データ入力の副業は稼げる?仕事内容と収入やメリット・デメリットを解説
最終更新日:2024年09月18日

データ入力は自宅で手軽に始められる副業として、主婦・主夫のお小遣い稼ぎはもちろん副業で収入アップを目指す人に注目されています。パソコンがあれば少ない初期投資で済むのも魅力です。
今回は、データ入力の副業を始めるメリット・デメリットや得られる収入の目安について解説します。データ入力の副業情報が豊富なクラウドソーシングサイトも紹介するので、希望する案件を探すのに参考にしてみてください。
データ入力の仕事とは?
データ入力は、紙やPDFファイルなどの媒体で渡されたデータを企業が指定するフォーマットに入力したり、録音・映像データの音声を聞き取って文字に起こしたりする仕事です。なかには、特定の画像を探したりSNSのコメントを書いたりする作業もあります。
技術の進歩でデータ入力の仕事は将来なくなると思うかもしれませんが、簡単な調査を伴うデータ入力や、音声を文字に起こす際の「えー」「あー」といった会話に関連しない部分をカットできるのも、人間ならではの強みです。したがって、技術革新が進んでもデータ入力の需要は続くと考えられます。
データ入力の副業で得られる収入の目安
データ入力の副業で得られる収入は案件や作業量により異なりますが、平日に2時間入力作業を行う人だと約3万円前後が収入の目安です。以下の金額を相場と考えると良いでしょう。
- 単純な文字入力…1文字0.1円~1円
- データの分類や判断が伴う場合…1件10円~50円
また、一般事務で求められるタイピングスピードは1分間に100文字前後と言われていますが、1分間に200文字くらいまで上達できる可能性があります。1文字0.5円の案件を1時間休憩なしで入力した場合だと、時給換算で3,000円〜6,000円の収入が見込まれます。
正確さはもちろん、タイピングスピードを上げることも時間単価を上げるには効果的です。
データ入力の副業を始めるメリット
データ入力の副業には、主に次のようなメリットがあります。
それぞれのメリットを具体的にチェックしてみましょう。
データ入力のメリット①未経験でも始められる
キーボードを使って文字を入力できれば未経験でも始められるのが、データ入力の副業ならではの魅力です。
WordやExcelへデータを入力する場合も、書式設定や画像のコピー&ペーストといった基礎的なスキルがあればスムーズに仕事を進められます。漢字や英単語の知識がある人ならデータ入力時に単語の誤りを見つけて、クライアントの評価アップにもつなげられるでしょう。
データ入力時に判断が求められる場合も、クライアントから提供されるマニュアルに沿って作業を進めていけば問題ありません。
データ入力のメリット②柔軟な働き方ができる
データ入力の副業は、納期さえ守れば自分の好きな日時で仕事に取り組めます。
テレワークのように作業開始・終了の報告が義務づけられたり、監視ソフトで作業状況をモニタリングされたりすることはありません。そのため、家事の合間や入浴前・寝る前といったスキマ時間も有効活用できます。
会社に勤めている人の場合は、週末に集中してデータ入力に取り組む選択肢もあります。
家事や育児、趣味や社会参加などと両立しやすい柔軟性も、データ入力の副業のメリットです。
データ入力のメリット③在宅で仕事ができる
自分の好きなタイミングで取り組めるデータ入力の副業は、在宅でも仕事が可能です。
本業のように職場に通う必要がないので、休日や家事・育児などの合間を利用して気軽に副業ができます。
また、近年の新型コロナウイルス感染症の拡大のような状況にあっても自宅で安心して仕事ができ、収入を得られるデータ入力の副業は今後も人気が高まると言えるでしょう。
データ入力のメリット④働いた分だけ稼げる
データ入力の副業では、入力した文字数・情報量が多いほど高い収入が得られます。
時給制のパート・アルバイトの場合だと、自分なりに工夫して作業を効率化させたとしても給料アップにつながる保証はないのが実情です。しかし、データ入力ではタイピングスピードや正確さが高まるほど収入に反映されやすいため、頑張りが報われやすいと言えます。
実績が評価されて、入力単価がアップしたり依頼案件が増えたりすればモチベーションも高まるでしょう。
データ入力を副業にするデメリット
データ入力の副業は柔軟性が高い反面、以下のデメリットが伴います。
それぞれのデメリットも、詳しく確認しておきましょう。
