儲かるリサイクルショップを開業するには?必要な免許・資格や資金、成功のコツなど
最終更新日:2024年09月20日

不要になったものを売って欲しいもの安く購入できるリサイクルショップは、環境問題への関心の高まりに加え、物価の高騰や新品不足などさまざまな要因によって需要増加の勢いが止まりません。リユース市場でのインターネット普及も追い風となり、開業ハードルが低くなったことでリサイクルショップを始める方も増えました。一方で、競合が激しくなっている業界でもあるため、リサイクルショップを開業するための知識やノウハウを得た上で始めなければ失敗するリスクが高まってしまいます。
そこで今回は、リサイクルショップの開業に必要な免許・資格、資金をはじめ、開業の流れや成功させるためのポイントなどをご紹介します。「リサイクルショップの開業は儲かる?」といった疑問にもお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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リサイクルショップの開業には「古物商許可」が必須!
リサイクルショップの開業に販売士や鑑定士といった専門的な資格は不要ですが、「古物商許可(古物商免許)」は必須です。
リサイクルショップのように中古品や未使用品などを売買するお店は法律上「古物商」の一種なので、古物商許可を取得して開業しなければ3年以下の懲役又は100万円以下の罰金という罰則を受けることになってしまいます。違反により許可が取り消された場合、取り消し日から5年間は古物商許可を取得することができなくなるので要注意です。
後ほど詳しく紹介しますが、古物商許可はリサイクルショップの開業地域を管轄する警察署で申請・手続きをすることで取得できます。なかには古物商許可が不要なケースもあるので、下記の表も参考にしてみてください。
古物商許可が必要なケース | 古物商許可が不要なケース |
---|---|
・古物の売買 ・古物を買い取って修理して販売する ・古物を買い取って使える部品を販売する ・古物を預かり、売れたら手数料をもらう(委託販売) ・古物を買い取ってレンタルする ・古物を別の品物と交換する |
・自分で使用するために購入したものを販売する ・無償でもらったものを販売する ・海外で購入したものを販売する ・化粧品やお酒などの消費してなくなるものを売買する(※) ・電子チケットなど実体がないものを売買する(※) |
(※)…古物営業法上は問題ないが、別途免許が必要な場合や不正転売禁止法に関係する可能性があるため注意が必要です。
参照:古物営業法に関する根拠法令等「古物営業法」 | 警察庁
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リサイクルショップは儲かる?開業後の年収の目安
物価高騰が続くなかリサイクルショップを利用する人も増えていることから、「リサイクルショップを開業すれば儲かるのでは?」と考えている方もいらっしゃると思います。
リサイクルショップを開業した場合の年収は、400~500万円が平均と言われています。ただし、リサイクルショップの開業・経営方法や店舗の立地・規模、雇用の有無などによっても大きく異なり、なかには1,000万円以上の年収を得ているリサイクルショップ経営者もいるほど。
国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、2021年の(令和3年)平均給与は男性545万円、女性302万円ということから、一般的な正社員より大きく稼げるチャンスのある業種だと言えます。
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リサイクルショップの開業に必要な準備と流れ
では実際にリサイクルショップを開業するにはどのような準備が必要で何から始めれば良いのか分からないという方も多いはず。そこでここからは、リサイクルショップの開業に必要な準備と流れについて解説していきます。
1.店舗コンセプトの設定
リサイクルショップの開業にまず必要な準備は、店舗コンセプトの設定です。リサイクルショップに限らず、ビジネスを始める際には必須かつ重要なポイントになるのでしっかり取り組みましょう。
