一人で起業するのは大変?複数人での起業との違いやメリット

最終更新日:2022年09月15日

自分一人だけで起業して成功したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
一人で仕事をするのは人間関係で悩むことが少ない分、ストレスを感じることなく楽しく働けると思っている方も多いようです。
ここでは、独立して起業するメリットは何なのか?またデメリットはあるのか?など気になる疑問を解説していきます。
おすすめのフランチャイズ店や起業する際の注意点もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

一人で起業することは可能か?

一人で起業する場合と複数人で起業する場合の違いは?

一人で起業するメリット・デメリットは?

一人で起業するのにおすすめな業種は?

一人で起業できるフランチャイズ

一人で起業する際の注意すべき点は?

まとめ

一人で起業することは可能か?

一人で誰の力も借りず起業したいと思っていても未知の世界で不安でいっぱいという方も多いことでしょう。
すべての業務を自分だけでやりこなすことはできるのだろうかといった不安を抱えている方も少なくありません。

これまで何かしらのビジネスに携わってきた方であれば正しい経営方法を熟知しており、スムーズに起業することもできるでしょう。
しかし、経営に関する専門的な知識を持ち合わせていないと思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあるため、事前に勉強することや入念に準備することが大切です。

とはいえ、現在さまざまな職種があるため、選択するビジネスジャンルによっては一からのスタートでも十分に成功する可能性があります。
自分に合ったビジネスジャンルを選ぶことで、その後の自身の人生が大きく変わるといっても過言ではありません。

まずは、自分の得意なジャンルを見つけチャレンジしてみることもおすすめの方法です。
興味のあることであれば時間を割いて勉強することや結果を出すために努力し続けることを困難だと感じてしまうこともありません。

また、最近では、フランチャイズビジネスを利用して起業する方法やインターネットを使って一人で稼ぐ方法もあるため、事前にじっくりとリサーチしてみましょう。

一人だけで起業する場合と複数人で起業する場合の違いは?

自分だけで起業するよりも友人や知り合いと複数で起業するのでは、断然大人数で協力したほうが楽だと思っていませんか。

確かに複数で起業するとそれぞれ得意な作業を分担することができ、効率よく事業を展開できるといったメリットがあるでしょう。
また、常に相談相手がいるため、豊富な知恵を出し合って問題点を解決することができます。
特に起業しはじめの頃は、多くの準備に追われ問題も発生しやすくなります。
このような困ったトラブルも複数で起業すれば自身の負担を軽減して困難に立ち向かうこともできるでしょう。

ただし、友人や知り合いといえども複数で起業すると意見の食い違いが出てしまうなど、思わぬトラブルに見舞われがちです。
また、自分だけの人生を背負って仕事をするのではなく、仲間の人生も考えながら事業を進めていかなければならないため、大きなプレッシャーに悩まされてしまうこともあります。

一方で誰の力も借りずに起業する場合、自由なスタイルで事業を進めていくことができます。
周囲の人間に気遣いする必要が一切ないため、自身のスタイルですべての物事を判断し行動することが可能です。

ただし、複数人で起業する場合と異なり、すぐ近くに相談相手がいないため、何か困ったことが合った場合には家族や友人など相談できる相手を探さなくてはなりません。

一人で起業するメリット・デメリットは?

起業するにあたって一人ですべてのことを進めていくのは大変なのではと思っている方が多くいらっしゃいます。
ここではメリット・デメリットを紹介していきますので、参考にしてください。

メリット

さまざまなメリットがありますが、その中でも最大の利点といえば自由度が高い点が挙げられます。
自分の希望に合わせて事業を展開できるのはもちろんのこと、仕事に関して妥協することもありません。

また、一人ですべてのことを責任を持って進めていくことは大変ですが、社員を抱えていないため、万が一トラブルが発生してしまった際に周囲に迷惑をかけてしまうことがないのもメリットです。

もちろん、他人に時間を縛られることもありません。
好きなときに働いて好きなときに休むこともできます。
自由気ままに仕事を楽しむことができ、プライベートを充実させることも実現します。

起業するとなると高額な費用が必要なのではと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、少ない資金でも起業することや開業することは可能です。
低資金から起業し、収入をアップした方も少なくありません。
自らが社長となって仕事を進めていくため、自分の給料も自身で決め、年齢に関係なく自分が納得できるまで働き続けることもできます。

また、ほかにも金銭面で自由度が高い点が挙げられます。
複数人の場合は、利益があがった場合に複数人で分配しなければなりませんが、一人の場合は利益をすべて貰えます。
そのため、自分や家族の生活のために使えるのです。

デメリット

誰の力も借りずに起業することでデメリットだと感じてしまうこともあるでしょう。
たとえば、すべての作業を自分の力だけで行わなければいけないので、自己管理をしっかりしなければスムーズに進めることはできません。
ただダラダラと時間だけが過ぎてしまい、思っていたような成果をあげることができなかったという経営者もいます。
また、自分一人の力ではすべての作業をこなすことができず、大きなストレスを抱えてしまうこともあります。

独立開業し起業することは人間関係の煩わしさに悩まされることがないといったメリットがある一方で、誰の力も借りることができず孤独感を感じやすいといったデメリットがあるでしょう。
困ったトラブルが発生してしまったとき、悩みや不安があるときに相談相手もいないため、一人で問題を抱えやすくなります。

しかし、近年では、自分一人の力だけでは賄うことのできない作業を外注し、負担を減らす努力をしている経営者も増えているのです。

経理や事務においては便利な会計ソフトなどを活用し、効率よく作業を進めていくなどさまざまな方法で解決することができます。

また、もし経営が思うようにいかず、赤字が続いてしまった場合には自分一人で補填をしなければなりません。
自分の会社だから自分で補填できればと思っていても、最終的には消費者金融などで借りることになり、自転車操業になりかねませんので気を付けましょう。

一人で起業するのにおすすめな業種は?

