意外と知らないフランチャイズの「加盟金」とは?相場はどれくらい?

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フランチャイズで開業する際に必要となる加盟金。これは本部に支払うコストです。この加盟金の持つ意味と相場を解説。併せて、ロイヤリティなど他のコストと併せて考えることの重要性や、加盟金を支払う時期に関する重要な視点についても記載しています。

目次

1. フランチャイズの「加盟金」とは?

 1-1. フランチャイズ本部への加盟時に支払うお金

 1-2. 加盟金の相場とは?

2. 開業資金全体で見ることが重要

 2-1. 加盟金がゼロの場合もある

 2-2. 加盟金を支払うタイミング

3. まとめ

1. フランチャイズの「加盟金」とは?

フランチャイズに加盟金と呼ばれるものがあります。この加盟金は、加盟者がフランチャイズ本部に支払うものです。ここでは「加盟金は何のために支払わないといけないのか?」「加盟金の相場はいくらなのか?」について解説していきます。

1-1. フランチャイズ本部への加盟時に支払うお金

「加盟金」とは。「フランチャイズへの加盟時に支払うお金」のことを指します。加盟金はフランチャイズ本部から提供される「ノウハウの対価」であり、本部の「ブランドを使うための使用料」でもあります。

同様の性格を持つものに「ロイヤリティ」があります。ロイヤリティーは、毎月「継続的に本部に支払う」もので、加盟店にとっては「ランニングコスト」となります。

それに対して、加盟金は加盟時に一度支払うだけなので「初期コスト」と言えるものです。ちなみに、各フランチャイズ本部によって、この初期コストの扱いにはかなりの違いが見られます。基本は返還されない加盟金以外に、条件次第で返還もある保証金が必要なこともあります。

1-2. 加盟金の相場とは?

では、加盟金の相場はいくらになるのでしょうか?加盟金は業種や「各フランチャイズ本部の方針」により異なります。

加盟金を下げて、ロイヤリティを上げているケースもありますし、その逆もあります。また、加盟金以外の名目で初期コストがかかる場合もあります。

ですから、単純に加盟金を比較するのではなく、他のコストを含めて「全体として判断する」必要があります。ここではそうした限界を踏まえた上で、あくまで大よその参考と言う意味でいうと、加盟金は通常、数十万円から数百万円の間で設定されています。

無店舗型、小店舗型だと100万円以下、店舗型だと300万円前後が標準だと思ったら良いでしょう。例えば、介護業界やコンビニ業界では200万円ぐらいが標準のようです。ですが、同じブランドのコンビニで開業するにしても、どんなコースで開業するかで初期費用はまちまちとなります。

2. 開業資金全体で見ることが重要

フランチャイズに加盟する場合に必要な加盟金は代表的な初期費用と言えます。加盟者はこの加盟金に注目しがちですが、それだけに捉われずに「開業資金全体で見る視点」が必要です。その際、ロイヤリティーも含めて総合的に考えましょう。

2-1. 加盟金がゼロの場合もある

フランチャイズ本部の中には「加盟金ゼロ」で加盟ができる本部もあります。加盟者にとっては嬉しいところですが、その前に「実質的な内容」をチェックしてみましょう。

研修費や宣伝費、企画費など「他の項目」で実質的に加盟金のようなものが設定されているケースもあります。加盟金以外に初期費用が掛かるケースに関しては、加盟金以外のものも含めてトータルに判断する必要があります。

また、加盟金は必ず一括で支払わないといけないわけではなく、本部によっては「分割払いが可能なケース」もあります。

開業時は予想よりもお金がかかってしまうものです。そのため運転資金が枯渇することもあります。加盟金を支払うと運転資金が乏しくなると言う場合には「加盟金の分割払い」も一つの方法です。開業後のことも考えて「余裕を持った開業資金」でスタートすることが大切です。

2-2. 加盟金を支払うタイミング

加盟金は「基本的には戻ってこない」ので、加盟を正式に決めてから支払うようにするべきです。

他にも加盟検討者がいて、その人に良い物件が取られてしまう可能性がある場合でも、焦らず、冷静に考えましょう。

具体的な店舗が決まる前に加盟金が求められるケースもありますが、ここで払ってしまうとトラブルになることもあります。満足できない店舗を紹介されたり、店舗が見つからないと紹介してもらえないケースもあります。契約と加盟金の支払いには注意しましょう。

また「契約前に加盟申込金が必要」になるところもあります。この加盟申込金は加盟すれば、そのまま加盟金に当てられますが、契約をしなかった場合は「返還をされない」のが一般的です。契約が「正式に決まる前の加盟申込金」は返還トラブルの原因になりやすいので、安易に支払わないようにしましょう。

3. まとめ

フランチャイズの加盟金は「本部からのノウハウ提供の対価」であり、本部のブランドを利用して「ビジネスをするための対価」です。

そうした性質があるためフランチャイズ契約を途中で止めても基本は戻ってきません。フランチャイズで本部に支払うコストは加盟金以外にも「ロイヤリティー」「保証金」「研修費」「開業サポート」など様々なものがあります。

また、加盟金が安くても、それ以外の名目でお金が必要になることもあるので、トータルに判断することが重要です。加盟金を支払ってしまうと返金が困難になるので、正式に加盟を決めてから払うことが重要です。

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