意外と知らない、フランチャイズ加盟のメリット・デメリットとは?

88a856057bf734d8

目次

1. はじめに

2. フランチャイズのメリットその1:未経験からでも参入できる

 2-1. ノウハウ提供・経営指導を受けられる

 2-2. 店舗売上の拡大に専念できる

3. フランチャイズのメリット2:運営面

 3-1. フランチャイズ本部のブランド力を活かせる

 3-2. 集客の一端を本部が担う

 3-3. コストメリットを受けられる

 3-4. サービスに最適な設備を利用できる

4. フランチャイズのメリット3:開業資金

 4-1. 銀行からの融資を受けやすい

 4-2. ゼロからのスタートよりも低コストになる場合がある

5. 知っておきたい、デメリット

 5-1. ブランド毀損によるリスク

 5-2. 運営方法、仕入先などの制限

 5-3. 店舗状況に関わらずロイヤリティを支払う場合がある

 5-4. 競合避止義務や契約期間の存在

6. まとめ

1.はじめに

フランチャイズで開業をすることは、個人での独立起業と比べ異なる特徴があります。成功実績を持つブランドでの開業は、資金や人員集めをはじめ、仕入れや流通、店舗の内外装の準備など、様々なメリットが受けられます。

一方、独自性を出すのが難しい、契約期間に縛られるなど、フランチャイズならではのデメリットもあります。

数あるメリット・デメリットの中でも、代表的なものは以下になります。

メリット デメリット
・未経験でもそのサービスへ参入できる ・ブランド毀損によるリスク
・運営ノウハウ提供・経営指導が受けられる ・運営方法、仕入先などの制限
・商品開発は本部がおこなうため、店舗売上の拡大に専念できる ・店舗状況に関わらずロイヤリティを支払う場合がある
・フランチャイズ本部のブランド力が活かせる ・競合避止義務や契約期間の存在
・ブランド認知や集客の一端を本部が担う
・仕入れコストに関するスケールメリットが受けられる
・他店舗の実績に基づく「サービスに最適な設備」が利用できる
・銀行からの融資を受けやすい
・ゼロからのスタートよりも低コストになる場合がある

「起業したい」という思いを叶える手段として、フランチャイズが最適なのかを知るのはとても大切なことです。

ここでは、先に挙げたフランチャイズのメリット・デメリットを詳しく解説していきます!

2. フランチャイズのメリットその1:未経験からでも参入できる

一つ目のメリットは、「未経験の職種でも、参入し経営者になれる」ということです。通常自分で店舗を持とうとすると、まずはその職種に関する業務や経営の下積みが必要となります。
フランチャイズでは、全くその職種の業務や経営経験がなくとも店舗を持つことができます。

まずはフランチャイズの一つ目のメリットとして、「未経験でも始められる」という点について説明します。

2-1 フランチャイズのメリットその2:ノウハウ提供・経営指導を受けられる

店舗を運営するには、仕入れ、接客、広告など、経営にまつわる様々なことを行います。ゼロからの独立の場合、その一つひとつを、一から学んで行かなければなりません。

一方、フランチャイズの場合は、仕入先、接客方法、販売促進など、経営にまつわる様々なものが、はじめからある状態で経営をスタートすることができます。「こうすると成功しやすい」「こうすると失敗しやすい」といったノウハウも、直営店や過去の加盟店の実績から蓄積され、活用することができます。

このような本部からのサポートを受けながら独立・開業したいという方にオススメ!

2-2 フランチャイズのメリットその3:店舗売上の拡大に専念できる

フランチャイズでは、店舗の売上を拡大させることに集中できる環境が用意されています。商品開発・マス広告・接客マニュアルの改善などは、基本的に本部の仕事ですので、加盟店は決められたルールに沿うだけで、運営ができる仕組みです。

加盟店の役割は、その店舗の売上を維持拡大することです。売上を上げるためには、地域住民から愛され、利用者を増やすことが重要です。働く人々が、いきいきと仕事ができるように、店舗の環境を整えることも、オーナーの重要な役割です。

自分の店舗の売上は、自分の収入に直結するので、良い店舗づくりをしようという努力が、そのまま収入に繋がります。

3 フランチャイズのメリット2:運営面

フランチャイズ加盟する2つ目のメリットは運営に関するものです。

3-1 フランチャイズ本部のブランド力を活かせる

フランチャイズの場合、既に確立したブランド力(ブランドイメージ)がある状態で、経営を始める事ができます。「このお店ならこんな体験ができる」と、看板を見ただけでも商品・サービスをイメージしてもらえることはが大きなメリットです。

フランチャイズ本部は、そのブランド力を維持・拡大していくために、商品開発や広告などを行います。しかし、顧客が実際にそのサービスに触れるのは、直営店よりもフランチャイズ加盟店の場合が多くなります。どの加盟店でも、同じ品質で商品・サービスに提供できるように、接客マニュアル・運営マニュアルを常に改善していくのも、フランチャイズ本部の大きな役割です。

3-2 集客の一端を本部が担う

店舗運営で最も重要とも言えるのが、「集客」です。フランチャイズの場合、テレビCM・新聞広告などのマス広告は、基本的には本部の仕事です。本部によるプロの広告宣伝の効果を、加盟店が享受できるのです。

