フランチャイズビジネスで「成功する人」、「失敗する人」 【3/9】

公開日:2015年12月27日

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【セミナー内容】

「フランチャイズ&起業・独立フェア」で大好評だった、講師陣のセミナー内容をまとめてお伝えする企画です。

第一弾は「株式会社ディライト・ジャパン フランチャイズ研究家 川上健一郎氏」のセミナー内容を【全9回】に分けてお届けさせていただきます。

加盟希望者にとって、フランチャイズ本部の選択は今後の人生をかけた重要な決断になります。これまで1万人以上のフランチャイズビジネスの加盟希望者を面談してきた経験をもとに、フランチャイズ本部を選ぶ際に必ず知っておきたいポイントをご案内します。加盟希望者は必見です。

【バックナンバー】

▶ 1. 本部の選定基準のあり、なしが一番の分かれ道

▶ 2. 起業とフランチャイズの基本的な知識

3. フランチャイズに加盟するメリット・デメリット

3-1. 5つのメリット

最初にメリットとして挙げられるのはやはり、
直営店でビジネスモデルが検証されているという点です。

そのため、この場所に出店したらうちは勝てる。
逆にあの場所に出店したらうちは勝てない。
そういったことが分かっているというのが大きいです。
フランチャイズビジネスの一つのメリットです。

二つ目、マニュアルまたはシステムが整備されているということです。
当然、直営店で運営されてるということは、モノも揃っている訳です。

三つ目は商品開発、モデルのブラッシュアップです。
例えば、私が今住んでる九州や北海道だと、
コンビニおでんの具材が違ったりするんです。

その地域ごとによって文化が違ったりしますから、
当然売れ筋が変わってきたりします。
そのため、商品開発というものは、
本部が存在する大きなメリットだと思います。

四つ目、他店舗での成功事例の情報。
これは私がフランチャイズビジネスに加盟するとしたら、
一番のメリットだと感じるのはこの四つ目です。

自分がこれから出店をしようと考えている地域と似た「人口」や「文化」。
そういった地域での成功例があるかないか、本部に確認すると思います。
なので、他店舗での成功事例というのは非常に有効です。

最後に5つ目、時代の変化に対応しやすい点です。

例えば、飲食店等が非常に分かりやすいと思います。
5年前、3年前にみなさんが良く行っていた居酒屋というと、280円居酒屋とか、
そういった安い業態に行かれる方多かったかと思います。

それが今はどちらかというと、何かに特化したお店が増えてきた。
エージングビーフに特化した店とか、そういった専門店がやっぱり流行っています。

フランチャイズ本部は、次に流行る業態を考え、
時代の変化に対応していろいろとサービスを提供しているので、
みなさんにとってメリットがあると思います。

3-2. 3つデメリット

逆にデメリットです。デメリットも当然あります。

一つ目はお金が掛かるというということです。
どうしても「加盟金」や「ロイヤリティ」と言ったものがかかってまいります。

この前、ある加盟オーナーとお話させていただいたのですが、
その方は「時間をお金で買うという感覚で私はいます」と言われていました。
本部の方が長年築き上げてきた成功ノウハウがあり、
それをお金で買うと考えると、デメリットではないと言うことです。

しかし一般的に考えると、お金がかかるというのはやはりデメリットだと思いますから、今回はデメリットとさせていただきました。

二つ目。本部側が設定したルールにやはり従わなくてはならない、
ということです。

例えば、24時間で運営してるお店ですと、
夜の9時ぐらいに「今日は眠いからお店を閉める」としてしまっては、
業態は成り立ちません。
本部が設定したルールにはやはり、ある程度従わなくてはなりません。

三つ目、他店がトラブルを起こした場合に影響が出る可能性があるということです。

例えば、ある飲食店の話です。10年ぐらい前に関西で事件がありました。
ある本部の加盟店でアルバイトさんがお客さんに、
睡眠薬飲ませて乱暴したという事件です。

するとその時、その系列のお店には女性の方が入らなくなりました。
それはそうですよね。どうしてもそういった悪い印象がついてしまうんですよね。
なぜならば、掲げている看板が一緒だから。

看板が一緒だからいい部分もある。看板が一緒だからデメリットもある。
この部分は是非知っておいてもらいたいと思います。

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