自営業の種類って何があるの?

最終更新日:2019年12月06日

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世間で働く人のほとんどは会社に属しています。
しかし、その一方で最近では自営業と一緒の働き方も注目されつつあります。

自営業はその名の通り、自ら事業を営む人のことです。
自営業の代表としては、フランチャイズ開業や町の小さな食べ物屋さんといったところでしょう。

もちろんこれらの他にも自営業の種類はたくさんあり、その仕事の内容も多種多様となっています。
多くの種類があるが故に、自営業にはどんな種類があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は自営業の働き方や種類について詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

目標

自営業の働きかたは?

自営業の種類

 職場が必要なタイプ

 職場を必要としないタイプ

資格があれば専門的な自営業も

夫婦でできる自営業

 飲食店

 コンビニ

女性におすすめな自営業

 講師・アドバイザー

 ECサイトの運営

まとめ

自営業の働きかたは?

最初に自営業の働き方についておさらいしていきます。

自営業の働き方は何と言っても自由であること。
会社に雇用されていないので、働く時間や収入まで自分の塩梅で決められます。
他にも、仕事のやり方や誰と働くかといった部分までも自由なのです。

もちろん、そこには責任がありますし、セルフマネジメントが重要です。
しかし、自分のスタイルで仕事を組み立てられる点は自営業の最大の魅力でもあります。
また、会社員と違い自営業は定年という概念がありません。
早い段階で仕事をせずにゆっくり休むこともできますし、反対に何歳になっても働くことができるのです。

ただその反面、失敗した時のリスクは大きくなります。これは、多くの自営業の方にとって、不安材料でもあります。
失敗した時のリスクを減らすためにも、どんな自営業があってどんな仕事なら自分にできそうかの判断が必要です。

自営業の種類

自営業の種類の判別をするときに、まず職場があるかどうかが大きなポイントとなります。
つまり「職場が必要なタイプ」と「職場を必要としないタイプ」に分かれており、ここではそれぞれどんなものかを解説していきます。

職場が必要なタイプ

職場が必要なタイプには以下のようなものがあります。

・居酒屋やラーメン屋などの飲食業
・コンビニや雑貨屋などの小売業
・理容師や美容師
・医院や整骨院などの病院

自営業と聞くと、飲食店を開くイメージ思っている方も多いでしょう。
しかし、飲食店と言ってもその業態は様々で、上記の他にもカフェやフランチャイズであれば宅配ビジネスといったところまで多くの種類があります。

小売業の代表としては、やはりコンビニです。
私たちが普段利用するコンビニのほとんどは、フランチャイズで運営されているところが多くなっています。

他にも、最近自営業で注目されているのは教育事業です。
教育事業では、自分の持つ知識を活かして学習塾や教室を開くことも可能。
小さな子供から大人まで利用できる料理教室や空手教室なども教育事業に当てはまり、地元に根付いた運営をしているケースが多くなっています。

職場を必要としないタイプ

職場を必要としないタイプには以下のようなものがあります。

・大工や電気水道工事などの建築業
・洋服や食品などのネット通販
・デザイナーやライターなどのクリエイティブ系
・エンジニアやプログラマーなどのIT系

建築系の自営業であれば企業の下請けとして働くことが多く、必ずしもオフィスや事務所などの職場が必要なわけではありません。
建築士や設計士の場合は、個人事務所を構えて運営しているケースもあります。

また、ネット通販やクリエイティブ系・IT系であればパソコン一つで働く場所を問わないことも多くなっています。

そのため、自宅やカフェ作業する方も多数です。
職場を必要としないタイプの自営業は、全体的に自宅とは別に家賃が発生しにくいので高いスキルと専門知識があればぜひ挑戦してみたい仕事のひとつです。

資格があれば専門的な自営業も

先ほど紹介した医療系の自営業もそうなのですが、資格があれば専門的な仕事もできます。自営業の中でも士業や資格が必須な仕事は専門性が高いものの、収入面でも安定性がある点がメリットです。

士業とは、一言で言うと「〇〇士」とついた職業のこと。
どの資格も難易度が高く取得は簡単ではありませんが、取得できれば独立がしやすい職業でもあります。たとえば、中小企業診断士や税理士・弁護士などが当てはまります。

特に弁護士は司法試験に合格しなければならなく、その合格率は25%程度となっています。数字だけ見れば一見高いように感じますが、弁護士の司法試験を受ける方は法学部に通いみっちりと勉強してきた方ばかりです。

その中の4人に1人しか合格しないとなれば、やはり壁は厚いと言えるでしょう。
他にも、特定の資格がなければ開業できない業種があります。

ケーキ屋さんやパン屋さんなどは製菓衛生師が必要ですし、エステサロンであればエステティシャンの資格が必要です。
さらに、整体院であればあん摩マッサージ指圧師や柔道整復師、ペットサロンならトリマーの資格が必要です。

このように、業種によっては資格が必須となる場合があるので、自分の経験やスキルにあったものであればあらかじめ資格を取得しておきましょう。

その他の取得しておくと有利になったり、幅が広がったりする資格についてはこちらの記事にもまとめてあります。
併せて参考にしてみてください。
>> 起業に役立つ資格って?