起業するといってもさまざまな職種があるため、経営をスムーズに進めていくために事前にじっくりとリサーチすることが大切です。
まずは、一から起業する方でも始めやすい職種をチェックしてみましょう。

初めて起業する方におすすめの職種といえば居酒屋やサロン、教室のほかにも代行ビジネスなどが挙げられます。
これらは、小さな店舗でも事業を展開しやすい職種となっており、難しい知識を持ち合わせていなくてもスタートしやすいのも魅力です。
またコンビニもおすすめで、ほかの業種と比べるとお客さんが来ないというリスクが少ないのが魅力となっています。

起業し成功するには、特別なスキルや専門的な知識を持ち合わせていなければいけないと思っている方が大半です。
しかし、アイデア一つで成功できるビジネスも数多くあります。
特に家事代行や買取店などのビジネスは、ノンリスクでスタートできるといわれています。
今注目を集めている職種でもあり、フランチャイズビジネスを利用すれば専門的な知識や資金を持ち合わせていなくても安心してチャレンジすることが可能です。
また、未経験の方も安心して起業できるように事前に研修サービスを設けているなど、さまざまなサポート体制が整っているのも嬉しい点といえるでしょう。

一人で起業できるフランチャイズ

最小限のリスクで起業するならフランチャイズビジネスがおすすめです。
気軽にスタートしやすい3つのフランチャイズ店をご紹介しますので、魅力やメリットを確認してみてください。

トータルリペア

トータルリペアは、頭金ゼロで独立開業できます。
日本政策金融公庫に借り入れを行いローンを組み、開業資金を用意することが可能です。
これまでに700人以上に及ぶオーナーがおり、多くが未経験からスタートしています。
中には、年収1,000万円を超えるオーナーもいるため、努力次第で起業成功者になることも夢ではありません。

自動車の修理を必要とするディーラーや個人のお客様をメインに営業活動を行い事業を展開していきますが、力仕事ではないため、女性や高齢の方もチャレンジしやすいのも魅力です。

低資金・低リスクで起業できるトータルリペアは、車だけでなく住宅や家具などさまざまなジャンルを取り扱っています。
リペア技術を効率よく身に付けることができるのはもちろんのこと、これから需要が高まる傾向にあるので、長く安定した収入を得たい方必見です。

>「トータルリペア」の詳細はこちら

おそうじ本舗

実績豊富なおそうじ本舗は、オーナーの95%が未経験からスタートしています。
未経験からのスタートなのにもかかわらず、全加盟店の平均月商は100万円を超えています。

現在、全国に1,400店舗を構えており、業界でもナンバーワンの店舗数を実現しているのも人気の証です。
初めて起業する方も不安や疑問をしっかりと解消してスタートできるように充実したサポートが用意されています。

もちろん、自身で店舗を用意する必要はありません。
車一台で開業することができ、専門的な知識も必要ないので、誰でも始めやすいといえるでしょう。

開業前には、事前に14日間の実践型の研修を受けることができます。
また、本部から顧客を紹介してもらうことや先輩オーナーの協力を得られるなど安心の支援体制が用意されています。

>「おそうじ本舗」の詳細はこちら

UEC

UECは、12兆円規模のインターネットショップ業界で大注目の企業です。
個人では参入障壁の高い市場のため、ライバルが増えにくく優位にビジネスを運ぶことができます。
海外への買い付け、発送といった手間がかかる本部がすべて代行してくれるため、面倒な作業を行う必要がないというのもメリットです。

時間や場所にとらわれず働くことができるため経営者や実業家、個人事業主の方はもちろん副業としても行うことができます。

UECでは30万円から開業することができ、土日祝日もサポートしていただけるので安心してビジネスをスタートしていただくことができます。
また、無在庫で販売・運営していくことが可能なため、在庫を抱えるリスクがなく、資金を最小限で運営していただけるのが特徴です。

>UECの詳細はこちら

一人で起業する際の注意すべき点は?

起業するときには、まず事前にしっかりと情報収集することが大切です。
ただ資金を集めることや知識を深めるほかにも必要な書類を集める必要もあるでしょう。

会社を設立するなら、設立登記の手続きを行わなければいけません。
設立登記とは、起業するときに行う手続きの一つです。
社名や所在地のほか、事業の目的などを書類に記載し法務局に提出します。
事前に必要な書類を提出し、適切な形で進めていけるよう準備を怠らないようにしましょう。

フランチャイズの場合であれば、契約の際に必要な書類や損害補償、ロイヤリティなどもありますので、確認が必要です。

また、起業するにあたってさまざまな情報を集めることは必須ですが、中には悪質なセミナーなどに参加し、トラブルに見舞われてしまう方もいます。
セミナーに参加することは決して間違いではありません。
しかし、セミナーの主催者はどんな人物であるのかを調べることが大切です。
起業する目的として高収入を得たいと思ってしまう方も少なくありませんが、まずは収入を得ることを重視するのではなく、実績や経験を積むことを心がけてみましょう。

安定した実績や経験を積むことでスキルをアップし自信を持てるのはもちろん、周囲からの信頼も得られます。

まとめ

起業するのは一人では難しいのではと思っていた方も事前に情報を集めることやフランチャイズビジネスを利用することで敷居が低くなったのではないでしょうか。

起業を成功させる秘訣はさまざまありますが、まずはメリットやデメリットを知ることから始めてみましょう。
そして自分に合った方法で起業することが大切です。

気軽にスタートできるフランチャイズビジネスの需要も年々高まっています。
サポート体制も充実しているので、起業家としてのチャンスを掴んでみてはいかがでしょうか。

公開日:2022年09月15日