在宅×スマホでデータ入力の副業はできる?報酬やおすすめサイトを紹介
最終更新日:2024年09月20日
在宅で気軽に副業を始めたい人にとって、スマホ1つでできるデータ入力の仕事は人気があります。データ入力や作業系の副業には未経験でもOKなものが多く、スマホまたはパソコン環境さえあれば、チャレンジしやすいのでおすすめです。
今回は、在宅×スマホでできるデータ入力の副業について、具体的な仕事内容や報酬目安、案件の探し方などを詳しく解説します。データ入力の副業に必要なスキルについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
在宅×スマホでできるデータ入力の副業内容とは
在宅で、スマホがあれば始められるデータ入力の副業の仕事内容について詳しく紹介します。データ入力の副業といっても、ひたすら与えられたデータを入力し続ける仕事と、データ入力に付随する簡単な作業も任されるケースに大別されます。
実際に募集があった副業を参考にしながら、代表的な仕事内容を3つご紹介します。
データの入力をする
メインの仕事内容は、その名の通りデータを入力することです。扱うデータは発注元によって異なりますが、次のようなデータを入力する募集がありました。
- 名刺情報の入力
- 商品データの入力
- 配達用品の注文数の入力
- レンタル会社でCDやDVDのタイトルを入力
- スマホゲーム会社でキャラ別の売上を入力
データ入力と謳いながらも、特定のサイト内で求人情報の発信を行うことや、SNSへの投稿作業、契約の受発注作業を任せる副業もありました。何かしらの情報を、特定のサイトやデータベースにタイピングしたり、発信することが、広くデータ入力と捉えられているようです。
情報収集をする
データ入力には、インターネットや指定のデータベースなどから情報収集をする業務も付随して発生しやすいです。在宅でできるスマホのデータ入力の副業募集をいくつか調べてみたところ、以下のような業務を任せられていました。
- 指定の飲食サイトを検索して情報を比較する
- 複数の国語辞典から指定キーワードの意味を調べて入力する
- インターネットで指定の項目をリサーチしてデータ入力していく
そのほかにも、顧客から電話を受けてヒアリングした内容を入力していくケースもありました。たとえば、コロナワクチン接種に関する問い合わせ電話を受けて、その内容をまとめて入力するという募集などです。誰とも喋らずにひたすら黙々と作業するだけが良い人は、募集内容を事前に確認する必要がありそうです。
データチェックをする
在宅でできるスマホのデータ入力の副業には、データチェックも業務に含まれるケースが多いです。顧客からの問い合わせメールの内容をチェックしてから、指定のルールでデータ入力を行ったり、ゲームのバグがないかチェックをして、問題なければ報告書にデータ入力するなどです。
なお、ゲームのバグを確認する仕事は、データ入力ではなくデバッグやテスターと呼ばれることもあります。
データ入力の副業に求められるスキル
データ入力は未経験でも始めやすい仕事として人気があるものの、次の3つのスキルが最低限備わっていなければ、効率良く仕事を進めることができません。スマホで気軽にできるデータ入力の副業にはどのようなスキルが求められるのか、一緒に確認していきましょう。
1.タイピングスキル
データ入力の仕事に最も求められるスキルは、タイピングスキルです。スマホであれば、フリック入力ができるかどうか、スピーディーにたくさんの情報量を処理して入力していけるかという点が重要になります。
データ入力の仕事は、入力したデータの量に応じて成果報酬型で報酬支払が行われるケースが多いです。1データあたり数円と低めの報酬設定となっている場合、ある程度の早さで業務をこなしていかないと、うっかり最低賃金を割ってしまう可能性もあるでしょう。
日頃からスマホで何かを検索したり、複数の情報を見比べて入力したりするのが苦手な人には、あまり向いていない仕事といえます。
2.正しく確認・入力する集中力
データ入力の仕事では、正しい情報を読み取って確認し、ケアレスミスなく入力を行う力や高い集中力が求められます。1回の作業自体は簡単だとしても、同じ作業を反復して行っていくと途中で集中力が切れてしまい、入力ミスをしてしまうかもしれません。たった1件のミスでも、扱うデータによっては企業に大きな損失をもたらす可能性もあり、気を抜くことは許されないでしょう。
単調作業のなかで常に正確性を意識し、責任をもってデータ入力を進めることに自信がない人にはおすすめできない仕事といえます。
3.WordやExcelスキル
データ入力の仕事のなかには、WordやExcelなどのOfficeツールの使用や、ツールを用いて関数計算などを求められる案件もあります。企業の専門システムを操作して、指定されたデータを抽出するといった作業を伴う場合もあるため、ある程度のパソコンスキルやITリテラシーは必要となるでしょう。
Excelで表を作成したり、簡単な足し算や引き算をするのに自信がない人は、なるべくシンプルなデータ入力の副業案件を探す必要があります。
在宅×スマホのデータ入力副業に向かない人
在宅で行うスマホのデータ入力副業を、あまりおすすめできない人も一定数存在します。どんなタイプの人にこの仕事が向かないのか確認していきましょう。
ミスが多い
データ入力の副業は、ケアレスミスが多い人には向いていないでしょう。もし入力したデータが間違っていれば企業の事業に活用できません。最悪の場合、データミスが大きなクレームなどにつながってしまうこともあるでしょう。あまりにもミスが多い人は、契約を打ち切られてしまう可能性も高いです。
普段からメールの誤字脱字が多い、忘れっぽい人などは、あまり向いていない副業といえます。
スマホ入力や検索が遅い
スマホやパソコンでの入力スピードや、何かを検索するスピードが遅い人には、データ入力の副業は向いていません。どんなに正確に作業ができたとしても、指定の納期までにデータ入力が完了しなければ意味がありません。
仕事が丁寧で、インターネットでの検索や情報の読み込みに時間をかけるタイプの人よりも、要領よくテキパキとタスクをこなし、なおかつ正確性に担保できる人でないと、データ入力の仕事は難しいでしょう。
責任感がない
スマホでできるデータ入力の副業は、「在宅で誰でもできる」「未経験も歓迎」と募集されている場合が多く応募ハードルは低い傾向にありますが、簡単だからといって適当に作業して良いわけではありません。
繰り返しお伝えしている通り、皆さんがデータ入力した情報は副業先の社内で使われるだけでなく、副業先の顧客に提供するケースもあるでしょう。たった1ヶ所の入力ミスが、甚大な企業損失を生む可能性もあります。適当に入れておけば大丈夫と捉えずに、責任感をもって業務をこなせるタイプの人でなければ務まらないでしょう。
在宅×スマホのデータ入力副業はいくら稼げる?
