居酒屋のフランチャイズを始めるのに必要な準備

最終更新日:2020年05月27日

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粗利率の高さや知名度を利用した集客が見込める点などから、居酒屋は数あるフランチャイズの中でも人気の高い事業です。

そこで今回は、フランチャイズで居酒屋経営をしたいとお考えの方に向けて必要な資金目安やメリット・デメリット、本部選びのポイントなどおすすめのフランチャイズ情報をまとめました。実際にいくつかのフランチャイズ本部も紹介しているので、ぜひそちらも合わせて参考にしてみてください。

目次

居酒屋フランチャイズの費用

居酒屋フランチャイズの特徴

居酒屋のフランチャイズを始めるときの準備

居酒屋フランチャイズ本部選びのポイント

おすすめのフランチャイズ

居酒屋フランチャイズの費用

まず、居酒屋のフランチャイズでかかる初期費用と運営資金について解説していきます。
実際は選んだ本部によって大きく変動しますが、目安として参考にしてみてください。

開業資金(初期費用)

フランチャイズで居酒屋を経営するために必要な初期費用は1,000~2,000万円ほどです。
項目としてはフランチャイズ本部に支払う加盟金以外に店舗関連費(物件取得費や内装工事費など)や研修費、保証金がありますが、それぞれ本部や物件の有無によって大きく変わってきます。

特に物件はもともと居酒屋として使われていた店舗を使うのか、新しく一から改装するのかによって数百~数千万円ほどの違いがあるため、フランチャイズ本部に確認してみるのもよいでしょう。

運営資金

居酒屋の運営資金を3ヵ月分で算出すると、約1,000万円ほどの見込みとなります。
※売上高が500万円の店舗をモデルとして算出

かかる費用の多くは人件費と原材料費であり、この2つだけで売り上げのおおよそ50%から60%程度を占めています。

また、居酒屋は良くも悪くも周辺イベントや行事に左右されやすい業態です。
一定の運営資金を保っておかないと、いざというときに店舗の存続が危ぶまれてしまうような事態になることもあるため余裕をもった運営を行いましょう。

こちらの記事でも初期費用や運営資金について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

居酒屋フランチャイズの開業・運営に必要な資金について詳しく見る

居酒屋フランチャイズの特徴

居酒屋フランチャイズの特徴として、サービス内容やメリット・デメリット、成功のポイントについて解説していきます。

サービス内容

フランチャイズの居酒屋でも、個人経営の居酒屋とサービス内容が大きく変わるわけではありません。

オーナーの業務としては、例えば下記のようなものがあります。

  • 仕入れや在庫の確認
  • レジ締めや売り上げの管理
  • 従業員の採用・教育
  • 経営戦略の立案

フランチャイズ本部によっては売り上げなどの数値を基に分析を行い、経営戦略に携わってくる場合もあります。
時代の流れに合わせてメニューの変更や追加も行う本部もあるため、その指示に対応することも求められるでしょう。

また、従業員の育成ができれば、発注などの業務を任せられるようにもなります。
現場の雰囲気や実情を掴むためにも、オーナーとして店舗に出向ける時間を増やせるように業務量を調整することも大切です。

メリット

居酒屋の開業には、フランチャイズだけでなく個人経営という選択肢もあります。
どちらが良いのかお悩みの方は、フランチャイズのメリット・デメリットを確認した上で検討してみるのも良いでしょう。

まずは、居酒屋をフランチャイズで経営するメリットを3つ紹介します。

ネームバリューを利用できる

居酒屋は競合が多く、集客が非常に難しい業種です。
特に個人経営の場合はプレオープンと称して友人や知人を招待し、そこからの口コミなどで徐々に集客を伸ばしていく方法が考えられますが、料理の味や接客の質、お店の雰囲気など特におすすめできるポイントがないと継続的な集客は難しいでしょう。

ですが、フランチャイズでチェーン展開している居酒屋であれば、最初からある程度の認知度があるため、オープン初日からの集客が見込めます。

研修を受けることで開業までの時間を短縮できる

居酒屋のフランチャイズに加盟した場合、研修として調理の仕方から仕入れ方法などお店の運営に必要なノウハウを一から教えてもらえます。
研修は実際の既存店舗で行われることが多く、お客様への接客方法やクレーム対応など現場で活かせる実践的なスキルを学べます。

