【2025年冬】リラクゼーション業界店舗数ランキング|手離れがいいって本当?未経験でも参入できる理由を解説

最終更新日:2025年12月09日

仕事が激務で家族との時間を捻出できない...
既存の事業を継続しながら、新規事業を模索している...

このような思いを抱えている方は様々な業種の検討を経て、リラクゼーション業態でのフランチャイズに行き着いたのではないでしょうか?

しかし、セラピスト経験者ならまだしも、技術のない未経験者で参入が可能なのか...

という心の声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。

未経験者であってもリラクゼーションのFC加盟は可能です。

この記事では、
・リラクゼーションサロン店舗数ランキングTOP50
・投資型ビジネスとしておすすめなリラクFCの魅力
・価格競争が激化!生き残りをかけた企業の差別化戦略

といった内容を紹介しています。

なお、リラクゼーションオーナーで高単価・高収益が狙えるフランチャイズ本部も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

リラクゼーションサロン店舗数ランキングTOP50

ここではリラクゼーションサロンの店舗数ランキングを見ていきましょう。

NO ブランド名 国内店舗数 創業年 FC募集 運営法人 公式HP
1 りらくる 602 2009年 △FC募集確認できず 株式会社りらく https://relxle.com/
2 ラフィネ 550 1982年 〇FC募集 株式会社ボディワーク(ボディワークホールディングスグループ) https://www.bodywork.co.jp/
3 グランラフィネ 530 1982年 △FC募集確認できず 株式会社ボディワーク https://www.bodywork.co.jp/
4 ラフィネプリュス 500 1982年 △FC募集確認できず 株式会社ボディワーク https://www.bodywork.co.jp/
5 カラダファクトリー 370 2001年 〇FC募集 株式会社ファクトリージャパングループ(FJG) https://factoryjapan.jp/
6 Re.Ra.Ku. 308 2000年 △FC募集確認できず 株式会社メディロム・ウェルネス(メディロムグループ) https://reraku.jp/
7 ベルエポック 300 2000年 △FC募集確認できず 株式会社メディロム・ウェルネス https://medirom.co.jp/
8 リフレ 300 2003年 〇FC募集 株式会社メディロム https://reraku.jp/
9 Dr.ストレッチ 260 2010年 〇FC募集 株式会社nobitel https://doctorstretch.com/
10 Villa 250 2013年 〇FC募集 株式会社ヴィラ https://www.asian-relaxation-villa.com/
11 てもみん 200 1996年 △FC募集確認できず 株式会社グローバルスポーツ医学研究所 https://www.global-sports.co.jp/brands/temomin
12 クラシオン 195 2000年 〇FC募集 株式会社ケイズグループ https://keizgroup.jp/
13 グローバル治療院 180 1982年 △FC募集確認できず 株式会社グローバルスポーツ医学研究所 https://www.global-sports.co.jp/
14 もみかる 137 2013年 〇FC募集 株式会社ドラミカンパニー https://www.momikaru.com/
15 げんき堂整骨院 110 1991年 〇FC募集 株式会社GENKIDO(OMGグループ) https://www.genkido-s.com/
16 理学BODY 105 2017年 〇FC募集 株式会社理学ボディ https://kabushikigaisya-rigakubody.co.jp/
17 リフレッシュ 100 1983年 △FC募集確認できず 株式会社リフレッシュ https://www.refresh-group.jp/
18 KCSセンター 83 1991年 〇FC募集 株式会社ネット https://www.kcs-center.com/
19 TAiSEiKAN 72 2000年 〇FC募集 株式会社ハンズコーポレーション https://www.hands-corp.co.jp/
20 全力ストレッチ 70 2017年 〇FC募集 株式会社ザウルス https://zn-stretch.com/
21 ぷらす鍼灸整骨院 63 2008年 △FC募集確認できず 株式会社SYNERGY JAPAN https://plusseikotsuin.com/
22 もみの匠 60 2003年 〇FC募集 株式会社興和サービスアシスト https://mominotakumi.com/
23 グイット 55 2012年 〇FC募集 株式会社LHS https://www.gooit.jp/
24 ほねごり 54 2013年 △FC募集確認できず 株式会社ほねごり https://honegori-group.com/
25 iCure鍼灸接骨院 52 2012年 △FC募集確認できず iCureテクノロジー株式会社 https://i-cure.co.jp/
26 KSラボ 50 2014年 〇FC募集 株式会社美永遠 https://k-s-labo.jp/
27 ほぐしの名人 46 2003年 〇FC募集 有限会社まるたか https://hogushi-mj.com/
28 あい鍼灸院・接骨院 45 1976年 △FC募集確認できず 株式会社あい・グループ https://www.ai-medical.co.jp/
29 ReCORE 44 2004年 〇FC募集 株式会社HITOMIOテクノロジーズ https://recore.hitomio.co.jp/
30 クイーンズウェイ 42 1996年 △FC募集確認できず 株式会社RAJA https://www.queensway-group.jp/
31 ほぐしの達人 41 2001年 〇FC募集 株式会社オリエンタルシナジー https://hogushi-tj.com/
32 ASIESTA 40 2017年 〇FC募集 株式会社グランディール https://asiesta.net/
33 カラダリズム 40 2012年 〇FC募集 株式会社サプリームリンク https://karadarizum.com/
34 ほぐしやさん 40 1968年 〇FC募集 株式会社カイシュウ http://hogushiyasan.jp/
35 手もみ総本店 36 1996年 〇FC募集 株式会社ローヤルプロジェクト https://tsts.jp/ts/
36 KINMAQ整体院 35 2018年 〇FC募集 M&メディカルリハ株式会社 https://medical-reha-brand.com/
37 ブブアブ 35 2006年 △FC募集確認できず 株式会社ブブアブ http://bubuabu.com/
38 ボディッシュ 34 1999年 〇FC募集 株式会社キューズ https://www.bodysh.net/
39 MUU 30 2002年 〇FC募集 株式会社癒しの手 https://www.muu-iyashi.jp/
40 マーサメディカル 29 2008年 △FC募集確認できず 株式会社マーサメディカル https://www.martha-recruit.com/
41 くまのみ整骨院 28 2011年 △FC募集確認できず 株式会社くまのみ https://kumanomi-seikotu.com/
42 リラックス 25 1997年 〇FC募集 株式会社リラックス https://refresh-relax.com/
43 RelaXE 24 1978年 △FC募集確認できず JR東日本スポーツ株式会社 https://www.relaxe.jp/
44 POWWOW 22 2004年 〇FC募集 株式会社SMILE CREATE GROUP https://powwow-ginza.com/
45 lamoana 22 2011年 〇FC募集 株式会社エヌワイプランニング https://te-momi.com/
46 ハワイアンフォレストSpa 21 2014年 〇FC募集 ハワイアンフォレストSpa株式会社 https://aloha-chacha-mogu.jp/
47 ほぐし処 福路 20 2005年 △FC募集確認できず 有限会社エムファースト https://www.hogushi-fukuro.com/
48 TILLEUL 20 1995年 △FC募集確認できず 株式会社リフレッシュセンター https://www.tilleul-web.com/
49 ゆめみし 18 1999年 △FC募集確認できず 有限会社トライ https://yumemisi.com/
50 もみつぼ 18 2010年 〇FC募集 株式会社キムラ39(レガシーホールディングスグループ) https://www.momitsubo.jp/

