キッチンカーの開業を失敗させないためには?必要な資金・資格や流れ、成功のコツを詳しく解説
最終更新日:2023年04月19日
コロナ禍にも強いビジネスとして注目を集めたキッチンカーですが、テイクアウトやデリバリーの習慣が定着してきていることから今も開業を検討する人が多い人気のビジネスです。
そこで今回は、キッチンカーで開業したいという方がスムーズに開業準備を進められるように、キッチンカーの開業に必要な資金や資格をはじめ、具体的にどのように進めれば良いかが分かる開業の流れやよくある失敗例、成功のコツなどを徹底的にご紹介します。「キッチンカーは儲かる?」「資金調達はどうすれば良い?」などの疑問にもお答えできる内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
キッチンカーでの開業が人気な理由
まずは、キッチンカーでの開業が人気な主な理由を3つご紹介します。
テイクアウトの定着
新型コロナウィルスの感染拡大を機に需要が急増した、テイクアウトやデリバリー。商品をテイクアウトしやすく、会社や自宅などで食事しやすいキッチンカーも人気を集め、、コロナ禍の影響を受けにくいビジネスモデルとして開業する人が増えました。
コロナ禍が落ち着きを見せてきているなかで、キッチンカーの需要も少なくなってくるのではないかと心配な方もいらっしゃると思います。ですが、テイクアウトやデリバリーはコロナ禍を経て人々の食事の選択肢として定着しており、感染予防対策として厚生労働省が公表した「新しい生活様式」にもマッチするビジネスなので、今後もキッチンカーの開業人気が衰えることはないと言えるでしょう。
コストを抑えて開業できる
ラーメン屋やカフェなど通常の飲食店を開業する場合、建物の取得や改装工事・備品の購入・設備の設置などで膨大な初期コストがかかるケースが多いです。さらに、月々の家賃・光熱費・人件費などの固定費用も発生します。
キッチンカーの場合、車両や厨房設備の購入・設置などの出費はありますが、店舗を構えるよりも初期費用を抑えることが可能です。ガソリン代や駐車場代、人件費など毎月必要な運転資金も店舗営業よりも少ない傾向なので利益も残しやすいでしょう。
出店場所を変更できる
キッチンカーは販売場所を自由に変更できます。店舗の場合はその場所に顧客が来るのを待つのが前提となるため、広告宣伝や割引キャンペーンなどさまざまな集客戦略が必要です。
キッチンカーの場合、たとえばランチタイムのオフィス街や休日の観光地など、人が集まりそうな場所に移動して売上を伸ばせます。
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キッチンカーの開業は儲かる?気になる年収の目安
キッチンカーを開業する上で、果たして儲かるのかも気になるポイントかと思います。
キッチンカーで開業した場合の平均年収は約700万円と言われています。ただし、稼働日数やメニュー、出店場所などによっても大きく異なり、割合的には年収400~500万円の層が多く、年収1,000万円を超えるケースもあるなど、個人差が大きいです。
大規模なイベントに出店するなどすれば1日でも大きく稼ぐことが可能なビジネスですが、うまく集客できなければ赤字経営になってしまう危険性もあります。独自のメニューやサービスなど他店との差別化を図ったり、SNSを活用した集客を実施したりするなど、しっかり儲かるためには売上を上げるための努力も必要です。
キッチンカーの開業はいくらかかる?費用の種類と目安
キッチンカーの開業に必要な費用の目安は、200~500万円です。開業方法やキッチンカーの車種、新車・中古車などの条件によっても異なります。
主な費用は以下の通りです。
項目 | 費用の目安 |
---|---|
車両費 | 100~500万円 |
キッチンカーの装飾費 | 5~10万円 |
設備費 | 10~20万円 |
食材費 | 2~5万円 |
資格・許可取得費 | 10万円前後 |
広告宣伝費 | 2~5万円 |
消耗品費 | 5~10万円 |
キッチンカーの開業資金で最も割合が大きいのは車両費。自身が所有している車両を使用できる場合はキッチンカー仕様に改造するための費用だけで済みますが、新車で購入する場合は250~500万円、中古車の場合は100~400万円くらいが費用の目安になります。
