移動販売・キッチンカーのフランチャイズ開業に必要な準備って?覚えておきたい法律やルールとは

最終更新日:2020年10月21日

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フランチャイズでの飲食店開業といえば、店舗型のイメージが強いかもしれません。
しかし、移動販売・キッチンカーは低コストで開業ができることから、気軽に始められると近年人気が高まっています。
脱サラして飲食店を始めたいと思い、移動販売を一つの選択肢として検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

開業するには、何のジャンルで始めるかの検討にはじまり、キッチンカーなどの車両の購入や改装、移動販売のための許可取得などのさまざまな準備が必要です。

そこで今回は、移動販売・キッチンカーのフランチャイズを始めるために知っておきたい費用や特徴、メリット・デメリット、必要な準備、本部選びのポイントなどをご紹介します。
移動販売・キッチンカーフランチャイズでの独立・開業を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

移動販売・キッチンカーとは

移動販売・キッチンカーフランチャイズの特徴

移動販売・キッチンカーフランチャイズの費用

移動販売・キッチンカーを始める時の手順

移動販売・キッチンカーの営業で関係する許可

移動販売・キッチンカーフランチャイズ本部選びのポイント

移動販売・キッチンカーフランチャイズの今後

おすすめのフランチャイズ

移動販売・キッチンカーとは

キッチンカーは、移動販売の代表格で調理設備を備えている車両のことです。
その活躍の場は野外イベントでの出店やオフィス街など多種多様になっています。
もちろん「仕込みは保健所から許可を得た別の施設で行う場合がある」といった多少の制限はありますが、最近ではキッチンカーによる移動販売の市場は拡大しています。

ビジネスの面でも、顧客からの需要の面でも、これからますます需要がありそうな事業のひとつです。

移動販売・キッチンカーフランチャイズの特徴

ここでは移動販売・キッチンカーフランチャイズの特徴として、サービス内容やメリット・デメリットについて解説していきます。

サービス内容

移動販売・キッチンカービジネスの主なサービス内容は、専用の車両を使って商品を販売することです。

そのほか、

  • 調理
  • 盛り付け
  • 接客
  • 売上管理
  • 商品開発

などの業務もありますが、業態によって異なります。

以下で、代表的な移動販売・キッチンカーフランチャイズの業態を紹介します。

ランチカー(お弁当など)

オフィス街などのランチ需要を中心にお弁当などを販売するスタイルです。
できたてのお弁当や野菜たっぷりのヘルシーランチ、こだわりのカレーやアジアン料理、サンドイッチなどさまざまなジャンルがあります。

調理済みの食材を盛り付けるだけ、簡単な調理でOKという本部が多いので、調理経験が少ない・ないという方でも安心して始めることが可能です。

スイーツ、カフェ系

ソフトクリームやクレープ、ホットケーキなどをはじめ、焼き立てパンやこだわりのコーヒーやラテ、話題のタピオカドリンクなどを販売するスタイルです。
ランチタイムをはじめ、イベント出店、午後の時間帯や夕方以降の時間でも需要があります。

人気店のレシピやノウハウを学ぶことができるだけでなく、多くの本部において研修やサポートが充実しているので、未経験者でも問題なく開業できます。

焼き鳥、唐揚げ等のお惣菜系

お惣菜系はランチタイムのほか、イベントでのニーズも高いです。
また、主婦や高齢者、共働き世帯など幅広い層からのニーズがあるので、スーパーやショッピングモール、オフィス近く、駅近など、さまざまな場所に出店できます。

移動販売車の中で焼いたり、揚げたりする必要がありますが、仕込み済みの食材を使用するので負担はかかりません。お店の味を完全に再現できるよう研修を実施している本部がほとんどなので、調理技術もしっかり身につけたうえで開業できます。

たこ焼き、たい焼きなど

たこ焼きやお好み焼き、タイ焼きや大判焼きといった粉もの系は、イベントの露店としても人気のジャンルです。
各地でのイベント出店のほか、ショッピングモールの駐車場などでの常設や休日のスーパーの敷地などへの出店ができれば、一定の需要が見込めます。