リラクゼーションサロンの市場規模と今後

2025年のリラクゼーション市場の規模は、3,798億円とされています。

前年比で3.4%増加し、女性市場は2,029億円・男性市場は1,770億円となり、
男女ともに堅実に拡大をしています。

ストレス社会である現代で健康志向・美意識の高まりによる追い風もあり、
成長を続けている業界です。

参考:ホットペッパービューティーアカデミーの調査

未経験でも参入可能?投資型ビジネスとしておすすめなリラクFCの魅力を紹介

リラクゼーション業界への参入を考えた際、「未経験でも安定して事業運営ができるのか」気になりますよね。

リラクゼーションのフランチャイズは自分自身が技術者でなくても、経営に専念するオーナーとして参入がしやすい業種です。

ここからは実際の例を見ていきましょう。

「ほぐしの達人」では、マネジメントプランプレイヤープランの2つの加盟プランが用意されています。

全体の約60%が、店舗の経営に専念するマネジメントプランでスタートしており、未経験・異業種からの参入者も安心して加盟できます。

また、女性専門の整体サロン「POWWOW(パウワウ)」も同様に、オーナーは経営に専念できるため、多店舗展開もしやすい仕組みです。

そして以前、「脱サラさんに会ってきた。」に登場してくださった西 雄介さんも、リラクゼーション・もみほぐしの「もみかる」を3店舗経営しています。
自分は現場には一切出ない」とおっしゃっており、現場は全て他の方にお任せをしているそうです。