そのほか、メニュー表やテーブル、置物の設置などキッチンカーの装飾、ガスコンロやキッチン、冷蔵庫、発電機などの設備費、商品開発や開業前の練習用を含めた食材費、資格・許可取得費、広告宣伝費、包装紙やパックなどの消耗品費といった種類の開業資金が必要です。
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キッチンカー開業のための資金調達方法
キッチンカーは飲食店のなかでも比較的低資金で開業できるキッチンカーですが、最低でも200万円程度は必要なので、全て自己資金で賄うことが難しい場合もあるかと思います。
そのような場合の資金調達方法をご紹介します。
融資
まずは、金融機関からの融資を受けてキッチンカー開業のための資金を調達する方法です。
融資と聞くと大手の銀行や地方銀行、信用金庫などをイメージされる方も多いと思いますが、もし初めての独立・開業という場合は経験や実績がないことで審査に落ちてしまうという可能性があります。
政府系の金融機関である日本政策金融公庫であれば、新規事業を立ち上げる人向けの融資制度があり、銀行よりも審査ハードルや金利が低いのでおすすめです。
どの金融機関の融資制度を利用するにも、融資をしたいと思ってもらえるような説得力のある事業計画書を提出する必要があります。
独立・開業における融資についてもっと詳しく知りたいという方は、下記記事も参考にしてみてください。
開業資金の融資審査を通る基準とは?創業融資申し込みの基本を解説
補助金・助成金
融資のほかには、国や自治体などが提供している補助金・助成金制度を利用してキッチンカーの資金調達をする方法もあります。
キッチンカーの開業に活用できる補助金・助成金は以下の通りです。
種類 | 概要 |
---|---|
ものづくり補助金 | 中小企業や小規模事業者等が取り組む革新的なサービスの開発・試作品開発・生産プロセス改善のための設備投資などを補助する制度 ・上限1,000万円 |
小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者などが販路開拓などの取り組みにおける経費の一部を補助する制度 ・上限50万円 ※特定創業支援等事業による支援を受けた小規模事業者は上限200万円 |
地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース) | ・特に雇用機会が不足している地域の事業所がその地域の居住者を雇用した場合に、設備・整備の費用や雇用人数に対して助成金が支給される制度 ・50~800万円 |
自治体独自の補助金・助成金もあるので、キッチンカーを開業する自治体で資金調達に活用できる制度がないか、一度確認してみることもおすすめします。
参照:産業競争力強化法における市区町村による創業支援/創業機運醸成のガイドライン | 中小企業庁
参照:地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース) | 厚生労働省
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キッチンカーでの開業に必要な準備と流れ
キッチンカーを開業したいと思っても、何から始めれば良いのか分からないという方も多いことでしょう。
そこでここからは、キッチンカー開業の流れをご紹介します。
1.事業計画を立てる
まずは事業計画を立てます。提供する料理やメニュー・想定される価格帯・ターゲットとする客層・店の雰囲気・出店する場所など、ビジネスのコンセプトを固めましょう。コンセプトが固まれば、予算も立てやすくなります。
キッチンカーの開業にかかる費用項目として以下のようなものが挙げられます。
- キッチンカーの車両
- 車両に搭載するキッチンやコンロや冷蔵庫などの設備
- 食材費
- パッケージや紙袋、フォーク箸などの消耗品
- ガソリン代
- 駐車料金
- メニュー表やテーブルなどの備品代
トータル費用の目安は、300万円程度となることが一般的です。
2.必要な資格を取得し手続きする
キッチンカーの開業には複数の資格の取得と手続きが必要です。
店舗型飲食店と同じように食品衛生責任者を配置する必要があります。飲食を取り扱う営業施設で衛生管理を担う人材として配置が義務付けられており、自治体が主催する資格者養成講習会を修了して資格を取得することが必須です。