データ入力のデメリット①報酬が低い
データ入力では頑張りが報われやすい反面、もともとの報酬が低めに設定されているのがデメリットです。
活字を入力する場合は作業効率が高い一方、手書き文字や画像チェック・音声の文字起こしでは判断業務が伴い、作業に時間がかかってしまいます。その結果、時間単価が大幅に減って割に合わない仕事という感想を抱いてしまうケースも少なくありません。
副業で高収入を得たい人は、入力の難易度や単価を慎重にチェックする必要があるでしょう。
データ入力のデメリット②単純作業で飽きてしまう場合もある
データ入力の副業は、文字や数字を打ち込むだけの単純作業です。
そのため、作業時間が長くなるにつれて集中力が下がり、飽きてしまうことも考えられます。眼や首・肩の疲れも加わって、入力ミスが増える恐れも出てきます。
データ入力の仕事を飽きずにやり切るには、1日あたり・1時間あたりの目標を決めて取り組むのが効果的です。
1時間に10分程度の休憩を入れるなど、意識的にリフレッシュタイムを作るのも良いでしょう。
データ入力のデメリット③運動不足になりやすい
データ入力の仕事では座る時間が長く、体を動かす部分も手や腕・首などに限られます。そのため、運動不足になりやすいのがデメリットです。
運動不足の状態が続くと肥満や生活習慣病のリスクが高まるため、仕事の前後に運動する習慣をつけるのがデータ入力を長続きさせるためのコツと言えます。
データ入力の副業に必要な準備
データ入力では座って作業する時間が長く、資料を広げる場面も多いため、作業専用の机・いすを用意することをおすすめします。スマホやタブレットでもデータ入力の仕事はできますが、作業効率を考えてパソコンを用意すると便利です。
ここでは、パソコン環境を準備する際のポイントを説明します。
ネット環境とパソコンは必須
データ入力では1時間に数千文字を入力するケースが大多数です。効率良く作業を進めるために、最低でも以下の環境を整えましょう。
なお、ノートPCを使っている人もキーボードやモニターを追加で接続することができます。
準備するもの | 選ぶ際の注意点 |
---|---|
入力しやすいキーボード | ・キーの配置や押し心地を実際に確認するのがおすすめ |
21インチ以上のモニター | ・文字が大きく表示されれば眼の疲労が軽減される ・マルチディスプレイ環境なら作業効率もアップ |
ネット環境 | ・光回線がおすすめ ・スマホのテザリングだとデータ量により速度制限を受けるので注意 |
ネット環境とパソコンがある人はデータ入力に限らずネットでできる副業も探してみてください。
データ入力に必要なソフト
データの納品方法はクライアントによって指定されますが、WordやExcelで納品するケースが少なくありません。
そのため、Microsoft Officeのインストールは必須と言えます。月額制のMicrosoft 365なら初期投資が少なくて済みます。Googleドキュメント・スプレッドシートやOpen OfficeでもWord・Excel形式でデータを保存できますが、レイアウトが微妙にズレるケースもあり得るので注意してください。
また、Adobe ReaderなどのPDFファイルを閲覧するソフトもインストールしておくと便利です。音声データを再生する場合はフリーソフトが多数用意されているため、自分に合ったソフトを選ぶと良いでしょう。
データ入力にはプリンターも便利
クライアントから提供されたデータや、入力後のデータを印刷するためにプリンターがあると便利です。
レーザープリンターはインクジェットプリンターと比べて若干高価ですが、印刷速度が速いので作業の効率化につながります。
在宅ワークではA4サイズの用紙が印刷できれば問題ありません。
データ入力の副業探しにおすすめのサービス
求人サイトやフリーペーパーにもデータ入力の副業募集が掲載されていますが、クラウドソーシングサイトを使えば多くの案件から自分に合った条件を簡単に検索できます。クライアントの評判もチェックできる点も、安心材料の一つです。
こちらでは、データ入力の副業探しにおすすめのクラウドソーシングサービスを3つ紹介します。
データ入力の副業サービス①クラウドワークス
クラウドワークスは、300万人以上のユーザーが登録している国内最大級のクラウドソーシングサイトです。
案件ごとに報酬の相場が公開されているので、仕事で稼げる金額を事前に知ることができます。