手離れしやすい投資型ビジネスとして、多店舗展開も見込めるのがリラクゼーションFCの特徴です。

リラクゼーションビジネスは人材戦略がFC成功の鍵

リラクゼーション事業は、人材依存しやすく、採用難易度も高い傾向にあります。

人材難に陥りやすい理由として、
①施術による肉体的な負担が大きい。
②接客の品質の高さも求められ精神的な負担も重い。
③技術習得に時間がかかり、育成に対するコストが生じる。
④個人のスキルによって売上が決まるため、属人性が高い。

といった点があげられます。
とは言え、オーナーの立場からすれば、優秀な人材に働いてもらいたいですよね。

ここでは、人材戦略に力を入れている企業を紹介します。

「powwow」では、開業前に加盟店スタッフがウィメンズ整体の基本を習得できる「ウィメンズヘルスケアスクール」を用意しています。

講師は全員powwowで店長以上の経験があるスタッフが直接指導するため、技術習得も安心して任せられます。

スキルアップ研修、技術・接客・知識についてのフォローアップが開業後も受けられるため、サポートが充実しています。

また、オールハンドのアロママッサージ専門店の「Bodysh」では、直営店での採用に試行錯誤しながら構築した独自のセラピスト採用手法を提供しています。

スカウト方法、面接調整方法、面接時に使用する質問・チェックポイントのシートなど、本部のノウハウが詰まった内容でサポートが受けられます。

そして、スタッフの定着率が98%という数値を誇る「MUU」では、運営に関するスタッフ技術研修(顧客管理システムの使い方、お客様対応、スタッフのフォローなど)や接客研修を1〜6ヶ月かけて行う手厚いサポートが特徴です。

本部からトレーナーが派遣され、施術の品質維持もサポート内容に組み込まれているため、
店舗スタッフ全体でスキルの向上を目指せます。

リラクFCを選ぶ際は、「人材戦略に力を入れているかどうか」という点も忘れずにチェックしてください。

価格競争が激化!生き残りをかけた企業の差別化戦略を紹介

リラクゼーション業界は、新規参入が増えたことにより価格競争が起こり、低価格帯のチェーンが飽和してきています。

この乱立した業界で生き残るためには、差別化戦略が重要になります。

事業運営をしていくために、技術・コンセプト・客層・価格帯などで差別化している企業の事例を紹介していきます。

NBCインターナショナル株式会社が展開する「酵素風呂」は高単価・高収益である点が特徴です。

酵素風呂は日本の農村で行われていた「発酵米ぬか風呂」が源流とされており、80年以上前から存在しています。

日経新聞にも取り上げられ、「サウナに続く新たな温活ブーム」として注目を集めているビジネスです。

米ぬかの発酵によって発生する自然熱のみを利用しているため、原価が非常に低く粗利率約90%高収益

1回あたりの入浴時間が約15分で、料金4000円〜 6000円程度が相場で、
客単価も高く月商1,000万も目指せる事業です。

次に、「ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント」を紹介します。

リラクゼーション業界の中でも高単価な施術である「ドライヘッドスパ」は、頭に特化したリラクゼーションです。

高単価な施術でありながらも、まだ競合が少ない穴場なビジネスです。

また、ドライヘッドスパは睡眠や育毛といった巨大産業と親和性が高く将来性が高いビジネスモデルです。(市場規模:睡眠1兆円超えと推計(参照)、日本の育毛剤市場:800億円(参照)

