保育園のフランチャイズを始めるのに必要な準備

最終更新日:2020年03月24日

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待機児童問題や共働き世帯の増加などによって需要が高まっている保育ビジネス。
保育園の開業や経営は複雑で難しいというイメージがありますが、フランチャイズを利用すればさまざまなサポートを受けることができるので安心です。

そこで今回は、保育園フランチャイズの費用や特徴、準備、本部選びのポイントなど、保育園フランチャイズを始める前に知っておきたい情報をまとめました。おすすめのフランチャイズ情報もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

保育園フランチャイズの費用

 開業資金(初期費用)

 運営資金

保育園フランチャイズの特徴

 サービス内容

 メリット

 デメリット

 成功・失敗のポイント

保育園のフランチャイズを始めるときの準備

 保育施設

 採用・教育

 資格・免許

保育園フランチャイズ本部選びのポイント

おすすめのフランチャイズ

保育園フランチャイズの費用

ここでは、保育園のフランチャイズでかかる開業資金(初期費用)と運転資金について解説していきます。
フランチャイズ本部や保育園の種類、規模などによって費用は異なります。

開業資金(初期費用)

保育園フランチャイズを始めるために必要な開業資金(初期費用)は、約700万円です。

本部に支払う加盟金のほか、物件取得費や内装工事費などの保育施設関連費、研修費などが必要で、認可・認可外保育園のどちらを選ぶかや、保育園の規模などによって大きく変わります。

また、加盟する本部によって加盟金や保証金など必要な費用が異なるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

運営資金

保育園フランチャイズの運営資金は、1ヵ月で約260万円です。(20坪程度、園児20人未満の保育園を仮定した場合)

運営資金のなかで割合が大きいのは人件費で、1ヵ月あたり200万円ほどかかります。保育園には保育士が必要不可欠であること、また保育士の人手不足や離職率の観点から考えても削減できない費用なので、予定より多く見積もっておくとより安心です。

また、フランチャイズに加盟すると、ロイヤリティも発生します。毎月5~20万円というところが多いです。認可保育園であれば補助金が受けられるので、大きな負担にはならないでしょう。

こちらの記事でも保育園フランチャイズの開業資金(初期費用)や運営資金について詳しく解説しています。

保育園フランチャイズの開業・運営に必要な資金について詳しく見る

保育園フランチャイズの特徴

ここでは保育園フランチャイズの特徴として、サービス内容やメリット・デメリットについて解説していきます。

サービス内容

保育園のメインのサービスは子どもを保育することですが、保育園フランチャイズのオーナーとしての主な仕事は以下の通りです。

  • 園児面接
  • 保育士の採用や管理
  • 勉強会や研修、会議への参加
  • 売上や経費の管理
  • 事務作業(日報作成、本部への報告業務など)

また、保育園と一言で言っても種類があり、大きく「認可保育園」と「認可外保育園」の2つに分かれているので、その点も理解しておく必要があります。

認可保育園

認可保育園は、国が定めた基準を満たし、各都道府県知事に認可された保育園のことです。法律上では「保育所」と呼ばれます。

施設の広さや保育士などの職員数、給食設備、防災管理、衛生管理など、厳しい基準が設けられており、運営方針も細かく規定されていることがあります。認可外より自由度は少なめですが、経営は安定させやすいです。

認可保育園には運営費として、国や自治体から補助金が交付されます。受けられる補助金は、保有する園児の人数や年齢によって違います。

また、認可保育園のなかには「小規模認可保育園」と呼ばれるものもあります。
自治体から認可された保育園で、定員は19人以下と定められています。補助金も受給でき、一般的な認可保育園より開業までの期間が短く済みます。

認可外保育園

認可保育園以外は全て、認可外保育園です。

国が定めた基準を満たしていない保育園や、条件を満たしていても自治体などの都合で認可が下りなかった保育園が該当します。保育者の自宅で行う、少人数での保育、託児所、夜間保育園、幼児教育を目的としている施設なども含まれます。

補助金はありませんが、サービス内容や料金などの規定が認可保育園より厳しくなく、自由度が高めです。ただし、補助金がないことで保育料も高くなってしまうので、認可保育園よりも園児が集めにくいという側面もあります。

