0~100万円で独立・開業できるフランチャイズとは?
最終更新日:2023年03月03日
「とにかく低資金で開業したい!」という方におすすめの、0~100万円で独立・開業できるフランチャイズ。
そこで今回は、0~100万円で始められるフランチャイズの割合や業種一覧、業種別の特徴など、独立・開業前に知っておきたい情報をまとめました。おすすめのフランチャイズ情報もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
0~100万円で始められるおすすめのフランチャイズ3選
なないろ弁当
『なないろ弁当』は、宅配弁当サービスを提供するフランチャイズ本部です。わずか5万円の開業資金で手軽に始められます。
空いている厨房設備と時間を有効活用できるビジネスモデルで、大きな設備投資も不要で、ロイヤリティや会費も無料なので、スキマ時間を使って高収益を目指せます。
完全調理済みの食材を盛り付けるだけの簡単オペレーションなので、調理経験がなくても開業することが可能です。
便利屋!お助け本舗
『便利屋!お助け本舗』は、ハウスクリーニングをはじめ、引越し、不用品処分、家具の組み立てなどさまざまなサービスを提供しているフランチャイズ本部です。
加盟金や研修費、販促費を合わせて、約99万円で開業できます。
出張型のビジネスのため無店舗で始めることができ、オーナー1人でも開業できるので、毎月の家賃や人件費などランニングコストも抑えることが可能です。
開業前はもちろん、開業後もしっかり本部がサポートしてくれるので安心して経営に専念できます。
SP水素セラピー~水素吸入機ビジネス~
『SP水素セラピー~水素吸入機ビジネス~』は、水素吸入機無料設置ビジネスを展開するフランチャイズ本部です。開業資金は約15万円と、低資金で始められます。
ロイヤリティ0円にも関わらず、研修・マニュアルが充実しているので安心です。
知識や経験も不要なので、異業種からの参入や副業をお考えの方でも開業できます。
0~100万円のフランチャイズとは
0~100万円で始められるフランチャイズとは何なのか、フランチャイズ比較ネットで取り扱いのある案件全体の中での割合や、業種の特徴などを紹介します。
案件全体の中の割合
0~100万円のフランチャイズは、全体の約19.5%を占めています。
0~2,999万円の案件のなかで最も割合が高く、比較的低資金で始められるフランチャイズ本部が多い傾向にあることが分かりました。
0~100万円で始められる業種の特徴
0~100万円で始められる業種の売上規模は、1ヵ月あたり10~300万円程度です。
小スペースや無店舗で始めることができ、在庫や人材の採用が不要なビジネスが多く見受けられます。
また、店舗や設備にかける費用を抑えられるほか、初期費用が加盟金・研修費のみ、開業支援費のみなどの本部も多いです。
なかには加盟金や研修費が0円という本部もありますが、低資金で開業できるからといって本部サポートが受けられないということはなく、ほとんどの本部においてサポートが充実しているので未経験者でも安心してチャレンジできます。
店舗が必要な業種でも社員として働きながら独立を目指せるフランチャイズ制度を採用し、加盟金を免除するなどのサポートによって低資金での開業を実現している本部もあります。
0~100万円で始められる業種一覧
0~100万円で始められる業種の例を紹介します。
カテゴリー | 業種名 |
---|---|
サービス | ハウスクリーニング |
介護・デイサービス・訪問看護 | |
学習塾・個別指導塾・家庭教師 | |
理美容・整体・リラクゼーション | |
IT・通信・情報・携帯電話 | |
飲食 | お弁当 |
キッチンカー・移動販売 |
特にサービス関連の業種が多く、上記以外にも結婚相談所や害虫駆除、助成金受給サポートなどを提供するフランチャイズ本部があります。
ハウスクリーニング
共働き世帯や単身高齢者の増加などによって需要が増加し、フランチャイズでも人気が高いハウスクリーニング。
利用者の自宅に出張し、浴室やキッチン、トイレ、洗面台などの掃除を行うため、無店舗かつオーナー1人でも開業できるビジネスです。
メリット・デメリット
共働き世帯や単身高齢者からの需要が高いハウスクリーニングは、将来性のあるビジネスだと言えます。
フランチャイズに加盟することによって本部のノウハウや知名度を活かした経営が可能になるほか、研修を受けてから開業することができるので、未経験者でも参入しやすいです。
ハウスクリーニングフランチャイズのデメリットには、加盟金やロイヤリティの支払いが発生することや、さまざまな掃除の技術を身につける必要があり、負担に感じてしまう可能性があることが挙げられます。
0~100万円の費用の内訳
0~100万円で始められるハウスクリーニングフランチャイズ『便利屋!お助け本舗』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・研修費・販促費となっています。
ハウスクリーニングに必要な資機材や消耗品などが別途必要なフランチャイズ本部もありますので、事前にしっかり確認しましょう。
介護・デイサービス・訪問看護
高齢化社会の日本になくてはならない、介護・デイサービス・訪問看護ビジネス。
医療に関する専門知識を必要とするため、ノウハウやサポートの提供が受けられるフランチャイズで開業を検討する方も多いです。
メリット・デメリット
介護・デイサービス・訪問看護フランチャイズの最大のメリットは、開業のハードルが個人で始めるより低いということです。専門的な知識やノウハウやサポートを受けながら独立を目指すことができるので、未経験者でもチャレンジしやすいです。
また、介護保険や医療保険の対象となるサービスの場合、保険団体から報酬が入金されるので、未回収が起きにくいというメリットもあります。
一方、医療従事者の人手不足が深刻化しているため人材確保が難しいことや、有資格者の雇用により人件費が高くなる傾向にあることが、介護・デイサービス・訪問看護フランチャイズのデメリットとして挙げられます。
0~100万円の費用の内訳
