喫茶店開業のための準備とは?開業資金、出店場所、コンセプトなど、決めることはたくさんあります。

公開日:2015年10月02日
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喫茶店を開業する際、そのお店のコンセプト、出店場所や資金の調達など、前もって決めなければならないことが沢山あります。ここでは、喫茶店を開業するために必要なことをご紹介します。これから開業を検討している方はぜひ参考にしてください。

喫茶店開業|目次

1 喫茶店開業の準備とは?

 1-1 喫茶店を開業!まずはコンセプトを考える

 1-2 喫茶店を開業するのための資金を準備する

 1-3 喫茶店を開業する出店地域や店舗規模を決める

 1-4 喫茶店開業後もお客様に喜ばれる工夫を

2 まとめ

喫茶店開業の準備とは?

飲食店や雑貨店など全てのお店に言えることですが、まず決めるべきことはお店のコンセプトです。喫茶店の場合には、それと同時に、提供するメニューやサービスについても考えてみましょう。そうした基礎を固めてから、徐々に店舗の規模やリピーターを獲得するための工夫についても考えていくことになります。

喫茶店を開業!まずはコンセプトを考える

喫茶店のコンセプトを決める時は、ある程度ターゲットを定めておくと決めやすいです。ただし、頭の中でターゲットのイメージを描くのが難しいかもしれません。その際に役立つのが、「5W2H」です。

5Wは、「Who」「What」「When」「Where」「Why」、2Hは「How」「How much」のことで、それぞれの頭文字を取って5W2Hという呼び方をします。誰に、何を、いつ、どこで、どんな目的で売りたいのかを考え、そのうえで、どういった方法で、どれくらいの料金で提供するのかを決めていきます。これを決めることで、自然とコンセプトが定まってくるでしょう。

コンセプトを決めたら、具体的に提供したいメニューやサービスを考えてみましょう。たとえば、若い女性向けにリーズナブルなランチを提供したいのであれば、ワンコインで食べられる人気の洋食メニューを取り入れる、などです。また、ビジネスマン向けの喫茶店にするなら、料金は多少高く設定して男性向けのメニューを増やすのも良いでしょう。

喫茶店を開業するのための資金を準備する

店舗を運営するためには、多額の資金が必要となります。開業のために貯金をしており、自己資金だけで賄えるのならば問題ありませんが、多くの場合は銀行などの金融機関から融資を受けることになるでしょう。

喫茶店を運営する場合には、建物のリフォーム費用の他、厨房用の機材、内装費用などが必要です。テーブルやイスなどの備品も欠かせません。更に、オープンしたことを告知するための広告宣伝費も必要になるでしょう。その総額は、20坪当たり約1,000万円にもなると言われています。

金融機関から融資を受ける場合は、店舗経営者に向けた銀行などに相談するのが確実で安心でしょう。金融機関での融資が難しい場合は、国民生活金融公庫を利用する方も多いです。

また、助成金を使うのも一つの方法です。喫茶店開業に関連する助成金は様々ですが、たとえば、受給資格者創業支援助成金の場合、最大で150万円までの受給が可能です。こうした制度を上手く活用することで、資金にも余裕が生まれるでしょう。

喫茶店を開業する出店地域や店舗規模を決める

コンセプトや開業資金などを定めたら、出店地域や店舗の規模を決めていきましょう。ターゲットによって人通りの多い場所か、人通りの少ない閑静な場所に建てるのかも変わってきます。もちろん、駅近くの場所や繁華街になればその分賃料が高くなりますから、予算との兼ね合いも考えて慎重に選ぶ必要があります。

中には、立地に応じて店舗形態を工夫しているお店もあります。例えば、渋谷センター街の喫茶店では、店舗外にも注文・受け取りができるカウンターを設置し、通行人に対してもアプローチできるような店舗づくりをしているところもあります。また、ビジネス街への出店が多い喫茶店では、滞在時間が短い代わりに比較的席数を多くすることで、低単価でも多く人を集客する工夫をしています。

また店舗を建てる際には、周辺に競合店がないかもチェックしておきましょう。同じような店が近くにあるだけで顧客の獲得は難しくなります。どんな場所に建てるかを定めた上で、周辺の店の状況のチェックも忘れないようにしましょう。

喫茶店開業後もお客様に喜ばれる工夫を

実際にオープンした後も、経営戦略を怠ればライバル店舗にどんどんお客様を取られてしまいます。一度来店したお客様をリピーターにつなげるための工夫をどんどん取り入れましょう。例えば、次回使えるサービス券を渡したり月毎に新メニューや限定メニューを作ったりと、また来たいと思わせるサービスを提供することが大切です。

同じ一杯のコーヒーでも、駅の中であれば「提供の早さ」、長く滞在する場合は「居心地の良さ」、など、お客様の求めるものは時と場所によっても様々です。また、喫茶店のライバルは、他のカフェチェーンや個人営業の店舗のみならず、コンビニのコーヒー、缶コーヒー、家庭で作るコーヒーなど、多種多様です。「味」「居心地」「価格」など、店のコンセプトは保ちつつもお客様が自分の店に何を求めているかを知ることが、リピーター獲得のために重要と言えるでしょう。

喫茶店は実際にお店を運営してから顧客を掴むための工夫が必要となってきます。常に店内の状況やサービスをチェックし、改善していきましょう。

2 まとめ

喫茶店の開業をしたいと思ったら、まずお店のコンセプトを考えましょう。ここで、誰が、何を、といった5W1Hに沿っていくと、コンセプトが決まりやすくなります。あとは、コンセプトに沿った、的確なメニューを具体的に考えましょう。試作してみてもいいでしょう。

また、喫茶店の開業には建物のリフォームや厨房設備等でたくさんのお金がかかり、その額は20坪当たり約1000万と言われています。
自己資金で賄えるものは問題ありませんが、一般的には融資や国民生活金融国庫、助成金を利用して初期費用を用意します。

コンセプト、資金が決まったら立地と規模を決めましょう。ターゲット層が集まりそうな場所はどこか、その場所の賃料の相場はいくらか、と具体的な数字を考えます。競合がいないかどうかもチェックを。

最後にどんなサービスで勝負しいくかを決めます。サービス券や限定メニューなど、他にはないやり方で、顧客を獲得する方法を考えしょう。
顧客がなにを求めて自分のお店に来るか、と顧客の立場に立つことが、喫茶店で成功するポイントになっていきます。