営業職でおすすめの副業とは?スキルを活かして収入UPを実現する方法

最終更新日:2021年08月25日

働き方改革で残業時間が減りテレワークも普及する一方で、収入UPを目指せる営業職の副業が注目されています。自分自身の営業スタイルを発揮しながら、将来は独立を目指せるかもしれません。

そこで今回は、営業職が副業するメリット・デメリットとともに、副業ではどのくらい稼げるのかを解説します。副業から始められるフランチャイズ情報も紹介するので、参考にしてみてください。

営業職の副業を探してみる

目次

営業職の副業とはどんな仕事?

営業職の副業はどのくらい稼げる?

営業職で副業をするメリット

営業職で副業をするデメリット

営業職の副業の始め方

営業職の副業を始める際の注意点

営業職でおすすめの副業6選

営業職のスキルを活かして収入アップを実現!

営業職の副業とはどんな仕事?

営業職の副業とはどんな仕事?

営業職の副業は特定の企業と業務委託契約を結んで、本業以外の商材を企業や個人に売り込む仕事です。

主に、本業の休日にパートの営業スタッフとして別の企業に勤務するケースがあります。
完全成果報酬制の営業スタッフを求人・転職サイトで募集しているケースもみられますが、近年ではクラウドソーシングサイトやマッチングサイトを通じた募集が増えています。

本職で培った交渉力や課題分析能力・コミュニケーション能力をそのまま活用できるため、副業を始めるハードルが低いのが特徴です。また、ビデオ会議システムを活用したオンライン商談も普及しているため、勤務日時や場所の柔軟性が一段と高まっています。

営業職の副業はどのくらい稼げる?

営業職の収入は成約件数または売上に応じた割合に応じた手数料によって決まるため、活動する時間数や取り扱う商材によって稼げる金額は大きく異なります。取り扱う商材の価格が高いほど得られる手数料が高額になる傾向で、1ヵ月で数十万円の副業収入を得られるケースもあるようです。

例えば、生命保険代理店の場合では契約を獲得した際に、顧客が1年間に支払う保険料に応じた手数料収入が得られます。年間の保険料が24万円、手数料率が5%と仮定すると、契約が1件成約すると12,000円の収入が得られるわけです。

ちなみにマイナビ転職「副業に関する意識調査」によると、副業で得られる月の収入は平均59,782円、副業に取り組む人の52.8%が月3万円以上の副業収入を得られています。

出典:マイナビ転職「副業に関する意識調査」

営業職で副業をするメリット

営業職で副業をするメリット

営業職が副業することで、営業スキルが一段と高まる可能性があります。広がった人脈によりビジネスの幅が広がり、収入UPや将来の独立チャンスも得られるかもしれません。
営業職が副業するメリットを詳しく解説します。

収入が増える

副業に取り組むことで収入が増え、家計にゆとりが生まれるのがメリットです。スキルアップや趣味の充実といった、自己投資に回せるお金も増えるでしょう。

働き方改革に伴い残業代が減った方も少なくありませんが、減った残業時間を副業の時間に充てれば残業代以上の副収入を得られる可能性もあります。営業の頑張り次第では、本業の収入を上回る可能性も秘めているのです。

また、コロナ禍や本業の業績変動によって給与・ボーナスがカットされた時のリスクヘッジにもつながるでしょう。

スキルが身につく

副業で得たスキルを本業にも活かし、営業職としての総合力を高められるのが副業だからこそ得られる相乗効果です。

取り扱う商材が異なれば、対応する顧客層や解決したい課題が異なるため、対応の場数が増えるほど提案の幅が広がります。取り扱う商材の組み合わせによっては顧客層を拡大できる可能性を秘めており、本業側のパフォーマンスと収入を高められるかもしれません。

営業職として契約を獲得できた総数も伸ばせるため、自分にとっての自信にもつながるでしょう。

人脈が増える

副業を始めると人脈の幅が広がり、本業や将来独立した時の見込み客を増やせます。

誠実な姿勢で営業活動を展開することで顧客から信頼され、別の見込み客を紹介してもらえる可能性もあります。さらに、副業側でも営業職とのネットワークを広げられるため、スキルアップの機会も増えるでしょう。

