特徴 |
---|---|
カラーミーショップ | ・17年以上のサポート実績 ・離脱を防ぐショッピングカート機能 ・専門スタッフによる手厚いサポート |
Makeshop | ・業界No.1の機能数 ・売上手数料無料 |
ショップサーブ | ・SEOにも強い ・専任の担当者によるサポート |
モール型ネットショップで開業する
モール型ネットショップとは、さまざまなネットショップが集まったインターネット上のショッピングモールのことです。
出店している店舗の数だけ商品数も多いので、来店するユーザーの数も多いのが大きな特徴です。
ネットショップの開業から運営までに必要なものが揃っているので比較的開業しやすいですが、出店料や手数料によって利益が出しにくくなるケースもあります。
おすすめのモール型ネットショップサービス3選
モール型ネットショップサービスを3つご紹介します。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
Yahoo!ショッピング | ・出店の初期費用が無料 ・運営時にかかる費用負担も少ない ・競合が多め |
Qoo10 | ・固定費が無料 ・SNSを活用した集客 |
楽天市場 | ・圧倒的な知名度 ・専属のECコンサルタントによるサポート ・マーケティングスキルも学べる |
フランチャイズで開業
ネットショップの開業方法の3つ目として、フランチャイズで開業するのも非常におすすめです。
フランチャイズでネットショップを開業した場合、すでに人気のネットショップのブランド力を借りて開業できるというメリットがあります。
フランチャイズだと開業資金が多くかかりそうなイメージがある人もいるかもしれませんが、25万円から開業できるフランチャイズもあり、現在では非常に低価格で魅力的な開業方法です。
おすすめのフランチャイズをピックアップしましたので、フランチャイズでネットショップを開業したいと思っている方は下記を参考にしてみてください。

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ネットショップ開業の成功例
だれでも手軽にできるネットショップですが、利益を出すのは簡単ではありません。だれでも参入できるということは、ライバルも多いということです。そこでネットショップの成功例を見てみましょう。
「scope(スコープ)」は、北欧の食器や雑貨を販売しているネットショップです。食器をはじめ、家具やタオルなど幅広い商品を取り扱っています。
商品の価格は少し高めですが、お洒落で品質も高いと多くの人に支持されており、イベント出店時には毎回行列ができるほどの人気ぶり。
商品ページでは1つの商品に対して何枚もの写真が使われており、商品の説明は細かくかつ個性的な表現で記載されています。商品一つひとつへの想いの強さが伝わってくるネットショップです。
scopeの社長である平井千里馬さんは多くのメディアに出演していて知名度が高く、SNSでの発信も積極的に行っている点も成功のポイントだと言えるでしょう。
またネットショップのサイトのなかには、商品についてだけではなく、読み物や暮らしの知恵などのコラムなどが掲載されていることもあります。そういった読み物のなかから商品の購入につなげていく、というのも成功しやすいポイントです。
インターネットのデメリットとして、商品を触ったり、実際に見たりすることができないという点があります。サイトでは、そのデメリットを解消するために動画を使ったり、さまざまな角度から商品を見られるようにしています。そういった工夫も成功のコツとなるでしょう。
ネットショップ開業の失敗例
ネットショップは失敗することも少なくありません。利益を出すためには、ただネットに商品を並べただけでは売れません。
失敗例としては、サイトが面白くないという点が挙げられます。ただ商品が羅列しているだけでは、必要性を感じていない限りは別のサイトを見てしまうものです。商品にオリジナル性がないということも、購買にはつながらないでしょう。
商品に魅力があっても、ネットで購入するのは不安なものです。実際に見ていないわけですから、失敗したらいやだな、と思われてしまうと購入につながりません。商品の魅力の伝え方を研究することも、成功させるポイントになります。
また購入方法が複雑だったり、セキュリティが万全でなかったりするサイトも危険だと思われてしまいます。安心して購入してもらえるサイトづくりが大切になります。
ネットショップ開業の成功率を上げる知識
ただ商品をサイトに掲載して待っているだけでは、集客は見込めません。商品の開発や売価の見直し、サービスの向上などに努めることが必要です。また、コストの削減や仕入れ代金などについては、常に把握しておくことが大切です。
集客方法を改善する
手軽に始めることができるネットショップですが、お店を出して開業することと変わりはありません。そのため、月の売り上げはいくら必要なのか、コストは月にいくらかかるのかについて、しっかりと把握することが大事です。
売り上げが伸びない場合は、商品の売価の見直しや、広告費、配送費用、仕入れ代金などコストの削減などを考える必要があります。
経費を見直す
コストの割合を占めているものについての見直しも、利益を上げるためには必要です。商品の仕入れ費用が大きい場合は、ほかの仕入れ業者を検討するなど、改善策を検討しましょう。
梱包資材や発送費用なども、コストの削減ができるかどうかを考える必要があります。利用者へのサービスを減らさずに、コストを削減することが売り上げにつながります。
リピート顧客の生み方
ネットショップで利益を出すには、リピート顧客を増やすことが必要です。その方法のひとつとして、メールやDMを送ることです、商品が届くタイミングで「商品はいかがですか?」というメールや、商品が使い終わるタイミングで商品案内のメールを送る、といった内容のメールを送るのです。もちろん、毎日のようにメールを送るのは逆効果になるので注意しましょう。
メールマガジンも効果的な方法といわれています。ただし、内容が利用者の興味のない内容であれば読んでもらえないので、耳よりな情報や利用者の興味をひくような内容のメールマガジンを作成することが大事です。フェイスブックやツイッターなどを紹介し、情報を届けるようにするのも方法のひとつです。
さらにキャンペーンで割引をしたり、クーポンなどを作って低価格で購入できるようにしたりしておくと、リピート率もアップするでしょう。
成功率アップのヒントに!ネットショップ開業経験者のリアルな話を聞いてみるのもおすすめ
ネットショップ開業の成功率をアップさせるために、経験者のリアルな話を聞いてみるのもおすすめです。
成功率アップのヒントだけでなく、ネットショップ開業のイメージがより掴みやすくなるでしょう。
こちらでは、YouTubeでも人気の脱サラ夫婦のインタビュー動画をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
ネットショップの開業についてまとめ
ネットショップの開業は、
- 実店舗より準備や資金が少なく開業しやすい
- 時間に縛られない自由な経営ができる
- 年々市場拡大中の将来性バツグンの業界
などのメリットがあります。
また、ネットショップの成功率をアップさせるには、以下のようなポイントを意識してみましょう。
- コンセプトをしっかり決めて競合対策を行う
- サイト内を充実させる
- 集客方法の改善
- 経費の見直し
- リピート顧客を増やす
ネットショップには、ネットショップ構築サービスやモール型ネットショップで開業する方法、フランチャイズに加盟する方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った方法を見つけましょう。
ネットショップ開業が初めてで不安がたくさん…という方は、必要なサポートを受けながら開業経営ができるフランチャイズを検討してみてください。
ネットの開業に関する記事
公開日:2022年01月12日