店舗コンセプトを設定するには、「どういうリサイクルショップ(店舗)にしたいのか」を考えます。その際に活用できるのが、「5W1H」という考え方です。
- いつ(When)
- どこで(Where)
- だれが(Who)
- なにを(What)
- なぜ(Why)
- どのように(How)
以上の項目に当てはめていくことで店舗経営の柱が決まり、コンセプトに合った事業計画や経営方針が明確になります。利益や費用面でもっと具体的に計画を立てたい場合は、「How Much(いくら)を追加した5W2H」という考え方も活用してみてください。
2.資金調達
店舗コンセプトの設定が完了すると事業計画や資金計画を立てることができるので、その計画に基づいて必要な資金を調達します。
自己資金では足りない分を融資や助成金・補助金などで工面する方法が一般的です。
融資
リサイクルショップの開業に必要な資金の調達方法としてまず挙げられるのは、金融機関からの融資です。
融資と言えば、銀行や信用金庫・組合からの融資をイメージされると思います。都市銀行や地方銀行の場合、申請者の経験や実績、担保、保証などが重視される傾向にあるので、特に初めて独立開業するという方にはハードルが高いのが現実です。一方で、小規模な企業や事業を対象にしている信用金庫・組合のほうが審査が通りやすいと言えます。
金融機関のなかでもおすすめなのが、政府系金融機関の「日本政策金融公庫」から融資を受ける資金調達方法です。
- 新たに事業を始める人
- 女性・若者・シニアで新たに事業を始める人
- 廃業歴などがあり創業に再チャレンジする人
など、新しいビジネスを始めたい方を対象とした融資制度があり、銀行からの融資よりハードルも低めで、担保・保証人なしで融資を受けられるケースもあります。
「新規開業資金」の融資制度の場合、融資限度額は7,200万円でそのうち4,800万円が運営資金となっています。
補助金・助成金
国や自治体が提供する補助金・助成金もリサイクルショップの開業資金を調達する方法として有効です。
リサイクルショップの開業に活用できる補助金・助成金をご紹介します。
補助金・助成金名 | 概要 |
---|---|
小規模事業者持続化補助金 | ・日本商工会議所や全国商工会連合会のアドバイスを受けて事業・創業計画を作成して販路開拓や生産向上に取り組んだ小規模事業者に対して補助する制度 ・補助金の上限額は原則50万円 |
キャリアアップ助成金 | ・非正規雇用労働者のキャリアアップ促進に取り組んだ事業所に対して助成する制度 ・正社員化コースの場合、中小企業は1人当たり28.5万円(無期雇用)または57万円(有期雇用)が支給される |
特徴や条件、支給される金額もさまざまなので、それぞれしっかり理解した上で自身に合った資金調達方法を選択するようにしましょう。また、これらのほかに各自治体が提供している補助金・助成金もたくさんありますので、開業地域でどのような制度があるかぜひ確認してみてください。
参照:小規模事業者持続化補助金 | 全国商工会連合会
参照:キャリアアップ助成金 | 厚生労働省
3.物件の確保や設備の導入
資金調達の目処がついたら、物件の確保や設備の導入を進めていきましょう。
もともと所有している物件を使用する場合は設備の導入のみで問題ありませんが、ない場合は新たに購入するか、借りるかという選択肢になります。リサイクルショップで取り扱う商品や商品数などによって必要なスペースも異なり、リサイクルショップの需要が見込める立地で物件を探すことが大事です。
設備は具体的に、お店の看板や棚・ケース、空調などで、従業員の休憩スペースを準備する場合は洗面台やトイレなども必要になるでしょう。
4.「古物商許可」など必要な資格・免許の取得
リサイクルショップの店舗の準備が進んできたら、「古物商許可」をはじめとする必要な資格や免許の取得を行います。
項目 | 概要 |
---|---|
申請場所 | リサイクルショップ開業地域を管轄する警察署(防犯係) |
手数料 | 19,000円 |
必要書類 | ・許可申請書 ・添付書類 [個人許可申請の場合] -略歴書 -本籍 -誓約書 -身分証明書 -URLの使用権限があることを疎明する資料 [法人許可申請の場合] -法人の定款 -法人の登記事項証明書 -略歴書 -本籍 -誓約書 -身分証明書 -URLの使用権限があることを疎明する資料 |
