失敗から学ぶフランチャイズ加盟のポイント 【3/10】

公開日:2015年12月27日

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【セミナー内容】

「フランチャイズ&起業・独立フェア」で大好評だった、講師陣のセミナー内容をまとめてお伝えする企画です。

第二弾は「株式会社Biz Rise 代表取締役 小林肇氏」のセミナー内容を【全10回】に分けてお届けさせていただきます。

新規事業の選択肢の一つとして検討するフランチャイズ加盟。しかし、数あるフランチャイズの中から自分に最適なビジネスを選ぶこと、信頼のおける本部を選択することは至難の業です。このセミナーでは経験者の失敗例を活かす方法、フランチャイズ選びの際に重視するポイントを紹介します!

【バックナンバー】

▶ 1. 成功に方程式はない。先人の失敗に学ぶことで、少しづつ成功に近づく

▶ 2. フランチャイズ選びの前に確認するべき、5つの質問

3. フランチャイズ選びのポイント 【その1】

私はこういった話をするときに、言葉の羅列や意味だけではなかなか伝わりにくいかと思っていますので、具体的なフランチャイズ本部のブランド名等々を出させていただいてます。

ポイントの1つ目です。創業者の信念が揺るがない、加盟店サポート体制が充実している本部をパートナーとすること。

3-1. 代表者との話し合いが重要

当たり前のように聞こえるんですが、加盟店サポート体制を確認することが一番大事だと思っています。創業者の方がいれば、創業者の方。いなければ代表者の方。その方たちとトコトンですね、話し合いをする必要があるという事です。

遠慮なく言ってしまうと、私が加盟検討者であれば、どんな大きな会社でも代表と会えないところには、加盟しません。

やっぱり代表と会って「その代表がなぜこの事業を創造したのか?」「どんな風に紹介したいのか?」「どんなパートナーと組みたいのか?」など聞きたい事たくさんあるんですね。それにはやはり、代表と対等に膝を突き合わせて話すことが大切です。

私も、フランチャイズ本部のスーパーバイザーや店舗の加盟開発を長年やってきたから分かるんですが、最終的には私も転職しました。当時、私は地方に行って加盟開発、子供ブランドに加盟してくれませんかと、一生懸命営業していました。ものすごく親しくなった方、今でもたくさんお付き合いはあるんですが、でも結局私はその会社を辞めてしまったんです。

当然、後任の担当者にちゃんと引き継ぎ等はしましたが、そういった事を踏まえて代表者の方と十分話し合うという事がやはり大事ですね。

3-2. 代表との繋がりがトラブル解決のきっかけになることも

代表者の方と十分話し合うことは裏技としても使えます。フランチャイズに加盟して順調であればいいんですが、売上が不振になってきて色々と担当のスーパーバイザーに相談したり、中にはクレームというか文句を言いたくなる事がたくさん出てくると思うんです。

しかし、そのスーパーバイザーの力量で、その深刻な状況が本部の上に伝わるかというと正直微妙です。スーパーバイザーに伝えたからと言って、絶対に会社全体、本部全体として真剣に取り組んでくれるかは分かりません。

ただ、代表と加盟店オーナーが事前に十分に膝を突き合わせて、お互いに理解を深めていれば、フランチャイズ本部の方の前では言いずらいことですけど、代表に話をすれば意外と決着する事が多いです。これは必ずとは言えませんが、そういった場面も多くある経験をしてきたということです。

3-3. 「笑屋の同窓会」の場合

例として挙げさせていただくと「笑屋の同窓会」という会社です。私たちも多少絡んでいるんですが、同窓会のプロデュースをやるということをフランチャイズ本部とした、真田さんという社長です。

この方はご自身を含めて社員のほとんどがシステムエンジニアで、非常に優秀な方々を抱えているんです。そのため、色々な会社からホームページの制作や、システム系の開発の依頼が来るんですが全て断っています。

自分は同窓会のプロデュースをやっているので、笑屋の同窓会、自分たちのシステムの構築のためにエンジニアを雇っているので、他の仕事は一切しませんと。

本当に沢山の仕事が来ているんですけど全部断って、同窓会一本でやっている。そういった信念を持っている社長です。

加盟店とは先ほど言った通り、膝を突き合わせて話されます。納得がいかなければ加盟店さんもやめる方もいらっしゃいますし、真田さんから断られることも沢山あります。でも、先々のことを考えればそれが一番いいんですね。

3-4.まとめ

私もこういう仕事をしているので「こういった本部を紹介してくれ」と言われて、人を引き合わすことがよくあります。私から見れば素晴らしい本部で、代表者も素晴らしい人です。加盟者希望者も素晴らしい方で良い会社です。この方たちをマッチさせたら、すごく発展するに違いないと思って会わせても、全然馬が合わないことが沢山あります。やはり人と人ですから。

突っ込んだ話をしていくと、考え方が違ったり、そこは理解できませんといったことが起こるんです。先々のことを思えば、勢いで加盟させてしまわなくてよかったなと思います。

1つ目のポイントは、創業者の信念が揺るがない、加盟店サポート体制が充実している本部をパートナーとすること。その際には代表と十分に膝を突き合わせて、お互いに理解を深めることです。

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