フランチャイズで失敗…悲惨な結末にならないようにするには!?

公開日:2016年02月20日

最終更新日:2018年05月02日

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起業は極めてリスクが高いと言われますが、その中でも本部からノウハウがもらえるフランチャイズは成功率が比較的高いことで知られています。しかし、失敗するケースがあることも事実。ここでは、3つの主な失敗例を上げ、その対策について見ていきます。

目次

1. フランチャイズの失敗例

 1-1. フランチャイズの失敗例その1:資金不足

 1-2. フランチャイズの失敗例その2:外部環境の変化

 1-3. フランチャイズの失敗例その3:自身の能力不足

2. フランチャイズで失敗しないためにすべきこと

 2-1. 充分な資金調達

 2-2. 事前に情報を集める

3. まとめ:独立・開業について、改めて考える

1. フランチャイズの失敗例

フランチャイズの失敗例としてはどのようなものがあるのでしょうか?

主な失敗例として上げられるのは「資金問題」「外部環境の問題」「オーナーの能力不足の問題」の3つになります。こうした失敗例を知り、その対策を講じることで、失敗のリスクを低減させることができます。まずは、リスクの把握に務めましょう。

1-1. フランチャイズの失敗例その1:資金不足

フランチャイズで失敗する理由の一つに資金不足の問題があります。失敗する時期に関して言えば、これは比較的早い時期に起きる問題です。

典型的なものとしては「開業資金が予定よりかかってしまった」「ランニングコストの見積もりが甘かった」というものがあります。事業開始時にギリギリの資金で事業を始めると、このようなケースに陥る可能性が高まるので、余裕を持った資金計画をおすすめします。

どのような理由にしろ、資金が無くなってしまえば、仕入れや人件費、光熱費など店舗維持に必要なお金が払えなくなります。当然、ビジネスを続けることができず、最悪、廃業という選択を取らざるを得なくなる可能性もあります。

もし、資金不足に陥ってしまった場合は、金融機関からの融資など、運転資金をどこかから得られるかどうかが、ビジネス継続のキーポイントになります。

1-2. フランチャイズの失敗例その2:外部環境の変化

フランチャイズで失敗する理由の中で「環境の変化」という要因もかなり大きな割合を占めています。

環境の変化には「競合店の出店や自社ブランドの近隣への出店」というケースと「市場環境の変化」というケースがあります。

前者は例えば、コンビニ業界が典型的です。熾烈を極める都市部のコンビニ業界では、既存店の真横や道路をはさんだ向かい側にライバル店が出店するのは、ごく普通の風景となっています。それどころか、近くに自社ブランドの大型点が出店することもあります。

ただし、ライバル店や同じブランドの加盟店が出店してきても、地域のお客さんをしっかりとファンにできていれば、それだけで失敗の原因になることはありません。出店によりどれだけダメージを受けるかで、日頃の経営方針が試されると言えます。

後者の市場環境の変化としては、例えば、インターネットの普及で、お客がネットショッピングに流れたようなケース、技術上の変化でビデオテープがDVDに替わったようなケースが上げられます。こうした環境の変化は特別不運な事例と言うわけではなく、通常よくあることです。

1-3. フランチャイズの失敗例その3:自身の能力不足

フランチャイズの失敗の中には「オーナーの能力不足」という問題もあります。自ら事業を営むにあたり、オーナーは「経営者としての能力」が問われます。

従業員を雇う場合だと、これに加えて「人材マネジメント能力」も必要です。人を雇用し、一緒にお店を作っていくことは、想像以上に難しいことです。管理職経験などが無いオーナーの場合、こうした人材マネジメント能力が決定的に不足していることがあります。

今までサラリーマンとして働いてきた人は、いくら有能な従業員だったとしても、従業員としての能力と経営者としての能力には違いがあることを知っておくべきです。

また、こうした能力はあったとしても、業種選び、ブランド選びに失敗するケースもあります。例えば、自分に合わない業種を選んでしまったり、期待する程度のサポート体制が整っていない本部を選んでしまうなどのケースがあります。これはビジネスを始める上での最初の判断ミスということになりますが、これも広い意味でオーナーの能力不足と言えます。

2. フランチャイズで失敗しないためにすべきこと

フランチャイズで失敗しないためにはどうしたら良いのか?ここでは資金不足、情報収集、経営者としての資質の3つの視点から考察していきます。

2-1. 充分な資金調達

フランチャイズの失敗で多い「資金不足」に陥らないためには、計画段階で「適正な資金の見積もり」と「余裕のある資金運営」をする必要があります。

自己資金だけで資金がまかなえない場合は借り入れをすることになりますが、その際は運転資金を見越していることが大切です。

また、借り入れ先に関しても比較検討を行い、借り入れ額の多寡、金利の額なども考えて、借り入れ先を選びましょう。借り入れの際に高い金利の融資を受けると、ボディーブローのように徐々に経営が圧迫されます。

助成金や補助金を活用できるケースも少なくありません。特に起業時、あるいは地域限定で使える助成金が比較的多いので、情報収集を行い、賢く活用するようにしましょう。

フランチャイズの開業資金っていくらかかるの?その内訳は?

2-2. 事前に情報を集める

「情報化社会」と言われる現代。フランチャイズの失敗を回避するためには「情報力の差」も大きな影響を与えます。

開業前には売り上げ予測がなされますが、その信頼度がどの程度なのかも検証してみる必要があります。売り上げ予測の中には「既存店舗の平均的売上額」を基にしたものや「隣接店の売り上げ」を基にしたものがあります。

地域的特性への分析が十分でない場合、売り上げ予測と実際の売上が大きく異なることもあります。与えられた情報をそのまま信じるのではなく、その「情報の精度」を考えることが重要です。また、フランチャイズ店を運営するに当たって、どんなリスクがあるのかも徹底的に洗い出してみましょう。これを行うことでリスクを回避したり、早い段階で手を打つこともできます。

しかし、自分一人では情報収集や分析に限界があります。法律、経営、その業種など、各専門家に適宜相談することも有効です。

失敗しないフランチャイズ選びのために本当に必要な情報とは?

3. まとめ:独立・開業について、改めて考える

独立開業を実現しようと焦るばかり、勢いに任せて突っ走ってしまい、結果、フランチャイズ経営に失敗するというケースが多くあります。

フランチャイズ加盟を決断する前に一度立ち止まり、本当に契約するべきか再考してみることも必要です。経営をしていくには「経営者としての資質」が必要です。それが自分に備わっているか考えてみてください。

もし能力が不足しているのであれば、見切り発車で起業するのは危険です。経営の世界は「すべてが自己責任」だということも肝に銘じましょう。

成功しやすい人は、何でも我流で突っ走る人ではありません。協力してくれる人の言葉に素直に耳を傾け、自ら努力、実践して問題解決ができる人が向いているのです。

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