また、保健所からの営業許可の取得も必要です。キッチンカーの開業は、車内で食品を調理して飲食させる「飲食店営業(自動車)」の業種に該当し、営業許可申請書を管轄の保健所に提出して営業許可を得ます。複数の地域でキッチンカーを営業する場合は、地域ごとの保健所で営業許可の取得が必要です。
そのほか、自動車保険や製造物責任保険(PL保険)への加入も必要です。キッチンカーは自身で運転して出店場所に出向くので、一般的な自動車と同じく自動車保険への加入が必須。キッチンカーは特殊用途車両の「8ナンバー」に該当するため、保険に加入する際は注意しましょう。PL保険は、たとえば「提供した食品が原因で顧客が食中毒にかかった」「風で看板が吹き飛ばされて顧客に怪我をさせた」など、もしもの場合に発生する損害賠償請求をカバーしてくれる保険です。
3.出店場所を確保する
人通りが多く高い集客効果が見込める場所は、同業者の間でも人気が高い激戦区です。キッチンカーはどこでも好きな場所で営業できるわけではありません。できるだけ早めに出店したい場所の管理者やオーナーから許可を得て出店料や場所代を支払い、スペースを確保しましょう。
たとえば、会社員向けのランチを提供するキッチンカーの場合、周囲に飲食店が少ないランチタイムのオフィス街は狙い目です。焼き鳥や唐揚げ、ドーナツなどの軽食を提供するキッチンカーの場合、スーパーやショッピングモールなどの出店スペースであれば顧客の目に留まりやすいでしょう。コーヒーや冷たいドリンクを提供する場合、フェスやフリマなどのイベント開催地でも多数の集客が見込まれます。
4.キッチンカーを用意する
車両の大きさや車種などにより値段は異なりますが、新車のキッチンカーに必要な費用は200~500万円程度が目安です。中古の場合、車両の大きさや車種に加えて営業年数や走行距離などが費用に影響するでしょう。
なお、先ほどお伝えしたようにキッチンカーでの開業には自動車保険への加入が必須です。自宅や仕込み場所、出店場所との間はキッチンカーを運転して移動します。万が一の事故に備えて自動車保険に加入しておくことが大切です。
5.食材を仕入れる
キッチンカーで販売する商品に必要な食材を仕入れます。仕入れで重要なポイントは原価率を意識することです。原価率とは、販売価格に占める食材費用の割合を指します。飲食業の場合、30%程度が原価率の目安です。
ただし、キッチンカーで開業後、経営する上で発生するコストは食材費だけではありません。食材の原価率が30%を超えると、全体的な利益が減少して経営が行き詰まる可能性があるため注意が必要です。
6.宣伝する
キッチンカーの開業には、集客に向けた宣伝活動も大切です。フリーペーパーの広告やチラシ配布には、一定の効果は期待できるもののコストがかかります。少しでもコストを安く抑えるには、SNSやWebサイト、ブログなどでの情報発信がおすすめです。
SNSにはLINEやFacebook、Instagramなどさまざまな種類があります。年代によりユーザー層が異なる点も考慮しながら情報発信に取り組みましょう。
キッチンカーの開業に必要な車両の調達方法
キッチンカー開業の要となる車両の調達には主に、以下の4つの方法があります。
- 持っている自動車を改造して使用する
- 新車の製作を依頼する
- 中古のキッチンカーを購入する
- キッチンカーをレンタルする
それぞれのメリットやデメリットを把握して、調達方法を考えましょう。
持っている自動車を改造して使用する
キッチンカーとして使えそうな軽トラックや大型ワゴンなどを持っている場合、キッチンカーに改造して使用すれば、新規購入よりも初期費用を抑えられます。自力で改造する場合は50万円程度、業者に改造依頼をする場合は100~130万円くらいが費用の目安です。
自力の場合はコストを抑えて自分の好みに改造できますが、改造場所や用具、資材を確保する必要があり、改造作業にも多くの時間がかかります。
専門業者に改造を依頼する場合はコストがかかりますが、保健所から営業許可を取るための法的条件のクリアなどキッチンカー製作のノウハウがあるので安心でき、アフターケアやメンテナンスも任せることが可能です。
新車の製作を依頼する
専門業者に新しいキッチンカーの製作を依頼する場合、ほかの方法よりも費用が高くなります。車種などの条件にもよりますが、新車の場合は車両購入だけで250~500万円くらいの費用になるでしょう。しかし、法的な基準をクリアしつつ必要な設備を備えた車両が手に入るため安心です。
