喫茶店を経営したい! 開業資金は? 集客は? カフェ開業から成功までの重要ポイント

公開日:2018年01月18日
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みんなの憩いの場となるカフェや喫茶店。喫茶店に思い入れがあり、自分で喫茶店を経営したいと考えている方も多いでしょう。ですが、実際に経営するとなると、ただ自分の好きなように経営するだけでは赤字になってしまいます。

しっかりと利益が生まれるような喫茶店づくりをする必要があり、開業時には資金はいくらになるのか、バイトは雇うべきなのか、どんなお店づくりをすればいいのか……。といったことを考えなくてはなりません。

今回は、憧れの喫茶店経営で成功する方法、時代にマッチした喫茶店とは何か、求められているサービスはどんなものなのか、どういった経営方法があるのかなど、喫茶店経営を考えている方必見の情報をご紹介します。

実際に喫茶店を経営してきた人が行った集客方法や経営方法などを調査し、まとめたのでぜひ参考にしてみてください。
憧れの喫茶店開業を実現させ、成功できるコツを掴みましょう!

その前に、経営者を募集しているフランチャイズとはどんなものがあるのか。気になる方はこちらをご覧ください。

喫茶店経営|目次

1 喫茶店経営の魅力

 1-1 喫茶店経営は高回転率の現金収入ビジネス

2 喫茶店経営の開業資金はいくらぐらい? 従業員って必要?

 2-1 喫茶店を経営するならどのくらいの資金を用意するべき?

 2-2 従業員は何人が喫茶店経営にはちょうどいい?

 2-3 メニューのバリエーションは多い方がいい?

 2-4 どうすれば効果的な集客ができる?

3 お客様に「また来てもらう」喫茶店経営

 3-1 店内と店外の雰囲気づくりは大事

 3-2 電源・Wi-Fiなど便利な設備を整えよう

4 実際に喫茶店経営をするには

 4-1 ゼロからの喫茶店経営

 4-2 社員からの喫茶店経営

 4-3 フランチャイズでの喫茶店経営

5 まとめ

喫茶店経営の魅力

まずは、喫茶店経営にどんなメリットがあるのか、その魅力について改めて知りましょう。悩んでいる貴方も、きっと喫茶店経営をしたい気持ちが高まるでしょう。

喫茶店経営は高回転率の現金収入ビジネス

喫茶店にはさまざまな人が集まります。まず一つ目の大きなメリットとなるのがいろいろな人と交流でき、人脈を広げられるという点。職種も性別も育った環境も何もかも違う人たちとの出会いは、人生において非常に有益な経験となるでしょう。

また、珈琲が好きな人にとって喫茶店は常に修業ができる場所となります。珈琲の香りに包まれた空間に居て、こだわりの珈琲をおいしく淹れ、それを提供できるということは珈琲好きにとっては大きなメリットになるのではないでしょうか。地域にとって欠かせない憩いの場所をつくることができるのも、喫茶店の良い部分です。

近年では自分のオリジナル商品を販売するためにカフェ経営を始める人も増えています。ネイルサロン×カフェや雑貨屋×カフェといったように、喫茶店と他の業種を組み合わせて成功させるという方法もありますね。

その他収入面での喫茶店ならではのメリットとしては、現金収入を得られることや回転率の良さがあげられます。

喫茶店は今も昔も多くの人に愛される場所です。立地に合った経営方法で顧客にアピールしたり、「味」「価格」「居心地の良さ」などどの部分にこだわるかをしっかりと決めれば多くのリピーターを獲得することも可能。成功すれば長期経営を行えるという点も魅力的です。

喫茶店経営の開業資金はいくらぐらい? 従業員って必要?

喫茶店経営をするにあたって考えなくてはならないことや、どうすれば経営が上手くいくのかなど、実際に喫茶店を経営している人の経験談などを基に、喫茶店経営のさまざまな「どうする?」について考えてみましょう。

喫茶店を経営するならどのくらいの資金を用意するべき?

一般的な開業資金の目安は500万から600万と言われています。もちろん、開業する場所の立地によっても変わってきます。居ぬき物件と言って以前飲食店を経営していたお店を利用するなどすれば新たに設備を投入する必要がなくなるので資金は300万ほどでも可能な場合もあります。



逆に真っ新な状態のお店に一から設備を入れ、テーブルや椅子にもこだわり、高級なものを使えば1,000万を超える資金が必要となることもあります。まずは資金の内訳を考えてみましょう。


喫茶店経営に必要な資金

  • ・家賃

  • ・調理設備

  • ・家具

  • ・食器

  • ・照明

  • ・人件費

  • ・宣伝費

  • ・メニュー開発費

このように、最初に必要な資金のほとんどは、お店の外装や内装にかかるお金になります。つまり、家賃が安い場所・設備を安く手に入れることができたり、家具も安く抑えれば100万ほどで開業することも可能になります。

購入する備品や食器以外の目に見えないものに掛かる費用も、しっかりチェックしましょう。お金をかければいいという訳ではないので、抑えられる部分はしっかり節約することが喫茶店経営で成功する第一歩となります。

従業員は何人が喫茶店経営にはちょうどいい?

