【2025冬】介護施設数・運営会社ランキング|FC加盟前に確認すべき項目・データも解説

最終更新日:2025年12月08日

得意な接客を別の形で活かしたい。
人と関わる接客業は好きだけど、売上やノルマを追い続けるのが辛い...。
人に感謝されることにやりがいを持ち、人や地域に貢献できる事業に携わりたい。

そんな気持ちを抱えながら、
介護ビジネスに辿り着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、介護施設数のランキングを紹介し、
介護事業のフランチャイズオーナーになるために知っておくべき判断項目見るべきデータを紹介します。

この記事をご覧いただければ、自分にあった介護事業のフランチャイズを見つけるための、判断軸がわかります。
ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

介護施設数ランキングTOP50

まずは介護施設数ランキングを見ていきましょう。上位50社は以下の通りです。

No. サービス名 国内施設数 FC募集 創業年 運営法人 公式ページURL
1 ニチイの介護 1900 △FC募集確認できず 1968年 株式会社ニチイ学館 https://www.nichiigakkan.co.jp/
2 セントケア 912 △FC募集確認できず 1983年 セントケア・ホールディング株式会社 https://www.saint-care.com/
3 ツクイ 791 △FC募集確認できず 1969年 株式会社ツクイ https://corp.tsukui.net/
4 やさしえ 489 〇FC募集 1993年 株式会社やさしい手 https://www.yasashiite.com/
5 SOMPOケア 470 △FC募集確認できず 1997年 SOMPOケア株式会社 https://www.sompocare.com/
6 花織 399 △FC募集確認できず 1996年 株式会社日本アメニティライフ協会 https://jala.co.jp/kaori/
7 花珠の家 399 △FC募集確認できず 1996年 株式会社日本アメニティライフ協会 https://jala.co.jp/
8 ニチイ 388 △FC募集確認できず 1968年 株式会社ニチイ学館 https://www.nichiigakkan.co.jp/
9 そよ風 367 △FC募集確認できず 1975年 株式会社SOYOKAZE https://www.sykz.co.jp/
10 ベネッセ 365 △FC募集確認できず 2003年 株式会社ベネッセスタイルケア https://www.benesse-style-care.co.jp/
11 愛の家 303 △FC募集確認できず 1999年 メディカル・ケア・サービス株式会社 https://mcs-ainoie.com/
12 おまかせさん 280 〇FC募集 1993年 株式会社やさしい手 https://omakasesan.com/
13 ALSOKの介護 279 △FC募集確認できず 1998年 ALSOK介護株式会社 https://kaigo.alsok.co.jp/
14 フジパレスシニア 250 △FC募集確認できず 1969年 フジ住宅株式会社 https://www.fuji-jutaku.co.jp/
15 ココファン 249 △FC募集確認できず 2004年 株式会社学研ココファン https://www.cocofump.co.jp/
16 ベストライフ 223 〇FC募集 2001年 株式会社ベストライフ https://bestlife.jp/
17 元気な介護 204 △FC募集確認できず 2004年 株式会社元気な介護 https://genkinakaigo.co.jp/
18 エイジフリー 176 〇FC募集 1998年 パナソニック エイジフリー株式会社 https://panasonic.co.jp/paf/
19 ミモザ 170 △FC募集確認できず 1999年 ミモザ株式会社 https://mimoza-care.com/
20 日の出医療グループ 170 〇FC募集 1993年 社会福祉連携推進法人日の出医療福祉グループ https://hinode.or.jp/
21 サニーライフ 166 △FC募集確認できず 1990年 株式会社川島コーポレーション https://www.sunnylife-group.co.jp/
22 ご長寿くらぶ 166 △FC募集確認できず 2009年 株式会社アーバンアーキテック(創生会グループ) https://gotyoujyuclub.com/
23 花物語 161 △FC募集確認できず 1996年 株式会社日本アメニティライフ協会 https://jala.co.jp/
24 ヴァティー 159 △FC募集確認できず 2002年 株式会社ヴァティー http://www.vati.co.jp/
25 ケア 150 △FC募集確認できず 1993年 株式会社ケア21 https://www.care21.co.jp/
26 木下の介護 146 △FC募集確認できず 1995年 株式会社木下の介護 https://www.kinoshita-kaigo.co.jp/
27 リビングプラットフォーム 144 △FC募集確認できず 2011年 株式会社リビングプラットフォーム https://www.living-platform.com/
28 やさしい手 135 〇FC募集 1993年 株式会社やさしい手 https://www.yasashiite.com/
29 ケアホスピス(医心館) 132 △FC募集確認できず 2013年 株式会社アンビス(アンビスホールディングス) https://ishinkan.amvis.com/
30 イリーゼ 130 △FC募集確認できず 2006年 HITOWAケアサービス株式会社 https://www.irs.jp/
31 シダー 112 △FC募集確認できず 1981年 株式会社シダー https://cedar-group.co.jp/
32 樹楽 108 〇FC募集 1995年 有信アクロス株式会社 https://www.kiraku-ac.com/
33 チャーム 107 △FC募集確認できず 1984年 株式会社チャーム・ケア・コーポレーション https://www.charmcc.jp/
34 エクラシア 105 △FC募集確認できず 2007年 株式会社エクラシア https://www.eclasia.co.jp/
35 医心館 100 △FC募集確認できず 2013年 株式会社アンビスホールディングス https://ishinkan.amvis.com/
36 さわやか倶楽部 99 △FC募集確認できず 2004年 株式会社さわやか倶楽部 https://sawayakaclub.jp/
37 ラ・シャリテ 99 △FC募集確認できず 2005年 特定非営利活動法人ラ・シャリテ https://rasyarite.fc2.page/
38 ケアサポート 95 △FC募集確認できず 2002年 ケアサポート株式会社 https://www.care-support.biz/
39 ここいち 93 △FC募集確認できず 1990年 株式会社いっしん https://www.isshin.gr.jp/
40 フロンティアの介護 89 △FC募集確認できず 1981年 株式会社フロンティアの介護 https://www.frontier-gp.jp/
41 あずみ苑 85 △FC募集確認できず 2005年 株式会社アズ・ライフケア(レオパレス21グループ) https://www.azumien.jp/
42 なごやかレジデンス 80 〇FC募集 2002年 株式会社やまねメディカル(SIホールディングス) https://www.ymmd.co.jp/
43 らいふ 72 △FC募集確認できず 1995年 ALSOKらいふケア株式会社 https://www.life-silver.com/
44 ReHOPE 59 △FC募集確認できず 2017年 株式会社シーユーシー・ホスピス https://cuc-hospice.com/
45 スーパー・コート 58 △FC募集確認できず 1995年 株式会社スーパー・コート(スーパーホテルグループ) https://www.supercourt.jp/
46 ゴールドエイジ 54 △FC募集確認できず 2006年 ゴールドエイジ株式会社 https://goldage.co.jp/
47 東日本福祉経営サービス 50 △FC募集確認できず 2002年 株式会社東日本福祉経営サービス https://www.ej-welfare.jp/
48 あなぶきの介護 50 △FC募集確認できず 2009年 あなぶきメディカルケア株式会社 https://www.a-living.jp/
49 日建マネジメント 49 △FC募集確認できず 1998年 株式会社日健マネジメント https://www.nikken-m.jp/
50 白ゆり 49 △FC募集確認できず 1997年 株式会社メディカルシャトー https://www.shirayuri.gr.jp/