また、リサイクルショップの開業にあたっては店舗ごとに「管理者」を1名選任する必要があります。経営者と管理者の兼任は可能ですが、複数の店舗の管理者になることはできないので注意しておきましょう。
より詳しい情報は、警視庁のホームページをご確認ください。
5.仕入・買取先の確保
仕入・買取先の確保もリサイクルショップの開業において大事な準備です。
基本的には買取希望の顧客から商品を買い取る方法になりますが、開業前にある程度の商品を仕入れておかないと、せっかくリサイクルショップを開業できても購入できる商品がないという状況になってしまいます。
買取希望者以外には、以下のような仕入・買取先が挙げられます。
- 古物市場(古物商許可が必須)
- ネットオークション
- 古物の卸業者
- 不用品回収業者
- メーカー・量販店
また、リサイクルショップ開業後に商品は売れるけど買取希望者がなかなかいないという場合も想定して、信頼できる仕入・買取先を確保しておくことが大事です。
6.スタッフの採用
リサイクルショップを開業し運営するには、接客や商品の陳列、仕入れ、売上管理などさまざまな業務が発生するので、小規模のリサイクルショップであっても人手が必要になるケースが多いです。
1人での店舗運営が厳しそうであれば、開業準備の際にスタッフの採用も行いましょう。
求人サイトや雑誌に掲載したり、店舗のホームページやSNSで募集をかけたりなどさまざまな方法があるので、複数の手段を組み合わせて効率的に採用活動を進めるよう心がけてください。
7.集客
リサイクルショップの開業準備が終盤に差し掛かってきたら、集客にも注力していきましょう。開業前から取り組むことで店舗の認知度が上がり、開業初日からの来客が期待できるからです。
スタッフの採用と同じく集客の手段もさまざまで、看板やチラシの配布、ホームページ、SNSなどを使った宣伝方法があります。
効率的で大きな効果が期待できるのは、インターネットを活用した集客方法。ホームページやSNSはリサイクルショップの開業準備を始めるときに開設しているとスムーズに集客活動を進められるでしょう。
下記の記事では、リサイクルショップをフランチャイズで始める場合の準備について解説していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
中古・リユース・リサイクルのフランチャイズを始めるのに必要な準備
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リサイクルショップの開業に必要な資金
リサイクルショップを開業する場合、どのくらいの資金が必要になるかも気になるところです。
ここからは、開業資金(初期費用)と運営資金に分けてご紹介します。
開業資金(初期費用)
リサイクルショップと言っても規模や立地、開業スタイルなどによって異なりますが、店舗型のリサイクルショップを想定した場合の開業資金(初期費用)の目安は以下のようになります。
項目 | 金額 |
---|---|
物件取得費 | 100~400万円 |
古物商の営業許可取得費 | 1.9万円 |
内外装工事・設備費用 | 70~100万円 |
初期の仕入費 | 約100万円 |
人件費(採用・研修) | 約60万円 |
宣伝広告費 | 約10万円 |
軽トラック購入費 | 20~30万円 |
合計 | 約360~700万円 |
リサイクルショップの開業において大きな差が生まれやすいのが物件取得費。開業する地域をはじめ、立地や店舗の大きさに左右されやすいので慎重な選択が大事です。また、店舗の規模によっては従業員の雇用が必要になると思います。正社員として雇うのか、アルバイト・パートとして雇うのかなどによっても必要な人件費が変わるので、計画的な人材採用が必要だと言えます。
軽トラックは絶対に必要なものという訳ではありませんが、出張買取や仕入れ、購入者の自宅への配送などさまざまなシーンで活用できるので、準備しておくと便利です。
運営資金
リサイクルショップを開業する際には、毎月の運営資金についても考慮しておく必要があります。
リサイクルショップの主な運営資金は以下の通りです。
- 賃貸料
- 人件費
- 水道光熱費
- 買取資金
- 広告宣伝費
開業資金(初期費用)と同じく店舗の条件によって変動しますが、60万円前後はかかると考えておくと良いでしょう。また、開業直後から売り上げが安定するまでには時間がかかる可能性があるので、運営資金は3~6ヵ月分くらいは準備しておくと安心です。