また、本部からは開業に必要な手続きを教えてもらえるだけでなく、仕入れ先の情報も提供されるため、スピーディーな開業につなげられます。
居酒屋のフランチャイズは飲食店初心者でも経営・運営できるように調理方法が簡略化されているところも多いため、特別な知識なく開業できるのもメリットです。

リスクが少ない

フランチャイズ本部には居酒屋経営に関するノウハウが集約されており、過去の成功体験・失敗体験に基づいた運営を行うことができます。

また、仕入れ値や地域性などを鑑みた上で収益予測が立てられるため、銀行に融資を受ける際に、より具体的なデータを提示できることもメリットの1つと言えるでしょう。

デメリット

さまざまなメリットがある居酒屋のフランチャイズですが、もちろん良い点だけではありません。
デメリットについても把握した上で事業の進め方を検討していきましょう。

個人経営よりも費用がかかるケースが多い

フランチャイズは加盟金やロイヤリティなど独自の支払いが発生します。
額は本部によって異なりますが、純粋な利益が減ることを理解してどのフランチャイズに加盟するか決める必要があります。

本部のブランドに左右される

知名度のあるフランチャイズであればあるほど、そのブランド力に左右されます。
例えば食中毒発生やSNSでの炎上など自店舗に関係のないところで思わぬダメージを受けてしまうこともあるため、その可能性も含めて運営資金を見積もっておくと安心です。

自由度が少ない

どのフランチャイズに加盟するかによっても異なりますが、メニューを追加したり味を変えたりなど、サービスの提供方法にオリジナリティを出せない場合もあります。
提供する値段が決まっていることも多いため、その地域の客層に合わせた価格設定がしにくのもデメリットの1つです。

成功・失敗のポイント

居酒屋フランチャイズを成功させるためには、いくつかのポイントがあります。
こちらでは2つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

出店エリア・ジャンルを吟味する

居酒屋は競合が多く、同じエリア内に似たような店舗が多数出店していることもあります。
フランチャイズによっては、オーナーの希望に合わせて出店エリアを確定するところもありますが、出店したいエリアがあれば実際にそのエリアの客層や曜日ごとの客入りを確認しておくことも大切です。
例えばビジネス街は休日の集客力が下がるといった特徴があるため、曜日を変えて複数回は足を運ぶことをおすすめします。

リピーター獲得を目指す

居酒屋の集客において、リピーターとなってもらえるかどうかは非常に重要です。
友人や知人への好意的な口コミ、SNSでの発信も大いに関わってくるため、料理やドリンクの質だけでなく、接客にもこだわるようにしなければなりません。

特にフランチャイズは個人経営よりも店舗の規模が大きくなりやすいため、数名ほどの雇用が必須です。
オーナーや店長の意向を丁寧に伝え、理想の店舗に近づくように適切に指導をしていきましょう。

居酒屋フランチャイズを始めるときの準備

居酒屋フランチャイズを始めるときは、さまざまな準備が必要となります。
こちらでは3つのポイントに絞って解説します。

店舗

フランチャイズで居酒屋を経営するためには、まず店舗が必要です。
この店舗はフランチャイズ本部から提供されることもあれば、自身での用意が必要な場合もあります。

物件選びや設備投資の段階からサポートを行う本部もあるため、各本部のサポート内容を比較し、自分の希望に合ったところを選ぶようにしましょう。

採用・教育

居酒屋のほとんどは1人で運営できる規模ではないため、従業員を雇う必要があります。
また、ホールスタッフ・キッチンスタッフは作業の種類が異なるため、ある程度の適性を見極めて採用することも重要です。

一方、オーナー自身や正社員の場合は、フランチャイズ本部が研修を実施していることも多いです。
研修の期間は1~3ヵ月と本部によって大きく異なり、内容は調理に関するものだけでなく、接客スキルや従業員への教育方法などコミュニケーションに関するものも学ぶこととなります。

条件・資格・免許

加盟するために必要な条件は、各フランチャイズによって異なります。
もっとも、居酒屋のような飲食店の場合は基本的に専門資格や学歴といった条件は不要です。
飲食業というと調理師免許が求められるのではと思われますが、調理の技術は研修で得られるノウハウのみで問題ありません。