介護業界の市場規模

高齢化が進んでいるため、介護の需要は急増しています。

総務省統計局のデータでは、65歳以上の人口は3,619万人となり、総人口に占める割合は29.4%過去最高を記録しました。

また、2025年予算額の介護給付費は約13兆円と見込まれており、年々増加しています。

介護業界の市場規模は他業界と比較しても大きく、今後も拡大傾向が続くと予想されています。

独自の収益モデルで高収入を目指せる介護事業を紹介

介護ビジネスは収益の多くを介護報酬が占めるため、景気や個人消費の変動の影響を受けにくい特徴があります。

しかし、裏を返せば、介護報酬の改定によって利益が上下する制度依存が大きいビジネスです。

ここでは、制度依存リスクを避けるために、企業独自のビジネスモデルを展開している法人を紹介します。

例えば、「くらしのサポート サポっ人」では、高齢者向けの介護保険外サービス(家事代行、外出介助)+ペットサービス(ペットタクシー)を組み合わせた事業を行なっています。

介護保険外(自費サービス)という形態を取ることで、利用者は全額負担となり、サービス内容や価格も事業者が設定できます。そのため、高収益を目指せる仕組みとなります。

未経験でも開業できる理由。サポート内容が丁寧・手厚いから

介護事業を開業するには、法人設立が必要になります。
また、事業所を管轄する都道府県または市区町村に「指定申請」を行う必要があります。

他の業種と比べると、人員や設備の厳格な基準が定められており、個人での行政手続きの難易度が高い業種です。

だからこそ、介護はフランチャイズ加盟におすすめな業種でもあります。

例えば、デイサービスの「ブルーミングケア」の場合、以下のサポートを行なっています。

加盟契約後から12~18ヶ月程度で施設開設ができるよう、丁寧なサポートが受けられます。

未経験者であっても、フランチャイズ加盟しオーナーとして事業運営できるような、申請手続きから開業準備を一貫して支援する体制が整っているのが、介護フランチャイズの魅力です。