人脈の幅が広がることで、本職・副業で扱う商材を多くの企業に紹介できたり、営業活動での悩みを相談できる相手ができたりという相乗効果も生まれます。

独立のきっかけにもなる

営業職としてのスキルが高まり、豊かな人脈も作ることができれば将来的な独立も夢ではありません。

取り扱う商材を自由に選んで、会社勤め時代よりも提案力豊かな営業活動も展開可能です。部署内での競争や上司・部下の関係性などにとらわれず、独自性を活かした営業活動も推進できます。

さらに、営業のノウハウを活かして、経営戦略の策定や営業技術の向上に関するコンサルティング業への発展も目指せて、活動領域と収入を一段と増やせる可能性も生まれます。

営業職で副業をするデメリット

営業職で副業をするデメリット

副業で得られるメリットが大きい反面、営業の成果が得られなければ思った収入が得られないかもしれません。営業活動でトラブルが生じた場合にスムーズな対応ができず、顧客の信頼に影響が及ぶ懸念もあります。
営業職の副業に伴うでデメリットも確認しておきましょう。

成果が出なければ収入が得られない

自分の好きなタイミングで副業に取り組める反面、営業の成果が出なければ収入が得られません。

アルバイトやパートと異なり、収入の保証がないのがデメリットです。
営業活動に使える時間が限られるため、見込み客が要望する日時に商談ができない点も売上アップの制約事項となり得ます。

本業に支障をきたす恐れあり

副業に力を入れる余り、本業に身が入らなくなる懸念もあります。

特に勤務時間内に電話やメールの対応での中座が多くなると、仕事に集中していないと上司や同僚に思われてしまいがちです。

また、副業のために有給休暇を使っても問題ありませんが、突然の休暇が多くなると周囲に迷惑をかけてしまい、副業への理解が得られなくなるので注意しましょう。

迅速なトラブル対応が難しい一面も

本業の就業時間内にクレームなどのトラブルが発生した際に、迅速な対応が難しい場合があるのが、営業職の副業にとってはデメリットです。

トラブルの対応が遅れて顧客のビジネスに影響が出ると、信用を失うだけでなく損害賠償問題にも発展しかねません。

副業だからといって対応の遅れは許されないので、トラブルが起きないよう顧客のフォローを丁寧に行う習慣づけが必要です。

営業職の副業の始め方

営業職の副業の始め方

営業職といえども、副業で扱う商材を一から開拓するのは至難の業です。
クラウドソーシングサイトやフランチャイズチェーンを上手に活用することで、営業職の副業をスムーズに始められます。

クラウドソーシングサイトに登録

クラウドソーシングサイトには、営業支援やセールスなどのジャンルで営業職の副業が多数掲載されています。

コンサルティング・スキルシェアやWebライティングといった、営業職としてのノウハウを提供できる仕事も少なくありません。
登録費用は無料で、得られた収入の中からサイトで決められた手数料を差し引いた額が毎月振り込まれるシステムです。

営業職に特化したマッチングサイトもあるため、仕事内容や報酬額を見極めながら、自分に合ったサイトを活用してみましょう。

フランチャイズチェーンに加盟

フランチャイズに加盟して、オーナーとして副業に取り組む方法もあります。

店舗・ビジネスの運営方針はフランチャイジー(本部)の考え方に沿うことになりますが、売上を得るためのノウハウを従業員に展開することは可能です。

数十万〜数十万円の加盟金を用意する必要があるため、将来的な人生設計を含めて資金計画を十分練る必要がある点に留意しておきましょう。
ロイヤリティゼロ、あるいは無店舗型のフランチャイズもあるため、週末起業から始める方法もあります。

営業職の副業を始める際の注意点

営業職の副業を始める際の注意点

副業を解禁する企業が増えているとはいえ、企業によって副業が認められる条件はさまざまです。副業で取り扱う商材によっては、企業のコンプライアンス規定に触れる恐れもあります。
営業職だからこそ、副業を始める前に就業規則を読んだり上司・総務部門に確認をとったりするなど、企業のルールを十分に確認しておきましょう。