ドライヘッドスパを足がかりに、他事業との掛け合わせや商品開発など、事業拡大も狙えます。

リラクFCの加盟先を決める前に見るべきデータ4つ

ここからは、リラクゼーション事業のFC加盟先を決める前に見るべき4つのデータについて紹介します。

店舗数、設立年、開業資金(初期費用)、ロイヤリティは必ず確認するようにしましょう。

店舗数

店舗数が多いブランドはただ人気であるだけではありません。

リラクゼーション市場は人材への依存度が高い業界のため、
店舗数が多いブランドほど

・施術者、セラピストを採用するノウハウ
・教育システム
・施術技術の底上げ
・オーナーへの経営支援

が仕組み化されています。

設立年

設立年からは、過去にどのリラクゼーションの形態が流行っていたかが読み取れます。

・1980年代〜 リラクゼーションに対する需要が急速に高まる
→アロマテラピー、リフレクソロジー、整体、鍼灸といった様々なサービスが登場。

・1990年〜2000年代:リラクゼーションサロンの増加
→癒しブーム。1999年に「新語・流行語大賞」に、「癒し」という言葉がトップ10に選ばれた。

・2010年代:「安さ」と「手軽さ」からリラクゼーションが大衆化
→「Re.Ra.Ku」や「りらくる」といった大型チェーンが台頭。ここから価格競争が激化。

・2020年代:特化型・高単価型の台頭
→酵素風呂(温活ブーム × 高粗利)
→ドライヘッドスパ(睡眠市場1兆円×頭皮ケア市場)

1980年代から2020年代を見ると、その時の社会情勢を反映した形で流行りが生まれていたことが考えられます。

2030年代のリラク業界のトレンド未来予測をしてみると、どうなるでしょうか?

リラクゼーションの需要が高まり、サロンの増加を経て私たちの生活に一般的となったリラクゼーションは、転換期を迎えています。

そのため、差別化が難しくなったリラクゼーションはより特化型・高単価型が進むと考えられます。また、特化・高単価型だけではなく、別事業や別商品とのクロスセルで新たな形態に進化する可能性もあります。

その転換期を乗り越えられず衰退してしまうか、転換期を乗り越え新たなフェーズに進むことができるか、企業の資質が試されるでしょう。

開業資金(初期費用)

開業資金は「高いか安いか」といった観点ではなく、
本部の収益の出し方の違いを理解するために大切な指標です。

どちらのモデルが自分の理想とする経営像にあっているかを判断するために、合わせて確認をしてください。

▼開業資金が高い=好立地・ブランド力で勝ちにいくモデル

例)カラダファクトリー
・駅前や商業施設など人通りの多い好立地
・大型店舗 × 統一されたブランド世界観で集客を取りにいくモデル
・本部詳細:https://factoryjapan.jp/

▼開業資金が低い=特化型 × 小商圏 × 高粗利

例:ヘッドミント(ドライヘッドスパ)
・高単価・高リピート
・個室中心・小型サロン
・本部詳細:https://www.fc-hikaku.net/headmint_fc

例:酵素風呂
・粗利率9割
・15分の施術で客単価4,000〜6,000円
・本部詳細:https://www.fc-hikaku.net/kousoyoku_fc

ロイヤリティ

「ロイヤリティが高いこと」と「低いこと」に関して、それぞれメリット・デメリットがあります。ロイヤリティが低いからといって、安易に飛びつかないように注意をしてください。

▼ロイヤリティが高い
・メリット
→採用、研修、技術品質のサポートが手厚い
→ブランドの認知度があるため、指名が無くても集客が可能。
→オーナーの手離れがよく、経営に集中できる

・デメリット
→利益に直結し、収益が圧迫されやすい
→メニュー変更、価格設定、内装などに制限がある(自由度が低い)

▼ロイヤリティが低い
・メリット
→利益率が高くなりやすい
→価格設定、キャンペーンの実施など、採用が大きく柔軟に運営できる

・デメリット
→集客を自力でやる必要がある
→採用、研修の仕組みが弱く、人材難に陥りやすい
→オーナーの業務負担が大きい

4つの項目(店舗数・設立年・開業資金・ロイヤリティ)を表で比較

店舗数×設立年

本部名 店舗数 設立年
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント 30 2012 年
酵素風呂 3 2011 年

開業資金×ロイヤリティ

本部名 開業資金 ロイヤリティ
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミント 500 万円 月々0円~6万円
酵素風呂 1,000 万円〜 2万円/月

リラクゼーション本部のおすすめを紹介

まとめ

この記事では、
様々な視点からフランチャイズ加盟に役立てていただきたい内容を紹介しました。

この記事を読むことで、リラクゼーション市場規模と今後・企業の人材戦略・差別化戦略をお分かりいただけたかと思います。

リラクFCでオーナーとなり、経営に集中できれば投資型ビジネスとして手離れできます。

ささやかではありますが、この記事が新規事業や家族との時間を大切にするための一つのきっかけとなれば幸いです。

公開日:2025年12月09日

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