判断項目①集客の肝「ケアマネ向け営業サポート」

ここでは、介護業界特有の集客について重要な観点をお伝えします。

それは、「ケアマネージャーとの関係性」です。

飲食やサービス業のフランチャイズであれば、チラシやウェブ広告などを使った集客が用いられることもありますが、デイサービスや訪問介護では、利用者の多くがケアマネージャーからの紹介で決まります。

そのため、各フランチャイズ本部はケアマネ向け営業も手厚くサポートしています。

さくら介護グループの介護フランチャイズ(介護FC)サポート体制の場合、
営業同行として、利用者獲得のために豊富なノウハウを活かして、地域での営業活動を支援してくれます。

ケアマネ連携を支援するサポートは安定的な集客と稼働率をあげるために欠かせない要素と言えます。

判断項目②事業成功・失敗の分かれ道「採用サポート」

介護施設の種類によりますが、介護福祉士や看護師※といった有資格者が必要です。

※看護師の配置…介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの場合、入居者の人数や状況に応じて配置の義務あり。

有資格者の採用は要件を満たす人員確保が難しいため、フランチャイズ本部側の採用・人材支援のサポートを利用するのが得策です。

フレアス在宅マッサージ」の場合、国家資格を持つ施術者の採用は本部に任せることが可能です。長年、直営店の施術者採用をになってきた、専門の人材採用チームが採用サポートを担当。

また、会社として有料職業紹介事業の許可も取得しているため、優秀な施術者の採用も可能となります。

このように採用サポート体制が整っているかは、加盟先選びを成功させるための一つの指標となります。

フランチャイズ募集で確認できる介護FCの見るべきデータ

店舗数

多店舗展開している本部は「モデルの再現性」「研修・ノウハウ」などが整っている可能性が高いと考えられます。

また、店舗数×介護保険内サービスor介護保険外サービス×全国分布or特定地域に集中といった掛け合わせでも、企業ごとの方針の違いが読み取れます。

設立年

長く続いている本部は、制度変更・人材不足・法令対応など、荒波を乗り越えてきた実績があると考えられます。

介護保険法改正・介護報酬改定は、原則として3年ごとに見直しが実施されます。

この対応経験が豊富な本部であることは、フランチャイズ加盟先の候補としての安心材料に繋がります。

開業資金(初期費用)

介護業界はサービス形態によって必要となる資金が大きく異なります。
「固定費が必要になればなるほど開業資金は大きくなる傾向」にあります。

※あくまで目安として参考にしてください。

ロイヤリティ

介護フランチャイズのロイヤリティは負担額も重要ですが、「何に対して支払うのか」本部の情報から確認をすることが重要です。

介護保険サービスの場合、介護報酬(基本報酬、加算、減額)は国が決めるため、売上単価がほぼ同じになります。

そのため、ロイヤリティをその本部に払う価値があるのか、記事の前半でお伝えした行政申請・開業までの一貫したサポート内容、採用支援、営業支援などが充実しているかが、判断軸となります。

FC比較ネットに掲載中!介護・デイサービスの4データを比較

店舗数×設立年の比較表

本部名 店舗数 設立年
フレアス在宅マッサージ 429店舗 2002 年
だんらんの家 230店舗 1989 年
訪問医療鍼灸マッサージGENKISUN 150拠点 2009 年
ブルーミングケア 55店舗 2015年
ふれディア治療院 5店舗 2004年
くらしのサポート サポっ人 - 2004年
日本訪問マッサージ協会 - 2009 年
ユースタイルケア - 2012 年

開業資金×ロイヤリティの比較表

本部名 開業資金 ロイヤリティ
くらしのサポート サポっ人 100万円 33,000円~
ふれディア治療院 200万円 売上の3%~15%
フレアス在宅マッサージ 195 万円 売上に対して13.5%~18.5%
訪問医療鍼灸マッサージGENKISUN 220 万円 -
日本訪問マッサージ協会 300 万円〜 0円
ユースタイルケア 550万円~ 15万円(3ヵ月間は無料)
だんらんの家 1,000 万円 月額13万円
ブルーミングケア 1,790万円 月間総売上の5%(下限5.5万円、上限27.5万円)

FC加盟におすすめな本部TOP5

まとめ

この記事では、
・介護施設数ランキング
・介護業界の市場規模
・知っておくべき判断項目(営業・採用サポート)
・見るべきデータ(店舗数・設立年・開業資金・ロイヤリティ)

を紹介しました。

介護ビジネスは需要が高く、未経験者でも適切なフランチャイズ先を選び、サポートを受ければ安定した事業運営が可能です。

この記事の内容が、読んでいる方の加盟先を選ぶ手助けになれば幸いです。

公開日:2025年12月08日

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