提供するメニューによって食材や調理器具、販売方法などが異なるため、必要な機器や設備、車種について製作業者に相談すると良いでしょう。過去に類似のケースでキッチンカーを製作した実績がある業者に依頼すると安心です。
中古のキッチンカーを購入する
中古車を購入する場合、一部の設備を変更するだけで済むことが多いため、新車よりも購入費用を大幅に低く抑えられます。新車と同様に車種などによって異なりますが、費用の目安は100~400万円くらい。ただし車両に問題がある場合、メンテナンスの手間や費用がかかる点に注意が必要です。
中古車を利用する場合は、走行距離やメンテナンス状態、搭載設備の老朽具合など、購入前に状態に問題がないかしっかり吟味しましょう。
キッチンカーをレンタルする
キッチンカーをレンタルした場合はレンタル料金がかかりますが、必要な設備が整っているため、開業までに要する準備期間を早期化できます。
料金だけでなく日ごとや週ごと、月ごとなどレンタル期間なども利用するサービスによって異なりますが、1日のレンタルで5万円くらい、1週間のレンタルで20万円前後が目安です。レンタルの場合は数日や数ヵ月など短期間の利用であればコスト抑える方法として有効ですが、長期的なキッチンカー経営で利用するには費用がかさんでしまうのであまりおすすめできません。開業日までにキッチンカーの車両が準備できなかった場合などに利用するほうが得策でしょう。
キッチンカーの開業でレンタルを利用する際は、どの地域の保健所から営業許可を取得しているのかを確認しておきましょう。
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キッチンカーの開業にありがちな失敗例
飲食業でも人気の高いキッチンカーの開業ですが、開業したのはいいものの、失敗してしまうというケースも少なくありません。
キッチンカーの開業にありがちな失敗例は、以下の通りです。
- キッチンカーの車両や装飾に費用をかけ過ぎて資金繰りに苦しんだ
- 準備したキッチンカーが保健所の定める仕様になっておらず営業許可が下りなかった
- 他の地域での出店を考えたキッチンカーの仕様ではなく、開業地域以外での出店ができなかった
- 準備に時間をかけ過ぎて予定通りに開業できなかった
- メニューの原価設定に失敗し、なかなか利益を残せなかった
- 準備不足で出店場所を確保できなかった
- 天気の影響なども考慮した事業計画が立てられていなかった
このなかでも特にやってしまいがちなのが、キッチンカーの車両や装飾に費用をかけ過ぎたという失敗例です。
先述の通り、キッチンカーの開業において最も費用の大きいのが「車両」。オーナーのこだわりが強いほどこの車両にかける費用が膨らんでいく傾向にあり、初期費用をかけ過ぎたことにより想定していた予算をオーバーし、開業後の資金繰りに苦戦してしまうケースも少なくありません。お金をかけるだけいいというものでもないので、複数の会社で見積りを出して比較・検討し、予算と相談しつつ進めていくことが大事だと言えます。
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キッチンカーの開業を成功させるコツ
では、キッチンカーの開業を成功させるためにはどのような点を意識すれば良いのでしょうか。キッチンカーの開業を成功させるために押さえておくべきコツをご紹介します。
作業効率の良いキッチンカーを用意する
キッチンカーの開業を成功させるには、「食べたいメニューがすぐに手に入る」というキッチンカーを利用する顧客の希望を叶えるために、一連の作業を効率化することが大切です。また、回転率を上げるための環境づくりができれば、売り上げアップも期待できます。
たとえば、狭いスペース内でも快適かつ手早く調理しやすいようなキッチンのレイアウトにする、料理を入れる容器や持ち運び用の袋を取り出しやすい場所に置く、調理から手渡しまで一連の作業を簡素化するなどの工夫が必要です。
需要があるメニューを提供する
キッチンカーの開業で利益を出すには、需要があるメニューの提供が重要です。
すでに需要がある人気メニューなら、早期に顧客を獲得して売り上げを獲得できるでしょう。リスク回避のため、経営が安定したらアレンジメニューを販売したり、目新しいメニューを展開したりすることをおすすめします。