リサイクルショップをフランチャイズで始める場合の資金については下記の記事を参考にしてみてください。
中古・リユース・リサイクルフランチャイズの開業・運営に必要な資金とは
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リサイクルショップの開業前に知っておきたいこと
リサイクルショップの開業前に知っておきたいことをまとめました。将来性とメリット・デメリット、開業方法の3つに分けてご紹介します。
リサイクルショップの将来性
リサイクルショップは、物価の高騰や環境意識の高まりなどにより年々市場が拡大している業種です。さらにSDGs(持続可能な開発目標)という言葉が広がっている今、リサイクルショップの需要は今後も伸びていくと言われています。
現に、リサイクルショップ通信の調査によると、2021年のリユース市場規模は約2.7兆円。2025年には3.5兆円にまで拡大すると予測されています。不要品を売って中古品で安く購入するスタイルが世間に浸透してきている背景からも、リサイクルショップは将来性バツグンだと言えるでしょう。
参照:リユース業界の市場規模推計2022(2021年版) | リサイクル通信
リサイクルショップ開業のメリット・デメリット
リサイクルショップを開業する前には、メリット・デメリットを理解したおくことも大事です。
以下に表でまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
・需要が高い ・中古品のため仕入費用や安い ・在庫を抱えるリスクが少ない ・開業スタイルによっては1人開業もできる ・基本的に商品のアフターフォローが不要 |
・商品を見極めるスキルが必要 ・不良品を買い取るリスク ・衛生的な問題も起こり得る |
リサイクルショップの開業方法
リサイクルショップの開業方法には、主に以下の2つが挙げられます。
- 店舗型
- 無店舗型(ネットショップ)
店舗型の場合は実際に店舗を構えて開業する方法なので、物件の準備から行うことになります。無店舗型の場合は自宅の一室などを使用し、ネットショップで販売する方法が人気です。
無店舗型は店舗の準備や大掛かりな設備導入などが不要なので、開業資金(初期費用)や経営コストを抑えることができるので、副業や低リスクでリサイクルショップを始めたいという方におすすめ。一方で、大型家具などを引き取ったり、自然に認知度を上げることは難しくなるので、安定した売り上げを得るためには対策が必要です。
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リサイクルショップ開業を成功させるためのポイント
リサイクルショップに需要があるかとは言え、失敗するケースがあるのも事実です。
そこでこちらでは、リサイクルショップの開業を成功させるためのポイントを6つご紹介します。
魅力的なコンセプトづくり
魅力的なコンセプトづくりは、リサイクルショップの開業を成功させるための重要なポイントです。
近年、フリマアプリの広がりによって簡単に中古品や未使用品などを売買できるようになりました。そのため、ただ単に中古品などを売買するリサイクルショップを開業したとしても、他との差別化がうまく図れずに顧客を獲得するのは正直難しいです。
「行ってみたい」「もう一度行ってみようかな」と思ってもらえるような魅力的なコンセプトをつくり、顧客獲得や囲い込みを行っていきましょう。
余裕を持った資金調達
余裕を持った資金調達も、リサイクルショップの開業を成功させるために大事なポイント。
開業資金だけでなく、開業後に必要な運営資金も含めて準備することが重要です。あまり余裕のない状態でリサイクルショップの開業準備を始めてしまうと、想定より初期費用が膨らんでしまった場合、開業できても資金繰りに苦しんで短期間で廃業というケースも珍しくありません。運営資金に関しては、開業後すぐに売り上げが安定しなくても大丈夫なように、最低3~6ヵ月分は準備しておくことをおすすめします。
また、リサイクルショップは商品の仕入・買取のための資金も必要です。取り扱う商品によっても大きく変わるので、綿密な資金計画や計画的な資金調達が重要だと言えます。
安定した仕入・買取ルートの確保
