あなたにとっての、「フランチャイズの成功」とは?

公開日:2016年02月20日

フランチャイズの「成功」とは一体何なのでしょうか?

経済的な成功なのか、はたまた理想のライフスタイルの実現なのか。フランチャイズへの加盟を考えるとき、そして決定後の働く原動力として、自分にとっての「成功」とは何かを考えることはとても重要です。

今回はその「成功」に対する捉え方を、大きな2つの視点から紹介します。

目次

1.フランチャイズの「成功」とは? 2. 理想のライフスタイルの実現       3. 経済的な成功       4. まとめ  

1 フランチャイズの「成功」とは?

はじめに質問です。

フランチャイズで独立開業を考えるにあたり、あなたが目指すゴールは何ですか。

息子とのサッカーの時間が増える働き方ですか?行きたいときに家族旅行へ行ける生活ですか?

パッと頭に思い浮かべたものが、あなたにとってのゴールです。

「ゴールがどうしたというんだ?」と思う人もいるかもしれません。

ですが、ゴールをはっきりとさせるのはとても大切なことです。

なぜ、ゴールを考えるのか。

それは、ゴールがなければ「成功」を得ることもできないからです。

例えば毎日遅くまで働いて、家族と話す時間もない。「こんな人生、もう嫌だ」という想いから、フランチャイズでの独立を考える人もいます。そのような人にとっては、「家族との団らんが増えた」ことこそがゴールでしょう。

ほかにも「多くの収入を得たい」「自由に働ける環境が欲しい」というのがゴールかもしれません。

成功は、ゴールの数だけあります。

ここでは、いくつかの働き方を例に挙げていくので、ゴールをイメージするのに役立ててもらえればと思います。

2 理想のライフスタイルの実現

フランチャイズの「成功」は収入面だけではありません。

「家族と過ごす時間を増やしたい」「自分のペースで仕事がしたい」など、理想とするライフスタイル、ワークライフバランスを叶えるためにフランチャイズを選ぶ人もいます。

では、フランチャイズで実現する理想のライフスタイルとは、一体どのようなものなのかを見ていきましょう。

2-1 雇われない働き方

フランチャイズに加盟することは「経営者になる」ということです。

経営者にとって最大の使命は「会社の存続・拡大」。その任務を全うするために「ヒト、モノ、カネ」の配分を考え、事業を推進していきます。つまり、サラリーマンとは違う立場での働き方が求められるのです。

サラリーマンは、会社の方針に従って業務に取り組むものですが、経営者の場合、自分で方針を決めて動かなければなりません。また強要されることがない分、自分の意志で動けなければ、事業の存続すらも危ぶまれます。

一方、自ら道を切り開いていくタイプにとって、経営者は理想の働き方と言えるでしょう。自分の信念とゴールを軸にしたワークスタイルは、雇われない働き方を選んだ人の特権です。

会社内で誰よりも意思決定が求められる経営者は、どうしても孤独になりがちなもの。しかし、フランチャイズオーナーの場合、本部という最も身近なビジネスパートナーがいます。何かがあれば「頼れる存在」がいることほど、心強いことはありません。

信頼できる相談役がいながら「雇われない働き方」を実現できるのは、フランチャイズオーナーならではのメリットであり、ひとつの成功の形です。

2-2 時間にしばられない働き方

定時に縛られることなく自分のペースで働くことも、経営者であれば実現できます。

空いた時間は、新たなビジネスの種を見つけにいくことも出来ますし、家族や大切な人との時間も増やせます。

「いつでも自分らしくありたい」と考える人にとって、時間に縛られない働き方は成功への一歩なのです。

フランチャイズは、自分の店舗やサービスの拡大に集中できる環境があるため、
理想のワークスタイルを手に入れるのに適したビジネスモデルと言えるのではないでしょうか。

2-3 興味があることを選択した働き方

サラリーマンとして働く場合、自分の興味があることを仕事として選択できる人はそれほど多くないでしょう。
一方、フランチャイズは様々なビジネスがある分、自分の興味に沿った仕事を選べる可能性が高いです。