クライアントから事前に報酬を預かるシステムを採用、報酬不払いなどのトラブルを防げるのも安心です。システム利用料は報酬の5〜20%で設定されています。
データ入力の副業サービス②ランサーズ
ランサーズは、利用者の満足度が高いクラウドソーシングサイトとして知られています。
24時間365日対応のサポート窓口を開設、案件を引き受けた後の心配事も気軽に相談できて安心です。
実績や経歴といった自分に関する情報を詳しく登録しておくことで、クライアントから直接案件の相談を受けられる場合もあります。システム利用料は報酬の5〜20%です。
データ入力の副業サービス③シュフティ
シュフティは主婦向けのクラウドソーシングサイトですが、主婦以外の人でも利用可能です。
発注案件はすべて事務局のチェックが入っているので、悪質な案件に出くわす心配がありません。スマホで完結できる仕事や10分程度の短時間でできる仕事など、自分のペースで取り組める仕事の情報が豊富なのが特徴です。
システム利用料は報酬の10%、報酬の振り込みを依頼するごとに550円の振込手数料がかかります。
データ入力の副業における注意点
データ入力の副業を行う際は、クライアントから預かった情報の秘密を守るだけでなく、以下の点にも注意しましょう。
副業を受ける前に業務内容と報酬を確認する
データ入力の案件を見つけたら、まずは作業内容とおおよその入力量を確認しましょう。主なチェックポイントは、以下の通りです。
- 単にデータを入力するだけなのか
- 文字の大きさやフォントなどの編集作業が必要なのか
- 条件に基づくデータ抽出や画像選びといった、付帯作業の有無
仕事を始めてから「こんなはずではなかった」と思うことがないよう、気になる点は小さなことでもクライアントに確認するようにしましょう。
副業詐欺に注意する
クラウドソーシングサイトに掲載された案件は運営側でのチェックがなされているのが一般的ですが、なかには詐欺と疑わしい案件も紛れているかもしれません。
特に、次のような案件には要注意です。
- 作業内容や入力量が不明確
- テスト入力の量があまりにも多い
- 登録料などの名目で仕事を始める前に金銭を請求してくる
報酬未払いなどのトラブルを防ぐため、直接取引を持ちかけられたとしても登録先のクラウドソーシングサイトを通してもらうようお願いしましょう。
確定申告を忘れずに行う
データ入力を含め、副業収入が20万円を超えた場合は確定申告が必要です。確定申告を怠ると、追徴課税などのペナルティを受けるので忘れずに行いましょう。
会社員など本業がある場合は、収入の額によっては本業先に副業がバレてしまう可能性があります。確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で「自分で納付する」に○をつけておけば、給与所得以外の所得に関する住民税を自分で納める(普通徴収にする)ことも可能です。
データ入力の副業報酬
データ入力の報酬は入力後のデータの検品が済んだ後に支払われるため、入金まで1~2ヵ月かかるのが一般的です。報酬の単価は入力した文字数あるいは提供データの個数で決まりますが、クラウドソーシングサイト経由で仕事をする場合は報酬から手数料が差し引かれる場合があります。そのため、最終的に得られる報酬が最低時給を下回る可能性もあります。
案件数もクライアントや時期によって大きく変動するため、毎月一定の収入が得られるとは限りません。収入を安定させたいと考える人は、複数のクラウドソーシングサイトに登録してこまめに案件をチェックすることをおすすめします。
クラウドソーシングを上手に活用して収入を増やそう
データ入力の副業では、紙やPDFファイルなどの文字入力や音声データの文字起こしなどの作業を行います。入力量に応じた報酬が得られるため、スキマ時間の副業に適していると言えるでしょう。
クラウドソーシングサイトには、データ入力の案件が多く掲載されています。仕事内容や条件を検討した上で、自分に合ったスタイルのデータ入力の副業に取り組んでみてはいかがでしょうか。
しかし、在宅で手軽に取り組める反面、報酬が低いというデメリットが気がかりです。フランチャイズや代理店に加盟して、安定した副収入を得るという選択肢を検討してみるのも良いかもしれません。
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公開日:2022年05月26日