夫婦でできる自営業

ここからは夫婦でできる自営業の種類を紹介していきます。

実際に自営業では家族で始める方も多く、そこには様々なメリットがあります。
夫婦で同じ仕事をすれば、家族の絆を深めることもできるのです。
たとえば、一緒に過ごす時間が増えたり同じ目標に向かって努力をしたりといったことが、家族の絆を深めるきっかけになることも。

また、夫婦で開業すると銀行からの融資も受けやすくなるメリットがあります。
ここでは夫婦でできる自営業の代表として飲食店とコンビニを紹介します。

飲食店

起業を考える方の中には「いつか夫婦で自分たちの店を持ってみたい」と思っている方も一定数いらっしゃいます。

飲食店の開業自体は、個人でもそれほどハードルが高いものではないことが人気の秘密です。

開業するには、開業届以外にも食品衛生責任者と防火管理者の資格を取得する必要があります。
とはいえ、この二つの資格は難易度が高いものではなく講習がメインです。

夫婦で開業するのであれば、どちらかが資格を取得しておけば良いこともポイント。

防火管理者は30人以上の顧客を受け入れられる広さの店舗の営業で必要です。
取得は各地域の消防署で講習を1~2日受ければ取得できます。

食品衛生責任者は講習を受けた後、テストがありますが講習の内容を理解していれば十分合格できます。
講習期間は1日なので、資格の取得はそれほど大変ではないでしょう。

費用も二つ合わせて15,000円程度です。
また、実は調理師免許の取得は開業に必須ではありません。

しかし、調理師免許があれば何かと有利になることもあるので、費用や時間に余裕があれば取得の検討をしてみると良いでしょう。

コンビニ

先ほどお伝えしたように、コンビニの多くはフランチャイズ事業です。

そもそもの募集要項として「夫婦で経営すること」と記載されているケースも多く、夫婦で開業しやすいビジネスと言えるでしょう。
フランチャイズに加盟すれば、本部からのバックアップや開業資金が比較的少ないスタートができるといったメリットがあります。

また、コンビニは知名度が高い所が多いので集客のしやすさも魅力です。

こちらも飲食店と同様に、食品衛生責任者と防火管理責任者の資格を取得しておく必要があります。

女性におすすめな自営業

最近では女性の起業家も非常に増えており、参入しやすい環境になっています。

しかし、女性起業家といっても外でバリバリ働きたい方や自宅でクリエイティブな仕事をしたい方など様々です。
ここでは女性にオススメな自営業として、講師・アドバイザーとECサイトの運営を紹介していきます。

講師・アドバイザー

講師アドバイザーだと、女性ならではの経験や視点を活かした事業ができます。
最近増えてきているものだと、整理収納アドバイザーや婚活アドバイザーなどが当てはまります。講師であれば英語教室や料理教室などもいいでしょう。

そうなると「自宅や教室・事務所を借りて」といったイメージですが、事業のやり方は様々です。たとえば、民間の施設で口座を持ったり企業の研修で講師として参加したりといったやり方もあります。

関連する資格の取得はしておいた方がいいですが、女性ならではの強みを活かせる点では今後も伸びていきそうな市場でもあります。

ECサイトの運営

ECサイトの運営もオススメです。
先ほどお伝えしたように、これはパソコン一つあればどこでも仕事ができます。
そのため、現在専業主婦や子育て中の方でも始めやすいといったメリットがあります。

いわゆる「せどり」のような自分で仕入れたものを販売するやり方もありますし、女性の心を鷲掴みにするようなものを自作して売ってもいいでしょう。

また、ECサイトの運営とは違いますが、最近はSNSを軸に自分の商品を売るやり方もあります。

現代はAmazonや楽天によってネットでの買い物は当たり前になっている世の中。
独自性を出せればまだまだ飛び込んでいくチャンスはありそうです。

まとめ

このように、自営業の種類は職場を必要とするものと必要ないものに大きく分類できます。また、その中でも資格が必要なものとそうでないもの難易度が高いもの比較的始めやすいものと様々です。

しかし、それだけ自営業に種類があるということは、そのぶん選択肢も幅広くあるということ。
この記事を参考に、自分にとって始めやすい事業を探してみるのも良いのではないでしょうか。

公開日:2019年12月06日