競合が多いジャンルですが、本部の集客力とノウハウを利用できるので、初めて独立する方でも安心です。原価率が低く、利益を残しやすいという点も大きな魅力でしょう。

メリット

移動販売・キッチンカーフランチャイズで開業する際のメリットを3つご紹介します。

■ 低コストで開業できる

移動販売は、車が一台あれば基本的には事足ります。

テナントを借りるための補償金や毎月の家賃、光熱費の基本料金や使用料、店舗を維持するための費用などがかからないので、低コストで開業できるのが大きなメリットです。

■ 人件費が抑えられる

キッチンカーや厨房といった小スペースでビジネスを行う移動販売は、大勢の従業員を雇う必要がありません。

オーナー1人でも開業できるので、フランチャイズ業界のなかでも人件費を大幅に抑えることができるビジネスです。

■ 業態変更がしやすい

移動販売には、業態変更がしやすいというメリットもあります。

特に時代に左右されやすい飲食業界ですが、需要が減ったからといって簡単に違うビジネスを始めるのは困難です。

一方、移動販売の場合は車両と設備さえあれば、翌日にでも業態を変更するということも不可能ではありません。季節ごとに扱う商品を変化させることも、店舗型より簡単です。

デメリット

次に、移動販売・キッチンカーフランチャイズのデメリットを2つご紹介します。

■ 移動販売のエリアによって集客に差が出る

移動販売・キッチンカーフランチャイズのデメリットとしては、販売エリアの選定によって集客に大きな差が出ることが挙げられます。

店舗を開業する際にもマーケティングリサーチに基づく立地選定は重要ですが、車で自由に移動できるとはいえ、地域によってはニーズがない、移動販売車の営業が許可されないなどの壁にぶつかることがあります。

現在住んでいる地域では場所を確保できない場合やニーズが期待できないとなると、ほかの場所に拠点を移すなどしなくてはなりません。

ただ、移動販売車であれば場所を移動することができるので、あらかじめ候補地をいくつか挙げておいてリサーチするのがよいでしょう。

■ 収益機会を逃がす可能性も

移動販売は店舗に比べて厨房スペースが狭く、食材などのストックできる量も限界があるため、せっかく需要が高い場所でも売り切れになり、収益機会を逃してしまうというデメリットもあります。

また、雨の日は利用者が少ないなど、天候に左右されることもある点にも注意が必要です。

成功・失敗のポイント

移動販売・キッチンカーフランチャイズの成功・失敗のポイントを4つご紹介します。

■フランチャイズに加盟する目的は明確か

移動販売・キッチンカーフランチャイズを始める前には、加盟する目的を明確にしておく必要があります。

車両や設備が準備できれば始められる移動販売は、個人でも開業しやすいので、なぜフランチャイズに加盟する必要があるのかをしっかり考えましょう。
また、サポートを行っているフランチャイズ本部も多いですが、実際に受けてみると1人でもできそうな内容だったというケースもあるので注意が必要です。

そのような事態を避けるためにも、フランチャイズ本部のノウハウやレシピを知りたい、技術を身につけたい、経営を学びたいなど、目的を明確にしたうえで条件を満たしてくれる本部を選ぶことをおすすめします。

■ニーズのあるジャンルかどうか

移動販売・キッチンカーフランチャイズで成功できるかは、ニーズのあるジャンルが選べるかどうかがポイントになります。

販売したいエリアによって、売れ筋の飲食アイテムが異なります。
都心のオフィス街であればランチ系やコーヒーなどのドリンクのニーズが高く、地方ならスーパーやショッピングモールで売れ筋となる焼き鳥や粉もの系などがおすすめです。

ニーズのあるアイテムを見誤ってしまうと、開業したところで思うように売上が伸びないので、事前のリサーチが欠かせません。

■集客できそうな地域か

移動販売を行う地域で集客が見込めるかどうかも、成功のための大事なポイントです。

営業する場所ごとで申請や許可が必要なので、始めてみて集客できないからといって違う地域に変えることは容易ではありません。

また、販売予定エリアで既に同じフランチャイズの加盟車両が展開していないか、同じジャンルの飲食を販売する車両が多数競合していないかも調べておきたいところです。

あまりに競合が多いとお互いに需要を奪い合うことになる場合や、すでにリピーターがついており、新規の販売車両には寄ってきてもらえない可能性もあります。

市場調査をしっかり行い、集客できそうな地域であるかをしっかり見極めましょう。

■収支シミュレーションを徹底できているか

移動販売は客単価が低く、大量に販売しなければ利益が出ないということも多いです。
そのため、思うように集客ができないと、経営を続けられないという状況に陥る可能性もあります。

また、土日や不定期に開催されるイベント中心に出店を考えている場合、収入を安定させるのは難しいです。

このような点も考慮したうえで収支シミュレーションを行い、しっかり見極めていく必要があります。

移動販売・キッチンカーフランチャイズの費用

ここでは、移動販売・キッチンカーのフランチャイズでかかる開業資金(初期費用)と運営資金について解説していきます。
取り扱う商品は多種多様にわたり、出店場所から費用までフランチャイズ本部によって違いがあります。