ビジネスマンとして「好きなことを仕事にできる」のは、何にもまして嬉しいもの。仕事にのめり込む度合も格段に変わることでしょう。

そして、興味に沿った仕事を手掛けることは、理想の働き方の実現はもちろん、大きな収益を上げることにも繋がるのではないでしょうか。

「生活スタイルも収入も手に入れる」

自分の関心を軸にフランチャイズビジネスを選ぶのも、成功を引き寄せるために意識したいものです。

3 経済的な成功

「経営者になって稼ぎを増やしたい」という動機から、フランチャイズ加盟を選ぶ人もいます。
このようなオーナーにとっては「お金持ち」になることが「成功」と言えるでしょう。
ここでは、フランチャイズに加盟することで目指せる「経済的成功」について見ていきます。

3-1 サラリーマン以上の収入

フランチャイズで店舗を持ち経営者となれば、一般的なサラリーマン以上の収入を得ることも可能です。一番の理由は「収入源が異なる」から。

サラリーマンにとっての収入源は、会社から「給料」として支給されます。多くの場合は、月給として給料を受け取り、付加的にボーナスを得られますが、大きな変動はほとんどありません。

一方フランチャイズ経営の場合は「事業収益」の一部が収入となります。つまり、店舗の収益が上がるほど、経営者の手にする収入も増えるのです。

店舗収益と直接的に関係するため「変動幅」は大きくなりがちですが、その分、サラリーマンの収入を超える可能性もあります。

それだけの「責任とリスクを負う対価」に、フランチャイズで成功したと呼ぶにふさわしい収入を得られるチャンスがあるのです。

3-2多店舗展開による収入の増加

フランチャイズで収益を増やす方法として「多店舗展開」という手段があります。多店舗展開には「加盟しているブランドで新たな店舗を開く」パターンと、既存のFC事業とは「異なるフランチャイズ」へ加盟するパターンがあります。

すでに加盟しているブランドで多店舗展開を図る場合、開業までにやるべきことやサービス内容を熟知していることもあり、比較的に早期でビジネスを軌道に乗せることができるというメリットがあります。また、経営で欠かすことのできない「ヒト・モノ」の融通が利かせやすいのも、同サービスを広げる利点と言えるでしょう。

同ブランドで出店し続けることは、自分がオーナーとなり経営していく会社の成長スピードを効率的に上げていくことにも繋がります。従って、フランチャイズによる収入面での成功も期待が持てることでしょう。

3-3複数のブランドをもつことによる収入の増加

一方、既存事業と異なるビジネスへ参入することの最大の魅力は「既存事業との相乗効果を生み出す可能性」にあります。つまり、ビジネスの弱みを保管し合うことで、お客様が望む新しい価値を生み出すこともできるのです。

また、異なる事業で収益の柱が増えると、会社の経営状況が景気に左右されにくくなるのも利点と言えるでしょう。「体力のある会社」になれば、業績を伸ばすための挑戦がしやすくなるので、より大きな収益を生み出せるかもしれません。

他事業へ参入する際にも、本部のノウハウとブランド認知がある分、フランチャイズビジネスは多店舗展開は相性が良いと言えます。フランチャイズならではの仕組みを上手く活用することで、フランチャイズでの成功が近づきます。

4 まとめ

フランチャイズでの成功について、その定義をまとめていきましょう。

4-1 目的を考える

成功は、叶えたいゴールがあってこそのものです。だから初めに「独立して実現したいこと」を明確にすることから始めましょう。

理想とするものが、収入面でも働き方でも構いません。「こう在りたい」と思い描くところから、フランチャイズでの成功への道のりがスタートするのです。

また、ここで紹介した成功の定義はほんの一例にすぎません。
他にも成功の見方はあるでしょうし、ここに挙げた二つを組み合わせたものかもしれません。

だからこそ、自分なりの「成功」をしっかりと思い描き、その理想を叶えるフランチャイズは何かをじっくりと吟味してみてください。

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