メリット

保育園をフランチャイズで開業するメリットを3つご紹介します。

■低資金で開業できる

保育園のフランチャイズ開業で必要なのは、保育施設の準備と人材の採用です。
資格・免許の取得も不要で上記以外の費用を抑えることができるので、比較的低資金で開業することができます。

小規模の保育園であれば、さらに開業資金を抑えられるでしょう。

■幅広いサポートを受けられる

保育園フランチャイズは、立地場所の調査から運営ノウハウの提供、人材の採用・育成まで、幅広いサポートを受けられることもメリットの一つです。

ほかにも、助成金の手続き代行や資金調達の相談に乗ってくれる本部もあります。
また、安定した保育園経営を続けることができるよう、開業後もサポートが受けられる点もメリットです。

また、開業前には保育園経営の知識やノウハウ、子どもや保護者との接し方などを学ぶ研修を行っている本部が多いので、未経験者でも安心して開業できます。

■経営を安定させやすい

保育園は基本的に数年を通して利用してもらえるので、安定した収入が期待できます。

また、待機児童問題や共働き世帯の増加によって、これからも保育園の需要は高まっていくことが予想されます。保育園を開業すれば認可・認可外関係なく園児を集めやすい状況ではありますが、本部のブランド力を利用できるフランチャイズのほうが信頼性の面で有利です。

特に認可保育園については、国や自治体から交付される補助金によって運営資金を賄えるので、経営をより安定させやすいでしょう。

デメリット

次に、保育園フランチャイズのデメリットを2つご紹介します。

■自由度が低め

保育園フランチャイズのデメリットには、自由度が低めであることが挙げられます。

特に認可保育園の場合は、国が定めた厳しい基準を満たすことが最低限必要で、さらには具体的な運営方法まで決められていることもあります。
自由度を優先するのであれば、認可外保育園として開業することを検討する必要があるかもしれません。

ロイヤリティが負担になることも

保育園のフランチャイズ本部のなかには、毎月ロイヤリティの支払いが必要なところもあります。

本部によって金額もさまざまですが、月の売上によってはロイヤリティが負担になってしまう可能性も。
認可保育園の場合は補助金が受けられますが、認可外保育園の場合は資金面での援助がないので要注意です。

成功・失敗のポイント

保育園フランチャイズの成功・失敗のポイントを3つご紹介します。

■中長期的な経営計画が立てられているか

一度入園した園児は、少なくとも2、3年は在籍するので、中長期的な経営計画が成功のポイントになります。

入園・卒園などによる園児数の変動や、保育士の入れ替わりなども考慮したうえで、しっかりとした経営計画を立てるようにしましょう。

フランチャイズでの開業であれば経営計画のサポートもしてもらえるので安心です。

■独自のカリキュラムを設けているか

独自のカリキュラムを設けているかどうかも、成功のポイントの一つです。

同じ地域に保育園が増えるほど集客は難しくなるので、他の園との差別化を図ることができなければ経営に失敗してしまう可能性もあります。
英語学習やスポーツ、アート、自然との触れ合いに力を入れている保育園など、カリキュラムもさまざまです。

自由度が高めの認可外保育園のほうが、独自のカリキュラムを取り入れやすいので、検討する価値があると言えます。独自のカリキュラムを設けたいという方は、一度フランチャイズ本部に相談してみると良いでしょう。

■安全対策が万全か

近年、災害や犯罪などの増加によって、保育園を選ぶうえで安全対策が万全であるかも重視する利用者が増えています。

園児を預かっている以上、安全対策は当然のことではありますが、地震や火事などの災害の発生や犯罪に巻き込まれるなどの万が一の時のために、十分な安全対策を講じておくことが重要です。

このような細かなことに関しても、フランチャイズれあれば気軽に相談できるので安心です。

保育園フランチャイズを始めるときの準備

保育園フランチャイズを始めるときの主な準備は、保育施設と保育士の採用・教育です。
資格・免許についても説明しているので、ぜひ参考にしてください。

保育施設

保育園フランチャイズを始めるにあたってまず必要なのが、保育施設です。

庭園があ保育園やテナントの中に入っている保育園までさまざまなタイプがあり、規模が大きいほど必要な開業資金も増えます。
物件が決まったら、内外装の工事や設備の準備が必要になります。