開業資金(初期費用)

移動販売・キッチンカーフランチャイズを始めるために必要な開業資金(初期費用)は、200~400万円です。

加盟金や車両関連費、資格取得費、研修費が主な開業資金になります。フランチャイズ本部によってもさまざまですが、加盟金が不要の場合がほとんどです。

開業資金で大きく占めるのは、車両関連費用。
ジャンルや設備、車両のサイズなどにもよりますが、新規で購入する場合はまとまった資金が必要になります。
一方、リースサービスを提供している本部もあるので、利用することで初期費用を抑えることが可能です。

運営資金

移動販売・キッチンカーフランチャイズの運営資金は、1ヵ月分で算出すると約60万円です。(売上が月間約80万円の店舗の場合)

移動販売・キッチンカーのフランチャイズの場合はロイヤリティが0円のところが多く、1人でも営業可能なので人件費も抑えられます。

ただし、仕込み場所を別に用意する必要がある場合には、賃貸料として1ヵ月10万円程度が必要です。
また、販売する商品によっても異なりますが、原材料費として売上の30~40%程度が必要になります。

そのほかにも商品の受け渡し時の梱包資材費なども必要ですが、店舗型のフランチャイズビジネスよりは運営資金が抑えられるケースが多いです。

こちらの記事でも移動販売・キッチンカーフランチャイズの開業資金(初期費用)や運営資金について詳しく解説しています。

移動販売・キッチンカーフランチャイズの開業・運営に必要な資金について詳しく見る

移動販売・キッチンカーを始める時の手順

フランチャイズでキッチンカーを始める時の手順については、具体的な手順は以下の内容です。

1.開業届けを出す
2.扱う商品を検討する
3.フランチャイズ本部を決定する
4.移動販売車を購入する
5.採用・教育

ひとつずつ説明していきます。

1.開業届けを出す

キッチンカーでの開業に限らず、個人で事業を始める場合には最寄りの税務署に開業届を提出しなくてはいけません。
開業届は、最寄りの税務署や国税庁のホームページからダウンロードできます。
最近では開業届けを作成できるツールもあるので活用するといいでしょう。
処理されるまでの時間も、早ければ5分から10分で済むのでそれほど時間がかかることではありません。

2.扱う商品を検討する

開業届を提出し受理されたら、次は扱う商品を検討していきます。
最近ではキッチンカーもだいぶ認知されるようになっており、扱える商品も多いのが現状。その種類はお弁当やスイーツたこ焼きなど、多種多様になっているためじっくり検討していく必要があります。

また、同時にどこで販売をするかを事前に決めておくといいでしょう。
というのも、人が集まるような場所で出店に適しているところであっても、駐車をして営業ができない場合もあるからです。

3.フランチャイズ本部を決定する

扱う商品や場所を絞り込んだら、フランチャイズ本部を決定します。
最近では、顧客のニーズに合わせフランチャイズも様々な業態を展開し、その特徴に合わせた販売場所で営業をしています。

たとえば、お弁当であればオフィス街エリア、スイーツやカフェであればオフィス街はもちろんショッピングモールでも集客が見込めるでしょう。

このように事前に商品と場所の絞り込みができると、自ずと選択すべきフランチャイズ本部も明確になってきます。

4.移動販売車を購入する

移動販売・キッチンカービジネスにおいて車両は欠かせないものです。

移動販売用の車両を新たに入手する方法としては、購入またはリースのどちらかになります。
できるだけ開業資金を抑えたいという場合には、リースのほうがおすすめです。

また、車両の準備と同時に保険への加入も必要です。選ぶところから準備をするのは手間がかかりますが、保険加入の手配や支払いまで負担してくれる本部もあります。

5.採用・教育

限られたスペースで簡単な作業を行う移動販売・キッチンカービジネスは、従業員の採用や教育は必須ではありません。

開業前の研修をしっかり受けることで、オーナー1人でも問題なく経営できます。

もし従業員の採用や教育を行う場合でも、販売する商品は比較的限られているため、教育がしやすいというケースが多いです。

移動販売・キッチンカーの営業で関係する許可

ここからは、キッチンカーの営業で関係する許可について解説していきます。

まず、移動販売は車両を使ったサービスなので、当たり前ではありますが運転免許が必要です。
また、キッチンカーを営業するには保健所からの営業許可の取得や、食品衛生責任者の取得が必要です。

