自分のカフェを持ちたい!開業資金の避けては通れない話

公開日:2015年11月02日

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カフェを自分で経営したい、という人は多いものです。しかし物件の調達やそろえなければならない設備、人員など開業資金はけっこうかかります。どのくらいの資金がかかるのか、把握しておきましょう。

目次|自分のカフェを持ちたい!開業資金の避けては通れない話

1 カフェ開業のために必要な資金は?

  1-1 カフェ開業の資金はどれくらいかかるか?

  1-2 カフェ開業資金の内訳その① 物件取得費・家賃

  1-3 カフェ開業資金の内訳その② 内装・備品

  1-4 カフェ開業資金の内訳その③ 厨房(ちゅうぼう)設備

  1-5 カフェ開業資金の内訳その④ 運転資金

2 カフェの開業資金調達について

  2-1 政府系金融機関・地方自治体を活用する

  2-2 借り入れ

3 資金を安く抑えるポイント

  3-1 居抜き物件の活用

  3-2 フランチャイズでの開業

4 まとめ

1 カフェ開業のために必要な資金は?

カフェを開業するためには、まず店舗が必要です。店舗を用意するだけでも費用がかかります。ほかにも厨房(ちゅうぼう)の設備資金や運転資金もかかります。どのような資金がどれくらい必要なのでしょうか?

 1-1 カフェ開業の資金はどれくらいかかるか?

一口にカフェといっても規模や内装、取り扱う商品などによって、開業資金には差が出ます。場所も都心で駅前、などの物件は賃料が高額になりますし、多くのメニューをそろえればその分材料費もかかりますし、スタッフも必要となります。高額になる場合は、1,000万円を超える資金が必要となる場合もあります。

一方で立地にこだわらず、居抜き物件などを探し設備工事などを節約し、内装なども自分でできることは自分でする、といった方法で開業すれば、200万円程度で開業することも可能です。

 1-2 カフェ開業資金の内訳その① 物件取得費・家賃

カフェの開業に必要なものが物件です。資金としては物件取得費、家賃がかかります。物件取得費用には1か月分の前家賃と、敷金や保証金として6~10か月分の費用、さらに仲介手数料が必要です。

家賃の目安は100~500万円です。駅前、オフィス街、学生街、繁華街、商店街など場所や立地によって大きな差が出ます。都心から離れた場所で開業をするなら、30万円程度で開業できることもあります。

店舗をかまえる場所は立地によって顧客ニーズが大きく変わります。立地ごとの顧客ニーズを把握することも大事です。

 1-3 カフェ開業資金の内訳その② 内装・備品

内装や備品は居抜き物件で100~300万円はかかります。以前もカフェだったという物件であれば安く済むでしょう。しかし、以前のイメージを払拭したいと考え、内装を大きく変えるのであれば、その分費用が必要となります。居抜き物件ではなく、1から水道を引くなどの工事が必要であれば、1,000万円程度はかかるでしょう。

内装は自分でできる工事は自分で行うことで、費用を抑えることができますが、場所や設備によっては自分で行うと時間がかかったり、安っぽく見えてしまったりすることもあるので注意しましょう。

 1-4 カフェ開業資金の内訳その③ 厨房(ちゅうぼう)設備

飲食店では欠かせない厨房(ちゅうぼう)設備は、シンク、厨房(ちゅうぼう)機器、オーブン、エスプレッソマシーン、冷蔵庫、製氷機、空調設備、食器など新品で全てそろえると200~1,000万円程度はかかるでしょう。

飲食店専門のリサイクルショップなどを利用してそろえれば、200~300万円程度で済む場合もあります。厨房(ちゅうぼう)機器のリースなどもあり、その場合は300万円程度の設備で月々の支払いは5~10万円程度です。

 1-5 カフェ開業資金の内訳その④ 運転資金

忘れてはいけないのが運転資金です。最初から大黒字になるケースはほとんどないでしょう。運転資金の目安としては、6~1年分のランニングコストを考えておく必要があります。家賃や人件費、材料費、自分の生活費などを含め、お店を続けていくための費用を準備しておきましょう。

運転資金がないと、お店を継続していくことが不可能となってしまうので、最低でも100万円は用意しておきましょう。

2 カフェの開業資金調達について

開業する資金を1,000万円も持っている、という人は少ないでしょう。開業資金が少ない場合は、融資を受けるという方法もあります。しかし融資を受けると返済をしていかなければなりません。返済金額はできる限り少ない方がいいものです。そのためにも、開業資金を安く抑えて、人件費や設備費などに回せるようにしましょう。

 2-1 政府系金融機関・地方自治体を活用する

資金調達として、政府系金融機関や地方自治体の融資を利用する方法があります。

日本政策金融公庫では通常の貸し付けのほかに、新たに事業を始める人に新規開業資金として融資をしてくれる制度があります。
融資を受ける際には、自己資金、経営者の業種経験や能力、資金の使い道、返済の可能性といった点がポイントとなります。審査がありますが、的確な計画書と熱意を持って臨むことで融資の可能性が高まります。

ほかにも都道府県など地方自治体が実施している制度融資があります。各自治体が資金の融資のあっせんを行うもので、信用保証協会が保証し、金融機関が融資をしてくれる制度です。

 2-2 借り入れ

消費者金融から借り入れをする方法もあります。消費者金融では事業者ローンやビジネスローンなどの制度があります。銀行などよりも融資の可能性は高くなりますが、金利が高くなるというデメリットもあります。

家族や親戚、知人、友人などから借り入れる方法もあります。その場合は資金が調達できないというリスクはありませんが、もし返済できなくなった場合には迷惑をかける、信頼をなくすなどのデメリットもあります。借りる際には書面を作成するなど、きちんとしておきましょう。

3 資金を安く抑えるポイント

融資などにおいても希望どおりの金額が借りられるとは限りません。返済のことを考えると、開業資金はできるだけ抑えたいものです。物件の探し方や独立・起業の方法などについて検討してみることも必要です。

 3-1 居抜き物件の活用

開業資金を抑えるポイントとしては物件の選び方があります。居抜き物件であれば、水道やガス、電気などのから工事を一から行うことがないので、費用を安く抑えることができます。特に以前が飲食店でエスプレッソマシーンなど、カフェ特有の設備があれば、さらに費用を抑えることができます。ただし、長い間使っていない場合は、厨房(ちゅうぼう)機器などに問題が発生する場合もあるので、確認が必要です。

 3-2 フランチャイズでの開業

フランチャイズに加盟するというのも、ひとつの方法です。直営店からの運営方法のノウハウやさまざまな情報の提供、運営に関するサポートなどを受けられる場合もあるので、安心して経営することが可能です。

また、フランチャイズの場合、知名度があり、ロゴやメニューなども利用できるので、お客様へのアピールがしやすいというメリットがあります。

4 まとめ

はじめにカフェの開業資金についてお話ししました。まず必要なのが店舗物件の家賃で、年間100~500万円程度かかります。これは、立地などの条件によって大きな差が出ることを覚えておきましょう。さらに、店舗の内装や備品、厨房設備などに費用がかかります。機器のリースをすることも可能でしたね。

さらに、カフェの開業資金を自己資金が足りない場合の資金調達の方法をご紹介しました。政府系金融機関・地方自治体から融資を受ける方法や消費者金融から借り入れをする方法を挙げました。

さらに、カフェの開業資金をできるだけ抑える方法についてご紹介しました。まず水道やガス、電気などの工事がすでに済んでいる居抜き物件を活用することで、費用を安く抑えることができることは覚えておきましょう。また、フランチャイズに加盟するのも一つの方法です。