お店を出す時に考えなくてはならない、従業員の数。1人でも営業できるのかどうか気になりますよね。従業員を雇うとなると人件費も必要になってくるので非常に重要な部分となります。

一般的にカフェ経営では席が10席程度なら1人でも営業可能と言われています。20席ほどなら従業員を一人増やさなければ営業は難しくなるでしょう。自分が出したいと考えているお店の規模によって、従業員の数を考えましょう。例えば夫婦で喫茶店を経営するなら20席程度なら従業員を雇う必要はありませんね。

席の数だけでなく、メニューのバリエーションなども考えて従業員の数を決めましょう。簡単に提供できる商品ばかりなら良いですが、厨房から出られなくなるような時間のかかる商品が多いならもう1人従業員が居ないと経営は難しいでしょう。

メニューのバリエーションは多い方がいい?

開業する際に決めることの一つである”メニュー”。これは非常に重要なポイントとなります。「メニューは多い方がいいの?」と思いがちですが、多ければいいという訳ではありません。実際にメニューの数を多くした喫茶店では仕込みに時間がかかりすぎ、商品を提供する時間が遅れてしまって結果的に売り上げダウンになってしまいました。

基本的には定番のメニューとなるものを決めます。一般的な喫茶店に必ずあるようなメニューは顧客も求めているのでメニューに入れましょう。そして、自分のお店ならではの商品となるオリジナルメニューを考えます。他のお店にはない、自信のある商品を入れましょう。その中でも特にアピールしたい商品は看板メニューとしてメニュー表にも目立つように記載するといいでしょう。お店の特徴が出て集客につながります。
最後に季節に合ったメニューを入れればOK。

季節に合ったものは、シーズンごとに変えるといいでしょう。旬の食材を使ったご飯や、気候に合ったドリンクなどは需要が高くなります。
これらのポイントを抑えてメニューづくりをすれば必要以上に多くはなりません。やたらと増やさないように気をつけながら考えていきましょう。

どうすれば効果的な集客ができる?

喫茶店を開業しても、お客さんが来なければ意味がありません。集客力をアップさせるにはさまざまなポイントがありますが、まず一番のポイントとなるのが宣伝です。

近所にチラシをポスティングすることはもちろん、地元の新聞に公告を挟んでもらうことも有効でしょう。他にも地元の情報が乗っている広報紙などに取り上げてもらえば高い集客力が見込めます。まず地元のお客さんを集客することは非常に大切です。

そして近年はネットでも集客ができます。喫茶店のHPやブログをつくって宣伝したり、喫茶店用のTwitterやFacebookなどのアカウントを取得してSNSで宣伝するという方法もあります。これらの方法は、より多くの人の目に喫茶店をアピールすることができる方法ですね。

さらに、来店した顧客の口コミの力も重視しなくてはなりません。ここは、来てもらった顧客に満足してもらえる接客と商品の提供にかかっています。質の良い喫茶店経営を心掛け、スタッフの接客指導や宣伝も欠かせなければ自然と集客力が高まるでしょう。

同じ飲食店でも、ビジネスモデルによって開業資金は大きく異なります。開業資金が気になる方は、他の業態の開業資金も参考にしてみましょう。

お客様に「また来てもらう」喫茶店経営

喫茶店経営において需要な「リピーター」「常連客」を獲得するには、どのような経営をすればいいのでしょうか。実際にたくさんのリピーターを獲得している喫茶店の特徴を参考に考えましょう。

喫茶店内と店外の雰囲気づくりは大事

お店をつくるときにはまずコンセプトを決めます。それに合った雰囲気の内装や外装が顧客の好みにマッチした時、「また来たい」と思わせることができるでしょう。また、商品がどんなに良くても接客がダメでは意味がありません。顧客を喜ばせられる気配りで良質の接客ができるように心がけましょう。

見た目の部分に関しては、外装は顧客が足を止めてくれるような見た目にしなくてはなりません。コンセプトに合わせつつもオシャレで思わず入ってみたくなるような演出が大切です。内装に関しては、くつろげる空間づくりが大切です。色彩などがもたらす効果も勉強して、インテリアづくりをしていきましょう。

家具やBGM、食器など細かい部分にこだわると、お店独自のカラーを出すことができます。意外と顧客はこういった細かい部分を見ています。細部にこだわって顧客を喜ばせることができれば、きっとリピーターとなってくれるでしょう。

また、清潔感も大切です。いくらオシャレでも少し汚れが気になる状態はもってのほか。飲食店なので、衛生関係には十分に気を使いましょう。

電源・Wi-Fiなど便利な設備を整えよう

近年喫茶店を利用する顧客の多くは、「ノマドワーカー」と呼ばれるノートPCやタブレットを使って仕事をする人です。こういった顧客はリピーターとなる確率もぐっと高まります。