営業許可は地域の保健所によって条件が異なっているため、営業する地域の保健所に必ず詳細を確認しておきましょう。
一例を踏まえつつ、ひとつずつ解説していきます

食品衛生責任者の取得は必須

まずは、食品衛生責任者の資格を取得しましょう。
この食品衛生責任者は食に関わる営業を行う場合、施設ごとに必ず一人は配置していなくてはいけません。

資格は飲食業界の経験も不要で、6時間程度の養成講習会と簡単なテストに合格すれば取得ができます。
ちなみに、調理師や栄養士などの国家資格を持っている場合は講、習会やテストの必要がなく申請だけで取得が可能です。

営業許可申請の必要書類

食品衛生責任者に資格を所得したら、保健所に提出する営業許可申請の必要書類を集めなくてはいけません。
しかし、この書類は保健所によって組織やフォーマットに違いがあるので、必ず事前に調査をしておきましょう。
参考までに東京都(多摩市)の場合は、以下の必要書類を施設工事完成予定日の10日ほど前に提出をする必要があります。

・営業許可申請書
・営業設備の大要・配置図
・営業の大要
・許可申請手数料
・食品衛生責任者の資格が証明できるもの

加えて、営業許可がある場合は、仕込み場所の営業許可の写し・法人の場合は、登記事項証明書も必要です。
基本はこの辺りですが、同じ東京都でも車検証の写しや検便検査成績書が必要になる場合もあります。
さらに地域によっては、食品衛生責任者の証明として、手帳が必要な場合や修了証が必要な場合があります。

保健所から営業許可を取る

提出する書類が揃い、実際に営業とる段階においても営業許可の条件は保健所により異なっています。

つまりこれは、言い換えれば仮に同じ意見であっても地域ごとに営業許可が必要になるということです。
地域ごとに営業許可を取らなくてはならないため、手間とお金が必要になってきますが保健所の営業許可は各地域で必ず取っておかなくてはいけません。

営業許可の条件

各地域で営業許可の条件は異なるものの、そのポイントはいくつかあります。
チェックポイントとしては以下のようなものです。

・調理場と運転席が完全に仕切られたスペースである
・排水タンクや給水タンクが設置されているか
・シンクの数は十分か
・収納ケースや棚の設置があるか
・石鹸は清潔さを保っているか
・換気は十分にできるか

調理場と運転席が仕切られるかどうかは、フランチャイズから提供されるキッチンカーであれば問題ないでしょう。
排水タンクや給水タンク・シンクの数にしても同様です。
ただし、これらも地域によってその量や数が異なります。
シンクの数が2個あれば申請できるところもありますし、3つないと申請が不可能な地域もあります。

特に、給水や排水においてはその違いが顕著です。
たとえば、東京都の場合、車種に関わらず水を大量に使わない場合は最低40リットルの給水・排水タンクがあれば申請ができます。
食器の使い捨てや、単一商品のみの取り扱いがこれに当てはまります。
しかしその一方で、北海道の場合は扱う商品に関わらず100リットルが必要になっています。

このように地域によって大きく違いがあり、リットル数が多いぶんには問題ありません。
しかし、規定の量より少ないと営業許可が取れなくなってしまうので注意が必要です。
他にも、収納ケースや棚の設置は整理整頓につながりますし、石鹸に関しても衛生面を考えると必ず基準を満たす必要があります。

また、換気においてはどの地域でも設置が義務付けられています。
ただし、中には換気扇からの虫の侵入を行けるかどうかも申請の基準になっている地域もあるのです。

商材によって許可申請が変わるケースも

キッチンカーで扱う商材によっても、許可の申請が変わるケースがあります。
前提として、キッチンカーには大きく分けて2つの種類があります。

まず1つ目は食品営業自動車業です。
これは調理営業に該当し、自動車に施設を設置することで車内での調理や加工販売が可能になっているものです。

もう1つは食品移動自動車。
これは販売業に該当し、車内での調理加工は一切禁止されています。
東京都(多摩市)の場合だと以下の画像のような分類です。

alt許可条件一覧

このように、どのような商品を提供するのかによって申請する営業許可が変わってくるのです。

また、営業許可は営業車一台につき業種ごとに許可が必要です。
分かりやすく言うと、ちょっとしたスイーツとと飲み物を一緒に提供したいと考えた場合。その場合は「菓子製造業」と「喫茶店営業」の許可が必要です。
この辺りも意外な盲点になる場合があるので、自分で確認をしたりフランチャイズ本部に聞いたりしておく必要があります。