リサイクルショップが廃業する理由の8割を占めるのが、「販売商品の枯渇」とも言われています。そのため、安定した仕入ルートの確保はリサイクルショップの開業を成功させるためには欠かせないポイントなのです。
リサイクルショップのホームページやSNSなどで買取希望者を募集するほかに、古物市場や不用品回収業者などを利用して安定した仕入・買取ルートの確保に努めましょう。
インターネットを活用する
リユース市場においてネット販売の市場規模も拡大している今、インターネットの活用はリサイクルショップ開業の成功に欠かせないと言えます。
店舗型のリサイクルショップの場合、ネットショップも開設しておけば店舗が営業できないときや営業時間外でも買取の受付や商品の販売が可能です。また、全国各地のたくさんの人に知ってもらい、利用してもらえる可能性があるので、店舗だけで開業・経営するよりはるかに大きな売り上げが期待できます。
また、InstagramやTwitter、Facebook、LINEなどのSNSの活用も現代の集客施策として非常に有効です。
買い取りに力を入れる
成功しているリサイクルショップの特徴として、買い取りに力を入れていることが挙げられます。
買い取り希望者から買い取りするほうが粗利が出しやすく、「リサイクルショップは買い取りと売り上げは比例する」と言われるほど。つまり、買い取りに力を入れるほど多く稼げてリサイクルショップの開業を成功させられるということです。
ただし、買い取りの数をただ増やせば良いという話でもありません。「高く買って高く売る」という仕組みを構築することで、より成功へ近づくことができます。
フランチャイズで開業する
フランチャイズで開業するのも、リサイクルショップ開業を成功させるためには効果的なポイントです。
フランチャイズに加盟すれば、本部のブランド力や成功ノウハウを提供してもらえるほか、開業準備から店舗運営までしっかりサポートしてもらえるので、個人で1から始めるより成功率を上げることができます。独立開業が初めてという方にとっても非常に心強い存在になるでしょう。
リサイクルショップで独立・開業できるフランチャイズを探してみる
リサイクルショップと似た開業におすすめのフランチャイズ
最後に、リサイクルショップと似た開業におすすめのフランチャイズを厳選してご紹介!
リスクを抑えて開業したいという方は、ぜひご活用ください。
大黒屋
創業43年を誇り、全国に250店舗以上展開する買取専門店のフランチャイズ本部です。
加盟金や物件取得費、内外装費が0円。さらに、買取専門店なので小スペース・1人開業もできて低資金での開業が可能です。在庫リスクがなく、選任のスーパーバイザーによるサポートもあるので、未経験者でも安心して始められます。
BRAND OFF 買取専門店
ブランド品や宝飾品を中心に取り扱う買取専門店のフランチャイズ本部です。
ブランド品が本物かを見極めるために独自開発した「AI真贋」が大きな特徴。オークション会員1,600社以上とのつながりを持った業界最大級の流通量も強みとしており、高収益と事業の安定を実現することができます。ロイヤリティが固定なので、売り上げが上がれば上がるほど、オーナーの利益も上がる仕組みです。
リサイクルショップ開業の現状を知り、低リスクな選択を
古物商許可さえ取得すれば比較的簡単に開業できるリサイクルショップは、需要も高いことから参入する企業や個人も多いです。一方で、始めてみたものの思うように買取や販売ができず経営困難になり、1年あまりで閉店してしまうというケースも珍しくありません。
そのような事態を避けるためにも、競合が多く差別化が重要な業界であるなどといったリサイクルショップ開業における現状を知った上で、今回ご紹介したリサイクルショップの開業を成功させるためのポイントはしっかり押さえておくことが大事です。
- 魅力的なコンセプトづくり
- 余裕を持った資金調達
- 安定した仕入・買取ルートの確保
- インターネットを活用する
- 買取に力を入れる
- フランチャイズで開業する
特に、フランチャイズで開業するという方法は、成功ノウハウを伝授してもらえたり、サポートを受けながら開業準備や店舗運営ができたりなど失敗リスクを抑えられる要素がたくさんあるのでおすすめ。できるだけ低リスクでリサイクルショップを開業したいという方は、ぜひ検討してみてください。
リサイクルショップで独立・開業できるフランチャイズを探してみる
リサイクルショップの開業に関する記事
公開日:2023年05月23日