フランチャイズ本部の方針だけでなく、地域のニーズにも対応することが大事なので、本部と相談しながら準備を進めていくことをおすすめします。

採用・教育

保育園の経営には、保育士の存在が欠かせません。
認可保育園・認可外保育園ともに、園児の年齢によって配置する保育士(有資格者)の人数が決められているので、基準を満たす人数の採用に力を入れる必要があります。

年齢 保育士の配置数
0歳児 子ども3人につき1人以上
1・2歳児 子ども6人につき1人以上
3歳児 子ども20人につき1人以上
4歳と5歳児 子ども30人につき1人以上

※認可保育園に関しては、保育士のみ。認可外保育園に関しては、保育者の3分の1以上が保育士または看護師の資格を保有している必要があります。

このように、月齢が低ければ低いほど必要な保育士の人数は多くなるので、受け入れる園児の人数を決めたうえで採用を進めなければいけません。
また、どの保育士でも質の高い保育ができるよう、採用後には研修を行うなどして十分に教育することが大事です。

資格・免許

保育園の開業には、保育士資格や実務経験など、特別な資格・免許は不要です。

ですが、保育施設自体には保育士や看護師などの有資格者が一定数以上必要になります。特に、自治体からの補助金・助成金の支給を受ける場合には有資格者の設置基準をしっかり満たさなければいけないので、注意が必要です。

保育園フランチャイズ本部選びのポイント

保育園フランチャイズの本部選びで重要なポイントは、大きく以下の3つが挙げられます。

  • 知名度
  • 本部のサポート
  • 研修制度

大事な子ども預ける保育園には、何よりも信頼が大事です。
そのため、フランチャイズ本部の知名度が高いほうが信頼性も高く、利用してもらいやすいと言えます。

また、十分な本部サポートが受けられるかも選ぶうえでのポイントの一つ。
保育園の種類や規模によってはさまざまな手続きや準備が必要になるので、個人ではできない・難しいことをしっかりサポートしてもらえるかが重要です。
経営に専念できるよう、開業後も必要なサポートが受けられるかも確認しておきましょう。

研修制度が充実しているかという点も、本部選びのポイント。
オーナー自身や保育士の教育は、保育園の成長に必要不可欠です。開業前だけでなく、開業後も定期的に研修が受けられる本部のほうがよりおすすめです。

おすすめのフランチャイズ

保育所ちびっこランド

保育所ちびっこランドは、保育園業界のリーディングカンパニー・株式会社学栄が手掛けるフランチャイズビジネスです。

本部の高い信頼性と認知度、教育産業における幅広いネットワークを活用することによって、安定した経営を実現できます。

成功ノウハウやツール、研修など、本部が徹底的にサポートしてくれるので、未経験者でも安心して開業可能です。

保育所ちびっこランドについて詳しく見る

スクルドエンジェル保育園

スクルドエンジェル保育園は、40園以上の直営認可保育園・小規模保育園の運営実績に基づいたノウハウが強みのフランチャイズ本部です。

多彩で質の高い幼児教育プログラムの導入や、保護者をサポートするさまざまな取り組みによって他社との差別化を図っています。

開業前の研修をはじめ、開業後も専任スーパーバイザーによるサポートなどが受けられるので、安心して経営に専念できます。

スクルドエンジェル保育園について詳しく見る

ピノキオ幼児舎

ピノキオ幼児舎は、保育園開業サポートサービスを提供しているフランチャイズ本部です。

自治体・協議会などの担当機関との交渉、物件のリサーチ、周辺需要調査の結果から事業計画を策定。設計士や内外装・デザイン業者の斡旋、採用・教育指導、幼児教育カリキュラム・オペレーション指導など、開業準備に特化したサポートを提供しています。

開業後もオーナーの希望に応じて、研修や経営指導、給食メニュー提供、専門講師の派遣などのサポートが受けられるので安心です。

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公開日:2020年03月24日