仕込み場所の確保

キッチンカーで営業するにあたって、仕込み場所の確保も考えなくてはいけません。
これは、営業許可の条件と同じぐらい重要なポイントです。
ここでの仕込みとは「切る作業」と「混ぜる作業」が該当します。

いずれもキッチンカーで行うと食中毒を発生させるリスク伴うので、これらは別の場所を確保し行う必要があるというわけです。
自宅での仕込みも認められていません。
営業許可書を取るのに必要だった給水タンクへの水補給も、別の仕込み場所で行う必要があります。

また、営業場所と仕込み場所それぞれの営業許可の取得が必要です。
営業場所と仕込み場所の地域が異なるケースも多いので、保健所の基準に合わせた対応が必要になってきます。

ちなみに、営業許可を取得している飲食店や施設を知り合いが行なっている場合、その場所を借りての仕込みは可能です。

ただし、最近では営業許可証を取得した車内であれば、仕込みも可能としている地域もあるようです。
やはり仕込み場所の確保についても、地域によって基準が違うので確認をしておく必要があります。

移動販売・キッチンカーフランチャイズ本部選びのポイント

移動販売・キッチンカーフランチャイズの本部選びで重要なポイントは、大きく以下の3つが挙げられます。

・自由度が高いかどうか
・ロイヤリティや移動販売車のリース料が高額でないか
・必要な本部サポートが受けられるか

ハードルが低く参入しやすい移動販売・キッチンカービジネスは競合も多いので、いかに他店舗と差別化を図れるかが重要になります。
お店の屋号やオリジナルメニューの販売などが可能であれば差別化を図りやすいので、できるだけ自由度の高い本部を選ぶことが得策です。

また、ロイヤリティや移動販売車のリース料が高額でないかどうかも確認しておくべきポイント。
ロイヤリティに関しては、無料や低額で設定されていることもありますが、定額制や歩合制など本部によって異なります。また、移動販売車をリースするとなった場合には、毎月一定の支払いが発生するので、これらの料金が高額だと経営を圧迫しかねません。
開業後の資金繰りが不安な方は、できるだけ経済的な負担が少ない本部を選ぶと良いでしょう。

そして、移動販売・キッチンカーフランチャイズの本部選びでも忘れてはいけないのが、必要な本部サポートが受けられるかどうかということ。ほとんどの本部においてサポートは受けられますが、自分にとって必要なサポートをどの程度受けられるかはしっかり確認しておくべきでしょう。

移動販売・キッチンカーフランチャイズの今後

焼き芋や豆腐など昔ながらの移動販売もまだありますが、近年ではクレープやポップコーン、タピオカドリンク、ホットドッグ、唐揚げ、焼き鳥、たこ焼き、お好み焼き、イカ焼き、コロッケ、ケバブなどなど、挙げてもきりがないくらいたくさんの種類があります。

そんな移動販売フランチャイズは今後、どのように進化していくのでしょうか。

移動販売は、今後もさらなる成長が期待できるビジネスです。

大きな理由として挙げられるのが、日本の高齢化。
オフィス街やショッピングモール、イベント会場などで出店するだけでなく、自宅や自宅付近まで来てもらえる移動販売があれば、高齢者にとっても非常に便利なサービスになります。

外出や遠出せずに利用できるという点では、高齢者に限らず、一人暮らしや子育て世帯からの需要もあると言えるので、発展のチャンスが大いにあります。

また、移動販売車両や設備があれば開業できるとは言っても、一昔前までは車両の改造や設備投資などで多額な費用がかかってしまうビジネスだったというのも事実です。
しかし近年は、資金を抑えて開業できるフランチャイズのプランも増えてきており、独立開業しやすいビジネスとして浸透してきています。

そして、移動販売サービスと出店スペースを引き合わせるマッチングサービスの登場も、移動販売の成長を後押ししていると言えるでしょう。

高齢化や開業資金の低下、マッチングサービスなど、今後も移動販売ビジネスが拡大していく要素が多く、業界全体の成長が予想されます。

おすすめのフランチャイズ

高齢者配食サービス「ライフデリ」

高齢者配食サービス「ライフデリ」

ライフデリは、高齢者向けの配食サービスを行っているフランチャイズ本部です。加盟店継続率96.5%(3年平均)と、業界No.1の実績を誇っています。

最大の特徴は原価が業界最安値であること。商品は高品質を保ちながら他の配食フランチャイズと比較して原価率が約6%と大きな差があります。競合他社に負けない商品力があるので、自信を持って販売することができます。