在宅でできるスマホのデータ入力の副業は、どのくらい稼げるのでしょうか?求人サイトや、副業案件を紹介しているサイトからいくつか募集を確認したところ、1データの入力に対して1円~10円、時給の場合は1100円~1500円ほどで設定されているものが多くありました。支払方法は成果報酬型か時給制の場合が多く、案件によっては1日の上限件数が決まっていて思うように稼げないケースもあるようです。反対に、1か月以内に最低〇件のデータ入力をこなしてほしいなど、簡単なノルマを設けている場合もあります。
また、データ入力以外の事務作業を任されたり、アルバイトとして継続的に雇用されたりするものは、報酬が高い傾向となりました。
在宅スマホのデータ入力案件を探せるサイト3選
在宅でできるスマホのデータ入力の副業の案件を、探しやすいサイトを3つ取り上げご紹介します。
1.クラウドワークス
クラウドソーシングサイトの大手、クラウドワークスでは多数のデータ入力案件を掲載しています。クラウドワークスの仕事カテゴリから「事務・カンタン作業」を選択すると、そのなかに「データ作成・入力」のカテゴリが見つかります。クラウドワークスでは、「データ作成・入力」の仕事をさらに細分化して掲載しているので、ご自身の好みにあった副業をピンポイントで検索できる点が魅力です。
<データ作成・入力>
- データ検索・データ収集
- データ入力
- テープ起こし・文字起こし
- エクセル作成
- リスト作成
- パワーポイント作成
- Word作成
- アクセス作成
データ入力とあわせて、気になるカンタン作業系の副業にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2.ランサーズ
クラウドワークスに並び、大手クラウドソーシングサイトとして有名なランサーズでも、スマホでできるデータ入力の副業を探すことができます。ランサーズの管理画面から「タスク・作業」カテゴリを検索すると、1番上に「データ作成・テキスト入力が出てきます。クラウドワークスと同様、さらに細かいカテゴリに分類されているので、ご自身の希望する働き方や条件に応じて、検索することが可能です。
<データ作成・テキスト入力>
- データ収集・入力・リスト作成
- テキスト入力・タイピング・キーパンチ
- データ閲覧・検索・登録
- データ整理・分類・カテゴリ分け
- データチェック・判断
- テープ起こし・文字起こし・書き起こし
クラウドワークスやランサーズでは、プラットフォームの利用手数料として20%が引かれます。データ入力の副業はもともと単価が低めに設定されているので、手数料も加味して仕事選びをするようにしてください。
3.ママワークス
ママワークスとは、その名の通り子育て期の女性をターゲットとした求人サイトで、在宅でできる仕事を多数掲載しています。副業向きの案件だけでなく、正社員、契約社員、派遣社員、業務委託、アルバイトと全ての雇用形態に対応している点が特徴です。
スマホでできるデータ入力の副業に関しては、企業の事務員としてアルバイト募集しているケースも多く見受けられます。パソコンを使った事務系の仕事内容の一部としてデータ入力を行う場合が多く、データ入力単体での募集は少ないようです。
スマホのデータ入力だけにこだわらず、事務系やコツコツ作業系、情報チェックを中心とした副業を探している人におすすめのサイトといえます。
在宅×スマホのデータ入力副業を行う際の注意点
ここまで、スマホ1つでできるデータ入力の副業について、仕事内容や求められるスキルなど解説してきました。最後に、在宅でデータ入力の副業を行う際に注意すべき点について解説します。
スマホよりもパソコンを使った方が良い副業も多い
副業の募集ページでは「スマホOK」と書いてあるものの、実際に始めてみるとパソコンを使った方が作業効率の良いものも多数存在します。とくに、ExcelやGoogleスプレッドシート、専用サイトなど複数のページを参照しながら進める仕事や、入力量が多いものはパソコンがあった方が良いでしょう。
どうしてもスマホだけで対応したい人は、「実際はパソコンで行っている人が多いのかどうか」「本当にスマホ1つで完結するのか」を、念のため問い合わせてみると良いでしょう。
報酬が低めに設定されている場合が多い
スマホ1つで簡単にできるがゆえ、報酬単価が低めに設定されているケースが多いです。副業の募集文章には「月10万円も可能!」など、少しオーバー気味に記載していることもありますが、実際始めてみるとそこまで稼げない場合もあるようです。
先の章で解説したとおり、データ入力の副業は作業スピードが遅すぎる人には向いていません。たとえば、1件5円の作業に1分かかってしまう人は、1時間で300円しか稼げないことになります。このスピード感では、いつまでたっても最低賃金以下の副業になってしまうので、疲弊してしまうのではないでしょうか。
データ入力の副業を探す際は、実際の作業時間と報酬額をシミュレーションしながら、安請け合いになっていないか判断するようにしてください。
公開日:2022年06月25日