0~100万円で始められる介護・デイサービス・訪問看護フランチャイズ『日本訪問マッサージ協会』を例に挙げると、加盟金は不要で費用の内訳は立上げ費のみとなっています。
介護・デイサービス・訪問看護で独立・開業できるフランチャイズはこちら
学習塾・個別指導塾・家庭教師
少子化の進行に伴い子ども一人ひとりに対する教育費は年々増加しており、学習塾・個別指導塾・家庭教師ビジネスもプラス成長で推移しています。
近年では、主要教科を指導する学習塾・個別指導塾・家庭教師のほかに、プログラミングや科学などのさまざまなジャンルのフランチャイズ本部が増えてきています。
メリット・デメリット
信頼が何よりも大事な学習塾・個別指導塾・家庭教師ビジネスには、フランチャイズ本部の知名度の恩恵が受けやすいというメリットがあります。
フランチャイズに加盟することで信頼が築けている状態で開業することができるので、講師の知名度や実績がない、または少ないことが原因でなかなか生徒を集められないという自体を避けることが可能です。
学習塾・個別指導塾・家庭教師フランチャイズのデメリットとして挙げられるのは、他業種と比べてロイヤリティが高めであること。また、本部のルールに従って教室経営をする必要があるので、自由度が低く窮屈に感じてしまうケースもあります。
0~100万円の費用の内訳
0~100万円で始められる学習塾・個別指導塾・家庭教師フランチャイズ『ヒューマンアカデミー ロボット教室』を例に挙げると、費用の内訳は保証金・教材費となっています。
本部によっては、別途販促費が発生するケースもあります。
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理美容・整体・リラクゼーション
髪や身体のメンテナンスを行う理美容・整体・リラクゼーションビジネスは業態が幅広く、選択肢が豊富にあります。
専門的な資格が必要な場合もありますが、フランチャイズの場合は有資格者を別途採用することで、オーナー自身が資格を保有していなくても開業することが可能です。
メリット・デメリット
理美容・整体・リラクゼーションフランチャイズのメリットは、本部による集客サポートを受けられることです。また、広告や本部のホームページなどを活用した求人を行うことも可能で、本部が実施する研修によって従業員の育成もしやすい環境にあります。
デメリットとして挙げられるのは、毎月ロイヤリティの支払いが発生すること。営業時間や価格設定に縛りがあるケースが多い点も覚えておきましょう。
0~100万円の費用の内訳
0~100万円で始められる理美容・整体・リラクゼーションフランチャイズ『Sunmego』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金・保証金となっています。
なかには、加盟金や保証金が0円のプランを提供している本部もあり、さらに費用を抑えたい方におすすめです。
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IT・通信・情報・携帯電話
インターネットがより身近かつ欠かせない存在になっている今、IT・通信・情報・携帯電話ビジネスは今後も成長が見込めます。
ネットショップの経営や携帯電話の修理などさまざまな業態がありますが、無店舗または小スペースで開業できるケースが多く、費用面でのリスクが低いことが特徴です。
メリット・デメリット
IT・通信・情報・携帯電話フランチャイズのメリットは、本部のサポートを受けながら開業・経営ができることです。特別な知識や経験がなくても、本部のノウハウ提供や研修を受けることで、未経験者でも知識・技術をしっかり習得したうえで開業できます。また、本部のホームページを利用した集客や開業後の経営アドバイスなども受けられる点も安心です。
加盟するフランチャイズ本部にもよりますが、毎月のロイヤリティの支払いが負担になる可能性がある点がデメリットとして挙げられます。
0~100万円の費用の内訳
0~100万円で始められるIT・通信・情報・携帯電話フランチャイズ『mosta』を例に挙げると、費用の内訳は加盟金(研修費を含む)のみとなっています。
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お弁当の概要
駅前やオフィス街、住宅街などさまざまな立地で需要のあるお弁当ビジネス。
店舗型や宅配型の2種類の業態があり、特に宅配型は小スペースかつ大きな設備投資なしで始められるので、開業資金を抑えやすいです。
メリット・デメリット
お弁当フランチャイズのメリットは、本部の知名度を利用できる以外に、メニュー開発や仕入れなど、弁当屋の経営に必要なさまざまな業務のサポートを受けられることが挙げられます。開業前に研修を受けることができるので、未経験者でも始めやすいです。
一方、フランチャイズに加盟することによって、本部の悪いブランドイメージに影響を受けてしまうというデメリットもあります。
0~100万円の費用の内訳
0~100万円で始められるお弁当フランチャイズ『なないろ弁当』を例に挙げると、費用の内訳は開業支援負担金(販促費含む)のみとなっています。
キッチンカー・移動販売
お弁当やスイーツ・カフェ、焼き鳥、たこ焼きなどジャンルが豊富なキッチンカー・移動販売。
低資金での開業がしやすいことから、気軽に始められるビジネスとして人気があります。
メリット・デメリット
キッチンカー・移動販売フランチャイズのメリットは、低資金で開業できることです。専用の車両があれば1人でも始められるので、店舗取得費や毎月の家賃、光熱費、人件費などを抑えることができます。
車で自由に移動ができる柔軟性がある一方で、地域のニーズを十分に把握していなと集客が難しいことや、天候などに左右される場合があることなどがデメリットとして挙げられます。
0~100万円の費用の内訳
0~100万円で始められるキッチンカー・移動販売フランチャイズ『ライフデリ』を例に挙げると、費用の内訳は研修費・販促費・厨房機器費・事務用品費となっています。
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公開日:2020年07月14日