不必要なコストを削減する
キッチンカーの開業後、安定した経営を行うためにも余計なコストは可能な限りカットしましょう。コストを上手く削減し、開業費用を抑えることが大切です。
- 新規車両を入手する代わりに自家用車をキッチンカーに改造する
- 設備・機器類には中古品を調達する
- スタッフは雇わずに自分で仕込み、調理、販売を手がける範囲での営業にとどめる
- SNSを活用して宣伝する
以上のような工夫を通じて、初期費用を大幅に抑えることが可能です。
目標設定を明確にする
キッチンカーの開業を成功させるには、明確な目標設定も大事なコツ。目標を設定する際は、どのように行動すべきかを明確にすることが大切です。
たとえば「美味しい料理を出してお客さんに喜んでもらう」といった抽象的な内容ではなく、「最初の半年間毎月50万円の利益を上げる」といった具体的な金額や数値を絡めることが大切です。目標設定を明確にすることで事業計画が立てやすくなります。
フランチャイズのサポートを活用する
フランチャイズのサポートを活用するのも、キッチンカーの開業を成功させるための一つの手段です。
すでに知名度が高いジャンルも多いため集客しやすく、作業環境の準備や調理などのノウハウを得られるなどのメリットがあります。出店場所や仕入れ先の確保、キッチンカーのレイアウトや外装に関するアドバイスなどのサポートも充実しているため初心者でも始めやすいでしょう。
飲食業で独立開業した経験者の話を参考にする
キッチンカーと同じ飲食業で実際に独立開業した経験者の話を聞いてみるのもおすすめ!
リアルな成功・失敗談を参考にすることで開業前後に気をつけるべきことを知り、成功させるためのコツなどを掴むことができます。
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キッチンカーの開業におすすめのフランチャイズ
最後に、キッチンカーの開業におすすめのフランチャイズをご紹介します。
ジェリーズポップコーン
『ジェリーズポップコーン』は、有名通販サイトでも人気の高いポップコーンの移動販売を手がけるフランチャイズ本部です。加盟金やポップコーンの製造機の導入コスト、備品一式にかかる費用など、初期費用を安く押さえて開業できます。
本部から、大手ショッピングモールやデパートなど既存の出店場所の紹介を受けられるので、自力で営業先を開拓する必要がありません。ポップコーンの材料はどれも常温保存が可能な上に賞味期限も長いので扱いやすく、営業日時や期間をオーナーのライフスタイルに合わせて自由に設定できるのも魅力です。
なないろ弁当
『なないろ弁当』は、主に会社員向けにヘルシーなお弁当を低価格で提供する宅配サービスです。キッチンカーではありませんが、既存の厨房施設を利用して開業できるので低資金で始められます。
食材は調理済みで盛り付けるだけなので仕込み作業がなく、調理経験も不要です。提供する食品はあくまでなないろ弁当ですが、店舗は自分の好みに応じて命名することができます。また、営業は本部のサポートを受けられるほか、注文はすべてWeb経由なので、電話応対の手間もありません。
キッチンカー開業を計画的に進めて成功を掴もう!
キッチンカーでの開業は、テイクアウトサービスが日常に定着している今、さらなる成長が見込めるビジネスとして注目が高まっています。
車両代や駐車代、場所代などのコストは発生するものの、通常の飲食店開業に比べると初期費用も運営資金も安く抑えられるので、飲食店で開業したい方は検討する価値があると言えるでしょう。
キッチンカーの開業には車両の取得や食品衛生責任者の配置、保健所からの営業許可の取得などの準備が必要です。そのため、開業前にはしっかりと計画を立て、計画に沿って開業準備を進めることが重要。また、今回ご紹介した成功のコツをはじめ、明確な事業計画と具体的な目標の設定、原価率を安く押さえた仕入れ先の確保などの工夫を通じて成功の可能性を高めていきましょう。
初めてキッチンカーでの独立・開業をお考えの方は、成功ノウハウやサポートの提供を受けながら開業・経営できるフランチャイズもぜひ検討してみてください。
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公開日:2022年11月25日