本業の勤務先で副業OKかどうかを確認する

副業がOKかどうかは、本業先の就業規則で決められているケースがほとんどです。

働き方改革により副業解禁の流れができつつありますが、副業を届出制あるいは禁止にしている企業も少なくありません。

無断で副業をしていることが発覚した場合にペナルティを受け、本業の昇進・昇給に影響する恐れがあるため、副業を始める前に会社に相談するようにしましょう。

確定申告を忘れずに行う

本業以外での収入が年間20万円を超えた場合は、確定申告が必要です。

毎年2月16日〜3月15日に最寄りの税務署で確定申告を受け付けていますが、電子申告(e-tax)での申告も可能です。

確定申告を忘れると税務署から調査が入ったり追徴課税を受けたりする場合があるので注意しましょう。
節税効果が高い青色申告の承認手続きもしておくと良いでしょう。

自分の健康管理にも注意が必要

副業に取り組むと平日や土日に働く時間が増えるため、睡眠時間や休息時間が少なくなりがちです。

本業に加えて月80時間以上働くようになると、脳や心臓疾患やメンタルヘルス不全など健康を害するリスクが高くなります。

副業で収入が上がっても、体を壊してしまうと本末転倒です。休日や休息時間を意識的に取り入れながら、本業と副業のバランスを健全に保つようにしましょう。

営業職でおすすめの副業6選

営業職でおすすめの副業6選

フランチャイズチェーンに加盟することで、開業に必要なノウハウや販促ツールの提供を受けられるため、平日に本業で時間がとられやすい人でもスムーズに副業をスタートできます。
営業職におすすめの副業を紹介するので、業界ごとの魅力や営業職が活躍できる場面をチェックしてみてください。

不動産ビジネス

不動産ビジネスにはアパート経営や空き家活用ビジネスなどの形態がありますが、不動産売買・仲介の代理店を運営するフランチャイズも注目されています。

個人・法人顧客のニーズを深掘りして最適な住まいを提案するビジネス、豊富な提案力を活かせます。

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モバイル端末ビジネス

スマホ・タブレットや携帯電話の端末販売や修理の代理店を運営するビジネスです。

カバーや本体へのオリジナルデコレーションの制作やブロードバンド端末・回線の取り次ぎ業務も行います。
多彩な選択肢から顧客に最適なプランを提案、端末買い換え時などのリピートも得やすいでしょう。

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IT商材販売ビジネス

企業へWebサービスやクラウドサービスを提案するビジネスです。

ICTの知識が求められますが、企業の課題を深掘りして最適なICT商材を組み合わせるため、ソリューション営業が得意な人に向いています。

1件あたりの売上が高額なので、早い段階で高収入を得られる可能性もあります。

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結婚相談所

結婚を望む女性・男性からの相談を受けて最適なパートナーとマッチングし、お見合い・成婚につなげるビジネスです。

営業の仕事で培った傾聴力や交渉力はもちろん、自分自身の人生経験も活かせます。ノルマがないため、空いた時間に自分のペースで取り組めるのも魅力です。

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動画マーケティング支援ビジネス

商品・サービスのPR動画の作成やYoutubeなどで配信する動画を編集するビジネスです。

編集用のパソコンとソフトウェアがあれば自宅でも副業をスタートできます。
営業職としてのヒアリング力や、画像や音声などのセンスを活かすことが可能です。

インターネットのブロードバンド化も相まって、持続的な成長が見込まれる分野だと言えます。

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マイニングマシン販売ビジネス

仮想通貨システムの運営に必要不可欠なコンピューター(マイニングマシン)を販売するビジネスです。

個人・法人ともマイニングマシンを稼働させるだけで、収益を得られる可能性があります。

固定費なしでスタートでき、営業活動に分析力や市場情報を活かすこともできます。

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営業職のスキルを活かして収入アップを実現!

営業職が副業することで商品・サービスの提案力が豊かになり、本業では得られない人脈や営業ノウハウを得られます。

顧客のニーズを深掘りし、最適な提案をすることで収入アップにつながるのです。

副業探しにクラウドソーシングサイトやフランチャイズを活用する人も増えています。本職で扱う商材とバッティングしないように気をつけながら、自分に合った商材で営業系の副業を始めてみてはいかがでしょうか。

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副業に関する記事

公開日:2021年07月07日

よくある質問

Q 営業職が副業すると、毎月どのくらいの収入を得られますか? 回答を見る
Q 営業の副業を始める前に会社の許可は必要ですか? 回答を見る
Q 営業職の副業はどのように見つけるのですか? 回答を見る