また、居酒屋経営に必須となる免許は「食品衛生責任者」のみで、店舗の収容人数が30人以上となる場合には「防火管理者」の資格が必要となります。

なお、開業にあたっては保健所から飲食店営業の許可を得る必要がありますが、その条件は主に店舗の設備に関するもので、衛生面などの環境が整っているかがチェックされます。
そのほかにも深夜0時以降にアルコール類を提供するのであれば警察署に「深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出書」を提出する必要もあるため、必ずフランチャイズ本部に確認するようにしましょう。

居酒屋フランチャイズ本部選びのポイント

居酒屋のフランチャイズはジャンルも多彩で、運営スタイルもさまざまです。

開業にかかる費用や開業してからの店舗運営も大きく異なるため、自身の適性や用意できる費用、どのようなスタイルで仕事をしていきたいかを考えるとともに、開業を予定する地域に合うかどうかも含めて検討することが大切です。

また、ほかにも下記のようなポイントがあります。

  • ライフスタイルと営業時間が合っているか
  • 加盟金やサポート内容が自身の希望・予算とマッチするか
  • 十分な研修が受けられるか

居酒屋は夕方から深夜・朝方までという営業時間のお店も多いです。
ご自身やご家族のライフスタイルに関わってくるポイントであるため、ジャンルだけでなく店舗運営のスタイルについても把握した上で選ぶ必要があります。

ジャンルやスタイルで候補が絞れてきたら、加盟時の費用や毎月のロイヤリティ、本部のサポート内容や開業後のフォローなどをよく比較検討しましょう。
例えば、飲食業の経験や過去にお店を運営したことがある方なら、フォローが薄くても自由度が高いところが良いと考えるかもしれません。
一方、初心者なら多少ロイヤリティが高くても、フォローアップが充実しているほうが安心なケースもあります。

契約をする前に説明会への参加や個別相談を受け、かつ、成功している経営者の実例をチェックするなどして信頼のおけるフランチャイズを見つけましょう。

おすすめのフランチャイズ

浜焼太郎

浜焼太郎居酒屋フランチャイズ

浜焼太郎は顧客が自ら調理するセルフクック方式を採用している居酒屋です。
キッチンにかける人員を少なくできるため、接客とサービスに時間と手間を費やすことができます。

さらに開業サポートに力を入れており、物件の選定からスタッフの募集や育成まで手厚いフォローを行っていますが、その手厚いサポートの一方で自己資金250万円という低資金から開業ができることも魅力です。

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clam

clam居酒屋フランチャイズ

clamは全国各地に40店舗を構える完全個室スタイルの居酒屋です。
コストパフォーマンスの良さやデート・会食等での利用しやすさなどから全店舗が黒字経営を実現しており、顧客満足と経営面の良さを兼ね備えたフランチャイズ事業を展開しています。

また、clamはサポートも充実しており、店舗のオープンまではもちろんのこと、オープン後もコストマネジメントの面でフォローを実施。
開業から3年での投資回収を叶えられるほどの利益を見込むことができます。

さらに、オーナー自身は店舗に立つ必要がなく、マネジメントに集中できる環境が整っていることもメリットの1つです。

clamについて詳しく見る

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やきとり家すみれ

やきとり家すみれ居酒屋フランチャイズ

やきとり家すみれは、こだわりの素材とお洒落な雰囲気を両立させた居酒屋です。
提供しているやきとりには希少銘柄鶏でもある「大山どり」を使用し、質の高い料理をお手軽に楽しめることで人気を集めています。

また、同本部は人件費やコストを抑えられるように、オーダーシステムや食材の納品方法を整備。
例えば電気焼き台にすることで従業員の育成期間を短縮したり、iPadを使ったオーダーシステムを導入したりなど、さまざまな工夫を取り入れています。

特に開業後のサポートにも力を入れており、定期的な勉強会を実施。
なかなか普段は知ることができない他店舗の成功事例や、売上アップの方法など店舗の垣根を越えた情報共有が魅力です。

やきとり家すみれについて詳しく見る

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公開日:2019年10月04日