また、本部から加盟店へのチラシの配布・アドバイスなど、加盟店自身でできる集客の支援も受けることができます。(本部への広告宣伝費等の支払いが発生する場合があります。)

3-3 コストメリットを受けられる

商品や備品の仕入れをする際、ゼロからの独立に比べてコストを少なくできる場合が多くあります。
フランチャイズ本部は、直営店を含む全店舗の商品・備品を仕入れているので、全くゼロから仕入先を探し購入するよりも、手間・価格ともに小さくなります。

3-4 サービスに最適な設備を利用できる

設備の面でも、メリットがあります。最適な調理器具や椅子・机などの備品がどれなのか、最初からはわかりません。ゼロからの独立の場合、それらを試しながら徐々に改善していく必要がありますが、フランチャイズなら、過去の店舗の実績から得た情報を元に、常に最適な備品の提供を受けることができます。

開業当時は経営面でも不安な点が多いと思いますが、売り上げを補填してくれたり、営業を代行してくれたりする本部もあります。

4 メリット3:開業資金

3つ目のメリットは、資金面についてです。開業資金が集めやすく、低く抑えることができるのも、フランチャイズの魅力の一つです。

4-1 銀行からの融資を受けやすい

会社員からの独立開業など、何も実績が無い状態からでは、信用が無いため、資金調達は難しくなります。

フランチャイズに加盟する場合、立地などが類似した過去の加盟店の実績を元に、信頼性の高い事業計画書を作成できるので、金融機関からの信用を得られやすく、資金調達がしやすくなります。

また、借り入れ以外にも、助成金や補助金の活用もおすすめです。

4-2ゼロからのスタートよりも低コストになる場合がある

店舗を開業するには、建物・設備など、通常1,000万円以上の開業資金が必要になります。コンビニなどの一部のフランチャイズでは、開業時の建物・設備の費用を本部が負担するプランもあります。その場合、通常1,000万円以上かかる開業資金を、300〜500万円と低く抑えることができます。

予算で選べるのもフランチャイズの魅力。

5 知っておきたい、デメリット

フランチャイズに加盟することのデメリットをご紹介します。メリットだけでなく、デメリットも理解することで、より後悔の少ないフランチャイズ選びが実現できます。

5-1 ブランド毀損によるリスク

フランチャイズは、加盟するフランチャイズ本部のブランド力を活用したビジネスです。そのため、加盟したブランドのイメージが何らかの原因で低下してしまった場合、それによる影響も強く受けてしまいます。

例えば、アルバイト従業員のインターネットへの書き込みを出発点とした、ブランドイメージの毀損などです。たった1店舗の不祥事で、加盟店全店がマイナスの影響を受けてしまうことが起き得ます。

一方、加盟店が行ったポジティブな出来事が広まり、それによるブランドイメージの向上が起こった場合、その影響も全店舗に及ぶので、一長一短といえます。

5-2 運営方法、仕入先などの制限

フランチャイズは、ブランドイメージの保守・経営効率の向上のため、多くの制限を設けています。

自分の好きなように店舗経営を行いたい方にとっては、自由度が低くなり、デメリットと言えます。経営者といえども、すべてを自由に決定できるわけではない、ということを予め理解しておきましょう。

しかし、「仕入先が用意されている」「運営マニュアルが整っている」という点で、メリットにもなり得るので、各フランチャイズ本部のパッケージ内容を、よく確認しましょう。

5-3 店舗状況に関わらずロイヤリティを支払う場合がある

フランチャイズパッケージの提供を受ける代わりに、その対価として毎月支払うのが、ロイヤリティーです。売上が想定どおりに上がらない場合でも、ロイヤリティーを支払う義務が発生します。

そのブランドに加盟する対価として、適当だと思えるロイヤリティーのパーセンテージのフランチャイズを選ぶことが重要です。

5-4 競合避止義務や契約期間の存在

各フランチャイズ本部は、契約期間を設けています。契約途中でフランチャイズ店舗を閉じる必要が出た際は、違約金を支払う必要があります。

また、契約が終了したあとも、同業種での営業を禁止している場合がほとんどです。これは、競合避止義務と呼ばれます。フランチャイズ本部のノウハウの流出を防ぐためのルールです。

このような契約内容を理解しておくことで、10年後、20年後の自分の理想像に向けた、最適な選択がしやすくなります。

6 まとめ

フランチャイズ加盟のメリットとデメリットをご説明しました。

未経験から参入でき、ゼロからの独立開業に比べて成功率が高い方法が、フランチャイズです。メリット・デメリットを正しく理解し、納得のいくまで情報収集をすることが大切です。

フランチャイズのメリットとデメリットを理解したところで、自分に合ったフランチャイズを探してみませんか?

この記事を読んだアナタにおすすめ

【フランチャイズ成功のコツ】フランチャイズを利用するメリット

契約内容で大きく異なってくる!? コンビニフランチャイズ経営のメリットとリスク

フランチャイズ展開のメリットについて調べてみました

フランチャイズは良い事ばかりではない?デメリットについて

フランチャイズ店舗の開業資金、その内訳は?総額で見ることも重要

フランチャイズの意味を知る!本部と加盟店の役割りの違いとは?