加盟金、保証金、ロイヤリティは全て0円。
また、実際に行うのは完全調理済みの食材の盛り付けとなっており、未経験でも始めやすい低リスクのフランチャイズです。

高齢者配食サービス「ライフデリ」について詳しく見る

なないろ弁当

なないろ弁当

なないろ弁当は、開業資金わずか5万円で開業できるフランチャイズ本部です。
加盟金、保証金が0円で、厨房を持っている場合は厨房機器費や工事費も一切かかりません。

ロイヤリティも0円で、既存の厨房施設を利用するビジネスモデルなので、収益化がしやすいと言えるでしょう。

肝心のメニューは、一つ500円以下と安くてヘルシーが特徴。管理栄養士が監修しているといった徹底ぶりで、女性やサラリーマンにも好評です。また、屋号の設定も自由に行えるため自社の看板を利用して「なないろ弁当」の販売をすることもできます。

なないろ弁当について詳しく見る

BBQ MASTERS

BBQ MASTERSは、バーベキューに特化した移動販売を福岡を中心に行っているフランチャイズ本部です。

食材の提供はもちろん、道具や用品の配達・火起こし・セッティング・後片付け・ごみ回収まで対応しています。
道具を持っていない人や準備・片付けが億劫な人でも気軽にバーベキューが楽しめることから、企業や学校からの人気も高いです。

顧客満足度を高める独自の施策によって、リピート率70%を誇っています。
開業前の研修ではオーナーだけではなくスタッフも参加可能。さらに、開業後においても電話対応や営業活動のフォローから経営相談まで対応してくれます。

いか焼き みなせん

モチモチした生地とプリッとした歯応えのイカ、そしてピリ辛ソースの味わいがたまらない、大阪名物の「いか焼き」。
関西では、早くて安くて美味しいファストフードとして、たこ焼きやお好み焼きにも負けないくらい絶大な人気を誇っています。

そんないか焼きの移動販売で特に有名なのが『いか焼き みなせん』です。

『いか焼き みなせん』は、プレス式の鉄板を使って20秒で焼き上げることができるいか焼きの回転率の速さと、立地に左右されない移動販売の強みを活かしたフランチャイズを展開しています。

子どもから大人まで幅広い顧客層に好まれる商品なので、地域の祭りや学校のバザー、ショッピングセンター、テーマパーク、イベント会場など、様々な場所で販売することができます。

仕込みや調理方法も簡単で、飲食業界が未経験の場合でも美味しいいか焼きを提供することが可能です。

また、『いか焼き みなせん』のフランチャイズには200万円以下で開業できるプランがあり、材料もシンプルなので原価率を抑えることができます。
さらにロイヤリティ不要の、月収80万円以上が目指せるビジネスです。

加盟店ごとにオリジナルメニューを開発することも可能なので、オーナーのアイデアや地域の特産を活かしたメニューを提供するなど、独自性の高いお店づくりができます。

街角カフェ

もう一つご紹介したいのは、クレープとカフェをメインにした移動販売のフランチャイズを展開している『街角カフェ』です。

甘い香りが漂うふわふわ食感の生地が自慢のクレープは、女性だけでなく、子どもから高齢の方まで幅広い世代に支持されています。

主な出店先は、町内会イベントや企業イベント、保育園・幼稚園イベント、文化祭、学際、祭り、病院、住宅展示場などです。

京町クレープという独自ブランドの商品を扱っていることもあり地方からの出店依頼も多く、イベントでは小麦粉不使用生地、牛乳・卵不使用生クリームを使ったアレルギー対応のクレープも提供しています。

『街角カフェ』のフランチャイズの特徴は、低資金で開業・経営できることと、オリジナル商品の販売やお店の名前を決められるといった自由度の高さです。

加盟金が不要で備品は全て本部が準備してくれるので、開業に必要なのは研修費用(30万円)と車両費(145万円~)だけ!
副業や店舗展開の第一歩としてもおすすめのフランチャイズです。

また、基本的にメインメニューのクレープの焼き方やコーヒーの淹れ方を覚えれば、それ以外はオーナーが自由に決めることができます。

ビジネス街でお弁当を販売したり、イベント先の依頼によって関西風いか焼きやケバブを販売したりなど、様々な要望に応えることが可能です。

移動販売以外の飲食ビジネスが気になる方はこちらをチェック

飲食業のフランチャイズ一覧

公開日:2019年12月26日