また、仕事でなくても喫茶店でスマホやタブレットを触っている人も非常に増えていますよね。こういった顧客のために採用したい設備の一つが、wifi環境と電源環境です。wifiはWi-Fiスポット設置サービスの業者を利用すれば月々500円ほどで導入できるものもあります。ネット回線を業務利用することも可能なので非常に便利です。

さらにコンセントを座席に設置すれば顧客は充電が可能で非常に便利だと感じさせることができるでしょう。近年はwifiや電源があるカフェを探すアプリもあります。こういった設備を導入することで顧客を呼び込み、「また来たい」と思わせることもできるでしょう。

お客様をもてなす方法は人それぞれです。「自分らしさ」を発揮したい方には、喫茶店はもちろん、自分のお店を持って独立できる業態がおすすめです。

実際に喫茶店経営をするには

さまざまな喫茶店経営についての情報をご紹介しましたが、いざ開業となると他にもいろいろと考えることが出てきます。
そもそも経営をするにあたって、ゼロから自分で経営する方法とフランチャイズ加盟して経営する方法など経営方法もさまざまなものがあります。自分はどの方法で開業するべきなのかチェックしてみましょう。

ゼロからの喫茶店経営

ゼロから自分だけで喫茶店を開業するためには、さまざまなことを決めなくてはなりません。

喫茶店経営に向けて決めること

・お店の立地

・導入する設備の種類

・お店のコンセプト

・従業員の数

・商品の価格設定

・外装や内装に必要な家具の仕入先

・食器の種類

・座席数

この他にもゼロから始めると自由度が高い分、自分で考えなくてはならないことが多いので大変です。ですが商品も外装も内装も自分の好きなように決められるのは大きなメリットとなります。こだわりがあるのなら、このメリットはより大きくなるでしょう。

また、ある程度経営ノウハウについても勉強しておく必要があります。資金繰りなどお金に関することもしっかり勉強しておかなければ赤字経営につながる可能性があります。

経営コンサルタントやカフェ経営専門のアドバイザーなどを雇うという方法もありますが、この場合はコンサルタントに支払う費用のことも考えなくてはなりません。

自由度の高さを重視し、一人でも経営していける自信があるなら、ゼロから始める方法でも良いでしょう。

社員からの喫茶店経営

自分のお店ではなくいわゆる「雇われ店長」となるのが、社員として喫茶店経営をする方法です。喫茶店チェーン店で募集されている店長候補などに採用されれば、正社員として雇用されつつも、喫茶店の店長になることが可能です。

自分の好きなようなお店をつくることはできませんが、正社員としてさまざまな福利厚生を受けることができますし、お給料が固定なので安定していると言ったメリットがあります。

店長としてのキャリアを積んだ後は、スーパーバイザーとして他の店舗の開発や運営に携わる役職にステップアップできることもあります。
喫茶店を経営したいけど、安定性も重視したい、自営業は大変そう……。といった考えの方は、この方法も一つの喫茶店経営の方法として検討してみてはいかがでしょうか?

フランチャイズでの喫茶店経営

フランチャイズ加盟して喫茶店を経営する場合には、さまざまな支援を受けることができます。

フランチャイズ加盟で受けられる支援

・立地条件の調査

・宣伝

・スタッフ教育

・資金援助

・メニュー開発

・経営ノウハウの提供

・研修による商品提供の技術

・開業後の経営に関する相談

他にもさまざまな支援があり、これらの支援を受けることでスムーズに開業することができます。デメリットとしては、フランチャイズ加盟して経営する場合は自由度が下がってしまうことがあります。しかし、会社によっては自分の好きなコンセプトのお店づくりができますし、未経験でも開業可能となることもあります。

自分の好きなコンセプトではなくても、有名チェーン店であればその看板を掲げるだけでたくさんの顧客を獲得できますし、HPなどでの宣伝効果も非常に高いと言えるでしょう。

充実したサポートを受けられる分、ロイヤリティなど本部に支払う費用も必要となります。この費用の分を考えても支援がメリットとなるかどうか……。そういった点も考えながら、経営方法を決めましょう。

5 まとめ

喫茶店経営についてさまざまなことを説明しました。

まず資金は、一般的500万から600万と言われています。初期費用は内装、外装にかかる費用が大半を占めます。

また、従業員は、席の数・メニューのバリエーションを考慮して決める必要があります。そしてメニューは、定番メニュー・看板メニュー・季節のメニューの3つを入れることで、お店の魅力がグンとアップします。

喫茶店経営において重要なのはやはり集客。新規客・リピーター・常連客を獲得するためには、宣伝・雰囲気づくり・便利な設備の導入がポイントになることをご説明しました。「行ってみたい!」「また行きたい!」と思わせる店づくりが大切ですね。

そしていざ喫茶店経営をする場合、手段として3つが挙げられます。自分でゼロからやるのか、社員として開業するのか、フランチャイズを利用するかです。

喫茶店経営の際、ぜひご紹介した内容を参考にしてみてください。

初めて、喫茶店を経営する、飲食店を開業するという方々は、既存のビジネスモデルを基にスタートできるフランチャイズがおすすめです。まずは、問い合わせて情報収集をしてみましょう。